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映画『CITIZENs~戦わないという選択』の作品概要。勇気と希望の在り方を問いかける映画!

今も世界のどこかが戦火に包まれている中、「戦わない」という選択をした市民たちを描いた映画『CITIZENs~戦わないという選択~』が、沖縄慰霊の日である2025年6月23日に、沖縄県立博物館・美術館でワールドプレミア上映される。暴力ではなくあえて「対話」することを選んだ市民たちの、勇気と希望の在り方を問いかける注目作だ。

映画『CITIZENs~戦わないという選択』の作品情報


出典:https://www.filmjapanesque.com/citizens/

タイトル
CITIZENs~戦わないという選択
製作年
2025年
監督
ふるいちやすし
脚本
ふるいちやすし
プロデューサー
⼩林 由佳
撮影監督
会⽥ 正裕
ヘアメイク
染⾕ 太

映画『CITIZENs~戦わないという選択』の作品概要

仮想の国・ミルドニア共和国が、隣国のルビタンから宣戦布告を受ける。大国であるルビタンに対し、ミルドニア国家は徹底抗戦を市民たちに呼びかける。そして一台の戦車がとある町の入り口までやって来た時、彼らはある「選択」をする――。

「お国のために戦え、殺せ、死ね」。これがどれほど愚かなことであるか、我々は、特に日本人は知っていたはずではないか。そんな思いを込めて作られた「非商業映画」である『CITIZENs~戦わないという選択~』が、沖縄慰霊の日である2025年6月23日に、沖縄県立博物館・美術館でワールドプレミア上映される。

映画製作側からも、「沖縄が体験してきた歴史と向き合う特別な日に、本作を沖縄の地で初上映できることは、私たちにとっても大きな意味を持つ」とのコメントが語られている。上映当日は沖縄平和記念公園にて正午から戦没者追悼集会が行われ、関係者一同も集会に参加し黙祷を捧げたあと、上映会に向かうという。今の時代だからこそ、改めて注目すべきテーマを描いた作品だと言えるだろう。

映画『CITIZENs~戦わないという選択』の予告動画

映画『CITIZENs~戦わないという選択』のあらすじ

仮想の国、ミルドニア共和国が隣の⼤国ルビタンに戦争を吹っかけられる。勝ち⽬があるとは思えないが、国は徹底抗戦を国⺠に呼びかける。「国の為に闘おう! ⺠族の為に殺せ!死ね!」と。マスコミもヒステリックに愛国を謳う。国⺠は次々と志願して軍に⼊る。町⺠たちは集会所に集まり、戦いの声を上げる。「国を守ろう!!」「最後の⼀⼈になるまで戦おう!!」中には勝てっこないと主張する者もいたが、そんな⼩さな声もかき消されてしまう。

やがて敵国の⼩隊が⼀台の戦⾞と共に町の⼊り⼝までやって来る。向き合ったその兵⼠達と町の⼈々はある選択をする。

映画『CITIZENs~戦わないという選択』の上映会詳細

⽇時:2025年6⽉23⽇(⽇)〈沖縄慰霊の⽇〉
会場:沖縄県⽴博物館・美術館(おきみゅー)
住所:〒900-0006 沖縄県那覇市おもろまち3丁⽬1−1
開場:15:00〜 開演:15:30〜 (17時頃終了予定)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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