映画『ディストラクションZ』の概要:ルークは親友のデイヴと共に、荒れ果てた警察署の檻の中に立て籠もっていた。建物の外には、ゾンビの大群がいた。ルークは生存者のサマーズ警官と共に脱出しようとするが、デイヴはゾンビ・ウイルスに感染してしまっていた。
映画『ディストラクションZ』の作品情報
上映時間:85分
ジャンル:アクション、ホラー
監督:ハミッド・トラプア
キャスト:トニー・トッド、レイナ・ハイン、スティーヴン・ルーク、アマンダ・デイ etc
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映画『ディストラクションZ』の登場人物(キャスト)
- スタンリー・サマーズ(トニー・トッド)
- オワトナ警察の警官。生存者グループの中で、リーダー的存在。
- ルーク(スティーヴン・ルーク)
- 一般人。強い正義感と行動力を持ち、ゾンビが徘徊している町から生存者を救おうと奮闘している。
- ベナ(レイナ・ハイン)
- ルークのガールフレンド。ルークと初デートをしようとしたときにゾンビ騒動が起こり、離れ離れになってしまう。
映画『ディストラクションZ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ディストラクションZ』のあらすじ【起】
ルークはゾンビから身を守るため、荒れ果てた警察署の檻の中に立て籠もっていた。しかし、そこにもゾンビの群れが現れ、逃げ出さなくてはいけなくなる。親友・デイヴはゾンビ・ウイルスに感染していて、逃げられるような状態ではなかった。ルークは警官のサマーズに諭され、仕方なく彼を置いていくことにした。ルーク達は生存者と合流し、ゾンビを倒しながら警察署を脱出した。
それから4週間後。ゾンビは増え続け、世界は終わったと言われていた。しかし、一方で生存者も毎日見つかっているため、ルークは希望を捨てていなかった。ルークはゾンビ化したデイヴを殺すことはなく、檻の外から語りかけた。
ルークはパトロールを行い、生存者を見つけるとキャンプ地へと誘導していた。だが、ある男性は家から離れることを嫌がった。ルークは酒を見つけると、その男性にプレゼントした。ルークはパトロール中に女性の悲鳴を聞き、助けに向かった。すると、リリーという名の女性がゾンビに追いかけられていた。ルークはゾンビを倒し、リリーを保護した。リリーは腹を刺され怪我をしていた。
映画『ディストラクションZ』のあらすじ【承】
ルークはリリーに何があったのか話を聞いた。リリーは法律事務所にいたのだが、経営陣に恨みがある女性に襲われてしまったことを話した。しかも、その女性はゾンビに人を襲わせていた。法律事務所にはまだ他にも生存者が残っていた。ルークはリリーに頼まれ、生存者を助けに行くことにした。
ルークはサマーズや仲間の男性と話し合った。生存者を探しに行く過程で、仲間がゾンビに襲われていた。サマーズは仲間を犠牲にし、生存者を探しに行くのが本当に正しいことなのか苦悩していた。退治したゾンビの数は3241、救った人は68人。だが、43人の仲間を失っていた。無線を使って遭難信号を送っていたが、他の町とは連絡が取れなかった。逃げようにも、どこに行けばいいのかも分からなかった。リリーがいた法律事務所がある場所は、ゾンビの群れがいるところだった。サマーズは仲間を連れて行くことを提案するが、大人数で動けばリスクが増えるため、ルークは1人で行くことにした。
ルークが地下を通って法律事務所に向かった。建物の中には、知り合いの女性ヘイリーがいた。ヘイリーは男性2人の頭に、「有罪」と書かれた袋を被せていた。その男性は経営陣の最後の2人だった。ヘイリーは自分を苦しめてきた彼らに復讐しようとしていた。ルークはヘイリーに銃口を向けながら、キャンプ地に一緒に行こうと説得した。ヘイリーが了承したため、男性達の拘束を解いて一緒に脱出することにした。だが、途中でヘイリーに裏切られ、ゾンビに襲われてしまう。
