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映画『カントリー・ベアーズ』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『カントリー・ベアーズ』の概要:子熊のベアリーは伝説のバンド、カントリー・ベアーズの再結成に向けて奮闘する。旅の過程でベアリーは本当の家族とは何かを知り、成長していく。ディズニーランドのアトラクション「カントリーベア・ジャンボリー」から生まれたファミリー映画。

映画『カントリー・ベアーズ』の作品情報

カントリー・ベアーズ

製作年:2002年
上映時間:88分
ジャンル:ミュージカル、コメディ
監督:ピーター・ヘイスティングス
キャスト:ハーレイ・ジョエル・オスメント、ディードリック・ベーダー、キャンディ・フォード、ジェームズ・ギャモン etc

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映画『カントリー・ベアーズ』の登場人物(キャスト)

ベアリー・バリトン(台詞:ハーレイ・ジョエル・オスメント / 歌:エリザベス・デイリー)
人間のバリントン一家と暮らす子熊。かつて絶大な人気を誇ったバンド、カントリー・ベアーズの大ファン。取り壊し寸前のホールを救おうとバンドの再結成に奔走する。
リード・シンプル(クリストファー・ウォーケン)
カントリー・ベアーズに個人的な恨みを抱き、ホールの取り壊しに闘志を燃やす銀行マン。
ヘンリー(ケビン・マイケル・リチャードソン)
元カントリー・ベアーズのマネージャー。取り壊し寸前のカントリー・ベア・ホールを管理している。ベアリーの熱意に押され、ばらばらにになったメンバーを捜す旅に出る。
フレッド・ベダーヘッド(ブレッド・ギャレット)
元カントリー・ベアーズのハーモニカ兼ベース担当。バンド解散後はスタジオの警備員をしている。
ゼブ・ズーバー(スティーヴン・ルート)
元カントリー・ベアーズのバイオリン担当。バンド解散後は借金を抱え、バーで蜂蜜漬けの毎日を送っている。
テネシー・オニール(台詞:トビー・ハス / 歌:ドン・ヘンリー)
元カントリー・ベアーズの一弦ギター担当。バンド解散後は結婚カウンセラーとして働いているが、元恋熊トリキシーに未練を持ち続けている。
テッド・ベダーヘッド(台詞:ディードリック・ベーダー / 歌:ジョン・ハイアット)
元カントリー・ベアーズのリードボーカル兼ギター担当。バンド解散後、事業に成功するも破産。出張歌手をして生計を立てている。
ノーバート・バリントン(スティーヴン・トボロウスキー)
ベアリーの義父。捨て子のベアリーを引き取って夫人と共に育てた。悩むベアリーに優しい言葉をかけて励ましてくれるパパ。
ミセス・バリントン(ミーガン・フェイ)
ベアリーの義母。ベアリーのことを実の息子のように愛しくれるママ。悲しいことがあるとお菓子を大量に作る。
デックス・バリントン(イーライ・マリエンタール)
ベアリーの義兄。意地悪だったが家出したベアリーを見直し、誇りに思うようになる。

映画『カントリー・ベアーズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『カントリー・ベアーズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『カントリー・ベアーズ』のあらすじ【起】

子熊のベアリーは人間のバリントン一家と暮らしている。ベアリーは解散した人気バンド、カントリー・ベアーズの大ファンだ。でも最近、自分が家族の誰とも似ていないことに気づき、ひょっとしたら自分は養子なのかも知れないと悩み始めた。

兄のデックスから本当は森で拾われたと聞かされたベアリーは、“家族を捜しに行きます”という書き置きを残して家出する。

バスに乗ったベアリーはカントリー・ベア・ホールに向かった。かつて満員のお客を前にカントリー・ベアーズがコンサートを行った聖地だ。しかし、その栄光もむなしく、ホールは取り壊しの憂き目に会っていた。管理人で元ベアーズのマネージャー、ヘンリーは銀行家のリードからあと4日の期限を通告される。

ベアリーの家出を知ってバリントン夫妻は悲しんだ。悲しみを紛らわすため、ミセス・バリントンはお菓子作りに没頭した。バリントン家を訪れた警官コンビのハム&チーツは、早速ベアリーの捜索を開始した。

ホールの存続には2万ドルの借金返済が必要だった。ベアリーはカントリー・ベアーズの再結成コンサートを提案する。ベアリーの熱意に押されたヘンリーはおんぼろのツアーバスに乗り込むと、かつての仲間を呼び戻す旅に出た。

映画『カントリー・ベアーズ』のあらすじ【承】

とあるスタジオを訪れたベアリーとヘンリーは、元ベアーズのメンバーでハーモニカの名手、フレッドに会った。フレッドはスタジオの警備員として働いていた。ヘンリーは土曜の夜に予定しているコンサートの開催を伝え、フレッドを呼び戻した。

