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映画『コーンヘッズ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『コーンヘッズ』の概要:地球侵略のためやってきたが、宇宙船が沈没してしまったとんがり頭(コーンヘッド)の宇宙人夫婦。彼らが母星からの救助を待ちながら、地球に適応していく様子を描くSFコメディ。

映画『コーンヘッズ』の作品情報

コーンヘッズ

製作年:1993年
上映時間:90分
ジャンル:SF、コメディ
監督:スティーヴ・バロン
キャスト:ダン・エイクロイド、ジェーン・カーティン、ミシェル・バーク、マイケル・マッキーン etc

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映画『コーンヘッズ』の登場人物(キャスト)

ベルダー(ダン・エイクロイド)
レミュラク星から地球侵略のためやってきた、とんがり頭の宇宙人。頭が異様に長く、機械を直すのが得意。地球でゴルフの才能も見出す。娘に対しては、人間の父親同様つい干渉しすぎてしまう。
プライマート(ジェーン・カーティン)
ベルダーと共に地球侵略にやってきた、とんがり頭の宇宙人。ベルダーの妻。ベルダー同様に異常に食欲があり、「挨拶!」と挨拶するなど不思議な言葉遣いをする。
コニー(ミシェル・バーク)
ベルダーとプライマートの娘。地球で生まれ育ったので、親から受け継いだとんがり頭と食欲以外は普通のキャピキャピした女子高生。
シードリング地区長(マイケル・マッキーン)
不法移民を取り締まる役人。ベルダーが身分取得のため使った偽名から、ベルダーを不法移民として追う。「不法移民に爆発する首輪をつけて祖国へ帰す」など過激な対策を検討中。
ターンブル(デヴィッド・スペード)
シードリング地区長の腰巾着。上司にとりいる才能は見事なもので、シードリング地区長に気に入られている。
ロニー(クリス・ファーレイ)
コニーと付き合っている修理工の男性。コニーの食欲にほれぼれしている。
皇帝(デイヴ・トーマス)
ベルダーの故郷の惑星の皇帝。地球侵略を命じたのは彼である。

映画『コーンヘッズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『コーンヘッズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『コーンヘッズ』のあらすじ【起】

地球に、一艇の宇宙船がやってきた。遠いレミュラク星から地球侵略の偵察をしに来たのだ。しかし宇宙船は水中に沈没。乗っていたとんがり頭の宇宙人夫婦(ベルダーとプライマート)が、壊れた通信機を持って宇宙船から脱出する。彼らは母星へ帰る術をなくしたため、通信機を修理して母星からの救援を待つほかなくなった。

ベルダーは機械の修理屋でアルバイトを始める。変わっているが、勤務態度の良さと修理の速さで、雇い主からは重宝がられていた。こっそり通信機の部品を修理屋から盗んだベルダーは、通信機を修理し母星に連絡する。しかし救援は7ザール先だと言われショックを受ける。どうやらずいぶん長くかかるようだ。プライマートはベルダーに子どもができたことを明かす。

雇い主に社会保障番号を聞かれ、アメリカ国民でないことがばれてしまった。雇い主はベルダーのために、闇社会で「ドナルド・R・デ・チコ」という名の偽の身分証を手に入れる。しかしその身分証は10人の不法移民に使いまわされたものだった。移民帰化局にももちろんその情報は入っており、地区長のシードリングとその腰巾着ターンブルが、「デ・チコ」の逮捕に意欲を燃やしていた。ベルダーは身分偽造をさらに確実にするため、雇い主の計らいで「デ・チコ」本人と同じ歯並びの歯冠をかぶせることとなった。

ベルダーとプライマートの住むトレーラーハウスを、シードリング地区長率いる警察が取り囲んだ。2人は通信機を抱え、急いで逃げ出した。シードリング地区長はトレーラーハウスから証拠品を押収する。

映画『コーンヘッズ』のあらすじ【承】

今度は、ベルダーはインド人に雇われ、タクシー運転手として働いていた。社宅もあり、雇い主からの評判もすこぶる良い。プライマートは臨月で、2人は生まれてくる子供のために、もっと生活水準のよい土地に引っ越す計画を立てていた。その時突然プライマートが破水、今の雇い主と前の雇い主の立会いの下、とんがり頭の娘・コニーが誕生した。

一方移民帰化局では、証拠品からベルダー達が宇宙人だと判明する。シードリング地区長はそのことを政府には伝えず、ベルダー達を逮捕しに彼らの社宅へ向かった。しかし2人はすでに引っ越した後だった。昇進の知らせが入り、シードリング地区長は「デ・チコ」の件を放り出す。

10数年の月日が経った。夫婦は「コーンヘッド一家」として、一軒家で平和に暮らしていた。ベルダーは教習所で働いている。娘のコニーももう高校生、お隣さんとの関係も良好だ。隣家の奥さんはプライマートに、夫の浮気には気を付けるようアドバイスする。

