この記事では、映画『リロ&スティッチ2』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『リロ&スティッチ2』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『リロ&スティッチ2』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0019223
製作年 | 2005年 |
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上映時間 | 68分 |
ジャンル | アニメ アドベンチャー ファンタジー |
監督 | トニー・レオンディス マイケル・ラバシュ |
キャスト | ダコタ・ファニング クリス・サンダース ティア・カレル ジェイソン・スコット・リー |
製作国 | アメリカ |
映画『リロ&スティッチ2』の登場人物(キャスト)
- スティッチ(クリス・サンダース)
- ジャンバ博士により作られたエイリアン。ハワイでリロの家族として一緒に暮らしている。高い知性と怪力を持っている。
- リロ(ダコタ・ファニング)
- ハワイで姉のナニとスティッチと暮らしている5歳の女の子。何よりも家族を大切にする優しい心を持っている。
- ナニ(ティア・カレル)
- リロの姉。両親を事故で亡くし、リロの世話と仕事に追われている。疲れからか、寝坊や仕事の失敗が多い。
- ジャンバ(デイヴィット・オグデン・ステアーズ)
- スティッチの生みの親。悪の天才と自称する科学者。違法研究で宇宙刑務所に収監されていた過去を持つ。
- クム(クネワ・ムック)
- リロやスティッチが通うフラダンススクールの先生。遅刻など多少の失敗は大目に見てくれる。
- マートル(リリアナ・マミー)
- リロと同じフランダンス教室に通う5歳の女の子。いつもリロに意地悪をしている。
映画『リロ&スティッチ2』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『リロ&スティッチ2』のあらすじ【起】
エイリアンのスティッチは女の子のリロと一緒にハワイで暮らしていた。ある日の夜、スティッチは自分が昔のように悪い子になって街を破壊する夢を見た。スティッチは夢が正夢になるのではないかと不安に思っていた。
リロとスティッチはフラダンス教室に通っていた。今日もいつも通り一緒にフラダンス教室へ向かった。フラダンス教室の先生であるクムから、数日後にフラダンスコンテストがあると発表された。コンテストには自分で考えた衣装とダンスで出場することが必要だった。優勝できるか不安になるリロに、クムは歴代優勝者のアルバムを見せた。そこにはリロのママの写真があった。ママの写真にリロは勇気づけられた。
同じフラダンス教室に通っているマートルがリロに声をかけてきた。マートルはリロが優勝するのは絶対に無理だと挑発した。怒ったリロはマートルに掴みかかり喧嘩になった。クムはリロの家を訪ね、リロの姉であるナニに喧嘩があったことを伝えた。クムは、問題を起こしたらコンテストには出られなくなるとリロに説明した。
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映画『リロ&スティッチ2』のあらすじ【承】
リロはダンスのテーマを考え始めた。しかし、なかなか良い案が思い浮かばすに困っていた。
その夜、リロは気分転換のためナニやスティッチと自宅で映画を観た。映画を観ている最中、突然スティッチが暴れ出した。暴れているスティッチを見て、一緒に映画を観ていた科学者のジャンバはスティッチが突然暴れ出した原因を調べた。すると、スティッチが生きていくのに必要なエネルギーが体内から不足していることが分かった。スティッチはエネルギー不足が原因で思考回路が壊れて一時的に暴走したのだった。
翌日もリロとスティッチはダンスのテーマ探しをしていた。スティッチはテーマ探しの最中も突如暴走を始めて多くの人に迷惑をかけていた。
リロとスティッチがベンチに座って休憩をしていると雨が降り始めた。雨宿りのために寄ったガソリンスタンドで、とある曲が聞こえてきた。リロは偶然聞こえてきたその曲をヒントにハワイの女神(友情)をダンステーマにすることを決めた。
映画『リロ&スティッチ2』のあらすじ【転】
