この記事では、映画『ディスタービア』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『ディスタービア』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『ディスタービア』 作品情報

- 製作年:2007年
- 上映時間:104分
- ジャンル:サスペンス、ミステリー
- 監督:D・J・カルーソー
- キャスト:シャイア・ラブーフ、サラ・ローマー、アーロン・ヨー、デヴィッド・モース etc
映画『ディスタービア』 評価
- 点数:75点/100点
- オススメ度:★★★★☆
- ストーリー:★★★☆☆
- キャスト起用:★★★☆☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★☆☆
- 設定:★★★☆☆
[miho21]
映画『ディスタービア』 あらすじネタバレ(起承転結)
映画『ディスタービア』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『ディスタービア』 あらすじ【起・承】
ケール(シャイア・ラブーフ)は父親と釣りに行った際に、自分の運転により事故を起こしてしまう。
ケールは奇跡的にほぼ無傷で助かるが、父親は死亡。
自分の運転のせいで父を亡くしてしまったとケールは罪悪感と自責の念で自暴自棄に。
学校でも集中出来ず、注意してきた教師のセリフで怒ったケールは暴力事件を起こしてしまう。
本来は実刑であるとされる暴力ではあったが、父親の事もあり情状酌量が認められる。
自宅謹慎3ヶ月と言う処分を受け、監視システムも設置されてしまう。
足には受信機がはめられ、30mの距離や30秒以内に戻らないといけないなどの制約が。
ケールは、ネットゲームなどして過ごしていたが、母親によって「お休みでなく、謹慎なのよ」と注意されてしまう。親友のロニーに至っては、話し相手にもならず夏休みバカンスと言いハワイへと行ってしまう。
暇を持て余していたケールの元に、嫌がらせが。
火のついた犬の糞を玄関前に置くと言う近所の子供のイタズラを受け、怒って追いかけたケールは受信機によって警察に取り押さえられる羽目に。
そんな姿をとある少女に見られてしまう。
彼女は最近越してきた少女でアシュリー(サラ・ローマー)だった。
映画『ディスタービア』 結末・ラスト(ネタバレ)
家の手伝いを渋々しながらも、時間を持て余していたケールは外を覗く。
すると、件のアシュリーの水着姿や着替えが見えた。
それを機にケールは近所を覗く行為を始めるのだった。
ハワイから帰ったロニーとも、アシュリーの水着姿を堪能したり、どんどん覗きはエスカレートして行く。
夜にも覗きをする様になったケールは、ある夜にお隣さんのターナーの家から出て来た車を不審に思う。
女性失踪容疑者の車と似ていると思ったのだ。
しかしそこまで追求せず、再びロニーとアシュリーの覗きをしていた際に、音を立ててしまった事でアシュリーにバレてしまう。
家に訪ねて来たアシュリーに謝罪するも、覗きでターナーの件を話すとアシュリーも覗きに興味を持ってしまう。
そのまま覗いているとやがてターナーが帰宅した、女性同伴での帰宅である。
陰ではやしたてるアシュリーとケールだが、逃げ惑う女性を見て違和感を感じ始めた。
通報した方が良いのか困惑している間に女性は帰ったようだった。
アシュリーが帰った後もケールは1人で見つのを続けていた。
するとターナーがゴミ袋をさげて居るのが目に入る、しかもそのゴミ袋はどうやら血まみれの様に見える。
ロニー、アシュリー、ケールの3人は、各自が見張り、指示、ターナーのガレージの詮索と分担し探っていく事に。
ロニーはガレージに入るためのリモコンコードの読み取りに成功するが、アシュリーはバレ、ターナーに忠告されてしまう。
しかし、ターナーの車に携帯電話を落としてしまったロニー。
取りに行く際に、ケールからガレージにあるビニール袋の中身を確認する様ビデオで映す指示を受けたロニーは、ひどい臭いのする袋を確認。
中には毛や血が入っていたが、見つけた際にガレージの扉が閉まり始める。
ビデオには逃げ惑うロニーが映り、助けに行ったケールだが、受信機のせいで警察に捕まってしまう。
