この記事では、映画『ショコラの魔法』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『ショコラの魔法』の作品情報
出典：https://video.unext.jp/title/SID0079049
| 製作年 | 2021年 |
|---|---|
| 上映時間 | 80分 |
| ジャンル | ファンタジー ホラー 学園 |
| 監督 | 森脇智延 |
| キャスト | 山口真帆 岡田結実 中島健 桜田ひより 畑芽育 |
| 製作国 | 日本 |
映画『ショコラの魔法』の登場人物（キャスト）
- 飯田直（岡田結実）
- 聖蘭学園高校の2年生。新聞部に所属している。校内スクープを求め、常にカメラを持ち歩いている。活動的で怖いもの知らずな性格。
- 西尾猛（中島健）
- 飯田のクラスメイト。推理力が高く、新聞部の飯田よりも多くの事件を解決した実績を持つ。
- 哀川ショコラ（山口真帆）
- ショコラ・ノワールでショコラティエをしている。不思議な魔法を使い、なんでも願いが叶うチョコレートを作っている。
- 仁科愛利（桜田ひより）
- 聖蘭学園高校の美術部に所属。美術大学への推薦入学を目指している。美術部内では後輩想いの良い先輩として慕われている。
- 水無月花音（畑芽育）
- 初心者として美術部に入部。美術部先輩の仁科から指導を受けてどんどん実力をつけている。
映画『ショコラの魔法』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『ショコラの魔法』のあらすじ【起】
聖蘭学園高校に通う飯田は新聞部に所属していた。その日もいつも通り学校内のスクープを熱心に探していた。そこに「森の中にあるチョコレート屋」についての噂が入ってきた。噂によると「そのチョコレート屋のチョコを食べると何でも願いが叶う。しかし高い代償を払う必要がある」ということだった。飯田はこの噂のことが気になっていた。
飯田の同級生で美術部に所属する仁科が、絵画の全国美術展で最優秀賞を受賞した。駆け付けたマスコミにコメントを求められた仁科は「美術部後輩の水無月と受賞を約束していた。無事に受賞できてよかった」と話した。
相変わらずスクープ探しをしている飯田は、ある生徒が行方不明になっていると知った。早速その生徒の行方を捜査し始めた。飯田は捜査中、誰かに後をつけられていた。物陰に隠れてその人物と接触を試みると、後をつけていたのは同じクラスの西尾だった。西尾は捜査で危険な目に遭うかもしれない飯田のことを心配していた。
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映画『ショコラの魔法』のあらすじ【承】
行方不明事件の捜査が進まず焦っていた飯田のところに「ショコラ・ノワール」と書かれた招待状が届いた。招待状を手掛かりに森の中を進むと、噂になっていたチョコレート屋が飯田の前に現れた。店に入るとショコラティエの哀川ショコラが出迎えた。ショコラに行方不明事件のことを説明すると、ひとつのチョコレートを勧められた。飯田は噂で聞いた「高い代償」が気になったが、行方不明事件解決のためにチョコレートを口にした。すると、飯田が持っていたカメラのシャッターが勝手に切られ、学校の体育館の写真を映し出した。
その写真を手掛かりに体育館を調べると、行方不明になっていた生徒を用具室で発見した。救急車を呼ぼうとした飯田は、行方不明の生徒を用具室に監禁していた犯人によって用具室に閉じ込められた。しばらくすると、閉じ込められた飯田を助けに西尾が来た。窮地から逃れた飯田は西尾のことを信頼し、これからは西尾と協力してスクープを追っていくことにした。
数日後、新たな行方不明事件が発生した。今回行方不明になったのは美術部1年の水無月だった。
映画『ショコラの魔法』のあらすじ【転】
飯田と西尾は捜査のため美術部を訪れた。そこには水無月の先輩である仁科しかいなかった。他の美術部員は今回の行方不明事件を恐れて休部していた。飯田と西尾は美術部関係者に聞き込みを行った。すると、仁科と他の美術部員の証言内容に食い違いがあることに気が付いた。二人は何かを隠している様子の仁科が気になったが、決定的な手掛かりは掴めずにいた。
仁科は美術準備室にいた。そこには行方不明になった水無月が描かれた絵画が置かれていた。その絵を眺めていると、描かれた水無月の目が動いた。仁科は恐怖のあまり美術室を出ようとするが、美術室の扉に自然と鍵がかかった。鍵を壊して部屋を出ると、そこは廊下ではなく今いたはずの美術室に出てきた。何度もカギを壊して美術室を出る仁科であったが、何度繰り返しても美術室を出ることはできなかった。美術室からの脱出を一旦諦め、仁科は水無月が描かれた絵画の前に立った。
映画『ショコラの魔法』の結末・ラスト（ネタバレ）
この絵画は、水無月を絵の世界に閉じ込めたものだった。仁科は自分よりも絵の実力がある水無月の存在を邪魔に思っていた。水無月が邪魔だった仁科は噂のチョコレート屋でショコラのチョコレートを食べ、その不思議な力で水無月を絵の中に閉じ込めたのだった。
絵画の前に立つ仁科を絵の中に引きずり込もうと、絵画から不気味な腕が伸びてきた。間一髪のところで飯田と西尾が駆け付け、絵画に引きずり込まれそうになる仁科を助けた。
水無月を助けたい二人は絵画を持って噂のチョコレート屋を訪れた。ショコラに助けを求めたその時、二人の後をつけてきた仁科が絵画をナイフで引き裂いた。邪魔者を完全に消し去ったと思った仁科は高笑いをした。そんな仁科に対しショコラが「私のチョコは高い」と言い、代償の支払いを迫った。その直後、ショコラの力によって風が吹き荒れ部屋は眩しい光に包まれた。飯田たちは気を失った。
飯田と西尾が目を覚ますと隣には水無月が横たわっていた。無事に絵画から抜け出ていた。代わりに仁科の姿は無く、チョコレート屋も消えていた。
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映画『ショコラの魔法』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『ショコラの魔法』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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