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映画『デウス 侵略』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『デウス 侵略』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『デウス 侵略』の作品情報


出典:https://www-video-lp.unext.jp/title/SID0073886

製作年 2022年
上映時間 90分
ジャンル SF
スリラー
監督 スティーヴ・ストーン
キャスト クローディア・ブラック
デヴィッド・オハラ
フィル・デイヴィス
リチャード・ブラックウッド
製作国 イギリス

映画『デウス 侵略』の登場人物(キャスト)

カーラ・グレイ(クローディア・ブラック)
アキリーズ号の乗組員。事故で母と娘を亡くしたばかりの女性。ウルフのことを何となく信頼している。会長とは長い付き合いがある。
ウルフ(デヴィッド・オハラ)
少し年配の男性宇宙飛行士。アキリーズ号の乗組員。使用済み炉心の破棄処理などができる。敬虔な母親に育てられた。
ヴァンス会長(フィル・デイヴィス)
地球から、球体探査ミッションの指揮を取っている人物。初老の男性。カーラと過去に3つのミッションを共にした。
セン・ポール(リチャード・ブラックウッド)
アキリーズ号の船長。クルーの意見を聞き入れず、強引にミッションを進める男。
ショーン・ウェルシュ(チャーリー・マクゲチャン)
アキリーズ号の男性乗組員。ベテランの宇宙探検家。
テズ(クリスタル・ユー)
アキリーズ号の乗組員。強気だが気配りのできる女性。
サイ(ブランコ・トモヴィッチ)
アキリーズ号の乗組員。経験が浅い男性宇宙飛行士。人工冬眠を初めて経験した。髪型はスキンヘッド。ブログを運営しており、多数のフォロワーがいる。

映画『デウス 侵略』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『デウス 侵略』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『デウス 侵略』のあらすじ【起】

地球が衰亡する中、人々は愛する人との幸せに逃避し目の前の悲劇から目を背けた。カーラは母と娘を亡くした。

生き残ったカーラは、火星軌道上にぽっかり出現した謎の球体の探査に向かう。宇宙船の名はアキリーズ号、乗組員はカーラを含め6人だ。球体への到着まではおよそ17時間で、乗組員らは人工冬眠から目覚めたばかりである。サイは情緒が不安定で、カーラとテズは彼を心配した。

この黒い球体の出現について、地球のネット上では、政府の仕業なのではと疑う意見も見受けられた。サイは、ネットで黒い球体について調べている。

司令室に全員が集まると、ヴァンス会長とのテレビ電話が繋がった。地球にいる会長は、この任務の総指揮を執っている。

船に搭載された人工知能ミズが、球体からの信号を受信した。カーラが信号を解読すると、球体は神を意味する単語「デウス」を繰り返している。サイは怖がり、引き返せと言った。この意見にはカーラも賛成である。初めて接触した地球外生命体が、万が一敵だったらどうするのか?とカーラは船長に問う。しかし船長は、予定通り球体に行くつもりである。

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映画『デウス 侵略』のあらすじ【承】

サイは震えながら、神の審判の声が聞こえると訴えた。カーラも時々母や娘の声が聞こえ、戸惑う。

サイが船の下層部へ逃げた。発狂したサイは、ナイフで自分の体に文字や五芒星を刻んでいる。テズの悲鳴が聞こえ、カーラとウルフは貨物室へ向かった。サイはカーラを捕らえ、ナイフで脅す。サイは「球体へ行けば、皆生贄にされるから地球に戻る」と言って聞かない。そこへ船長が現れ、サイを射殺した。この騒ぎでテズが死に、カーラとウルフは彼女のためにも、球体の謎を明かそうと決意する。

残された4名のクルーは、着陸船で黒い球体へと向かった。球体の地表には謎の構造物がある。着陸すると会長からテレビ電話が入り、球体の構造物と同じものが、地球上に1万以上も表出していると分かった。つい最近のことである。会長は構造物の調査を命じウルフ、カーラ、ショーンが船から降りることになった。

3人が構造物の近くまで行くと門が開き、中から強い光が差した。ミズが信号を受信し「私は創造主の代弁者で、万物存在の始まりと終わりを司る者です」と訳す。創造主の代弁者は、今後球体が地球に近づくことで、地球は瞬時に消えるだろうと言った。

映画『デウス 侵略』のあらすじ【転】

創造主の代弁者は、この門をくぐった者は生き残ることができると教える。そして門をくぐる適任者としてカーラが選ばれた。門の向こうでは、母親の声がする。カーラが門をくぐると、娘のジェスが走ってきた。

気がつくと、カーラは船の医務室にいた。ショーンの宇宙服が破裂し、彼が死んだと聞かされる。会長は門の向こうの世界の様子を、カーラに訊ねた。カーラが聖地のような素晴らしい所だったと答えると、地球の人々にこの情報が共有される。

宇宙船はこの後地球に帰還する予定で、1時間後には人工冬眠室に入らなければならない。船長が何か隠していると感じたカーラは、彼の冬眠室に潜入した。そこには銃と、乗組員の個人情報が記載された書類があった。書類から、ウルフがエリート部隊に4年いた精鋭の軍人だと分かる。ショーンは何かの口封じのため、ウルフから殺されたのだ。

カーラは船長を銃で脅し、何を隠しているのかと問いつめた。カーラは船長と揉めた挙句、彼を射殺する。カーラも船長から撃たれ腹部を負傷し、ウルフから手当てを受ける。カーラとウルフは、人類の脅威となる球体を爆破しようと考える。

映画『デウス 侵略』の結末・ラスト(ネタバレ)

2人の話は監視されており、すぐに会長から連絡が入る。会長はカーラに全てを明かした。球体も構造物も、全て地球人が作ったものだったのだ。地球には人口が増えすぎた。そこで科学者たちは人類を間引く必要があると考え、150億人を犠牲にして60億の人が生き残れるような計画を立てた。門の向うに楽園などない。会長はカーラの証言を利用して、地球の人々に門をくぐらせ死へと導いたのだ。

カーラやその家族を襲った事故も、会長が仕組んだものだった。会長は意識を失ったカーラの脳に、チップを埋め込んだ。このチップのおかげで、カーラには母や娘の声が聞こえるようになったのだ。会長はミズに、船を自動爆破させるよう命じる。

カーラとウルフは着陸船で脱出し、謎の球体に着陸する。だが持ち出した炉心では、遠隔で球体を爆発させるのは不可能だ。ウルフはカーラを着陸船に残し、自分だけ球体に降りて自爆させる道を選ぶ。そして「人々に真相を告げることが、君の使命だ」とカーラを説得した。カーラは着陸船から、爆発する球体を見て泣いた。

ミズの算出から、カーラは地球までの航行時間が7年8か月もかかると分かった。

映画『デウス 侵略』の感想・評価・レビュー

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映画『デウス 侵略』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

以上、映画『デウス 侵略』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。

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