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映画『毒戦 BELIEVER』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『毒戦 BELIEVER』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『毒戦 BELIEVER』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『毒戦 BELIEVER』の結末までのストーリー
  • 『毒戦 BELIEVER』を見た感想・レビュー
  • 『毒戦 BELIEVER』を見た人におすすめの映画5選

映画『毒戦 BELIEVER』の作品情報

毒戦 BELIEVER

製作年:2018年
上映時間:124分
ジャンル:アクション、ヒューマンドラマ、フィルムノワール
監督:イ・ヘヨン
キャスト:チョ・ジヌン、リュ・ジュンヨル、キム・ソンリョン、パク・ヘジュン etc

映画『毒戦 BELIEVER』の登場人物(キャスト)

ウォノ(チョ・ジヌン)
麻薬取締官のチームを率いるベテラン刑事。手柄を上げようと、誰も姿を見たことのない麻薬王「イ先生」を追い始める。
ラク(リュ・ジュンヨル)
ウォノが狙う麻薬組織の工場で爆発事故に巻き込まれた青年。組織の犬として置いて行かれたと憶測され、潜入捜査のおとりに使おうとしたウォノの手伝いをするようになる。
ブライアン理事(チャ・スンウォン)
巨大組織の幹部。自身の神道を説くため宗教団体も率いている。ある取引を機にウォノとラクに近づいてくるが、正体不明の存在であり現場を困惑させる。

映画『毒戦 BELIEVER』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『毒戦 BELIEVER』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『毒戦 BELIEVER』のあらすじ【起】

誰も正体を知らない「イ先生」を追うウォノ。麻薬取締官として長く務めているが手柄を挙げられず、おとり捜査に利用していた少女が命を落とす事件が起きてしまった。上司には捜査の打ち切りを指示されてしまう。韓国で最大の麻薬組織を支配するイ先生の姿を諦めきれず、少しでもヒントを掴もうとするウォノの耳にある麻薬工場で爆破事件が起きたという情報が入った。唯一の生存者であるラクはイ先生との繋がりがある可能性が高く、ウォノは危険な潜入捜査を決心した。

ラクの証言を基に、ハリムという中国人麻薬バイヤーとの接触を試みるウォノ。ソンチャンという男を演じ会長との接触に成功したものの、威圧的な態度に委縮してしまう。さらにラクのネクタイピンに仕込んだ隠しカメラは、薬物中毒の妻のいたずらにより壊されてしまった。目的を達成したいウォノは「ライカ」と呼ばれる麻薬をネタにハリムに新たな話題を振った。新作を試し上機嫌になったハリムと妻は、その場では答えを濁すのだった。

ウォノは次に、ハリムとして本物のソンチャンと対面した。実際にハリムが見せた言動を真似てソンチャンを騙すウォノ。ラクが用意したライカには濁りがあると言い出したソンチャンは、ライカとより強力な新商品を用意していた。ソンチャンを信用させるため、両方を試したウォノ。あまりに強い麻薬の効力に、ウォノはイ先生と会わせるようソンチャンに銃を向け脅してしまうのだった。ソンチャンが部屋を後にしてから、ウォノの心臓発作を起こす。チームの仲間とラクの懸命な看護により何とか一命を取り留めるのだった。

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映画『毒戦 BELIEVER』のあらすじ【承】

ラクの仲間意識に苛立つウォノだったが、ハリムからの取引を受ける連絡が入り捜査は進展していく。ハリムのツテでライカの原料を手に入れることとなる。工場にはラクだけを向かわせたウォノ。そこで馴染みの青年二人と接触したラク。母親の死を悼み、笑顔を見せたラクの姿は、ウォノ達には新鮮であった。すぐにライカの製作に取り掛かるラクと青年達。30時間以上シャカリキに動き続ける姿は、麻薬を常用しないウォノ達には異様な光景であった。

突如工場にソンチャンとブライアン理事と呼ばれる男が訪ねてきた。リストにない男の存在に戸惑うウォノたち。ブライアン理事は事故の慰謝料だとラクに金を渡し、神学を説いた。思わず「イ会長の指示ですか?」と聞いたラクに対して、ブライアン理事は厳しい視線を浴びせ工場を後にする。

ブライアン理事はイ会長の弟であると情報を得たウォノたち。そしてウォノはおとり捜査で命を落とした少女が残したマークと、ブライアン理事が仕切る宗教のマークが同じであることに気付くのだった。

映画『毒戦 BELIEVER』のあらすじ【転】

ライカの仕上がりに併せて、一斉に関係する人物を逮捕する計画のウォノたち。ソンチャンの迎えを待つ中で、突如現れたハリムの妻たちに拉致されるのだった。ハリムはウォノの正体を突き止めていた。一方で工場を見張っていたチームの隊員たちも窮地に追い込まれていた。共に銃撃戦となった中ウォノの命を救ったラクだったが、工場に仕掛けられた爆弾がきっかけで部下のドンウが殉職したことでほかの部下たちはラクへの疑いを持ち始めてしまう。