ジャンバはスティッチのエネルギーを充填する装置を開発していた。その間もスティッチのエネルギーは減り続け、刻一刻とスティッチの死が近づいていた。ジャンバはスティッチを救うために装置の完成を急いだ。
ダンスのテーマが決まったリロは振り付け作業と衣装作りを始め、何とかリハーサルに間に合った。リハーサル当日、リロがダンスを始めようとするが、一緒に踊るはずのスティッチが舞台袖から現れない。舞台袖で待機していたスティッチは暴走し始めていた。暴走したスティッチはステージを破壊してリハーサルを台無しにした。リロは怒ってスティッチを置いて帰った。
正気に戻ったスティッチはリロに謝るため家に帰るが、リロに無視されて喧嘩をしてしまった。しかし、コンテスト優勝のため一緒に頑張ることを約束して二人は仲直りをした。
その直後、またスティッチは暴走してリロが準備した衣装を引き裂いた。これ以上リロに迷惑をかけたくないスティッチは家を出た。
映画『リロ&スティッチ2』の結末・ラスト(ネタバレ)
コンテスト当日、リロのことが心配なスティッチは会場に来ていた。そして、ステージに上がる前のリロに声をかけた。リロがスティッチに近づくと、またしても暴走してリロを攻撃してしまった。スティッチはこれ以上リロを傷つけないためにその場から離れた。リロは様子がおかしいスティッチのことが心配になり探し始めた
スティッチは宇宙船に乗って独りになれる惑星に向かっていた。しかし、暴走したスティッチは宇宙船の操作を誤り墜落した。リロは宇宙船が墜落した場所に向かい、瀕死状態のスティッチを見つけた。
リロはジャンバが開発したエネルギー充填装置にスティッチを入れて装置を作動させた。装置は順調に動き出したが、スティッチは動かなかった。スティッチは死んでしまった。リロは死んでしまったスティッチを抱きかかえて泣いていた。
するとスティッチが少しずつ動き出した。エネルギーの充填が奇跡的に間に合っていた。リロは復活したスティッチやナニとフラダンスを踊って観客を楽しませた。
映画『リロ&スティッチ2』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
前作よりも感情にグッとくる展開が多く、涙なしでは観られませんでした。スティッチがエラーを起こして暴走してしまうシーンは衝撃的で、リロとの絆が壊れてしまうのではと不安になりました。けれど、最後には家族の大切さが再確認できて、とても温かい気持ちになれました。ラストでスティッチが意識を取り戻すシーンは本当に泣けます。(20代 女性)
「オハナは家族。家族は見捨てない」のテーマが、より強く心に響いた続編でした。スティッチが不安定になりながらも、リロを想い続ける姿が切なく、ハワイの明るい風景の中に潜む不安がリアルでした。特にリロがフラ大会を頑張る姿とスティッチの葛藤が並行して描かれるのがよかった。続編とは思えないほど完成度が高かったです。(30代 男性)
子どもと一緒に観ましたが、大人の私のほうが泣いてしまいました。スティッチの“グリッチ”の原因が彼の機能不全だと分かったときは、本当に心が締めつけられました。前作よりもリロとスティッチの絆に焦点が当たっていて、兄妹のような関係性が深まっているのも印象的でした。家族とは何かを改めて考えさせられる素敵な作品です。(40代 女性)
スティッチの暴走にハラハラしましたが、それ以上に彼の苦しみや孤独が胸に刺さりました。決して悪気があったわけじゃないのに、コントロールできない自分に苦しむ姿が切なすぎます。リロがスティッチを信じてフラ大会で踊る場面は感動的で、子ども向けとは思えないほど奥深いテーマを持っていました。何度でも観たい映画です。(20代 男性)
正直、ディズニーの続編ってあまり期待していなかったのですが、『リロ&スティッチ2』はそんな予想を覆すクオリティでした。スティッチが暴走する理由に科学的な設定があるのも、子どもに向けた優しい説明で好感が持てましたし、何よりリロとの絆がどれほど大切かが丁寧に描かれていて心が温まりました。涙腺崩壊です。(30代 女性)
前作に続き、リロとスティッチの関係が中心で、今回も“家族”という普遍的なテーマが胸に響きました。スティッチが暴走してしまう原因が「まだ完成していない存在」だったという設定が上手く、ただのドタバタ劇で終わらせずに深みが出ていました。フラ大会のシーンの美しさと感動のバランスも素晴らしかったと思います。(40代 男性)
