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映画『キューティ・バニー』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『キューティ・バニー』の概要:グラビアモデルのシェリーは、年齢を理由に豪邸のプレイボーイ・マンションから追い出されてしまう。途方に暮れたとき、偶然にも女子学生クラブの寮の存在を知る。シェリーは寮母として、寮で暮らすことになった。

映画『キューティ・バニー』の作品情報

キューティ・バニー

製作年:2008年
上映時間:98分
ジャンル:コメディ
監督:フレッド・ウルフ
キャスト:アンナ・ファリス、コリン・ハンクス、エマ・ストーン、カット・デニングス etc

映画『キューティ・バニー』の登場人物(キャスト)

シェリー・ダーリントン(アンナ・ファリス)
27歳。孤児院で育つ。人との繋がりや絆を重要視している。天真爛漫な性格。勉強が苦手で、言葉をあまり知らない。オリバーに惹かれる。
ナタリー(エマ・ストーン)
女子学生クラブの寮「ゼータ」で暮らしている。「ゼータ」の中でもリーダー的存在。勉強が得意で、知識が豊富。
オリバー(コリン・ハンクス)
介護施設を運営し、老人達のお世話をしている。真面目な性格。シェリーに対して興味を持つ。

映画『キューティ・バニー』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『キューティ・バニー』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『キューティ・バニー』のあらすじ【起】

27年前から全てが始まった。シェリー・ダーリントンは両親に捨てられ、孤児院で育った。他の孤児達は、新しい家族に引き取られていった。だが、冴えないシェリーは、誰にも引き取られなかった。月日が流れ、シェリーは美しく成長した。グラビアモデルにスカウトされ、プレイボーイ・マンションで暮らすことになった。シェリーは家族ができたと喜び、ずっとそこで暮らしたいと思っていた。

シェリーの27歳の誕生日会が開催された。シェリーははしゃぎ、幸せなひと時を過ごした。次の日、雑誌『PLAYBOY』の創刊者であるヒュー・ヘフナーから手紙が届いた。そこには、マンションを出て行って欲しいと書かれていた。年齢を重ねたせいで、グラビアをクビになったのだ。

シェリーは行く当てもないまま、マンションを出た。街角で座り込んで途方に暮れているとき、楽しげに会話している女の子達の姿が目に入った。シェリーは女の子の後をつけ、女子学生クラブ「ファイ・イオタ・ミュー」の寮に辿り着く。シェリーは寮で暮らしたいと考え、寮母に立候補した。しかし、拒まれてしまう。「ファイ・イオタ・ミュー」の寮母の1人は、女子学生クラブの寮「ゼータ」へ行くことをシェリーに勧めた。

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映画『キューティ・バニー』のあらすじ【承】

シェリーは「ゼータ」の寮を訪れるが、もうすぐ寮がなくなるため寮母は必要ないと言われる。「ゼータ」は負け犬だと周囲から思われており、入会希望者が集まらないため閉鎖の危機に陥っていたのだ。現在寮生は7人で、30人集めなければならなかった。

シェリーは寮の前でヨガをし、男子生徒達を虜にした。「ゼータ」に暮らすナタリーは寮を継続させるため、シェリーに人気者になる方法を教わることにした。ナタリー以外の寮生達は、自分達とは違うイケイケのシェリーに困惑する。

人気者になる前に、慈善活動をするための資金集めをしなければならなかった。シェリーは資金を集めるため、水着を着て洗車を始めた。男子達が興味を抱く中、ナタリーが思いを寄せるコルビーもやって来る。ナタリーはシェリーの手助けを借りながら、コルビーに話しかけた。コルビーから飲みに誘われるが、同じ寮生のモナに台無しにされてしまう。

シェリーは介護施設の運営をしているオリバーと知り合う。シェリーは介護施設でボランティアすることをナタリー達に提案した。ナタリー以外の寮生達は、シェリーの提案に乗り気ではなかった。シェリーは寮生達との仲を深めるため、皆でおしゃれをしてクラブに行くことにした。

映画『キューティ・バニー』のあらすじ【転】

シェリーはナタリー達を連れてクラブを訪れた。男性達を誘惑するようアドバイスするが、上手くいかなかった。さらに、「ファイ・イオタ・ミュー」の寮生達に騙され、ナタリー達は客の前で辱めを受ける。「ファイ・イオタ・ミュー」の寮生達はショックを受けるナタリー達に、「ゼータ」の寮を自分達のものにしようとしていることを話した。

シェリーは落ち込むナタリー達を励まし、鼓舞した。ナタリー達は寮を守るため、立ち上がった。皆で寮を綺麗にし、可愛くペイントした。シェリーは服や男性の気を引くためのポイント、メイクなどを皆にアドバイスした。美しく変わったナタリー達の姿に、男性達の目は釘づけだった。シェリーはもっと男性達の気を引くため、ナタリー達の写真を使ったカレンダーを販売することにした。慈善活動の資金も集められて、一石二鳥のアイディアだった。

