映画『ダブル・ジョパディー』のネタバレあらすじ結末と感想 | MIHOシネマ

「ダブル・ジョパディー」のネタバレあらすじ結末と感想

ダブル・ジョパディーの概要:同一の犯罪で二度有罪にはならない、というアメリカ合衆国憲法の条項に基づくサスペンス。身に覚えのない殺人罪で逮捕されたリビーは、夫ニックが金のために自分を騙したことに気づき、息子を取り戻すために復讐を開始する。

ダブル・ジョパディーの作品情報

ダブル・ジョパディー

製作年:1999年
上映時間:105分
ジャンル:サスペンス
監督:ブルース・ベレスフォード
キャスト:アシュレイ・ジャッド、トミー・リー・ジョーンズ、ブルース・グリーンウッド、アナベス・ギッシュ etc

ダブル・ジョパディーの登場人物(キャスト)

リビー・パーソンズ(アシュレイ・ジャッド)
優しい夫や愛らしい息子と共に豪邸で暮らす、美人の専業主婦。船が好きで、セーリングに憧れている。ある日突然、目の前で夫が失踪し、無実の殺人罪で逮捕される。逆境の中で強靭な肉体と精神を手に入れ、自分を陥れた夫への復讐に乗り出す。
ニック・パーソンズ / ジョナサン・デブロー(ブルース・グリーンウッド)
リビーの夫。ハンサムでリッチな実業家。実は多大な借金を抱えており、銀行に財産を差し押さえられそうになっている。自分の利益のためならば、平気で他人を陥れる冷酷な男。
トラヴィス・レーマン(トミー・リー・ジョーダン)
釈放されたリビーを担当する保護観察官。元は法律学教授。飲酒運転で起こした交通事故が原因で、家族からは絶縁されている。口が悪く、強情な初老の男性。保護観察下の女囚達を厳しく取り締まっており、囚人達からの評判は悪い。
マティ・パーソンズ(4歳:ベンジャミン・ウィアー / 9歳:スペンサー・トリート・クリーク)
リビーとニックの息子。リビーが逮捕された際に知人のアンジーに引き取られ、行方が分からなくなる。
アンジー(アナベス・ギッシュ)
リビーの友人。ニックが支援する幼稚園に勤める若い教師。リビーが逮捕される前から、ニックとは不倫関係にあった。
マーガレット(ローマ・マフィア)
リビーと同じ刑務所に収監されている女囚。元弁護士。リビーと親しくなり、アメリカ合衆国憲法の『二重処罰の禁止』を教える。
イヴリン(ダヴェニア・マクファーデン)
マーガレットと仲が良く、リビーと親しくなる。マティに会えず消沈しているリビーを励ます。
ボビー(ジェイ・ブレイジョー)
パーソンズ家の顧問弁護士。リビーの無罪を信じており、釈放に向けて尽力する。
ジム・マンゴールド(デイブ・ハガー)
ニューオーリンズ州警の警部。レーマンに要請され、逃亡中のリビーの捜査に協力する。

ダブル・ジョパディーのネタバレあらすじ

映画『ダブル・ジョパディー』のあらすじを結末まで解説しています。この先、ネタバレ含んでいるためご注意ください。

ダブル・ジョパディーのあらすじ【起】

裕福で優しい夫ニックや息子マティと共に、ワシントン州ウィドビー島の豪邸で暮らすリビー。ある週末、ニックは、リビーが欲しがっていた船を購入し、二人きりでセーリングに出かける。

夜、船室のベッドで目を覚ましたリビーは、両手が血まみれになっていることに気付く。キッチンには血の付いたナイフが置かれており、床は大量の血の痕が残されている。リビーは、ナイフを手に船の舳先まで続く血痕を辿るが、ニックの姿は見当たらない。巡視船に発見され、リビーは保護される。

警察によって捜索が開始されるが、ニックの遺体は見つからない。数日後、弁護士のボビーは保安官と共にリビーの自宅を訪れ、リビーにニックの殺人容疑がかけられていると告げる。マティを友人アンジーに預けた後、リビーは連行される。

死後に多額の金がリビーに渡るよう、ニックは4か月前に保険に入っていた。ボビーの調査によると、ニックは金を横領したことが露見し、破産寸前で差し押さえされる直前だった。証拠が揃っていることもあり、検察はリビーが保険金目当てにニックを殺したと確信している。保釈を諦めたリビーは、アンジーに保険金を譲り、マティを養子にするよう依頼する。

刑務所に入ったリビーは、マティとの面会だけを楽しみに、友人も作らず真面目に服役する。ある日を境に、リビーはアンジーと連絡がつかなくなり、マティに会えない寂しさと不安から消沈する。

ダブル・ジョパディーのあらすじ【承】

リビーの様子を見かねた囚人のマーガレットとイヴリンは、マティに声をかけて励ます。元気付けられたリビーは、マティに再会するために考えを巡らせる。

リビーはアンジーの元職場に電話し、アンジーの現在の住所を知る。リビーはアンジーの自宅に電話をかけ、マティに代わるよう要求する。会話の最中に、マティが父親に挨拶をしたことから、リビーはニックが生きていたことに気付く。

アンジーの電話は再び不通になる。ある日、リビーはマーガレットから、アメリカ合衆国憲法に定められている『二重処罰の禁止』について教えられる。二度夫を殺しても処罰されることはない、と気づいたリビーは、復讐心を滾らせ、出所の日に備えて体を鍛え始める。6年後、リビーは仮釈放される。

