「すべては海になる」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

すべては海になるの概要:書店員の千野夏樹は、ある騒動を通じて高校生の大高光治と知り合う。光治は問題を抱える家族を、1人で立て直そうと奮闘していた。千野は光治のことを放っておくことができず、連絡先を渡した。

すべては海になるの作品情報

すべては海になる

製作年:2009年
上映時間:119分
ジャンル:ラブストーリー、ヒューマンドラマ
監督:山田あかね
キャスト:佐藤江梨子、柳楽優弥、要潤、安藤サクラ etc

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すべては海になるの登場人物(キャスト)

千野夏樹(佐藤江梨子)
10代の頃、好きな人に酷いフラれ方をしてから、色んな男の人と体の関係を持ってきた。どん底だったときに本に救われ、書店員になる。
大高光治(柳楽優弥)
高校生。母は万引きの常習者。父は高圧的な性格で、家族を支配している。妹は頼りにならず、たった1人で家族を立て直そうと奮闘している。
鹿島慶太(要潤)
かつては作家志望だったが、上手くいかず挫折する。現在は大手出版社の営業マン。千野と本気で付き合う気はなく、体の関係だけ持つ。

すべては海になるのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『すべては海になる』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

すべては海になるのあらすじ【起】

千野夏樹は本屋で働き、一角を利用して「愛のわからないひとへ」というコーナーを作っていた。「生と死」「暴力」など様々なテーマを設定し、選んだ本を並べていた。千夏の書店には、個性的な店員が集まっていた。先輩の江古田は口煩いところがあり、「文学小姑」と呼ばれていた。同僚の大木は漢字が読めず、ゆかは夜にキャバクラでバイトをしているフェミニスト、佐久間は平凡で真面目な男性だった。

千野は大手出版社の営業マンである鹿島慶太に誘われ、ご飯を一緒に食べに行った。そこで、小説が書かれた原稿用紙を渡され、新聞広告や本の帯に使うための感想を書いて欲しいと頼まれる。千野は喜び、原稿に目を通した。その後、千野は鹿島に誘われるまま、ベッドを共にしてしまう。

10代の頃、千野は好きでもない男性と寝てばかりいた。千野はやめたくてもやめられず、雑誌の相談コーナーにメッセージを送った。そこで、本当の愛を知るために、恋愛小説を読むことを勧められる。未だに愛については分からなかったが、千野は本に救われ書店員になったのだった。

千野は何度か店に来たことがある女性(大高より子)の姿を見かけ、様子を伺った。より子が本を万引きしたと思って捕まえるが、それは誤りだった。万引きされたと思った本は床に落ちており、より子は何も持っていなかった。千野は店長の蓮沼守夫と一緒に、大高家に謝罪しに行った。そこで、より子の夫の洋治から、慰謝料としてお金を要求される。蓮沼は洋治の言動から、示談金目当ての犯行を疑う。

すべては海になるのあらすじ【承】

千野の書店に、より子の息子の光治がやって来る。光治はより子が万引きの常習者だと知っていたため、本を盗もうとしたのは事実だと思うと話した。光治は滅茶苦茶になっている家族を、たった1人で立て直そうとしていた。千野は光治を放っておくことができず、連絡先を渡した。

千野は鹿島から、小説が書かれた新たな原稿用紙を渡される。千野は感想を書くため、家に帰って原稿用紙を読んだ。『小島小鳥の冒険』という題名で、1990年代の東京を舞台にしていた。

小島小鳥はブスだったが、前向きな女の子だった。小島は他の国では可愛いと言われるのではないかと考え、旅に出た。色んな国で、色んな男性と関係を持った。小島は愛する男性を見つけ幸せに暮らしていたが、エイズを発症してしまう。さらに、色んな男性と関係を持っていたことがバレてしまい、別れることになった。小島は10年ぶりに東京に戻った。倒れた小島の傍にいたのは、高校時代に振った男性だった。男性は小島の全てを知っても受け入れ、愛した。小島は真実の愛に気づき、愛する人の腕の中で亡くなった。千野は小島の生き方に共感できたが、ラストが気に入らなかった。真実の愛に気づいた小島が不治の病に侵されていることが、罰を受けているように感じたのだ。