映画『ディストラクションZ』のあらすじ【転】
ルークが必死に逃げていると、行方が分からなくなっていたガールフレンドのベナと従妹のタラに助けられる。ルークはベナ達をキャンプ地に連れて帰った。タナがピリピリした様子で敷地内の確認に出かけたため、ルークはベナを案内することにした。ベナとタナは町よりも田舎の方が安全だと気づき、避難していた。そのため、タナは町にあるキャンプ地に泊まることに抵抗感を持っていた。
ルークはデイヴのことを殺せなかったことをベナに話した。ベナは母がゾンビになってしまい、妹を殺して自分に襲いかかってきたことを話した。父はベナを助けるために母の背中を刺すが、母は死んでおらず今度は父を襲った。ベナは父を助けるため、母の頭をナイフで刺し殺していた。
ヘイリーが率いているゾンビがルークの後を追い、地下を通ってキャンプ地を襲撃した。ルークは全てを終わらせるため、1人でヘイリーに会いに行った。ヘイリーは人が死んでも全く意に介さなかった。ルークはヘイリーと戦い、止めを刺した。キャンプ地は地下を封鎖し、防衛を強化した。
映画『ディストラクションZ』の結末・ラスト(ネタバレ)
ベナ達は家に戻ることを決め、ルークは送って欲しいと頼まれる。ルークは快く引き受けた。サマーズに戻ってくることを約束し、車に乗って山奥にあるベナ達の隠れ家に向かった。
ベナ達が町にいたのは、食料と父の薬を探すためだった。山奥には人があまりないため、ゾンビも少なかった。全米全てがゾンビ・ウイルスに感染しているらしく、無線で繋がるところがどこにもなかった。ゾンビ・ウイルスの正体も不明で、ウイルスなのか化学兵器なのかはっきりとは分かっていなかった。
ルーク達は途中で、ゾンビの大群がベナ達の隠れ家の方に向かっているのを目撃する。ルークはベナの父に会うと逃げることを勧めるが、ベナの父は妻や娘の墓がある家から離れるのを嫌がった。ベナの父は圧政に備えて大量の武器と爆弾を所有しており、それでゾンビの大群と戦おうとしていた。
ルーク達はゾンビと戦い、爆弾を使って始末した。ゾンビ達がいなくなり、ルーク達は安堵した。だが、ベナがゾンビ・ウイルスに感染してしまっていた。ベナは以前の世界ならルークと愛し合えたのにと悔いた。そして、ゾンビにならないために、拳銃を使って自殺しようとした。だが、ルークが弾を抜いていた。ベナはルークを怒鳴りつけ、自分勝手だと責めた。ルークはベナの頭を撃ち抜き、泣き崩れた。
疾病対策センターの緊急放送を受信し、今回のゾンビ化の原因がウイルスであると判明した。治療すれば、デイヴは助かるのだ。ルークはベナや大勢の人を殺したことを悔いた。もしも身を潜めていれば、皆助かったのだ。サマーズは慰めるが、ルークの心は晴れなかった。ルークは外に行くと、大量に並べられている遺体を眺めた。
映画『ディストラクションZ』の感想・評価・レビュー
ルークは正義感が強く、1人でも多くの人を救おうと奮闘する姿がカッコいいなと感じた。ただ闇雲に明るい性格なのではなく、ゾンビ化しているデイヴに苦しい胸の内を語る場面もあり、人間味溢れるキャラクターなのが良かった。だからこそ、ラストはもう少しルークにとってハッピーな展開で終わることはできなかったのかと、思わずにはいられなかった。最後にルークが外に出て遺体を眺める場面は、特に悲しく印象に残っている。(MIHOシネマ編集部)
とにかくずっとゾンビと戦う映画です。ゾンビ映画といえば冒頭は普通の世界だったのに、何らかの形でウイルスが蔓延し、世界が崩壊していくというのがおなじみのシナリオですが、今作は最初からゾンビ化した世界なのでゾンビを倒すゲームのような感覚で見ていました。
ゾンビを操れるキャラクターや戦闘能力の高い美女など、これまたゲームのような展開。
オチもそれほど強くありませんが、アルバトロスのわりには最後までしっかり見られたかなと思います。(女性 30代)
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