この記事では、映画『キャプテン(1981)』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『キャプテン(1981)』の作品情報
出典:https://www.animehodai.jp/title/SID0014541
製作年 | 1981年 |
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上映時間 | 98分 |
ジャンル | アニメ スポーツ 青春 |
監督 | 出崎哲 |
キャスト | 和栗正明 熊谷誠二 中田光利 |
製作国 | 日本 |
映画『キャプテン(1981)』の登場人物(キャスト)
- 谷口タカオ(和栗正明)
- 中学野球の強豪・青葉学院から墨谷二中へ転校して来た中学生。墨谷二中で青葉学院の野球部で着ていたユニフォームを着用したため、注目を浴びることになる。
- 丸井(熊谷誠二)
- 墨谷二中の野球部員で、谷口の1年後輩。名門青葉学院から来た谷口に憧れ、慕うようになる。
- イガラシ(中田光利)
- 谷口が3年生になった時に野球部に入部して来た、新1年生。1年生とは思えない実力の持ち主。
- 谷口の父親(ハナ肇)
- 谷口の父親で、大工をしている。墨谷二中の野球部で悩みを抱えた息子を励まし、特訓に協力することになる。
- 青葉学院の監督(森山周一郎)
- 中学野球で全国大会連覇中の強豪、青葉学院の監督。勝つためには手段を選ばない非情さを持ち合わせている。
映画『キャプテン(1981)』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『キャプテン(1981)』のあらすじ【起】
都内の下町に住む中学生・谷口タカオは、公立の墨谷二中へ転校する。前の学校でも野球部だった谷口は墨谷の野球部へと入部届を出し、早速その日から練習に参加するため、前の学校で着ていたユニフォームに着替える。
すると野球部の部員たちが、谷口のユニフォームを見てざわつき始める。それは全国大会連覇中の強豪・青葉学院のユニフォームだったのだ。強豪チームから来た転校生ということで、弱小校である墨谷の部員たちは、谷口にバッティングを見せて欲しいとせがんでくる。
しかし谷口は青葉のレギュラーではなく、2軍の補欠という実力の劣った選手だった。部員たちの雰囲気に本当のことを言いだせないまま打席に立った谷口は、顔に向かってきた暴投を避けようとバットを振り回した結果、まぐれでホームランになってしまう。
部員たちの谷口への期待はますます高まることとなり、谷口は2軍の補欠だったことを打ち明けられずに苦悩することになる。その悩みを父親に相談すると、父親は「だったら上手くなればいい!」と、息子の特訓を始める。
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映画『キャプテン(1981)』のあらすじ【承】
父親は大工の腕を生かしてボールを発射する即席の機械を作り、谷口の守備やバッティングを鍛え上げ、谷口の技術は徐々に向上していく。そして3年生が卒業する時期になり、キャプテンは来年度の新キャプテンに谷口を指名する。
驚いた谷口は、自分が青葉で2軍の補欠だったことを打ち明ける。しかしキャプテンは「そんなことは、入部した時のプレーを見てすぐにわかった」と笑い、今は影の努力によって、青葉で通用するほどの実力を身に付けたと谷口を励ます。
部員たちも谷口のキャプテン就任を後押しし、谷口新キャプテンの元で始動した墨谷二中野球部は、夏の大会で地区予選に挑む。谷口の奮闘もあって墨谷は予選を順調に勝ち抜き、地区代表を賭けた決勝戦で青葉学院と対戦することになる。
谷口は青葉の実力を教えるため、部員たちを連れて青葉学院の練習を見学に行く。部員たちは青葉の選手たちの見事なプレーを見て驚くが、そこにバスが到着して、レギュラーである1軍の選手が降りて来る。今までの練習は2軍のものだったと知り、墨谷の部員たちは更に驚愕する。
映画『キャプテン(1981)』のあらすじ【転】
そして谷口は強豪・青葉に立ち向かうため、それまでの慣例を捨てて、実力のある新1年生のイガラシをレギュラーに抜擢する。その代わり、谷口を慕っていた2年生の丸井がレギュラーを外れることにもなり、谷口にとっても苦渋の決断だった。
部員たちは落ち込む丸井を見て、谷口に抗議しようと盛り上がるが、丸井本人が「キャプテンを信用できないのか!」と部員たちを押し留める。そして青葉との決勝戦当日になり、墨谷は谷口の元で特訓した成果を生かし、2点リードしたまま9回を迎える。
そこで青葉の監督は、次々と選手を交代し始める。今まで出ていたのは2軍の選手で、1軍のレギュラーを起用してきたのだ。1軍の実力はやはり脅威で、エースの松下が肩を負傷したこともあり、急遽イガラシがリリーフしたものの、逆転を許してしまう。
墨谷は9回裏の攻撃で、1軍のエース・佐野を懸命に攻め立てるが、1点差で惜しくも敗北する。しかし後日、青葉が規定に反する人数の交代選手を使っていたことが判明し、中学野球連盟の指示のもと、墨谷と青葉の再試合が決定する。
映画『キャプテン(1981)』の結末・ラスト(ネタバレ)
松下のケガはまだ治療中で、イガラシは青葉を9回抑える自信がないと谷口に告げる。そこで谷口は再び特訓を始め、リリーフ投手としての腕前を身に付ける。
そして始まった再試合では、注目される試合という緊張感からか、墨谷の選手にエラーが続出し、序盤で6点のリードを許す展開になる。落ち着きを取り戻した墨谷も反撃するが、イガラシの体力は限界に近付いていた。
しかし谷口はファールボールを追って指を負傷してしまい、谷口を頼れないと知ったイガラシは限界を超えて奮闘する。部員たちもその意気に応え、9回表で逆転に成功する。9回裏に入り青葉の監督は、疲れの見えるイガラシをファールで粘って潰す戦法を選手に指示する。
粘られて力尽きたイガラシを見て、負傷した谷口が、1打逆転のピンチで登板を決意する。その谷口にも打者の佐野がファールで粘り、味方の応援団からも「堂々と勝負しろ!」と野次が飛ぶ。
佐野は監督に勝負させてくれと直訴し、谷口の渾身の投球を打ち返した佐野の打球は、外野へと舞い上がる。墨谷の選手たちは内野も外野も全員で打球を追い、丸井がその飛球をキャッチして、墨谷は見事に勝利を収めたのだった。
映画『キャプテン(1981)』の感想・評価・レビュー
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映画『キャプテン(1981)』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『キャプテン(1981)』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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