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映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』の概要:野比のび太は裏山に不法投棄された大量のゴミの近くに、小さな苗木を発見する。のび太は苗木を守るため、自宅へと持って帰ることにした。そして、ドラえもんの助けを借り、苗木を自由に動けるようにした。

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』の作品情報

ドラえもん のび太と緑の巨人伝

製作年:2008年
上映時間:112分
ジャンル:アドベンチャー、アニメ
監督:渡辺歩
キャスト:水田わさび、大原めぐみ、かかずゆみ、木村昴 etc

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映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』の登場人物(キャスト)

ドラえもん(水田わさび)
未来から来たネコ型ロボット。現在、ひみつ道具のほとんどを修理に出していて使うことができない。おっちょこちょいなところがある。
野比のび太(大原めぐみ)
小学生。ドラえもんと暮らしている。勉強ができない。緑や小さな子供を大切にする優しい心を持っている。諦めない根性も持っている。
リーレ(堀北真希)
緑の星の国王(姫)。両親を亡くしており、孤独を抱えている。我儘で気が強く意地っ張り。周囲のことに関心がない。
キー坊(吉越拓矢)
ドラえもんのひみつ道具「植物自動化液」を使って動けるようになった苗木の男の子。キーとしか話すことができない。水を与えられないと元気をなくす。
シラー(大塚周夫)
緑の星に暮らす植物型の宇宙人。リーレに代わり国の運営を行っている。地球にある緑を守るため、人間を滅ぼそうとする。

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』のあらすじ【起】

野比のび太は飛んでいった答案用紙を追いかけ、裏山に不法投棄された大量のゴミを発見する。答案用紙は苗木に引っ掛かっていた。その近くで工事が行われていたため、のび太は苗木を持って帰ることにした。庭に埋めようとするが、狭くなるから駄目だと母に叱られる。

のび太はネコ型ロボットのドラえもんに苗木の件を相談した。ドラえもんはひみつ道具の「植物自動化液」を四次元ポケットから取り出した。「植物自動化液」をかけると、植物は自由に動けるようになるのだった。

のび太が起きると部屋が荒らされていた。動き出した苗木の男の子の仕業だった。のび太はその男の子にキー坊と名付けた。元気にはしゃぎまわっていたキー坊だったが、急に元気をなくしてしまう。のび太はバケツに水を入れ、キー坊を中に入れた。すると、キー坊は元気になった。

キー坊は野比家に受け入れられ、生活に馴染んでいった。野比家の家族は雨に打たれて喜ぶキー坊の姿を優しく見守った。のび太は弟ができたみたいに感じていたため、キー坊のことを大切にした。

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』のあらすじ【承】

のび太達は友人のジャイアン、スネ夫、しずかちゃんと共に、キー坊を見つけた場所に行った。周辺の草木達はキー坊と話しているかのように揺れた。のび太達はその近くで、木が根っこごと無くなっている場所を発見する。さらに、その近くでは家を建てるための工事が行われていた。キー坊はのび太に何かを訴えようとしていたが、雨が降り始めたためのび太はキー坊を抱えて帰った。

のび太はキー坊が見ていた新聞記事に、裏山の工事のことが書かれていることに気づく。全ての木が伐採されるのかと心配するが、同級生の出木杉君から緑地のために保全されることを教えられる。のび太は安堵し、行方が分からなくなっていたキー坊を探しに行った。キー坊は女の子に水をかけられ遊んでいた。

のび太はキー坊に連れられ裏山を訪れる。そこで、ゴミの下敷きになっている苗木を発見する。キー坊はそのことをのび太に伝えたかったのだ。のび太はキー坊と一緒にゴミを動かした。のび太は木のためにもゴミを片付けたいと思うようになる。ドラえもんはひみつ道具「かたづけラッカーDX」を使い、捨てた人の元にゴミを返した。ゴミが片付いて、木々は喜んでいる様子だった。

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』のあらすじ【転】

1個だけ残っているゴミがあったため、ドラえもんは「かたづけラッカーDX」を使った。すると、キー坊がそのゴミを追って行ってしまう。のび太達が慌てて追いかけると、1個だけ残っていたゴミと同じ物が大量に放置されていた。さらに、空から落ちた雷を浴び、ゴミの中から緑の液体が噴出した。のび太達は急いでその場を逃げ出した。しかし、緑の液体に空いた穴に、周囲の木々と共に吸い込まれてしまう。その時、いくつかのひみつ道具がドラえもんの四次元ポケットから落ちた。

のび太達が辿り着いたのは、植物型の宇宙人が暮らす惑星・緑の星だった。その地に暮らす宇宙人達は、長い時間をかけて地球の緑の調査を行っていた。一方、のび太達とはぐれたキー坊は、リーレという少女に出会う。リーレは正体不明のキー坊に殴りかかるが、素早く身を躱されてしまう。そこから、リーレとキー坊の追いかけっこが始まった。キー坊は偶然出会った長老ジィ(キノコのような見た目)の体に身を隠し、事なきを得る。

緑の星で全宇宙植物議会が開催された。惑星に暮らすシラーは、地球にある緑が重大な危機に晒されていることを訴えた。そして、会議の総長であり緑の星の国王でもあるリーレに話を引き継いだ。リーレは緑のために、王家に伝わる緑の巨人を再生することを宣言した。彼女の言葉は自分自身で考えたものではなく、用意された言葉を読んだものだった。そこに、長老ジィがキー坊と共に現れる。長老ジィは戦うことを否定し、自分から盗んだ物を返すよう訴えた。そして、兵士に捕まる前に再び姿を消した。