部下たちの反対を押し切り、ラクとのタッグは継続することにしたウォノ。ソンチャンに呼ばれ、麻薬製造本部に向かったがそれは罠であった。ラクはソンチャンに連れられ、目を覚ますと手術台の上に乗せられていた。一方でウォノはブライアン理事と対峙する。自分がイ先生だと告白したブライアン理事だが、ウォノは動揺を隠しながらそれを否定した。機嫌を損ね、ブライアン理事がウォノに手を挙げようとした時、ソンチャンの部下が「イ先生から」だという荷台を届けに来た。その中にはソンチャンのものと思われる腕が入っている。手に握らせた携帯には「イ先生」と表示され着信が来ているのだった。

一同が携帯に集中した時、何者かが煙筒を投げ入れ銃撃戦となる。ウォノの部下たちも突入し乱闘になった中で、ブライアン理事は何者かに連れ去られた。目を覚ましたブライアン理事の前には防弾マスクをした二人の男が立っていた。それはラクがライカの製作を依頼した工場の青年達である。そして最後に現れたのはラクだった。

映画『毒戦 BELIEVER』の結末・ラスト(ネタバレ)

実はイ先生の正体はラクであった。ブライアン理事は上層部を爆発事件で一掃し、イ先生となるつもりだったのだ。ウォノと組んだことで全ての情報を仕入れたラクは、ターゲットをブライアン理事に絞っていた。ソンチャンは始末し、捨て子だった自分を育ててくれた母親も爆発事故で亡くなったことやこれまでの計画を、全てをブライアン理事に明かした。

ウォノが持っていた携帯に着信が入る。それはラクからである。指示された通り空港に向かったウォノの前には、背中に「ライカ」と焼き印を押されたブライアン理事が置き去られていた。全てを察したウォノ。気付いた時にはラクは爆破事件で負傷した犬を連れて姿を消していた。

ラクが残した大量の麻薬のおかげで、事件はブライアン理事を犯人とし解決したように見せかけ幕を下ろした。辞職したウォノは車である場所を目指す。GPSが指し示す場所で、「ライカ!」とウォノが叫ぶと目先の家から一匹の犬が走ってきたのである。実はラクの裏切りが頭によぎった時、ウォノは犬にGPSを付けていた。再び対峙した二人。

互いに銃を置き、テーブル越しに向か言い合った二人は温かなコーヒーを飲み交わしながら、窓の外に広がる雪景色を眺めた。不意にウォノが「人生で幸せだったことは?」と問うとラクはウォノを凝視する。そして一発の銃声が、静かで広大な土地に鳴り響くのだった。

映画『毒戦 BELIEVER』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

重厚でありながら、気持ちのいい余韻で作品を印象付ける展開と演出であった。ナチュラルに狂っている演者の凄みを感じる内容である。韓国ノアール作品独特の艶やかな残酷さは一度癖になると抜け出せない。今作も十二分にその味わいを堪能できる一作である。原案の「ドラッグ・ウォー 毒戦」の設定を大切にしながらも、無駄のない展開で見る者を魅了する2時間であった。(MIHOシネマ編集部)


麻薬組織の頂点「イ先生」を追う刑事ウォノの執念が、物語全体を強烈に引っ張っていました。正義のためとはいえ、違法すれすれの捜査に踏み込んでいく姿は次第に狂気すら感じさせます。ラストでラクが本当のイ先生だった可能性が示唆され、銃声だけで終わる結末は衝撃的でした。悪を追う者もまた闇に染まっていくという、救いのない余韻が強く残ります。(20代 男性)


韓国ノワールらしい重苦しさと暴力性が全編に漂う作品でした。登場人物の多くが嘘をつき、裏切り、誰も完全に信用できない世界観がとても印象的です。特にブライアンとラクの関係性は歪で切なく、麻薬ビジネスの犠牲者でもあると感じました。真相が明確に語られないラストは賛否ありそうですが、私はこの不安定さこそ本作の魅力だと思います。(30代 女性)


物語が進むにつれて、誰が味方で誰が敵なのか分からなくなる構成が秀逸でした。ウォノは正義の刑事でありながら、目的のために倫理を踏み越えていく存在で、その姿が怖いほどリアルです。ラクの正体がほぼ確信に変わる終盤から、緊張感は一気に最高潮に達しました。明確な答えを出さない結末が、観客に判断を委ねてくる点も印象的です。(40代 男性)


正直、観ていて気持ちが重くなる映画でした。誰一人として幸せにならず、信じたものがすべて崩れていく展開は容赦がありません。特にウォノが最後まで真実にしがみつく姿は痛々しく、彼自身も麻薬と同じ依存状態に見えました。銃声で幕を閉じるラストは、悪が終わらない現実を突きつけられたようで、後味は最悪ですが忘れられません。(50代 女性)


