この記事では、映画『今宵、212号室で』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『今宵、212号室で』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0053258
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 87分 |
ジャンル | ファンタジー |
監督 | クリストフ・オノレ |
キャスト | キアラ・マストロヤンニ ヴァンサン・ラコスト カミーユ・コッタン バンジャマン・ビオレ |
製作国 | フランス ベルギー ルクセンブルク |
映画『今宵、212号室で』の登場人物(キャスト)
- マリア・モルトマール(キアラ・マストロヤンニ)
- 司法・訴訟史を専門とする女性大学教授。夫との生活に不満を感じ、浮気を繰り返している。
- リシャール・モルトマール(バンジャマン・ビオレ/ヴァンサン・ラコスト)
- マリアの夫。妻を愛しているが、忘れられない過去の恋愛もある。
- イレーヌ・アフナー(キャロル・ブーケ/カミーユ・コッタン)
- かつてリシャールと恋仲にあったピアノ教師。
映画『今宵、212号室で』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『今宵、212号室で』のあらすじ【起】
パリで、マリアとリシャールという夫婦が暮らしていた。
50歳の夫との生活に倦怠感を抱いていたマリアは、アズドルバルという男性と浮気をしている。
しかし彼の恋人が現れたので、マリアは関係を終わらせることにした。
マリアの帰宅後、リシャールは偶然彼女の携帯電話を見てしまう。
しかしマリアは悪びれもなく『今日、彼とは終わったの』と言った。
口論に発展し、リシャールも『昔好きだったイレーヌと結婚すればよかった』と言う。
家を出たマリアは向かいのホテルにチェックインし、212号室に案内された。
その部屋の窓から、向かいのアパートにいるリシャールを眺めるのだった。
マリアはいつの間にか眠っていたが、起きると部屋の中に男性が入ってきていた。
それは、25歳当時のリシャールだったのだ。
念のために改めて窓からアパートを確認すると、自宅には50歳のリシャールがいる。
ヤングリシャールは、浮気をしたマリアを責めた。
マリアも『好きだったピアノを弾かなくなったのなぜ?』と聞くが、彼は答えない。
最終的に2人は、体を重ねるのだった。
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映画『今宵、212号室で』のあらすじ【承】
マリアが眠っていた部屋を新たな客人が訪れる。
それは、若い頃のイレーヌだった。
リシャールは14歳のころ、ピアノの教師だったイレーヌに惚れていた。
まんざらでもなかったイレーヌも彼を家に招き、2人は肉体関係を持つように。
リシャールがマリアと知り合うと、イレーヌは良き恋愛相談相手となっていた。
リシャールの結婚が決まると、イレーヌは彼に別れを告げたのだ。
イレーヌと別れてから、リシャールは寂しさを覚える。
イレーヌはというと、別れた半年後にはソンム湾に移り住んだようだ。
ヤングイレーヌはマリアに『リシャールを返せ』と詰め寄る。
そのタイミングでヤングリシャールが部屋に入ってきた。
彼は驚きながらも、ヤングイレーヌに言い寄る。
その様子を見ていたマリアは戸惑いながらも、必死に『今のリシャールは自分の方がふさわしい』と思おうとするのだった。
212号室に、さらに客人が入ってくる。
それは、すでに亡くなっているマリアの母親だった。
彼女は、これまで娘が寝た男性の名前のリストを読み上げる。
映画『今宵、212号室で』のあらすじ【転】
ヤングリシャールはショックを受ける。
なぜなら、マリアの母親が自分の従兄弟の名前も読み上げたからだ。
さらにすでに故人の彼女の祖母まで現れ、マリアを責める。
ヤングイレーヌは212号室を出て、リシャールのアパートを訪ねる。
リシャールは、若い頃の姿のイレーヌを見て驚くのだった。
『整形したの』と、ヤングイレーヌは何とか誤魔化そうとする。
ヤングイレーヌはリシャールの現在について聞き、マリアとの間に子供がいないので驚く。
ここぞとばかりにヤングイレーヌがリシャールを略奪しようとするが、彼はなびかない。
しかし彼らはピアノに座り、連弾でソナタを弾くのだった。
212号室ではマリアとヤングリシャールが体を重ねていたのだが、ピアノの音色を聞いて窓からアパートの様子を確認した。
ヤングイレーヌとリシャールの仲睦まじい様子を見て、ヤングリシャールは嫉妬する。
そこに歌手のアズナブールが現れ、マリアの素行の悪さを指摘した。
一方アパートではヤングイレーヌがリシャールを誘惑していたが、彼は意に介さないのだった。
映画『今宵、212号室で』の結末・ラスト(ネタバレ)
ホテルには、アズドルバルをはじめとするマリアの浮気相手たちが集まっている。
アズナブールは部屋の番号について説明する。
「夫婦の貞節」を定めている「民法212条」のことだったのだ。
アズドルバルはヤングリシャールを殴ってマリアと復縁しようとするが、追い出される。
諦めたヤングイレーヌはアパートを出て、彼女をマリアが追いかける。
ヤングリシャールはリシャールと出会い、リシャールは殴られて負傷したヤングリシャールを手当てするのだった。
マリアはヤングイレーヌと話した後、2人で海に向かう。
すると彼女たちは、現在のイレーヌと出会うのだった。
イレーヌはヤングイレーヌに、『現在の生活も良いものよ』『今は女性と暮らしてるの』と話す。
最終的にマリア、リシャール、ヤングリシャール、ヤングイレーヌはバーで合流する。
居心地が悪かったマリアはバーを飛び出すが、リシャールが彼女を抱きしめた。
翌朝、212号室に現れた人物たちは消えていた。
マリアとリシャールは、何事もなかったかのように夫婦の日々を送っていく。
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映画『今宵、212号室で』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『今宵、212号室で』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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