本作は、ただの子ども向け映画ではなく、「自分を受け入れてくれる場所があるか」という普遍的な問いをスティッチに投げかけていて、大人こそ刺さるストーリーでした。スティッチが自分を責める姿には思わず涙。リロの無条件の愛がすべてを救う展開には胸が熱くなりました。温かくて切なくて、忘れられない一作です。(30代 女性)
弟と一緒に観たけど、予想以上に泣ける内容でした。スティッチのエラーが進行するにつれ、いつ“壊れて”しまうのかという恐怖感があってドキドキします。でも、それでもリロはスティッチを見捨てない。この一途さがグッと来ました。笑いもあるけど、後半は特に感動の連続で、ディズニーらしい心のこもった映画でした。(10代 男性)
最初は楽しい日常ものかと思いきや、スティッチの暴走が始まる中盤から一気に雰囲気が変わります。そのギャップが見事で、リロの葛藤も丁寧に描かれていました。子どもでもわかりやすく、大人も共感できるような感情の機微が散りばめられていて、完成度の高さに驚きました。特にクライマックスは号泣必至です。(50代 女性)
スティッチがただ暴れるのではなく、自分でもどうしようもない状態に苦しんでいるのが描かれていて、彼のキャラクターにさらに深みが加わったと感じました。リロの頑張りもけなげで、姉との関係性やフラへの思いも共感できます。子どもだけでなく、心が少し疲れている大人にも優しく響く物語でした。(30代 男性)
映画『リロ&スティッチ2』を見た人におすすめの映画5選
ベイマックス
この映画を一言で表すと?
やさしさとヒーローが融合した、心あたたまる感動のロボットストーリー。
どんな話?
天才少年ヒロが兄の死を乗り越えながら、ケアロボットのベイマックスと共に真相を追うヒーローアクション。家族愛と喪失をテーマにしたドラマと、近未来のサンフランソウキョウを舞台にした冒険が魅力。
ここがおすすめ!
『リロ&スティッチ2』同様に、大切な人との絆や喪失と再生がテーマになっており、ベイマックスの包容力とヒロの成長に心を動かされます。アクションと感動のバランスが絶妙な作品です。
トイ・ストーリー3
この映画を一言で表すと?
成長と別れ、友情のすべてが詰まった、シリーズ屈指の名作アニメーション。
どんな話?
持ち主アンディが大学へ進学することになり、捨てられそうになったウッディたちが、新しい環境で奮闘する姿を描く。仲間との信頼や別れ、未来への一歩を描いた心温まるストーリー。
ここがおすすめ!
“離れても心はつながっている”というテーマが『リロ&スティッチ2』と共通しており、大人も泣ける深いメッセージが詰まっています。シリーズ未見でも感動できる完成度の高さが魅力です。
モアナと伝説の海
この映画を一言で表すと?
海と歌と勇気が導く、少女の心の冒険ファンタジー。
どんな話?
運命に導かれ、海に選ばれた少女モアナが、神の力を持つ半神マウイと共に島を救う航海に出る物語。家族との絆や自分らしさを見つける成長が描かれている。
ここがおすすめ!
『リロ&スティッチ2』のリロと同じく、幼い少女が自分を信じて行動する姿に勇気をもらえます。美しいハワイ風の世界観も共通しており、心癒されるビジュアルと音楽に魅了されるはずです。
くまのプーさん/完全保存版
この映画を一言で表すと?
やさしさとユーモアが詰まった、心あたたまる癒し系ファンタジー。
どんな話?
クリストファー・ロビンとその仲間たち、くまのプーさんやピグレットたちが、100エーカーの森で繰り広げる日常の小さな冒険や交流を描いた短編集的ストーリー。
ここがおすすめ!
スティッチの混乱や不安と重なるように、プーさんたちの心の機微も丁寧に描かれており、観る人に安心感と温かさを届けてくれます。子どもだけでなく大人の心にも沁みる癒し作品です。
マイ・フレンド・メモリー
この映画を一言で表すと?
違いを越えた友情が織りなす、涙なしでは観られない感動ドラマ。
どんな話?
体が小さくいじめられがちな少年マックスと、天才的な頭脳を持つ障害のある少年ケビンが出会い、互いに支え合いながら“フリーク・ザ・マイティ”として冒険する物語。
ここがおすすめ!
スティッチとリロのような“普通じゃないけど特別な絆”が描かれていて、観終わったあとに深い余韻が残る感動作。違いを受け入れることの大切さを教えてくれる、心に残る一本です。
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