ケールの話を聞いた警察は、ターナーの家を調べてくれたがロニーは見つからない、袋の中には犬の死骸が入っていた。
開放され、自宅に戻ると自力で逃げて来たロニーが居た。
ケールの母は、息子のお詫びをしに行くが、ターナーに捕まってしまう。
ターナーはケールの家に訪れ、殴られたロニーは失神してしまう。
アシュリーのおかげで屋根伝いに逃げたケールは母を助けにターナーの家に。
警察が到着し、ターナーの家に入るが、ターナーにより倒れてしまう。
奥に入ったケールは、多くの死体を発見。驚いてそこから出たケールはうめき声を頼りに吊るされていた母を見付ける。
母を助けたケールは、現われたターナーと戦いになりターナーは死亡。
自宅謹慎が解けた後も、ケールは3人で近所の監視を続けるのであった。
映画『ディスタービア』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『ディスタービア』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
どの場面も迫力と緊張感が
最初から事故のシーンは迫力があり、その事故の悲惨さと、ケールの自責の念が比例している様子が伺える。
あれだけの事故でほぼ無傷のケールに怖い気持ちも出るが、もう少し父親との絡みがあっても良かったかもしれない。
伏線かと思える様な描写があるが、別に何でも無かったので、もう少しケールの父親との関係性は深く描いてもらえた方が、ケールの喪失感がアップして感情移入しやすかったかもしれないと思う。
自宅謹慎で、ネットも無く暇を持て余すケールの様子がうまく表現されていて、人ごとと思えない臨場感がある。
家の手伝いか、勉強、人を家に呼ぶ位しか無い中で、どの様に覗きを楽しんでいくかがポイントである。
3人の計画実行中の緊張感、母を助けにターナー宅へ乗り込んだ際の緊張感はなかなかのクライマックス度である。
いけない行為か判断しにくい
覗きと言うと、あまり良い顔が出来ない行為ではあるが、アシュリーも一緒になって参加してしまう所に楽しさがある。
アシュリー自身も家庭の問題などが背景にあり、覗きと言う背徳感がある行為を完全否定出来ない部分があったと思うと何だか責める事が出来ない。
また、前半少しアシュリーに対しての覗き行為がメインであり、微妙に感じる人もいるかもしれない。
しかし前半の少しダラダラした様子がアシュリーとの、後に一緒になって覗きをして行き、協力してターナー宅への侵入など成功させて行く中での見えない絆が育つ部分でもある。
また、結局は覗きによる行為で連続殺人犯が見つかる、と言う結果になるので善悪が判断しにくい。
シャイア・ラブーフは威勢のいい振りをしているけど本当は優しいやつみたいなキャラクターが本当に似合います。頼りなさげな表情も彼が巻き込まれる状況を上手く表していて、頑張れ!と応援したくなってしまいました。
主人公が高校生の設定なので程よく青春な雰囲気もあり、重くなりすぎずに見られたと思います。
母親との絆を見ていると、やはりシャイア・ラブーフは良い奴なんだよなあと何だかホッコリしてしまいました。(女性 30代)
自宅謹慎という限定された空間でここまでスリルを生み出せるのが見事だった。最初はただの覗き見の延長のように進むが、隣人が殺人犯かもしれないという疑念が現実味を帯びてくるにつれて緊張感が一気に高まる。地下室の侵入シーンは手に汗握る展開で、ラストの対決も迫力があった。日常の中に潜む恐怖を描いた良作。(30代 男性)
青春映画のような軽さから一転して、後半はしっかりとしたサスペンスになるのが面白い。主人公のケイルが父の死をきっかけに問題を起こし、自宅に閉じ込められる設定も物語に深みを与えている。隣人の正体が明らかになるにつれて怖さが増し、最後まで飽きずに観られた。(20代 女性)
ヒッチコック的な設定を現代風にアレンジした作品で、非常に見やすい構成になっている。監視する側だった主人公が逆に狙われる展開は王道だが、しっかりと緊張感が保たれている。特に地下室のシーンは恐怖がピークに達し、思わず息を止めてしまった。(40代 男性)
主人公の成長とサスペンスがうまく融合しているのが印象的だった。父の死による喪失感が物語の背景にあり、それが彼の行動にも影響している。隣人の狂気が徐々に明らかになる過程が丁寧で、後半の展開はかなり怖かった。エンタメ性と心理描写のバランスが良い作品。(30代 女性)
