この記事では、映画『めがみさま』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『めがみさま』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0031393
製作年 | 2017年 |
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上映時間 | 100分 |
ジャンル | ヒューマンサスペンス |
監督 | 宮岡太郎 |
キャスト | 松井玲奈 新川優愛 廣瀬智紀 梅舟惟永 |
製作国 | 日本 |
映画『めがみさま』の登場人物(キャスト)
- 佐倉理華(松井玲奈)
- 田舎にある病院で看護師として勤めている。とても内向的で人と会話をするのが苦手。職場の同僚や母親でさえも良い関係が築けていない。
- 佐倉市絵(筒井真理子)
- 理華の母親。情緒が不安定で、些細なことでも過剰に反応する。娘の理華に対しては特に厳しい言葉を浴びせて怒る。
- ラブ(新川優愛)
- セラピストとしてセミナーを主催している。何事も我慢せず好きに生きることを信条にし、セミナー参加者からの厚い信頼を得ている。
- 川崎拓海(廣瀬智紀)
- ラブのセミナー参加者。ラブの考え方に賛同し、ラブのマネージャーとして働く。
- 三坂あゆみ(梅舟惟永)
- 週刊誌の雑誌記者をしている。仕事に対し情熱を注いでいるが、上司の理解が得られずにもどかしい日々を過ごしている。
映画『めがみさま』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『めがみさま』のあらすじ【起】
病院で看護師として働く佐倉は母親の市絵と二人で暮らしていた。内向的な佐倉は職場で同僚からいじめを受けていた。自宅ではヒステリックな母親に厳しい言葉を浴びせられて心身共に疲弊していた。そんな日々を過ごしていた佐倉は、仕事帰りに気分転換も兼ねてアパレルショップへ寄った。そこで見つけたワンピースを手に取り眺めていると、ある女性が話しかけてきた。ワンピースを眺めるだけで買おうとしない佐倉に対し「欲しいなら買うべきだ」「似合わないなら、似合う自分になれば良い」と言ってワンピースの購入を勧めた。
翌日、佐倉は購入したワンピースを着て職場へ行った。すると、そのワンピースを欲しがっていた同僚から罵声を浴びせられ、壁に突き飛ばされた。そして、病院のレジからお金が紛失したことの犯人に仕立て上げられ、病院から解雇された。
自宅に帰り解雇されたことを母親の市絵に告げると、いつものように厳しい言葉を浴びせられた。心に限界を迎えた佐倉は自分の部屋で自殺サイトを見ていた。すると、セラピストをしているラブのホームページが目に留まった。
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映画『めがみさま』のあらすじ【承】
そのページにアクセスすると、そこにはアパレルショップで声をかけてきた女性の写真が載っていた。ラブのプロフィールを見て親近感を覚えた佐倉はラブにメールを送り、公園で会う約束をした。
翌日、再会したラブに対して佐倉は同僚から受けたいじめなどの悩みを打ち明けた。するとラブは同僚に仕返しをすると言い、同僚がよく行くコンビニへ向かった。ラブはそのコンビニで買い物をする同僚のカバンに未精算のガムを忍ばせて万引き犯に仕立て上げた。その手際の良さと大胆な行動に佐倉は唖然としたが、心は晴れていた。
「言いたいことは我慢せずに言う。自分の人生を生きなさい」と言って去ろうとするラブを佐倉は引き留めた。また会いたいと願う佐倉に対しラブはルームシェアの提案をした。さらに、佐倉には自身が主催するセミナーのアシスタントとして働いてほしいと伝えた。佐倉は喜んで頷いた。
佐倉がラブとの同居生活に向け準備をしていると、橋から身投げしようとしている男性を見つけた。佐倉はその男性を落ち着かせ、ラブのセミナーに招待した。
映画『めがみさま』のあらすじ【転】
川崎と名乗るその男性がラブのセミナーに出席した。「言いたいことは言う。黙っていても何も解決しない」そう熱く語るラブのセミナーは大盛況。感動した川崎がラブの仕事を手伝いたいと申し出た。その申し出をラブは快く受け入れた。
佐倉とラブは他のセミナー参加者と一緒にレストランに来ていた。そのレストランで騒ぐ男性を佐倉が注意し、その様子を偶然レストランに居合わせた雑誌記者の三坂が見ていた。後日、“話題の女性特集”で三坂がラブを取材することになった。体調不良のラブに代わり、佐倉が取材を受けた。「言いたいことは我慢せず言う。自分の心に忠実になる」と力説する佐倉に対し三坂は「社会では我慢も必要」と言い返した。三坂は佐倉の主張に納得することができなかった。
その夜、川崎が佐倉とラブの家に泊まった。川崎に好意を寄せていた佐倉は、ラブと親密な関係になる川崎を見て複雑な感情を抱いていた。
後日、改めてセミナーが開催された。そこで参加者同士のトラブルが発生し、傷害事件にまで発展した。一歩間違えば殺人事件になりかねない状況をラブは楽しそうに見ているだけだった。
映画『めがみさま』の結末・ラスト(ネタバレ)
次のセミナーが開催された。そこにも参加していた三坂は、このセミナーは間違っていると大声で発言した。ラブは三坂をスタンガンで気絶させて車に運んだ。気絶させた三坂を殺して埋めるため、佐倉が運転する車で山に向かった。殺すことをためらう佐倉は途中で車を止めた。三坂はその隙を見て車から脱出したが、車外へ出たところでトラックに轢かれて死亡した。もともと精神安定剤を服用し、多数のリストカット跡があったことで三坂の死は自殺と断定された。
後日、佐倉はラブの考えが間違っていることを指摘した。指摘されたラブは怒り、取っ組み合いの喧嘩になった。ラブがナイフを持ち出して構えると、ラブに掴みかかろうとする佐倉に刺さった。
「セミナーが始まります」と、川崎が家に呼びに来た。佐倉はラブとしてセミナーに向かった。ラブとは佐倉が作り出した理想の自分という幻想だった。理想とする自分の欠点に気付き、幻想を消し去った佐倉は晴れやかな表情で次のセミナーに向かった。
映画『めがみさま』の感想・評価・レビュー
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映画『めがみさま』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『めがみさま』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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