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映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』の概要:オルディネモンが誕生し、現実世界の崩壊が始まる。リーダーである太一の消息が不明の中、「選ばれし子供達」は最後の戦いに挑まなくてはならなくなった。世界の均衡を保つには現実世界のリブートを起こすしかないのか、それとも他の道が残されているのか。子供達の選択が世界を大きく変えることになる。

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』の作品情報

デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来

製作年:2018年
上映時間:98分
ジャンル:SF、アドベンチャー、アニメ
監督:元永慶太郎
キャスト:花江夏樹、坂本千夏、三森すずこ、重松花鳥 etc

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』の登場人物(キャスト)

八神太一(花江夏樹)
選ばれし子供達の一人。前回の戦いで消息不明となっている。
石田ヤマト(細谷佳正)
選ばれし子供達の一人。太一がいない中、みんなを引っ張っていこうとする。だが、太一の存在が改めて大きいことを実感する。
望月芽心(荒川美穂)
メイクーモンのパートナー。メイクーモンとの戦いに決着をつける覚悟で最後の戦いに臨む。
八神ヒカリ(M・A・O)
太一の妹。太一の消息が途絶え、精神的に不安定となることで倒れてしまう。

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』のあらすじ【起】

メイクーモン達との戦いによりデジタルワールドの世界で消息が途絶えた太一と西島。太一の妹であるヒカリは、兄を失ったショックが引き金となり、不安定な精神状態からテイルモンをオルディネモンへ暗黒進化させてしまった。

太一が生きていることを信じ、「選ばれし子供達」はオルディネモンが発生させた歪みから現実世界へ戻ることを決める。

時を同じく、現実世界ではデジモンの研究員で芽衣の父親の望月教授のもとへホメオスタシスの使者ハックモンが現れる。オルディネモンの誕生により世界の均衡は保てない状況になったいま、ハックモンは最終計画を実行する意向を望月教授へ伝えるのであった。

ヤマト達は現実世界へ戻ってきた。だが、ヒカリは高熱で倒れてしまう。みんなが不安な状況になっている中、ヤマトは太一のようにまとめようと動く。だが、自身が中心になってまとめようと動くほどヤマトは、今まで周囲を気にかけ、現実に向き合っていた太一の存在が大きかったことを実感するのであった。

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映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』のあらすじ【承】

イグドラシルの使途である謎の男は、現実世界にやってきた。同じくオルディネモンも姿を現し、ついに現実世界の崩壊が差し迫る緊迫した状況となった。

「選ばれし子供達」は現場へ駆けつけ、応戦する。だが、オルディネモンの強さは想定を超えており、太一抜きでは手も足も出ない状況に陥っていた。

その最中、ハックモンが「選ばれし子供達」の前へ現れる。ハックモンは、イグドラシルの陰謀を止めるためには現実世界のリブートを行うしか道はないことを伝える。現実世界のリブートは、現実にある電子機器のリブートを意味しており、実行されれば世界へ多大な影響を及ぼすことを意味していた。一行は、リブートのリスクはあるものの、現実世界を救うためには他に道が残されていないことを受け入れるしかなかった。

一方太一は、幸運にも怪我無くデジタルワールドにある研究施設のような場所で目が覚める。そこには一緒に落下した西島をいたが、落下時の影響からか、血を流し瀕死状態に陥っていた。

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』のあらすじ【転】

施設を調査していると太一達の後輩で同じく「選ばれし子供達」の大輔達がポッドに入っており眠っていた。イグドラシルの計画にいち早く気付いた大輔達は、イグドラシルと姫川によって監禁されていた。

太一と西島は大輔達の救出を試みる中、謎の男が姿を現す。彼は大輔達が収納されているポッド以外に予備のポッドが1つだけあり、脱出するためにはポッドに入る必要があることを言う。それは太一と西島のどちらかしか助からないことを意味していた。

太一は2人で脱出する方法を模索していたが、西島は自身の命が持たないことを察し、太一を無理やりポッドへ入れる。西島は太一に全てを託し命を引き取るのであった。

その頃、熱にうなされ眠っていたヒカリは夢でテイルモンと出会う。テイルモンはメイクーモンの中にこそ鍵があることをヒカリへ伝えるのであった。

ヒカリがテイルモンから聞いた言葉から光子郎は、前回のリブートで失われたデジモン達の記憶やデータがメイクーモンの中にあることを推測する。だが、無情にも現実世界のリブートのカウントダウンが始まってしまう。

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』の結末・ラスト(ネタバレ)

光子郎はすぐに皆を呼び寄せ、メイクーモンの中に格納されている全てのデジモンのデータの解放を行う。結果、メイクーモンに内包されていた記憶が解き放たれ、ガブモン達パートナーデジモンは記憶が蘇ることに成功する。また、オルディネモンとしてメイクーモンと合体していたテイルモンも解放された。

だが、オルディネモンの存在自体はまだ消えていなかった。オルディネモンの攻撃に苦戦を強いられる中、太一が駆けつける。太一とヤマトはオメガモンを召喚し対抗する。オルディネモンの中にはメイクーモンがいるが、芽衣は覚悟を決め、太一達もそれに応える覚悟を決める。他のデジモン達もオメガモンへ力を渡すことでオルディネモンを倒すことに成功しリブートも回避された。メイクーモンは最後芽衣へ感謝の気持ちを伝え消滅するのであった。

普段の日常に戻り、壊れた街の復旧も進み始めた。芽衣は田舎にある実家へ戻っていた。太一達は電話で芽衣へ離れていても仲間であることを伝え、子供達の新しい未来が動き出すのであった。

映画『デジモンアドベンチャー tri. 第6章 ぼくらの未来』の感想・評価・レビュー

6部作がついに完結。途中から姫川がその後どうなったか分からないところもあり、消化不良な点があることも正直否めない。だが、大事なのは「選ばれし子供達」が昔と違って少しずつ大人として成長していることが本シリーズでの一番重要なカタルシスであると思う。思春期というのは自分と葛藤しなければいけない局面が多い。だが、それを超えていく強さを本シリーズで強く感じた。もし何か悩んでいることがあれば、本作を観終わった後に1歩前へ進むことができるかもしれない。(MIHOシネマ編集部)


6つの作品からなるシリーズもついに最終章となります。思うようにストーリーが進まなかったり、それぞれのキャラクターの行動にイライラしつつもここまで見続けてきました。正直、納得のいかないシーンもありましたが今作の1番の見所である選ばれし子供たちの成長という点についてはかなり満足出来ました。
TVアニメの初期のデジモンが好きだった私は今作のラストに期待はしていませんでした。どんな展開になっても観客が求めるキャラクターは出てこないと思ったからです。
予想通り謎を残したままのラストにモヤっとしましたが、これが今の完成系なのでしょう。(女性 30代)

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