のび太達は用意されていた部屋から動いた罪で捕まってしまう。ドラえもんのひみつ道具「やくしゃダイコン」を使い逃げ出すことにした。「やくしゃダイコン」は道具に覚えさせた相手になりきることができた。のび太達は「やくしゃダイコン」を使い、兵士になり気って脱出した。

脱走がバレてしまい、兵士達に追いかけられてしまう。のび太達はボートを使って逃げた。その途中で、キー坊を見つける。のび太達は逃げながらキー坊を捕まえるが、リーレの飛行船が張った網に捕まってしまう。のび太達が乗ったボートは、リーレの飛行船と共に森の中に吹っ飛ばされた。ジャイアン達はリーレが国王だと気づき、家に帰らして欲しいと頼んだ。リーレは許可するが、実は帰り方など知らなかった。

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』の結末・ラスト(ネタバレ)

のび太達は移動するが、水を与えていないせいでキー坊の元気がなくなってしまう。のび太は水を持っているリーレに分けて欲しいと頼んだ。しかし、断られてしまう。その時、地面から森の民のロクとヤマが現れる。ヤマが水の場所を知っていたため、ジャイアンは連れて行ってもらうことにした。その後、ジャイアンは靴の中に水を入れて戻ってきた。水を与えられたキー坊は元気になった。

のび太達は森の民が暮らす場所を訪れた。皆はドロムシが孵化するところを見届けるが、リーレだけは仲間に加わらず1人で佇んでいた。しずかちゃんはそんなリーレに声をかけた。しずかちゃんの目には、リーレが寂しさを抱えているように見えていた。リーレはぎこちなくしずかちゃんに自己紹介し、皆の輪に加わった。

シラーや兵士達が木を突き破って現れ、リーレを無理矢理保護した。そしてー、キー坊を捕まえた。シラーは地球人絶滅計画の道具にキー坊を使おうとしていた。しかも、地球では既に計画が実行に移されていた。リーレは植物をこの星に移し替えるだけだと聞かされていたため、シラーの話を受け入れることができなかった。長老ジィは「あの力」を使えばこの星に災いが訪れるとリーレに忠告した。

のび太達は長老ジィの助けを借り地球へと戻った。すると、地球は緑だらけになっていた。ドラえもん達は家族が緑に飲まれてしまったことを嘆き悲しんだ。その時、飛行機が空中に止まっていることに気づく。地球の時間が止まっているのだ。ドラえもんが穴の中に吸い込まれたときに、時間が止まるひみつ道具「タンマウォッチ」が落ちてスイッチが押されていたのだった。

シラー達が操る兵器が大量に出現した。ドラえもん達はキー坊を助けて「タンマウォッチ」を見つけるため、気球に乗って移動した。それを見たシラーは、キー坊を生贄にして巨人の黒双葉を出現させることにした。しかし、リーレが呪文を唱えても何も起こらなかった。

目を覚ましたキー坊は、自分に水を与えてくれた少女のジョーロを発見する。少女がいなくなったことにショックを受けた。すると、キー坊は巨人の黒双葉と一体になり、大きな木になってしまう。木はシラーやドラえもん達を飲み込んだ。運よく助かったのび太は、木の攻撃からリーレを助けた。リーレはキー坊が心をなくしてしまったと思うが、のび太はキー坊を救うことを諦めなかった。

のび太達は木に飲まれ、干からびた状態で吊るされているキー坊を発見する。のび太は水を汲み、キー坊に必死に与えた。リーレはそんなのび太の姿に心を動かされ、水を与えるのを手伝った。すると、キー坊は元気になり、ドラえもん達は解放された。シラーはのび太の行動を見ており、人間に救われた事実に打ちのめされる。

のび太達はドラえもんのひみつ道具「緑アンテナ」を使った。すると、大地に緑が戻った。その後、緑の星で全宇宙植物議会が開催された。リーレは地球に猶予を与えることを宣言した。すると、リーレの頭に花が咲いた。さらに、キー坊が言葉を話した。ドラえもん達がキー坊の言葉を理解できるようになったのだ。キー坊はもっとたくさんのことを勉強するため、のび太達と別れて宇宙に行くことにした。のび太達は寂しく思いながらもキー坊の思いを尊重した。のび太とドラえもんは家に帰った。母親からキー坊のことを聞かれるが、詳しく話すことはできなかった。両親は優しく2人を迎え入れた。

映画『ドラえもん のび太と緑の巨人伝』の感想・評価・レビュー

のび太とキー坊の関係は、本当の兄弟のようでとても微笑ましかった。キー坊はほとんど言葉をしゃべらなかったが、表情が豊かで動きが活発で、感情溢れるキャラクターなのが良かったと思う。物語のラストは抽象的な部分が多く、理解するのが自分には少し難しかった。もう少し分かりやすく描いていても良かったのではないかと思う。主題歌を担当している絢香さんの『手をつなごう』は物語の雰囲気とピッタリ合っており、最後まで感動的な気持ちを損なわずに見ることができた。(MIHOシネマ編集部)

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