リビーは保護観察官レーマンの監視の下、元女囚達が暮らす共同アパートで新生活を始める。リビーは図書館に行き、検索システムからアンジーの転居先を探るが、同姓同名の人物が多数存在するため、アンジーを特定できない。

リビーはウィドビー島へ赴き、過去にアンジーが勤めていた幼稚園の園長から、アンジーの行き先を聞き出そうとするが拒まれる。夜、リビーは幼稚園に侵入し、アンジーの雇用者名簿を盗み出すが、警察に発見され逮捕される。

翌日、リビーはレーマンに引き取られる。レーマンは、島から本土へ向かうフェリーに車ごと乗り込み、リビーを車に拘束したまま下車する。レーマンが不在の間、リビーは手錠を壊して車を操作し、勢い余って水に落ちる。事態に気づいたレーマンは水に飛び込んでリビーを捕まえようとするが、リビーはレーマンの銃を奪い、泳いで対岸まで逃げ切る。

ダブル・ジョパディーのあらすじ【転】

リビーは、ヒッチハイクをして実家に帰り、母親から資金と車を受け取る。リビーは、アンジーの雇用者番号から、アンジーがコロラド州エヴァーグリーンに住んでいることを知る。

リビーはアンジーの家を訪ねるが、別人が出てくる。リビーは、隣人の話から、アンジーは自宅のガス爆発事故で死亡したこと、マティは無事で、当時ニックは偽名を使っていたことを知る。リビーは、ニックがアンジーを殺したと推測する。

リビーはアンジーの死亡記事の写真の背後に、ニックが所有していた絵が写っていることに気付く。リビーは古美術商店に行き、現在の絵の所持者の名前と住所を調べる。リビーは、現在ニックはジョナサン・デブローと名乗り、ニューオーリンズのホテルを買い取って暮らしていることを突き止める

ニューオーリンズへ到着したリビーは、ニックのホテルに向かう。その夜、リビーは美しく身なりを整え、ホテルで開催されるパーティーに参加する。

リビーを追ってニューオーリンズに入ったレーマンは、刑事のマンゴールドにリビーの指名手配を依頼する。

パーティー会場で、リビーはジョナサンと名乗るニックを発見する。リビーは何食わぬ顔でニックに接近し、マティを返さなければ破滅させると言って脅す。ニックは、偽装殺人は破産を免れるための仕方無い選択で、リビーに罪を着せるつもりはなかったと言い訳するが、リビーはあくまでマティの返還を要求する。

レーマンが会場に現れ、リビーはレーマンに気づかれないうちにホテルを去る。レーマンはニックに近づき、リビーに気をつけるよう忠告する。警察から連絡が入り、レーマンはリビーを見つけて追うが、人ごみの中で見失ってしまう。

ダブル・ジョパディーのあらすじ【結】

翌日、リビーはニックに電話をかけ、観光名所のラファイエット墓地へマティを連れてくるよう要求する。墓地で、ニックはリビーにマティを会わせようとするが、リビーの姿を見た途端にマティは逃げ出す。リビーはマティを追い、話しかけようとしたところでニックに頭を殴打されて気絶する。

ニックは、祠の中の棺桶にリビーを閉じ込め、祠の扉に鍵をかけて監禁する。リビーが追いかけていたマティは、実はニックが雇った見ず知らずの少年であった。

ニックを疑い始めたレーマンは、ワシントン州警に電話をかけ、自動車局にあるニック・パーソンズという人物全員の免許証記録をファックスで送らせる。

目覚めたリビーは、隠し持っていた銃で棺桶の鍵を破り、祠の窓を割って脱出する。ニックのホテルへ向かう途中、リビーはレーマンに捕まる。リビーは思わずレーマンに泣きつく。

その夜、ニックの事務室を訪れたレーマンは、免許証記録を見せ、ニックが確実にワシントン州で暮らしていたことを証明する。レーマンはニックを脅迫して100万ドルを要求する。リビーに恨まれることを懸念するレーマンに、ニックは、自分がリビーを殺したことを打ち明ける。

突如、リビーが事務室に入り、ニックに銃を向けてマティの居場所を吐かせる。ニックがリビーを陥れたと確証を得たレーマンは、リビーの味方になった。レーマンはニックの言葉を録音しており、それを証拠に、リビーはニックが自分を殺した罪で刑務所送りにしようとしている。

ニックは、隠し持っていた銃でレーマンを撃つ。ニックは衝撃で銃を手放したリビーに銃を向けるが、レーマンに制止される。ニックはレーマンに襲いかかり止めを刺そうとするが、すんでのところでリビーに射殺される。

ニックの犯罪が露見し、リビーは無罪を勝ち取る。ある日、リビーはレーマンと共に、マティが入っている寄宿学校へ向う。リビーは、友人達とサッカーに興じているマティに声をかける。マティは、リビーは死んだと言い聞かされていたが、それでも母をよく覚えていた。リビーとマティは抱き合い、念願の再開を果たす。

この記事をシェアする

みんなの感想・レビュー

  1. toikun より:

    こんにちは。
    自分は法律なんて知りませんが、確か日本でも一事不再理ってやつがあるような?!

    でも法律的には裁かれなくても、倫理的にどうかは疑問ですよね、と当時は思い悩みました

  2. 影山 美穂 より:

    toikunさん

    感想コメントありがとうございます。
    toikunさんからコメントいただけて嬉しいです(*^^*)