フレッドに集客の当てを聞かれたヘンリーは、以前喧嘩別れしたプロモーション担当、リップ・ホーランドに電話をかけ、再び仕事を依頼する。

ベアリーたち一行はナットビルへ向かった。現地のバー“ハチの巣”では元メンバーのゼブが女主人に借金を重ねながら蜂蜜漬けの毎日を送っていた。ベアリーは女主人にかけあって、店のバンドとゼブによるステージ対決を仕組んだ。ゼブのバイオリンは昔の勘を取り戻し、素晴らしい音色で場を沸かす。勝負に勝ち、借金を帳消しにしてもらったゼブは一行に加わった。

三人目の元メンバー、テネシーは結婚カウンセラーを営んでいた。彼は恋熊のトリキシーを金持ちのパンダに取られたことを悔やみ、毎日泣き明かしていた。

食堂にやって来た一行は、店内のテレビでヘンリーとフレッドが誘拐犯として指名手配されていることを知った。程なくハム&チーツの二人が現れ、ベアリーたちは裏口から逃げ出した。

映画『カントリー・ベアーズ』のあらすじ【転】

ハム&チーツに追跡された一行はパトカーを洗車場に誘いこみ、その隙に逃げ去った。その晩、モーテルの駐車場を歩いていたベアリーは、偶然トリキシーが出演する店の看板に目を留めた。

ステージで歌っていたトリキシーは客席のテネシーを呼び寄せた。二人は思い出の曲をデュエットすると熱く抱き合った。

翌日一行は最後の一人、テッドを訪ねた。事業で成功したテッドは豪邸に住んでいたが結婚式に出かけて不在だった。一行は会場のカントリークラブへ向かった。

ヘンリーたちの訪問を知ったテッドは不機嫌になった。彼は昔の仲間たちを拒絶し、追い返した。テッドの傲慢さに憤るフレッドだったが、ウエディングバンドの中で歌っているテッドを見て戸惑った。フレッドは強情なテッドを殴りつけ、無理矢理ツアーバスに乗せた。

実はテッドは破産して、豪邸に間借りしながら出張歌手で生計を立てていた。そんなテッドをフレッドたちは改めて説得する。しかしテッドは折れずにバスを降り、メンバーも仲間割れを起こしてしまう。ベアーズの結束を家族のようだと思っていたベアリーは失望する。ベアリーの頭にパパの言った“互いに思いやる心を持つのが家族だ”という言葉が浮んだ。ハッとしたベアリーは我が家に向けて駆け出した。

映画『カントリー・ベアーズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

家族全員から熱烈な歓迎を受けて帰宅したベアリーは、そこに自分のいるべき本当の家族を見つけた。

テッドがベアリーを訪ねて来た。自分の態度を謝罪したテッドは、君がいなければコンサートはできないと言ってベアリーを大喜びさせた。ところがリードによってヘンリーたちを乗せたバスが盗まれていた。ベアリーたちはパパの車に乗り込み、追跡を始めた。

街の倉庫へ連れて来られたベアーズたちにリードが自分の正体を明かした。彼は30年前、ベアーズがデビューするきっかけとなったコンテストに出場し、ベアーズに負けた少年だった。それ以来、彼はカントリー・ベア・ホールを潰すことに傾注してきたのだ。リードはベアーズを檻に閉じ込めると立ち去った。

テッドによって檻から解放されたベアーズは、ベアリー一家と共にカントリー・ベア・ホールへ向かった。しかしホールに着いてみると、中は真っ暗な上リードに買収されたリップのせいでコンサートの聴衆は一人もいなかった。ベアリーが落胆したそのとき、裏口から開演を待ちわびた大勢のファンが雪崩れ込んできた。

殺到するファンの波に揉まれてリードは外に押し出されていった。ステージがピカピカにライトアップされ、遂にベアーズのコンサートが始まった。ギターを渡されたベアリーもベアーズの一員としてステージに上がった。弟の活躍に客席のデックスも鼻高々だった。

こうして無事返済資金も回収され、ホールは取り壊しを免れた。完全復活を果たしたカントリー・ベアーズに客席は沸きに沸き、万雷の拍手が続いた。

映画『カントリー・ベアーズ』の感想・評価・レビュー

開巻早々、見た目“まんま熊”のベアリーが「僕は養子かもしれない」と悩む姿が可笑しくて可愛い。本編を通して、このおバカな笑いとオーソッドクスな展開のバランスが絶妙で終始ニンマリさせられてしまった。CGでない着ぐるみの熊たちは表情も豊かでとても良くできている集中していないと、どれがどれだか分からなくなることはあるけれど。ミュージカルシーンへの展開はさすがに手慣れていて上手くジョン・ハイアットの楽曲も素晴らしい。(MIHOシネマ編集部)


ディズニーランドで大好きなアトラクション「カントリーベアシアター」のカントリー・ベアーズが映像化されていると知り早速鑑賞した今作は、アトラクションで見る可愛い熊達がリアルに動いて、喋って、歌っている姿を見ることが出来て、本当に楽しくて幸せな作品でした。
アトラクションの中でも人気を誇るヘンリーは作中でもマネージャーとしてかっこよく、可愛く描かれていました。とにかくファンには堪らない作品です。家族みんなで歌って笑って楽しんで欲しいと思います。(女性 30代)

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