麻薬犯罪を描いた映画の中でも、かなり冷酷な部類に入ると思います。派手なアクションよりも、心理的な追い詰め方が中心で、観る側の精神も削られます。ラクというキャラクターの存在が物語を複雑にし、単なる囮役から黒幕へと印象が反転する流れは見事でした。真実が曖昧なまま終わる点も、現実の犯罪を思わせます。(60代 男性)


最初は刑事と囮のバディものかと思っていましたが、まったく違いました。進めば進むほど裏切りが重なり、信じていた関係性が崩壊していく展開にゾッとします。ラクが見せる無邪気さと残酷さの同居が強烈で、最後まで目が離せませんでした。スッキリしない終わり方ですが、そのモヤモヤがこの映画の狙いだと感じます。(20代 女性)


韓国映画らしい徹底したダークさが際立つ一本です。ウォノの捜査は正義というより執着であり、彼がイ先生を追う理由が次第に歪んでいくのが怖い。ラクの正体がほぼ確定する終盤でも、確証を与えない演出が巧みで、観客を最後まで不安にさせます。善悪の境界が溶けた世界観が強烈に残りました。(30代 男性)


暴力描写や薬物描写がかなり生々しく、精神的に消耗する映画でした。しかし、その分テーマは明確で、麻薬という巨大な悪の前では人間の正義がいかに脆いかを突きつけてきます。ラストで何も解決しないまま終わるのは辛いですが、現実もまたそう簡単には終わらないというメッセージだと思いました。(40代 女性)


犯罪映画としての完成度は非常に高いです。テンポの良さと緊張感の持続、そして役者陣の迫力ある演技に引き込まれました。特にラク役の存在感は圧倒的で、彼が画面にいるだけで空気が変わります。真犯人を断定させないラストは不親切とも言えますが、考察の余地を残す点で印象深いです。(50代 男性)

映画『毒戦 BELIEVER』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『毒戦 BELIEVER』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

ドラッグ・ウォー 毒戦(Drug War)

この映画を一言で表すと?

麻薬戦争の最前線で、正義と裏切りがせめぎ合う極限クライム。

どんな話?

中国本土を舞台に、麻薬組織の壊滅を狙う警察と、命を賭けて生き延びようとする密売人の駆け引きを描く。捜査は次第に大規模化し、誰が生き残るのか分からない緊張状態へと突き進んでいく。

ここがおすすめ!

『毒戦 BELIEVER』の原点とも言える作品。冷徹で容赦のない展開と、善悪が曖昧になる世界観が共通しており、救いのないラストまで一気に引き込まれる。

新しき世界(New World)

この映画を一言で表すと?

警察と裏社会の狭間で揺れる男の、悲劇的な選択。

どんな話?

巨大犯罪組織に潜入した警察官が、内部抗争の渦に巻き込まれていく。任務としての正義と、組織で築いた人間関係の間で苦悩しながら、彼は取り返しのつかない決断へと向かう。

ここがおすすめ!

潜入捜査によるアイデンティティの崩壊が強烈。『毒戦 BELIEVER』のウォノと同様、正義を貫くほど闇に染まっていく主人公像が胸に刺さる。

哀しき獣(The Yellow Sea)

この映画を一言で表すと?

逃げ場のない暴力が支配する、地獄の追走劇。

どんな話?

金に困った男が請け負った殺しの依頼をきっかけに、韓国と中国をまたぐ巨大な犯罪抗争に巻き込まれる。逃げても逃げても暴力から解放されない絶望的な物語。

ここがおすすめ!

徹底した暴力描写と虚無感が魅力。誰も救われない世界観は『毒戦 BELIEVER』が好きな人に強く響く、韓国ノワールの代表作。

シカリオ(Sicario)

この映画を一言で表すと?

正義の名の下で壊れていく、国境なき麻薬戦争。

どんな話?

アメリカとメキシコの国境地帯で繰り広げられる麻薬カルテル掃討作戦に参加した女性捜査官が、常識を超えた作戦と倫理の崩壊を目の当たりにする。

ここがおすすめ!

正義が機能しない世界を冷酷に描写。捜査する側が次第に怪物化していく構図は、『毒戦 BELIEVER』の執念と狂気に通じる。

ディパーテッド(The Departed)

この映画を一言で表すと?

嘘と裏切りが連鎖する、潜入捜査サスペンスの傑作。

どんな話?

警察に潜むギャングのスパイと、ギャングに潜む警察のスパイ。二人の男が正体を隠したまま、互いを追い詰めていく緊迫の物語。

ここがおすすめ!

誰も信用できない状況と、正体が暴かれる恐怖が持続する構成が秀逸。『毒戦 BELIEVER』の緊張感と裏切りの連続が好きな人におすすめ。

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この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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