映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』の概要:恐竜の卵の化石を見つけたのび太は卵をふ化させて、生まれてきた恐竜の子供にピー助と名前を付けて育て始める。大きくなったピー助を隠し切れなくなったのび太は、ピー助を白亜紀の日本まで連れて行くことにする。
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』の作品情報
上映時間:107分
ジャンル:アドベンチャー、アニメ
監督:渡辺歩
キャスト:大原めぐみ、水田わさび、神木隆之介、木村昴 etc
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映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』の登場人物(キャスト)
- ドラえもん(水田わさび)
- 未来からやってきた猫型ロボット。ピー助を育てようとするのび太を温かい目で見守ることにする。狸と呼ばれると怒る。
- のび太(大原めぐみ)
- 小学生。ピー助の名付け親。いつもはドラえもんに頼り切っているが、自分の力でピー助を育てることにする。
- しずか(かかずゆみ)
- のび太の友達。ピー助を可愛がっており、ハンターに受け渡そうとするスネ夫と喧嘩になる。
- ジャイアン(木村昴)
- のび太の友達。スネ夫と一緒にのび太をからかうこともあるが、ピー助をハンターから守るようにスネ夫を説得する。
- スネ夫(関智一)
- のび太の友達。お金持ちの子供で、恐竜の化石をのび太に自慢する。ラジコンの操縦がうまい。
- ピー助(神木隆之介)
- フタバスズキリュウの子供。刺身や魚肉ソーセージが好き。
- 恐竜ハンター(船越英一郎)
- ピー助を捕まえて、ドルマンスタインに売り飛ばそうとしている。
- ドルマンスタイン(内海賢二)
- 恐竜コレクター。捕まえた恐竜を閉じ込め、虐待している。
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』のあらすじ【起】
スネ夫の家に招かれたのび太達。ティラノサウルスの爪の化石を自慢されたのび太は、スネ夫のものより大きい化石を自分で見つけると見栄を張ってしまう。ドラえもんに無理だと断られたのび太は、自力で発掘するために家にある本を読み漁る。
古い地層から化石が発掘されると知ったのび太は、住宅地にあるむき出しになった地層を掘り始める。住人に文句を言われ、庭にごみを捨てるための穴を掘るように頼まれたのび太。穴を掘っていると、大きな卵にたどり着く。
住人に頼んで卵を持ち帰ったのび太はタイムふろしきで卵を包み、時間を遡ることにする。のび太は時間を遡った卵を温め、ふ化に成功する。生まれてきたフタバスズキリュウの子供をピー助と名付け、のび太は隠れてピー助を育て始める。
のび太は大きくなったピー助を公園の池に移し、毎日餌をやりに通っていた。ある日、熱出したのび太を心配したピー助がのび太の家までやってくる。ピー助のために早く風邪を治すと決めたのび太だったが、ピー助の姿を目撃した住人は池に未確認動物がいると騒ぎだす。
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』のあらすじ【承】
恐竜ハンターがピー助を狙っていることを知ったのび太は、スモールライトを使ってピー助を小さくして、1億年前の白亜紀の日本に連れて行くことにする。恐竜ハンターはのび太とドラえもんが乗るタイムマシンを追いかけてくるが、監視エリアに入ったため撤退していく。
のび太は泣きながらピー助と別れ、部屋に帰ってくる。ドラえもんはタイムテレビにピー助の様子を映し出し、スネ夫達に見せる。しかし、そこには仲間にいじめられているピー助がいた。のび太は白亜紀の日本ではなく、アメリカにピー助を置いてきてしまっていた。
のび太とドラえもんはスネ夫、ジャイアン、しずかと共にタイムマシンでピー助を助けに行く。のび太達はピー助を見つけ出すが、着陸時の衝撃でタイムマシンの空間移動機能が壊れてしまっていた。現代に戻るためには、のび太の部屋の机の引き出しがあるところまで行く必要があった。
タケコプターだけで太平洋を渡るのは不可能と判断し、ドラえもんの提案で大陸がつながっている北回りで日本を目指すことにする。
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』のあらすじ【転】
のび太達はアメリカを出発し、タケコプターで日本列島方面を目指す。襲ってくる恐竜には桃太郎印のきびだんごを食べさせ、のび太達は恐竜との触れ合いを楽しんでいた。
順調に移動していたのび太達だったが、使い過ぎでタケコプターが壊れてしまう。恐竜に追いかけられていたのび太達は、ピー助を狙う恐竜ハンターに助けられる。タイムマシンで日本に連れて行く代わりにピー助を受け渡せとハンターは言い、翌日の朝まで待つと告げて基地へ帰っていく。
ピー助をハンターに渡して早く家へ帰ろうと言うスネ夫と、スネ夫に反対するしずかが口論になる。意見を求められたジャイアンは、このまま歩いて日本まで行こうとスネ夫を説得する。日本がある方向へ向かってピー助が鳴いているのを見たスネ夫は、日本へ向かうことを承諾する。
ハンターに気付かれずに移動する必要があったが、のび太達が向かう方向にはハンターの基地があった。ハンターが置いていったおもちゃの中にラジコンを見つけたスネ夫は、これを使えば時間が稼げると提案する。
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』の結末・ラスト(ネタバレ)
恐竜ハンターからの報告を受け、ドルマンスタインはピー助を直接捕まえに行くことにする。ラジコンを銃撃したハンターとドルマンスタインだったが、運転席にはダミーの人形が乗っていた。のび太達の思惑に気が付いた2人は電波を辿り、のび太達を追いかける。
スネ夫が遠隔操作でラジコンを操縦し、のび太達はジャングルの中の川を下っていた。しかし、ジャングルを抜けハンターに見つかってしまう。逃げる途中、濁流に飲まれたのび太とドラえもんは滝から落ちる。スネ夫、ジャイアン、しずかはハンターに捕まり、基地に連れて行かれてしまう。
スネ夫達を助けるために、のび太とドラえもんはピー助を残して基地に乗り込む。ドルマンスタインは恐竜を放しスネ夫達を襲わせようとするが、その個体にのび太達が旅の途中で桃太郎印のきびだんごを食べさせていたため難を逃れる。タイムパトロールが来たこともあり、のび太達は基地から脱出する。
ピー助を日本まで連れてきたのび太達はタイムマシンの入り口を見つける。ピー助は仲間と合流し、のび太達は泣きながらピー助に別れを告げる。
映画『ドラえもん のび太の恐竜2006』の感想・評価・レビュー
リニューアルしてからの初映画作品のためか、絵の違いが気になりましたが、ボール遊びをおねだりしたり、風邪をひいて公園に行けなかったのび太を恋しがるピー助がかわいかったです。のび太が卵を温めている時のパパの声掛けも優しくて良かったです。旧作とは微妙に違うところも多く、出演する恐竜の種類なども再考されたようで、違いを探すのも面白いと思います。
勉強も運動も苦手なのび太ですが、生き物に対する優しさは見習いたいです。(女性 40代)
何度観ても最後の別れのシーンは涙が流れる。ピー助とのび太たちはいつの間にか家族になっていたんだなと気づく。ピー助の幸せを一番に考えることができたのび太は立派だなとつくづく思う。
何よりも驚いたことはピー助の声を神木隆之介が演じていたことだ。この頃はまだ子役時代だったはずなのだが何も違和感がなく、本当に上手い役者さんだなと感心してしまった。
ドラえもんの映画の中でもこの作品はお気に入りだ。本当に温かい気持ちになれるので、何度でも観たくなってしまう。(男性 20代)
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