すべては海になるのあらすじ【転】

千野は洋治に呼ばれて家を訪ねた。千野は謝罪するが、洋治は受け入れなかった。光治は父に反抗し、母が万引きの常習者である事実を突きつけた。洋治と光治は掴み合いの喧嘩になり、千野は慌てて家を出た。光治は外に出て、千野に会った。そして、千野がいたから初めて父に反抗できたと感謝した。

光治は同級生に誘われ、夜の学校に忍び込んだ。そこで、同級生の女の子に告白され、携帯番号を聞かれる。光治は携帯を持っていないことを伝えた。すると、拒絶されたと誤解して、女の子が怒ってしまう。女の子は同級生の男の子達を嗾けて光治を襲わせた。一方、千野は新聞の広告を見て、自分が書いた小説の感想が書き換えられていることに気づく。千野はショックを受け、鹿島を非難した。

光治はプールの更衣室に逃げ込み、夜を明かした。その時、電話があることに気づく。光治は千野に連絡し、自殺しようとしていることを仄めかした。千野は光治が助けを求めていることに気づき、会いに行った。千野は光治を連れてレストランを訪れ、ご飯を奢った。光治は助けてくれたことに感謝し、次は自分が助けることを約束した。千野と光治は連絡を取り合い、交流を深めた。

千野が働く書店で、『小島小鳥の冒険』の作者である野原コイーヌがサイン会を開くことになった。千野は物語のラストを読んで抱いた違和感を野原にぶつけた。すると、鹿島が物語のラストを考えたのだと、驚愕の事実を教えられる。野原には借金があり、作家として売れるためだった。千野は納得できず、やるせない気持ちを抱く。

すべては海になるの結末・ラスト(ネタバレ)

千野は鹿島から連絡を受け、待ち合わせをしていた。光治は鹿島に会えば千野が傷つくと考え、引き止めた。だが、千野は光治の言葉を無視し、鹿島の元に行ってしまう。その後、千野が働く書店に、より子がやって来た。より子は新興宗教の勧誘者の男性と一緒に店を出ていった。千野はより子が店に来たことを光治の携帯の留守電に残した。

千野はより子のことを心配し、行方を探した。より子は勧誘者と別れ、1人で書店に戻っていた。そして、本を万引きした。より子は警察に逮捕された。光治が母を止めるために、通報していたのだ。洋治は激怒し、光治を殴りつけた。

千野は怪我をした光治を病院に連れていった。そして、帰りたがらない光治を、自宅に招いた。千野は光治と関係を持っても良いと思っていた。だが、光治は千野に手を出そうとはしなかった。悲しい気持ちを乗り越えるためだけに、関係を持ちたくなかったのだ。光治は家を出て駅に向かった。

千野は光治の後を追いかけ、一緒に電車に乗った。2人は海を訪れた。海に足をつけてはしゃいでいると、男性がやって来てもうすぐ満ち潮になるため離れるよう注意される。男性が去った後、光治は千野に日常的に抱えている苦しい胸の内を明かした。千野は辛い現実を受け止めようとする光治の姿に励まされている人はいるのだと教え、励ました。2人はその場を離れた。

千野はまだ真実の愛が何かは分からないが、真実の愛を知って死ぬより1人でも迷いながら生きていく方が良いと感じた。千野の目には愛する男性の腕から抜け出し、元気に手を振る小島小鳥の姿が見えた。

すべては海になるの感想・評価・レビュー

寂しさを抱えている女性と、家族に問題を抱えている少年の何とも言えない距離感が素敵な作品だった。千野と光治がカップルにならなかったのは残念だったが、千野が少しだけ強くなったのが感じられて安心した。少年の家族の問題が全て解決したわけではないが、明るい未来を期待できる終わり方が良かったと思う。逆にそこがリアリティがあって、身近に感じられる物語だった。頑張って現状を変えようとする光治に勇気をもらえた。(MIHOシネマ編集部)

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