映画『CODE46』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「CODE46」のネタバレあらすじ結末と感想

CODE46の概要:近未来、人類は遺伝子レベルで管理され、都市間の移動には許可証『パペル』が必要である。偶然出会ったウィリアムとマリアは運命的な恋に落ちるが、二人の関係は、近親者同士の肉体的接触を禁止する『CODE46』に抵触してしまう。

CODE46の作品情報

CODE46

製作年:2003年
上映時間:96分
ジャンル:SF、アドベンチャー
監督:マイケル・ウィンターボトム
キャスト:サマンサ・モートン、ティム・ロビンス、ジャンヌ・バリバール、オム・プリ etc

CODE46の登場人物(キャスト)

ウィリアム・ゲルド(ティム・ロビンス)
セキュリティ会社ウェスターフィールド社の調査官。スフィンクス社で製造されている滞在許可証『パペル』の調査のため、上海を訪れる。『共鳴ウイルス』を体内に保持しており、他人が考えていることを読み取ることができる。シアトルで、妻、息子と共に幸せに暮らしている。運命に導かれるかのようにマリアに出会い、恋に落ちる。
マリア・ゴンザレス(サマンサ・モートン)
スフィンクス社のパペル製造部で働く女性。違法パペルを作り、海外出国を望む人々に秘密裏に渡している。『外』と呼ばれる地区の出身で、若い頃に両親と死別している。違法パペルの調査にやってきたウィリアムと出会い、強く惹かれる。
バックランド(オム・プリ)
スフィンクス社の社長。世界中で違法パペルによる被害が報告され、社の信用を落とさぬために犯人の特定を急いでいる。
シルヴィー(ジャンヌ・バリバール)
ウィリアムの美しい妻。シアトルで息子と共に暮らしながら、出張の多いウィリアムの安全を願っている。
ダミアン(デイビット・ファーム)
マリアが違法パペルを渡す相手。コウモリ研究のためにデリー行きを望んでいたが、パペル申請は全て却下された。

CODE46のネタバレあらすじ

映画『CODE46』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

CODE46のあらすじ【起】

近未来。人類は人生全てを監視され、遺伝子レベルで管理されている。都市間の移動には滞在許可証『パペル』が必要とされ、取得には厳しい審査を通らなければならない。『CODE46』によって、近親者の肉体的接触は禁止されており、違反した場合は厳重に罰せられる。

調査官のウィリアムは、世界中で確認されている違法パペルについて調べるため、上海に出張する。

各国で、都心に入るためには都市の『中』と『外』を隔てる検閲所を通ることが義務付けられている。『中』と『外』での暮らしには雲泥の差があり、検閲所周辺にはパペルを求める人々がたむろしている。上海の検閲所で、ウィリアムは物売りの男性から必死にパペルを要求される。

スフィンクス社で働くマリアは、毎年の誕生日に、決まって同じ夢を見る。夢の中で、マリアは電車に乗っており、毎年一駅ずつ通過し、今年は終点に辿り着くことになる。夢の結末を恐れるマリアは、誕生日の今夜は眠らないでいようと決める。

スフィンクス社のゲートで、ウィリアムとマリアは出会い、ごく簡素に言葉を交わす。

ウィリアムは、社長のバックランドから違法パペルの容疑者候補リストを受け取る。ウィリアムは容疑者達を聴取し、その中からマリアが犯人だと見抜く。ウィリアムとマリアは、お互いに強く惹かれあっていることを意識する。

CODE46のあらすじ【承】

退社したマリアは、尾行するウィリアムに気付いて声をかける。一緒に食事をとったあと、マリアはウィリアムを連れてクラブへ行き、ウィリアムの目の前で知人のダミアンに違法パペルを渡す。

ウィリアムが自分を逮捕しないと気付いているマリアは、違法パペルの持ち出し方をウィリアムに暴露する。マリアはウィリアムを自宅に招き入れ、父母や今まで違法パペルを渡した人々の動画を見せる。

マリアがうたた寝をしている間、ウィリアムは一枚の違法パペルを発見して入手する。目覚めたマリアはウィリアムにキスをし、二人は一夜を共にする。

翌朝、滞在パペルの失効が迫り、ウィリアムは悲しむマリアと別れて空港へ向かう。検閲所で、ウィリアムは昨日会った物売りの男性に違法パペルを与える。

シアトルに戻ったウィリアムは、マリアに連絡を取り続けるが、マリアからは何の返答もない。ある日、ダミアンがデリーで死亡したとの報告が届き、上司から責任を問われたウィリアムは再び上海へ渡る。

スフィンクス社へ赴いたウィリアムは、マリアが休職していることを知る。ウィリアムはマリアの自宅を訪れ、マリアが『マオ・リン・クリニック』へ行ったことを突き止める。

CODE46のあらすじ【転】

クリニックを訪ねたウィリアムは、マリアが妊娠し、CODE46に抵触したために『外』の病院に移送されたことを知る。ウィリアムは『外』の病院へ行き、厳重な監視のもと、マリアに面会する。

マリアはウィリアムのことを覚えておらず、違法パペルについての記憶も曖昧になっている。CODE46に従い、マリアは強制的に中絶手術を施され、今回の妊娠にまつわる記憶を全て消去されていた。

ウィリアムは、マリアの身元を引き受け、マリアの自宅へ連れ帰る。ウィリアムは、マリアにダミアンの動画を見せ、違法パペルについて思い出させる。動画にはウィリアムも写っており、マリアは以前にウィリアムと出会っていたのだと知る。

マリアが眠っている間、ウィリアムは遺伝子鑑定所へ行き、マリアの髪から採取した遺伝子と自分のものを照合する。マリアのDNAはウィリアムの母親のDNAと全く同じで、マリアは母親のクローンであることが判明する。遺伝子学上、マリアはウィリアムの母か母の姉妹ということになり、二人の関係はCODE46の重大な禁止事項に触れる。

ショックを受けたウィリアムは、帰国しようと空港へ向かうが、何故か滞在パペルの有効期限が切れているため出国できない。ウィリアムはマリアのもとへ戻り、助けを請う。

CODE46のあらすじ【結】

以前に検閲所で男性に渡した違法パペルが原因で、ウィリアムは出国を制限された。スフィンクス社に出勤したマリアは、出国専用の違法パペルを入手する。ウィリアムが待機する空港へ向かう電車の中で、マリアは誕生日の夢の結末に気付く。マリアとウィリアムの出会いは、避けれない運命であった。

マリアは、ウィリアムに違法パペルを手渡す。ウィリアムは帰国を取りやめ、マリアを連れて、マリアの生まれ故郷である中東の街ジュベル・アリへ旅立つ。

『外』にあたるジュベル・アリで、ウィリアム達は自由を満喫し、街のホテルで愛し合う。翌朝、目を覚ましたマリアは、ウイルスの作用により、無意識のまま自分達のCODE46違反を通報する。車を入手したウィリアムは、マリアを連れて逃亡する。

砂漠で車が横転し、二人は当局によって逮捕される。ウィリアムは、マリアについての一切の記憶を消去され、シアトルに送還される。妻のシンディーと息子に迎えられ、ウィリアムは暖かく平和な家庭に帰る。

マリアは、ウィリアムの記憶を全て残されたまま、『外』へ追放される。ウィリアムへの想いを募らせながら、マリアは一人、埃にまみれてジュベル・アリを放浪する。

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