テンポが良く、気軽に楽しめるサスペンス映画だと思った。最初は軽いノリだが、徐々に不穏な空気が漂い始める構成がうまい。隣人が本当に犯人だと確信するまでの流れも自然で、観ていて引き込まれた。ラストの攻防戦も盛り上がりがあり満足感がある。(20代 男性)
閉鎖空間での緊張感の作り方が非常に巧み。主人公が外に出られないという制約が、逆に物語を面白くしている。隣人の不気味さが徐々に増していき、観る側の不安も高まる。最後にすべてが明らかになる展開は爽快感もあり、娯楽作品として完成度が高い。(50代 男性)
若者向けの作品かと思っていたが、しっかりとしたサスペンスで驚いた。ケイルと隣人の関係が次第に緊迫していく過程が見応えがある。特に侵入シーンは怖さと緊張感が絶妙で、思わず目を離せなかった。最後の決着もスッキリしていて良かった。(30代 女性)
日常の風景が一変する恐怖がよく描かれている。隣人という身近な存在が脅威になる設定がリアルで、観ていて不安になる。主人公が真実に近づくほど危険が増していく展開がうまく、最後まで緊張感が続いた。シンプルだが完成度の高い作品。(40代 男性)
恋愛要素とサスペンスのバランスが良く、エンタメとして非常に楽しめた。アシュリーとの関係も物語に彩りを加えていて、単なるホラーに終わらない魅力がある。隣人の正体が明らかになる終盤は一気に畳みかける展開で、見応えがあった。(20代 女性)
映画『ディスタービア』を見た人におすすめの映画5選
裏窓
この映画を一言で表すと?
覗き見から始まる、極上のサスペンスの原点。
どんな話?
足を骨折して自宅で療養中のカメラマンが、退屈しのぎに隣人たちの生活を観察しているうちに、殺人事件の疑いを抱く。限られた視点の中で真実を探ろうとするが、やがて自分自身も危険に巻き込まれていく。
ここがおすすめ!
ディスタービアの元ネタとも言える作品で、閉鎖空間と覗き見という設定が秀逸。緊張感の積み重ねと巧みな演出で、古さを感じさせない完成度を誇るサスペンスの名作。
パラノーマル・アクティビティ
この映画を一言で表すと?
日常に潜む恐怖を記録したリアル系ホラー。
どんな話?
新居に引っ越したカップルが、夜な夜な起こる不可解な現象をカメラで記録し始める。最初は些細な違和感だったものが、次第に深刻な恐怖へと変わっていく。
ここがおすすめ!
日常空間が舞台という点でディスタービアと共通しており、じわじわと迫る恐怖が魅力。派手な演出に頼らず、観る者の想像力を刺激するタイプの作品が好きな人におすすめ。
サマー・オブ・84
この映画を一言で表すと?
少年たちの好奇心が恐怖へと変わる青春サスペンス。
どんな話?
1980年代のアメリカ、近所で起きる連続失踪事件に疑問を持った少年たちは、隣人が犯人ではないかと疑い始める。調査を進めるうちに、想像以上に危険な真実へと近づいていく。
ここがおすすめ!
ディスタービア同様、隣人への疑念から物語が展開する構成が魅力。青春映画の要素とサスペンスが融合しており、ラストの衝撃的な展開が強く印象に残る。
ドント・ブリーズ
この映画を一言で表すと?
侵入したはずが逆に追い詰められる、極限のスリラー。
どんな話?
若者たちが大金を狙って盲目の老人の家に侵入するが、予想に反して老人は異常なまでの戦闘能力を持っていた。逃げ場のない家の中で、生き残りをかけた攻防が繰り広げられる。
ここがおすすめ!
閉鎖空間での緊張感が圧倒的で、一瞬たりとも気が抜けない。侵入者と住人の立場が逆転する展開がスリリングで、ディスタービアの終盤の緊張感が好きな人におすすめ。
イーグル・アイ
この映画を一言で表すと?
監視される恐怖が暴走するハイテクサスペンス。
どんな話?
突然、謎の女性からの指示に従うよう強要された青年は、知らぬ間に巨大な陰謀に巻き込まれていく。監視社会の中で、逃げ場のない状況に追い込まれる。
ここがおすすめ!
監視というテーマをスケールアップして描いた作品で、常に誰かに見られている恐怖が強調されている。テンポの良い展開と緊張感の連続で、最後まで一気に楽しめる。



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