一方移民帰化局では、戻ってきたシードリング地区長が再びベルダー達を追い始めていた。

コニーは両親に内緒で車の修理工ロニーと付き合っていた。デートから帰る車中でロニーにキスされそうになり、コニーはショックでそのことをプライマートに話す。元々娘の恋愛事情に対し神経質だったベルダーは、それを聞きロニーに警告しに行く。「これでもうロニーは来ない」と満足げなベルダーに対し、コニーは悲しむ。ロニーに本当の恋をしかけていたのだ。コニーはプライマートと愛について語り合う。

映画『コーンヘッズ』のあらすじ【転】

ベルダーはいつものように隣人とゴルフを楽しんでいた。この土地に引っ越してから始めたゴルフだったが、ベルダーのショットはいつも正確だ。そこへロニーがベルダーに謝罪しに追いかけて来た。しかしベルダーは聞く耳を持たない。

シードリング地区長とターンブルは、宗教の勧誘のふりをしてコーンヘッド邸に上がり込む。しかしそこにレミュラク星からの通信が入り、シードリング地区長たちは家から追い出されてしまった。通信によると、もうすぐ救援の宇宙船が地球に到着するようだ。

ハロウィンパーティーで、ベルダーはコニーに今夜レミュラク星に帰れることを告げる。しかしロニーを愛していたコニーは、地球に残りたいと言い出す。コニーは両親を無視して、ロニーと自宅に戻ってしまった。ベルダーとプライマートが急いで家に戻ると、そこには愛を確かめ合ったコニーとロニーがいた。その時、警察がコーンヘッド邸を取り囲む。ロニーがおとりになっているすきに一家は車で逃げようとするが、追い詰められてしまう。そこへ宇宙船が降りて来た。宇宙船は車ごと一家を吸い上げていく。シードリング地区長とターンブルも車にしがみついたため、一緒に宇宙船に吸い込まれてしまった。

シードリング地区長とターンブルは捕虜となり、宇宙船は月の一部を破壊しながらレミュラク星に帰還した。ベルダーは地球について皇帝に報告する。皇帝は上機嫌だったが、ベルダーが歯冠をかぶせている事に気づき、激怒する。人間のような歯になっていたからだ。このことが反逆行為とみなされ、ベルダーは罰としてガーソクという恐ろしい怪物と戦わされることとなってしまった。

映画『コーンヘッズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

罪人たちがガーソクに次々と殺されていく。ベルダーは逃げ回っていたが、先の曲がった槍をゴルフにみたてて、ガーソクの口に石を狙い撃ちした。大きな石を飲みこんでしまったガーソクに隙ができ、ベルダーはガーソクを討ち倒すことができた。

ガーソクに勝ったことで、ベルダーはその罪を許された。ベルダーはもう一度地球制服に向かいたいと願い出る。さらに、捕虜にした人間を地球に返したいとも。皇帝は侵略のための大船団の先頭をベルダーに任せ、シードリング地区長のみの釈放を許す。捕虜として残ることになったターンブルは、早速皇帝にとりいって気に入られたようだ。

地球の周りに大船団がやってきた。先に地球に降り立ったベルダーは、通信で「地球にはレーザービームが装備されている」と嘘をつく。そして家族とシードリング地区長とともに宇宙船から脱出、宇宙船を爆破した。通信が途切れ、ベルダーの嘘を信じた皇帝は「地球侵略は不可能、ベルダーは死んだ」と勘違いし、船団を引き連れレミュラク星に戻って行った。ベルダーはシードリング地区長を脅し、アメリカの永住権を手に入れた。

コニーが通う高校のプロムの日。ロニーが娘を迎えに来た。2人の写真を撮り、見送るベルダーとプライマート。そこには幸せな家族の姿があった。

映画『コーンヘッズ』の感想・評価・レビュー

地球を侵略しに来た宇宙人の物語なのだが、コミカルに描かれていて怖くないので普通に楽しめた。恋する娘のことでヤキモキする姿や近所の人と仲良くする姿など人間と同じ部分がありつつ、言動が変わっていたりとんがり頭だったり宇宙人としての要素もきちんとあるところが良かった。レミュラク星人がたくさん集まったシーンは、全員とんがり頭でなかなか驚きの光景だった。最後は地球に残り、家族とロニーが幸せになって良かったと思う。(女性 30代)


とんがり頭の宇宙人が地球侵略のためにやってきたのに、いつの間にか順応して人間らしい生活を送っていく物語。終始可愛らしくてコミカルな作品なので面白く見ることが出来ました。
最初はとんがり頭が衝撃的でしたが、地球の生活に慣れてきて、人間と同じように娘を過保護に育てたり、誰かのために戦う優しさを見せるシーンではとんがり頭など一切気にならなくなりました。
サクッと見られるのでながら見にもオススメです。(女性 30代)

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