映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』の概要:冴えない人生を送っていた中年男が旧友に誘われるがまま自らの死を偽装したために、癌の治療薬を巡る陰謀に巻き込まれるコメディ映画。コメディ俳優のアダム・サンドラーが旧友に扮している。
映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』の作品情報
上映時間:108分
ジャンル:コメディ
監督:スティーヴン・ブリル
キャスト:アダム・サンドラー、デヴィッド・スペード、ポーラ・パットン、キャスリン・ハーン etc
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映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』の登場人物(キャスト)
- マックス / ブッチ(アダム・サンドラー)
- 癌を患っており、フィッシュマン医師が開発した特効薬の被験者だった。特効薬の調合法を探し出すためにチャーリーを巻き込んで死を偽装する。
- チャーリー / フィッシュマン(デビッド・スペード)
- 高校時代の憧れの女性と結婚したものの妻や妻の連れ子にバカにされている。スーパーマーケット内の銀行の支店で働いている。
- ヘザー・フィッシュマン(ポーラ・パットン)
- 癌の特効薬の治療に取り組んでいたフィッシュマン医師の妻。マックスとチャーリーと共にフィッシュマンの死の真相を探ろうとする。
- ベッカ(キャスリン・ハーン)
- マックスの妻。しかし、マックスはチャーリーに自分を追いかけ回す元恋人だと説明する。マックスの行き先に度々姿を現す。
映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』のあらすじ【起】
同窓会が開かれ、チャーリーはマックスと久しぶりの再会を果たす。2人はお酒を飲み、昔話に花を咲かせる。途中でベッカが現れるが、マックスは追い返してしまう。そしてチャーリーに元恋人だと説明する。一方、チャーリーはつまらない人生を送っていることを告白し、人生をやり直したいと話す。翌日、仕事を終えて帰宅したチャーリーは妻の連れ子の双子にからかわれ、妻にも邪険に扱われる。嫌気が刺したチャーリーはマックスの誘いに応じて船で遊びに出掛ける。久しぶりに楽しい時を満喫するが、マックスは夜中に船を爆発させて就寝中のチャーリーを救命ボートで運び出してしまう。
チャーリーが目を覚ますとホテルの一室にいた。焦るチャーリーに対して、マックスは人生をやり直すために2人の死を偽装したと切り出す。チャーリーのためにフィッシュマン、自分のためにブッチというパスポートまで用意していた。マックスは遺体安置所の検死官をしており、引き取り手がなかったフィッシュマンとブッチの遺体をボートと共に海に沈めたというのだ。
映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』のあらすじ【承】
怖じ気づいたチャーリーは家に帰ろうとするが、妻や双子はチャーリーの死を気にせず楽しそうにしていた。それを見たチャーリーはマックスの計画に乗ることにする。チャーリーはブッチの遺体から見つかった鍵を調べ、それがプエルトリコの銀行の貸金庫の鍵だと特定する。2人はプエルトリコまで飛び、貸金庫から大金とタブレット、そしてダコタからブッチ宛ての手紙を見つける。手紙には隠れ家について書かれていた。
2人は隠れ家に行き、ブッチとフィッシュマンになりすまして生活を始める。マックスは貸金庫にあったタブレットを見て、フィッシュマンが結婚していたことを突き止める。そこに突如、長身の殺し屋が現れて銃撃してくる。マックスはチャーリーを連れて逃げる。そしてマックスは検死官という説明が嘘だったと打ち明ける。実はフィッシュマンが医者で、銃殺されていたのをマックスが発見したのだ。
2人は殺し屋に狙われる理由を調べるためにフィッシュマンの妻であるヘザーに会うことにする。全ての経緯について説明を受けたヘザーも調査に加わることになり、3人でフィッシュマンが出入りしていたバーに向かう。
映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』のあらすじ【転】
3人はバーでダコタという男性同性愛者と遭遇する。ダコタはフィッシュマンが革新的な癌の特効薬を開発しており、ブッチがその治療を受けていたと説明する。しかし、資金が尽きたために実験は中止され、ブッチは資金集めのために強盗を始めてしまったのだ。隠れ家は指名手配されたブッチのためにダコタが用意したものだった。
事情が分かったところで、長身の殺し屋が現れてダコタを殺してしまう。3人は車で逃げ、マックスの実家に身を潜めることにする。そこに再びベッカが現れ、マックスは口論をしながらも愛し合う。それに刺激されたチャーリーはヘザーと関係を持つ。
3人はフィッシュマンの実験の出資者に会いに行く。出資者は銀行から借金を取り立てられたためにやむを得ず実験を中止したと説明する。3人は長身の殺し屋の狙いが特効薬の調合法だと気付き、フィッシュマンの研究所に侵入する。しかし途中でマックスが姿を消してしまい、ヘザーが探しに出掛けることになる。研究所に一人残ったチャーリーはマックスも癌を患っており、被験者の一人だった記録を見つけてしまう。
映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』の結末・ラスト(ネタバレ)
マックスが向かったのは出資者の家だった。しかし出資者は撃たれており、化学療法の会社が特効薬を葬りさるために圧力をかけたのだと説明して死んでしまう。そこに長身の殺し屋が姿を見せ、マックスも拘束される。
チャーリーはベッカに会いに行く。そしてベッカが実は妻で、マックスが研究所でフィッシュマンとブッチの死体を見つけたことを聞かされる。マックスは薬の調合法を探るためになりすましを思いつき、チャーリーを巻き込んだのだ。チャーリーは更にベッカが耳にしたフィッシュマンの言葉からタブレットに隠されていた調合法を見つけ出す。
ヘザーが出資者の家に現れ、長身の殺し屋に指示を出す。実はヘザーが大金目当てに化学療法の会社と取引していたのだ。ヘザーはマックスが裏切ったと嘘をつき、チャーリーと落ち合おうとする。しかし、マックスを信じているチャーリーはヘザーが黒幕だと見破る。マックスも機転を利かせて長身の殺し屋を感電させ、チャーリーに加勢する。更にベッカも加わってヘザーを殴り倒す。チャーリーとマックスは調合法と引き換えにFBIと司法取引し、プエトルリコの隠れ家で楽しく暮らす。
映画『ドゥ・オーバー もしも生まれ変わったら』の感想・評価・レビュー
可も不可もない典型的なアダム・サンドラーのコメディ作品といった印象だ。マックスの説明が変遷するために、こちらが想定していたものとは違う方向に話がどんどん発展していく。それが期待を裏切って面白いというよりは、むしろどんどん荒唐無稽になっていくだけだ。癌の特効薬で話の筋を捻り過ぎるよりも、前半の雰囲気のまま単純な人生やり直しストーリーに徹底していた方が楽しかったと思う。(MIHOシネマ編集部)
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