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映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』の概要:ジョン・ベイカーはフリースタイルモトクロスの選手だったが、 怪我のせいで引退することになり、妻にも愛想を尽かされる。ジョンは妻の愛を取り戻すために、警官になることを決意する。しかし、バイクの技術以外、卒業の最低ラインに届かなかった。

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』の作品情報

チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?

製作年:2017年
上映時間:101分
ジャンル:アクション、コメディ
監督:ダックス・シェパード
キャスト:ダックス・シェパード、マイケル・ペーニャ、ヴィンセント・ドノフリオ、ローサ・サラザール etc

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』の登場人物(キャスト)

ジョン・ベイカー(ダックス・シェパード)
かつてはフリースタイルモトクロスの選手だった。怪我で引退することになり、妻のカレンに愛想を尽かされる。カレンの愛を取り戻すため、警官になる。射撃の腕前が致命的に悪い。
フランク・パンチョレロ(マイケル・ペーニャ)
通称パンチ。FBI捜査官。潜入捜査を担当している。優秀な捜査官だが、女好きなのが玉に瑕。
レイ・カーツ(ヴィンセント・ドノフリオ)
汚職刑事。警部補。現金輸送強盗事件を起こす。
レイモンド・リード・カーツ・Jr(ジャスティン・チャットウィン)
レイの息子。薬物依存症。かつてはフリースタイルモトクロスの選手で、ジョンのライバルだった。

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』のあらすじ【起】

ジョン・ベイカーはフリースタイルモトクロスの選手だったが、怪我のせいで1年前にスポンサーを失い引退していた。妻のカレンにも愛想を尽かされ、別居を望まれている。カレンの父が警官だったことから、ジョンは妻の関心を引くために警官になることを決意する。しかし、バイク以外のほとんどの科目で、卒業の最低ラインに届かない結果になった。教官は条件付きでジョンの卒業を認めることにした。それは、所属部署での勤務成績が上位10%に入らなければクビという過酷なものだった。

道路の真ん中で、現金輸送車強盗事件が起きた。犯人は爆弾を使い、輸送車の扉を開けた。ヘリコプターに乗った警官2名(TJとパリッシュ)が現場に急行した。容疑者は4名いた。犯人の1人は現金輸送車の運転手・デビッドを人質に取っており、TJに自分が死ぬかデビッドを殺すか迫った。パリッシュが止めるのも聞かず、TJはヘリコプターから飛び降りた。犯人はデビットに2週間以内に金を返さないと殺すと脅し、逃走した。

現金輸送車強盗に警官が関与していた。FBI捜査官のパンチは汚職警官を特定するため、フランク・パンチョレロという名前でCHP(カリフォルニア・ハイウェイ・パトロール)への潜入捜査を命じられる。パンチがFBI捜査官だと知っているのはリンデル警部のみで、相棒として新人のジョンが付くことになった。捜査の責任者は、パンチの相棒のクレイ・アレンだった。ある事件のときにアレンは人質に取られ、パンチが犯人を撃って救ったことがあった。だがその時、アレンの肩ごと撃ち抜いたため、2人は険悪な関係になっていた。

パンチはジョンを連れ、現金輸送車強盗事件の目撃者の女性に話を聞きに行った。女性は強盗犯の1人が、「LT」と仲間のことを呼んでいたことを話した。だが、それ以上の情報は得られなかった。ジョンは目撃者の女性の違反切符を切ったり、シートベルトを締めていない車を追いかけたりと勝手な行動をした。パンチはそんなジョンにウンザリする。

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映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』のあらすじ【承】

パンチは現金輸送車強盗事件の際、ヘリコプターから飛び降りた警官・TJの自宅を訪ねた。TJの妻に話を聞くが、たいした情報は得られなかった。パンチはこれから「LT」に会いに行くと嘘を吐き、家を出た。するとジョンが、夫が亡くなって1ヶ月しか経っていないのに、妻が立ち直っているのは奇妙だと言い出した。TJの持ち物が家の中に見当たらなかったのだ。ジョンは自分の言葉を気にしていない様子だったが、パンチはその言葉が引っ掛かった。TJが他に家を借りていないか調べることにした。

パンチはジョンに現金輸送車強盗事件の映像を見せ、犯人が逃走用に使ったバイクの種類を尋ねた。ジョンはエンジン音を聞いただけで、パイクの種類を言い当てた。パンチはジョンを褒めるが、ジョンがまたしても勝手な行動を取り、スピード違反の車を捕まえに行ってしまう。運転手はCHPに多額の寄付金を納めている人物で、それを示す手帳を持っていた。それを持っている人がスピード違反を犯した場合、警告だけするよう決まっていた。パンチはジョンを叱って足を蹴り、運転手を解放した。

パンチとジョンが口論しているときに、現金輸送車強盗事件が起こったと無線連絡が入る。パンチ達は口論を止め、現場に急行した。しかし、途中で見失い取り逃がしてしまう。道路に立っていたパンチはトラックに轢かれそうになるが、ジョンに救われる。しかし、ジョンは蹴られたことを恨んでおり、パンチの顔面を殴りつけた。