シェリーはナタリー達と一緒に、オリバーが運営する介護施設を訪れた。そして、入居者達とダンスを楽しんだ。オリバーはボランティアに来てくれたシェリーに感謝し、食事に誘った。一方、ヘフナーはシェリーがマンションから出ていったと知り、落ち込んでいた。実は、シェリーを追い出すために、同じマンションに暮らす女性が仕組んだのだった。

生まれ変わった「ゼータ」寮は注目の的で、男性を中心に人気を集めていた。シェリーは寮でパーティーを開催した。コルビーもパーティーにやって来て、ナタリーと良い雰囲気になる。

映画『キューティ・バニー』の結末・ラスト(ネタバレ)

シェリーはオリバーとディナーに出かけた。だが、オリバーの気を引くために他の男の存在をにおわせたため、怒らせてしまう。シェリーは落ち込みながら寮に帰り、愚痴を溢した。シェリーは自分の誘惑が効かないオリバーに困惑していた。ナタリー達はシェリーを励ました。そして、オリバーと会話を楽しむために勉強することを勧めた。

シェリーはナタリー達と一緒に授業を受け、勉強を頑張り、知識を増やしていった。シックな服装を着てオリバーと食事に出かけるが、上手くいかなかった。シェリーは寮に戻った。その時、真実を知ったヘフナーから連絡があり、来月の雑誌の見開きページを任せることにしたと言われる。見開きページに載ることは、シェリーがずっと夢見ていたことだった。だが、シェリーはナタリー達のことを見捨てることができず、断った。

ナタリー達は外見の批評をしながら、入会希望者の選別を行っていた。寮生のリリーは引っ込み思案だったが、ナタリー達の言動に我慢できなくなり強く非難した。ナタリー達は「ファイ・イオタ・ミュー」の寮生達のように、嫌な女に成り下がってしまっていた。ナタリー以外の寮生は帰ってきたシェリーに責任を転嫁し、責め立ててしまう。シェリーはショックを受けながらも気丈に振る舞い、寮を出てプレイボーイ・マンションに帰ることにした。

ナタリー達は少しだけおしゃれを気にしつつも、本来の自分達を出して入会希望者を募ることにした。ナタリー達は入会希望者を募集するため、チラシを配った。そんな時、ナタリーはコルビーに声をかけられる。コルビーはナタリーらしい装いを褒めた。ナタリーはコルビーに思いを伝え、2人はキスをした。

入会希望者がたくさんいたはずが、「ゼータ」の寮に誰も来なかった。「ファイ・イオタ・ミュー」の寮生に邪魔をされ、招待状がきちんと送られていなかったのだ。ナタリー達はシェリーに会いに行った。シェリーは今日の会議で「ゼータ」の寮の閉鎖が正式に決まることを知り、立ち上がった。

シェリーは会議に乗り込み、生徒達に向けて「ゼータ」の寮が入会希望者を必要としていることを必死に説明した。生徒達はシェリーの思いに心を動かされ、入会すると名乗りを上げた。30人が無事に集まり、寮の存続が決定する。ナタリー達は喜び合った。

ナタリーから連絡を受け、オリバーはシェリーに会った。オリバーとシェリーは、始めから関係を築き直すことにした。その後、ヘフナーはシェリーから届いた手紙を嬉しそうに読んでいた。そこにはオリバーと付き合い、「ゼータ」の寮も上手くいっていることが書かれていた。

映画『キューティ・バニー』の感想・評価・レビュー

シェリーのお馬鹿な言動には驚かされるが、素直で純粋なところが素敵な女性だと思う。何回見ても楽しい気持ちにさせてくれる作品で、落ち込んだ日やむしゃくしゃした日に見ることをお勧めしたい。シェリーのように、前向きな気持ちになれると思う。始めはおしゃれに無頓着だったナタリー達が、シェリーのアドバイスによって美しく生まれ変わるところが驚かされた。メイクや髪形によって女性の雰囲気は全く違うものに変わるのだと改めて感じた。(MIHOシネマ編集部)


地味な女の子たちが美しく変身して自信を取り戻していく、キラキラした元気いっぱいの王道ガールズ・ムービーです。主人公のシェリーがとっても良い子、しかもセクシーでとびっきりキュートな素敵な女性です。女の子がキレイに変身していくところは、同じ女性としてワクワクします。おしゃれ好きやファッションやメイクが好きな人には是非おススメです。自信を持つことや、勇気を持って一歩踏み出すことは簡単ではないけど、大切なことですね。見ていると元気を貰えて、スカッとする作品です。ラストの皆で歌う「I Know What Boys Like」も良かったです!(女性 30代)


雑誌「PLAYBOY」は綺麗でかっこよくてセクシーなモデルたちが載った男性の憧れのような存在ですよね。女性である私もプレイガールの美しさには惚れ惚れします。そんなプレイガールだったシェリーがある日モデルをクビになり、地味な女の子たちをレディに変えていくお話。
エマ・ストーン演じるナタリーがこういう子いるなあと共感できてしまうキャラクターでそんなナタリーがシェリーに出会うことで、見た目だけでなく内面も変わっていく様子がすごく素敵で、元気を貰えました。
ポジティブで前向きに生きることって物凄く大事だなと思わせてくれる作品です。(女性 30代)

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