映画『ダムド 呪いの墓場』の概要:クリスマスの日に起きた悲惨な殺人事件。その裏にあった衝撃の真実。そしてその家に取り憑いた殺人犯の呪いがある夫婦を巻き込んで行く。過去と現在が交錯するSFXサイコホラームービー。
映画『ダムド 呪いの墓場』の作品情報
上映時間:90分
ジャンル:サスペンス、ホラー
監督:ヴィンス・ディ・メッリオ
キャスト:ケヴィン・ヴァンフック、ヒューゴ・アームストロング、ティファニー・ベイカー、ジェフ・コートニー etc
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映画『ダムド 呪いの墓場』の登場人物(キャスト)
- エドワード(チャーリー・フェネリー)
- FBIに重要参考人として匿われる男。妻のアリスとの関係は悪く、匿われた先の家でも喧嘩を続ける。その家にまつわる怨念によって窮地に追いやられる。どこか頼りない男。
- アリス(ティファニー・ベイカー)
- FBIに重要参考人として匿われる女。夫との夫婦関係は悪い。妊娠している。匿われた先の家で、その家にまつわる歴史を知ってしまう。その怨念によってエドワードと共に窮地に追いやられる。
- シモンズ(ヒューゴー・アームストロング)
- FBIの捜査官。エドワード夫妻を匿う役目だが、訪れた先で霊に取り憑かれてしまう。エドワード夫妻を窮地に追い込む。取り憑かれた後、陽気な性格に変わってしまう。
- ライル(ジェフ・コートニー)
- かつて地元の名士だった男。異母兄弟のチャールズを給仕として雇っていたが、酷い扱いをしたせいもあり、チャールズに殺されてしまう。私利私欲の強い男。
- ヴェロニカ(オードリー・ロウ)
- ライルの妻。チャールズに優しく接する唯一の人間。しかし、チャールズがライルを殺したことに怒り、チャールズに殺されてしまう。エドワード夫妻のもとに霊として現れ、チャールズの呪いから守る。
- パール(ティファニー・ヤング)
- ライルの娘。チャールズがライルを殺す現場を見てしまう。チャールズに殺され、エドワード夫妻のもとに霊として現れ、チャールズの呪いから守る。
- チャールズ(アラン・ワサーマン)
- こき使われ、ヴェロニカにも八つ当たりするライルに対し怒りを覚え、ヴェロニカのためにライルを殺す。しかし、それを受け入れてもらえなかったためにヴェロニカ達も殺して自殺する。何年も経って、エドワード達の前に亡霊として現れる。
映画『ダムド 呪いの墓場』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ダムド 呪いの墓場』のあらすじ【起】
1947年12月25日、チャールズという名の男が女の死体を湖へと捨てた後に自ら首を吊って自殺する。
それから何年も後の現代。夫婦であるエドワードとアリスが、FBI特別捜査官のシモンズが運転する車に同乗している。二人の関係は上手くいっておらず、悪い雰囲気だった。彼ら夫婦は、過激派に大統領選候補者が襲われるという事件の目撃者であり、重要参考人としてFBIに保護されようとしていたのだ。
身を隠すための家に着いたエドワード達。そこは古い家で、聞いていたのと違うと言ってエドワードは不満を口にする。その家は、かつてチャールズが自殺した家だった。
少しの時間席を外すと言ったシモンズは、車の中から外を歩く人影を見つける。車を降りたシモンズはその人影に向けて発泡するのだった。
その家で朝を迎えたエドワード夫婦。結局シモンズは帰って来なかった。夫婦の関係は相変わらず悪い。その原因はアリスの妊娠にもあるようだった。
エドワードは近くの湖まで行くと、小さなボートを発見する。その舳先にあったペンダントを落としてしまったエドワードは、湖の中に手を入れて探すも結局見つからなかった。その場を去ったエドワードを、真っ白な服を着た二人の女が見ているのだった。
映画『ダムド 呪いの墓場』のあらすじ【承】
アリスが風呂上がりに部屋で見つけたのは、エドワードが落としたペンダントだった。それをエドワードの贈り物だと思ったアリスはそれを身につける。そこにも二人の女が立っているが、アリスには見えていない。その頃、エドワードはチャールズが落としたメガネを発見するのだった。