雨の日、ジョンは古傷の影響で動けなくなる。ベッドの傍に置いてある薬は空だったため、カレンに助けを求めた。カレンに声は届いていたが、ジョンのことを無視して恋人のリックといちゃついていた。ジョンはパンチに電話を掛け、助けを求めた。パンチはジョンに薬を渡し、嫌々ながら裸のジョンを風呂に運んだ。その際、ジョンの股間がパンチの顔に当たってしまう。2人はそのことを大笑いし、打ち解け合った。パンチは自分がFBIであることを明かし、ジョンと一緒に現金輸送車強盗事件を調べることにした。

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』のあらすじ【転】

パンチとジョンはTJの別宅を訪れ、捜索を行った。TJには同居人でありパートナーの男がいた。その男は強盗犯に人質にされたデビットで、現在行方が分かっていなかった。パンチ達は犯人がTJ達の関係を知り脅して仲間にしていたのだと予想し、TJの妻に話を聞きに行くことにした。すると、相棒のことを嗅ぎまわっていることを良く思っていないパリッシュが現れ、取っ組み合いの喧嘩になってしまう。その後、パンチ達はパリッシュに話を聞き、「LT」が警部補のことだと気づく。

パンチ達は早く走れるバイクを新調し、レイ・カーツ警部補に会いに行った。レイはパンチの過去について調べており、昔の相棒が目の前で殺されたことも突き止めていた。レイは強気な態度で、事件のことを白状する気はなかった。パンチ達はレイの仲間を当たることにした。

パンチはバイクのために大金を使ったことを上司に叱られる。その時、アレンがある成果を上げたと教えられる。現金輸送車に乗っていたお札を追い、麻薬の売人に辿り着いたのだ。そのお札を使った男(レイモンド・リード・カーツ・Jr)はバイクに乗っており、5回とも昼前に来ていた。上司はアレンの邪魔をしないよう命じるが、パンチはジョンと売人の元に向かった。

パンチとジョンは麻薬の売人の家に踏み込むが、ジョンが家の腐臭に耐えられず吐いてしまい、その間にレイモンドに逃げられてしまう。パンチ達は慌ててバイクにまたがりレイモンドを追った。追いついたジョンはレイモンドを撃つが、射撃が下手くそで当たらなかった。アレンも車に乗って後を追いかけた。

レイモンドはバイクに乗ったままワイヤーにぶつかり、首が吹き飛んで死んでしまう。そこに、レイが乗った車が現れ、ジョンが撥ねられてしまう。パンチはレイの乗った車を撃つが、跳ね返った弾がアレンに当たってしまう。レイはそのまま走り去った。パンチは追跡を諦め、警官が乗ったヘリコプターに降下を命じた。ジョンは重傷を負ったため入院することになり、パンチはカレンにそのことを伝えた。

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』の結末・ラスト(ネタバレ)

パンチは今回の失態を上司に怒られ、マイアミに戻るよう命じられる。そして、拳銃を没収される。パンチは退院したジョンを迎えに病院まで行った。ジョンを家まで送り届けるが、家は別の人の手に渡っていた。カレンとリックが売り渡したのだ。ジョンはカレンに捨てられたことにショックを受ける。パンチはジョンを連れて家に帰った。

歯科記録も指紋もないため、レイモンドの身元が分からなかった。しかし、ジョンは遺体の顔を見て、レイモンドだと気づく。レイモンドはブライアン・グリーヴス刑事の従弟で、ジョンのかつてのライバルだった。パンチはインターネットでレイモンドのことを調べ、レイの息子であることを知る。パンチはリンデル警部に頼み、正式なCHPのメンバーとして認めてもらい銃を渡してもらう。

パンチ達がグリーヴス刑事を逮捕するために病院に行こうとしたとき、パンチの携帯にメールが入る。そこには、捕らわれたカレンの写真が添付されていた。パンチ達はカレンを救うため、指定された場所に向かった。警官のエヴァがグリーヴスを逮捕しに行くが、既に退院していた。グリーヴスに付き添ったのは、パンチに色目をつかっていた警官のリンジーだった。

パンチ達はカレンを救い出すが、レイに指を撃たれパンチが銃を使えなくなる。パンチを始めとした警官達とレイ一味の間で、激しい戦いが繰り広げられた。レイはリンジーから銃を受け取り、息子が死んだ恨みを晴らすためにジョンを殺そうとした。パンチはジョンを救うため、体を押し倒した。その時、レイが撃った弾が、ジョンの腕に埋め込まれているチタンに当たって跳ね返った。弾はレイの頭に当たり、レイは死亡した。リンジーはエヴァが逮捕した。

ジョンはカレンに病院まで付き添うか尋ねられるが、それを拒んだ。そして、エヴァを誘った。2か月後、パンチは上司から復職を勧められるが、そのままCHPで働いていた。

映画『チップス 白バイ野郎ジョン&パンチ再起動!?』の感想・評価・レビュー

ダックス・シェパードとマイケル・ペーニャの王道なおバカ映画。ダックス・シェパードは『ザスーラ』の勇敢な助っ人のイメージだったのでこんなにもおバカで下ネタありの作品に出ているとは思わず嬉しくなってしまいました。
こういう作品っておバカで笑えるのはもちろんなんですが、キャラクターたちがしっかりと成長して最後には何らかの結果を見せてくれるのがすごく好きなんです。
何も考えなくても楽しめるので、ボーッと見たい時にはおすすめの作品です。(女性 30代)

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