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映画『デモンズ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『デモンズ』の概要:謎の仮面男から渡された招待状。そこへ集まった観客達を待っていたのはデモンズという悪魔だった。増殖するデモンズから必死に逃れる観客達。しかし、すでに街はデモンズによって崩壊していたのだった。

映画『デモンズ』の作品情報

デモンズ

製作年:1985年
上映時間:88分
ジャンル:ホラー
監督:ランベルト・バーヴァ
キャスト:ナターシャ・ホーヴェイ、ウルバノ・バルベリーニ、カール・ジニー、フィオーレ・アルジェント etc

映画『デモンズ』の登場人物(キャスト)

シェリル(ナターシャ・ホーヴェイ)
女子大生。謎の仮面男に招待された劇場へと行き、デモンズ達に襲われる。ジョージと共に最後まで戦い抜くが、デモンズと化してしまう。ごく普通の女子大生。
キャシー(パオロ・コッツォ)
シェリルの友人。シェリルに誘われて行った劇場でデモンズ達に襲われる。途中、発狂したキャシーの背中からアキロン大王が出て来て死亡する。シェリルと同じで、ごく普通の女子大生。
ローズマリー(ゲレッタ・ジャンカルロ)
黒人の女。劇場に招待された観客。ふざけて被った仮面によりデモンズとなり、観客達を次々に襲う。お調子者。
ジョージ(ウルバノ・バルベリーニ)
劇場に招待された青年。シェリル達をナンパしようとする。最後までデモンズと戦い抜き、どうにか町を脱出した唯一の観客。デモンズに勇敢に立ち向かう。
ケン(カール・ジニー)
ジョージの友人で、キャシーを落とそうとする青年。途中、アキロン大王に攻撃を受け、デモンズになりかけた所でジョージに殺される。
カルメン(ファビオラ・トレード)
ローズマリーの友人。ローズマリーに最初に襲われる。ローズマリー同様お調子者。
トニー(ボビー・ローデス)
ローズマリーの友人。観客達を先導し、果敢にデモンズ達に立ち向かう。途中、デモンズに殺されてしまう。

映画『デモンズ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『デモンズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『デモンズ』のあらすじ【起】

女子大生であるシェリルは登校中、地下鉄の駅で仮面を被った男に追いかけられる。そしてその男は突然シェリルに、ペロトポール劇場試写状と書いた紙を渡す。その男は他の人にもそれを配っており、映画の宣伝かと思ったシェリルは友人の分をもう一枚貰うのだった。

友人のキャシーを誘って劇場へと訪れたシェリル。その劇場は、バイクに跨って仮面と日本刀を持った像がロビーにある奇妙な場所で、すでに観客が大勢いた。ローズマリーという客がその像の仮面でふざけていると、頬に傷ができるのだった。

そんな中、映画の上映が始まる。それはホラー映画で、若者達がノストラダムスの墓を訪れてアキロン大王という名前の悪魔を復活させようという内容の映画だった。静かに映画を鑑賞する観客や、タバコを吸って騒ぐ観客、イチャイチャするカップルなど様々な人達がその映画を鑑賞している。シェリル達の隣には、ロビーで声をかけてきたジョージとケンが座っていた。彼らはシェリル達をナンパしようとしていたのだ。

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映画『デモンズ』のあらすじ【承】

映画が進行していく。映画の中の青年の一人が墓から仮面を見つけると、それを悪ふざけで被る。すると青年の顔には、ローズマリーと一緒の傷ができるのだった。

頬から流れる血が止まらなくなり、ローズマリーはトイレへと向かう。すると、その傷から突然白い液体が飛び出すのだった。

映画の中の仮面を被った青年は、デモンズに変身して仲間を殺して行く。その頃、ローズマリーを心配した友人のカルメンがトイレへと向かうと、そこにはデモンズに変身したローズマリーの姿があった。そして、カルメンはローズマリーに襲われて喉に傷を負うのだった。

どうにか逃げ出したカルメンは、ローズマリーに追われながらスクリーンの裏側へと追い込まれる。しかし、喉に負った傷から緑色の液体が飛び出してくると、耐えきれずにスクリーンを破って観客の前に飛び出すのだった。映画の中でデモンズがナイフで画面を切り裂くのと同時に飛び出してきたカルメンに、観客達は驚くのだった。

映画『デモンズ』のあらすじ【転】

デモンズと化したカルメンから、観客達は必死で逃げ出す。しかし、すでに劇場の周りはコンクリートで固められてしまっていたのだった。

ローズマリー達の友人であるトニーやジョージが、ローズマリーをどうにか物置部屋へと閉じ込めることに成功する。そして、映写室へと向かったシェリル達は、自動映写機による上映だった事を知るのだった。

劇場内の映画館の出入り口を椅子で塞ぎ、敵の侵入を防ごうとするトニー達。しかし、デモンズにやられた観客の遺体がデモンズに変身し、トニーは殺されてしまうのだった。

その頃、街では車を盗んで薬を楽しむ四人組が警官に追われていた。彼らはペロトポール劇場の裏口が開いている事に気付き、そこから中に入る。代わりに外へと出たデモンズが、警官を殺してしまうのだった。

どうにか逃げ出そうとするシェリル達だが、どこへ行っても行き止まりの状況に落胆していた。さらに、劇場に入った四人組は知らずにローズマリーを解放してしまい、デモンズ達に襲われてしまうのだった。

映画『デモンズ』の結末・ラスト(ネタバレ)

外の騒がしい様子を聞き、助けが来たのだと思ったシェリル達。塞いでいた出入り口を開けると、突然大勢のデモンズ達が侵入して人々を襲うのだった。

助かったのはシェリル、キャシー、ジョージ、ケンの四人だけだった。さらに、キャシーはこの状況にショックを受けて発狂してしまう。すると、キャシーの背中からアキロン大王が現れ、ケンを攻撃して逃げ去って行くのだった。

ケンはロビーにある像の日本刀をジョージに渡し、デモンズになる前に殺してくれと頼む。そして、デモンズになりかけたケンにジョージは日本刀を振りかざす。さらに、像からバイクを奪ったジョージは後ろにシェリルを乗せてデモンズ達と戦うのだった。

突如、劇場内にヘリコプターが墜落する。それにより天井にできた穴から脱出するジョージとシェリル。するとそこに、招待券を配っていた仮面の男が現れる。突き落とそうとする仮面の男を返り討ちにするジョージとシェリル。どうにか街へと出ることに成功するのだが、すでにデモンズにより街は崩壊してしまっていた。

逃げ回る二人の前に、父親と子供二人が乗った一台の車がやって来る。それに乗り込み、シェリル達はどうにかその場を逃れる。車に乗った家族は、走りながら銃でデモンズを撃ち殺している。父親は、恐怖のない場所へと行くと言う。そして、突然デモンズに変身したシェリルを、子供が撃ち殺すのだった。

映画『デモンズ』の感想・評価・レビュー

音楽や世界観がスタイリッシュで、デモンズのビジュアルもとてもクオリティが高くコアなファンがつきそうな作品だと感じました。
謎の試写会に招待された若者たち。しかし、それはホラー映画の試写会ではなくデモンズ祭りの始まりでした。
デモンズは一体何者なのか、何が目的なのか、そんな余計なことは考えてはいけません。観客である私たちが考えるべきはどうやってデモンズにならずに逃げきれるか、それだけです。
仲間は次々とデモンズになってしまうし、ドキドキしながら鑑賞していましたがラストの展開には驚きました。(女性 30代)

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ局の映画番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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