周りを散策していたアリスは、ある納屋で古びた写真と日記を見つける。何か危険を感じたアリスは急いで家へと戻る。そこにはエドワードとシモンズがいて、すぐに別の家を手配するとアリスに言うのだった。
アリスは拾った日記を読む。そこにはチャールズの話が書いてあった。チャールズは給仕として異母兄弟である地元の名士のライルに雇われていた。毎日罵られてこき使われていたチャールズに、名士の妻であるヴェロニカと娘のパールだけが優しく接してくれるのだった。それは、あの白い服を着た女達だった。
アリスは日記を読み終え、顔を上げた瞬間にパールが目の前に現れる。彼は此処よ、とパールはアリスに喋りかける。アリスは驚き、急いでその場を逃げ去るのだった。
映画『ダムド 呪いの墓場』のあらすじ【転】
周辺やシモンズの様子の異常に気づいたアリスは、急いで逃げようとエドワードに嘆く。エドワードはシモンズの様子を確認するとアリスに言うのだった。
エドワードはシモンズに探りを入れるが、これといって怪しい様子はない。しかし、窓に映ったシモンズの姿がチャールズになっていた。シモンズは取り憑かれていたのだ。エドワードはそれに気づくことはなかった。
翌日、シモンズはヴェロニカに誘惑される。すると突然目の前に斧を持ったチャールズが現れるのだった。
アリスは日記を再び読み始める。昔、ライルはヴェロニカに対して暴力を振るっていた。彼女を助けるためにチャールズはライルを殺すが、パールがそれを見ていたのだ。
アリスは体調を崩してしまう。日記の真実をエドワードに伝え、逃げ出して子供を産むと強く言うのだった。
シモンズは奥歯が痛いと言う。一人洗面所へと行き、奥歯を強引に抜いたシモンズの前に、パールが姿を見せるのだった。
アリスはシモンズに対して揺さぶりをかける。すると、シモンズは突然緊張した面持ちになるのだった。
映画『ダムド 呪いの墓場』の結末・ラスト(ネタバレ)
過去と現在が複雑に絡み合う。亡霊となったチャールズは、ライル夫妻とエドワード夫妻を混同していたのだ。チャールズの、ライルを殺すというクリスマスプレゼントを喜ばなかったヴェロニカ。チャールズは彼女達まで殺してしまうのだった。
シモンズがアリスの目の前で仲間を殺す。エドワードは部屋でヴェロニカ親子が血まみれになって横たわっているのを見てしまう。アリスはエドワードを連れて急いで逃げ出そうとするが、そこにはシモンズが待ち構えていた。
エドワード達を湖のそばに拘束するシモンズ。エドワードは湖に突き落とされるが、それをヴェロニカ達が救う。さらに、湖が突然発火してシモンズを炎が包む。シモンズは突然湖が巻き上がった勢いで吹き飛ばされてしまうのだった。
助かったエドワード達の前にヴェロニカ親子が姿を現し、微笑みながら去って行くのだった。
アリスとエドワードはそれを見送った後、熱いキスを交わす。エドワードはアリスに、ずっと愛していると伝えるのだった。
映画『ダムド 呪いの墓場』の感想・評価・レビュー
死霊のいけにえなどを手掛けていたスタッフ陣が製作した作品というだけに、いわゆるグロ的な展開と予想したのだが、意外とそういうわけでもなかった。生前、給仕としてライルに仕えていたチャールズという人物が霊となって襲い掛かるという展開。ライルはチャールズに対してかなりひどい扱いをしており、ライルの妻であるヴェロニカにまで暴行を行ったが為にライルを殺害したのだが、ヴェロニカはそれをよく思わず、チャールズを責めたので、ヴェロニカまで殺害して、自らも自殺し、その後霊となる。中盤までは、非常に展開も程よいホラーが混じり面白かったのだが、エンディング自体は海外ホラーで良くある、全てを燃やしてハッピーエンドという流れがもったいなく感じた作品である。(男性 30代)
犯罪の目撃者となり保護された夫婦が、身を隠すために連れてこられた一軒家。わざわざわこんな所に連れてくる必要があるの?と疑問に思っていると、家の中もかなりお粗末な感じで重要参考人になってしまった可哀想な夫婦のお話でした。
その家で起こる恐怖体験がメインですが、設定が微妙でチャールズの境遇が可哀想すぎて、見ていて切なくなってしまいます。
最後は全て無かったことにして無理矢理ハッピーエンドにしてしまう強引な作品です。(女性 30代)
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