この記事では、映画『コーダ あいのうた』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『コーダ あいのうた』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0073089
製作年 | 2021年 |
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上映時間 | 111分 |
ジャンル | ヒューマンドラマ |
監督 | シアン・ヘダー |
キャスト | エミリア・ジョーンズ トロイ・コッツァー マーリー・マトリン ダニエル・デュラント |
製作国 | アメリカ |
映画『コーダ あいのうた』の登場人物(キャスト)
- ルビー・ロッシ(エミリア・ジョーンズ)
- 耳の聞こえない家族の中で、唯一の健聴者である少女。家族をサポートしながら生活している。歌を歌うことが好きで、ベルナルド先生の一言によって音楽大学への進学を目指す。
- フランク・ロッシ(トロイ・コッツァー)
- ルビーの父。漁師。
- ジャッキー・ロッシ(マーリー・マトリン)
- ルビーの母。
- レオ・ロッシ(ダニエル・デユラント)
- ルビーの兄。漁師。
- マイルズ(フェルディア・ウォルシュ=ピーロ)
- ルビーが気持ちを寄せる異性。彼女と同じ合唱の授業を選択する。
- ベルナルド・ヴィラロボス(エウヘニオ・デルベス)
- 合唱クラスの先生。生徒には自分のことを「V先生」と呼ばせる。ルビーの歌声の中に可能性を見出し、音楽大学に進学することを勧め、歌のレッスンを受けさせる。
映画『コーダ あいのうた』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『コーダ あいのうた』のあらすじ【起】
家族の中で唯一の健聴者であるルビーは、家族の耳となり家族を支えていた。ルビーは家族の耳が聞こえないことで、学校では浮いた存在だった。そんな彼女だが、気になっている異性であるマイルズが選択したという理由で、「合唱」の授業を選択する。彼女は歌を歌うことが好きにも関わらず、人前で歌うことに慣れておらず、人前で歌うことが怖いと最初の授業を抜け出してしまうのだった。
次の授業では歌うことができた彼女はベルナルド先生に歌声を褒められ、合唱コンサートでマイルズとデュエットを組むことになった。さらに、ベルナルド先生は彼女の歌声の中に可能性を見出し、音楽大学へ進学するように勧める。歌を歌うことは好きだが、やはり自信のない彼女は困惑するが、彼から歌のレッスンを受けることを決意した。
一方で、漁師の仕事は上手くいかず、ロッシの一家は貧しくなるばかり。漁港に政府が介入したことで、魚の値段が下がってしまったのだ。
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映画『コーダ あいのうた』のあらすじ【承】
ロッシの父と兄は、政府によって魚の売り上げが搾取されていることに不満を感じ、漁師共同組合を立ち上げた。しかしルビーは、朝早くから船に乗り漁師の仕事を手伝い、協同組合を成功させるために家族の通訳として働き、さらに歌のレッスンを受け、彼女の負担は次第に大きくなっていった。家族の手伝いをすることで、歌のレッスンに遅刻したり、集中して歌えなかったりと、遂にベルナルド先生に見放されてしまう。
ルビーは家族に音楽大学に進学したいことを打ち明ける。しかし、家族はルビーがいなくても生活ができるかどうかということ以上に、彼女の歌声を聴いたことがないために音楽大学への進学を賛成できずにいた。家族が理解してくれなかったことに腹を立てたルビーは次の日の朝、漁の手伝いには行かなかった。しかしその日は監査員が乗船する日で、耳が聞こえない者のみで漁をするのは危険だと報告され、父は免許停止の処分と罰金の処罰を受けてしまう。
映画『コーダ あいのうた』のあらすじ【転】
自分が漁に行かなかったことで、漁ができなくなり、さらにお金まで払わなくてはならなくなってしまったということに責任を感じたルビーは、大学進学を諦め家に残ることを決意。しかし、彼女の兄はその決断に納得がいっていなかったのだ。兄は家族と言い合いになり、家を出て行ってしまった。翌朝、兄はルビーに家族の犠牲になるなと言い、彼女に対し酷い言葉を投げかける。しかし、兄はルビーの歌が上手なことを噂で聞き、彼女が音楽大学へ進学することを願っているのだった。
合唱のクラスメイトたちと歌うコンサートの日、ルビーは母からプレゼントされた赤いドレスを着て、ステージに立った。赤いドレスを着て、生き生きと歌うルビー。その歌声を聴いて観客は盛り上がるが、耳の聞こえない家族たちは周りの盛り上がりや感動を理解することができず、疎外感を感じていた。その日の夜、家に帰ると父とルビーだけが家の中に入らず、外に残った。父はルビーに今日歌った歌の話を聞き、もう一度歌うようにお願いする。父は歌を歌うルビーの喉や首に手を当て、喉の振動や彼女の表情を見て歌を感じるのだった。
映画『コーダ あいのうた』の結末・ラスト(ネタバレ)
翌朝、本来であれば音大受験の試験日の日だった。ルビーが寝ていると、父が彼女を起こし、家族全員で試験会場まで車で向かうと言うのだ。受験会場に着くと30分の遅刻で、さらに会場に家族は入れないと伝えられる。審査員たちはルビーの経歴を見て音楽経験の浅さを指摘し、ルビーは緊張のあまりに自信を持って歌えなくなってしまった。そんな彼女の姿を見たベルナルド先生は、伴奏の自分が間違えたと謝り再度最初からやり直す機会を設ける。そのことがきっかけとなりルビーは自信を取り戻し、さらに彼女は2階席に家族が座っていることに気づく。家族に歌を届けるために、彼女は手話で歌詞を表現して歌った。その歌声は家族にも、審査員の心にも響くものだった。
そして無事、ルビーは大学に合格した。ルビーが大学の寮へと向かう日。家族全員で抱き合い、彼女の出発を後押しした。そして、彼らは「本当にあなたを愛している」という意味のあるハンドサインを送り合うのだった。
映画『コーダ あいのうた』の感想・評価・レビュー
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映画『コーダ あいのうた』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『コーダ あいのうた』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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