映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』の概要:2000年3月4日に公開されたドラえもん映画21作品名。ドラえもん誕生30周年記念として作製された。古代文明の国を舞台に、のび太とドラえもんとその仲間たちが冒険を繰り広げる。
映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』の作品情報
上映時間:91分
ジャンル:SF、ファンタジー、アニメ
監督:芝山努
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也 etc
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映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』の登場人物(キャスト)
- ドラえもん(大山のぶ代)
- 22世紀の未来からやって来た猫型ロボット。お腹のポケットから様々なひみつ道具を出し、のび太の手助けをする。
- のび太(小原乃梨子)
- 弱虫で泣き虫であるが、心優しい少年。普段はドラえもんに助けてもらうことが多いが、仲間のために勇気を振り絞って戦う。
- しずか(野村道子)
- みんなの憧れの的であり、誰にでも分け隔てなく接する優しい少女。
- ジャイアン(たてかべ和也)
- いじめっ子のガキ大将。いつものび太をいじめているが、いざという時は頼りになり、持ち前の腕っぷしでのび太達の力となる。
- スネ夫(肝付兼太)
- いつもジャイアンについて回るお金持ちの子ども。
- ティオ(緒方恵美)
- マヤナ国の王子。のび太と容姿がそっくりだが、性格は真逆であり、気が強い。のび太達と協力し、レディナを倒す。
- クク(飯塚雅弓)
- ティオに仕えている少女。ティオに想いを寄せているが、気づいてもらえない。
- レディナ(唐沢潤)
- マヤナ国を征服しようと企む魔術師。元々はマヤナ国の神官長であったが、段々と怪しげな魔術を使うようになった。
映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』のあらすじ【起】
バーチャルで舞台を作り出せるひみつ道具万能舞台セットを使って、学校で白雪姫の劇の練習をしているのび太たちだが、なかなかうまくいかない。劇の練習を終えると、ジャイアンが今度は歌の練習のために万能舞台セットを持って行ってしまう。
奪われたのび太は、タイムホールを使って、ジァイアンが寝ている隙に取り戻そうとする。タイムホールに付属されたタイムトリモチを使い、取り返そうとするが、ジャイアンに見つかってしまい、もみあいになる。それにより、タイムホールの時空が乱れてしまう。
誰もいなくなった部屋に、タイムホールの穴から不思議な生き物が飛び出してきた。部屋に戻ってきたのび太は、机の引き出しの中を漁っている生き物のしっぽを掴んだ。そして、タイムホールに引きずり込まれてしまう。
タイムホールに引きずり込まれたのび太とドラえもんは、見知らぬジャングルにたどり着く。不思議な生き物を追いかける2人の前に、突然仮面を被った少年が襲い掛かって来る。その少年が被っていた仮面を外すと、のび太と瓜二つであった。
映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』のあらすじ【承】
のび太達が迷い込んだ所は古代の太陽の国といわれるマヤナ国で、そして少年はこの国の王子ティオであった。時空の穴にティオを案内すると、ティオはのび太がいた世界に行ってしまった。そこに王子を探していた側近たちがやって来た。そして、王子と似ているのび太は、王宮に連れて行かれてしまった。
のび太の部屋にやってきたティオは、物珍しさに家中を荒らしまわり、テレビで見たマジックショーに興味を持った。ティオはマジックを使えば魔術師レディナに対抗できると考えた。そのため、のび太にしばらく入れかわりをしないかと持ちかける。
レディナは、マヤナ国の神官長を勤めていたが、怪しげな魔術を使うようになり、民衆を惑わすことでティオの母が追放したのだった。そして、ティオの母はレディナに呪いをかけられ眠らされてしまったのだ。
王子様になれることもあり、のび太は快く入れ代わりを受けることにした。武術の稽古などで苦労するのび太であったが、あやとりを国の人に教え、持ち前の優しさで人々に好かれる。
一方でティオは、その傲慢な態度でトラブルだらけであった。そして遂にジャイアンと喧嘩を始めてしまい、しずかにも嫌われてしまう。それを見かねたドラえもんは、入れ替わりをしている事情を話してしまう。
映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』のあらすじ【転】
事情を知りティオと仲良くなったジャイアン、スネ夫、しずかは、のび太とドラえもんとティオとともにマヤナ国に行く。このとき、のび太は王子と顔が同じため女装をすることになった。ティオの部屋に招かれた5人は、召使いのククに宮殿や街を案内してもらう。
その晩ククは、のび太に教えてもらったあやとりをティオに見せに行ったが、ティオに冷たい態度をとられ、飛び出してしまう。ティオは慌ててあとを追いかけるが、水辺で泣いていたククは、レディナの手下にさらわれてしまう。
ティオは、ククを助けたければレディナのいる闇の神殿一人で来いと言われる。そしてティオは、レディナの言う通り1人で助けに行ってしまう。
翌日、ティオが1人でレディナの元に行ってしまったこと知った一同は、ティオを追いかける。タケコプターで空からティオを追いかけるのび太達は、1人で沼にはまっているティオを見つけ、ティオに追いつくことに成功する。追ってきたことに怒ったティオであったが、のび太達の説得により心を開き、共にレディナの元へ行くことになる。
映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』の結末・ラスト(ネタバレ)
のび太達は、次々と襲い掛かるレディナの罠をタケコプターでかわしつつ、ようやくレディナのいる神殿の近くまで辿り着いた。しかし、レディナに神殿に向かっていることがバレ、日食の前に助け出さないとククが儀式の生贄にされてしまうことになる。
なんとか神殿にたどり着いたのび太達は、神殿の上の生贄の台にククを発見した。そして、いよいよレディナと対決が始まる。しかしながら、ドラえもんのポケットはレディナによって燃やされてしまい、ひみつ道具が出せなくなってしまう。
そして、レディナの真の目的が明らかになる。レディナは日食の時、生贄の体に乗り移ることができ、永遠に生き続けることができる。レディナに近づいていくのび太は、ククの代わりに自分が生贄になると訴える。そして、スペアポケットからアイテムを出し、ティオと協力することで、レディナを倒すことに成功する。
レディナが死んだことにより、呪いが解けてティオの母である女王も目を覚ました。王国に再び平和が訪れるのであった。そして、女王はティオの王位継承を宣言し、ティオは王子から王様になったのだ。
映画『ドラえもん のび太の太陽王伝説』の感想・評価・レビュー
ストーリーは王道でとても分かりやすかった。本作はのび太とティオのW主演であり、のび太は、臆病で弱虫であるが誰にでも親切にすることができる心優しい少年。一方のティオは、力も強く権力もあるが、傲慢で思いやりがない少年。そんなティオがのび太やドラえもんと共に過ごすことで友情と優しさを知り、人としてグッと成長していく姿がとても感動した。また、映画にしか出てこないひみつ道具もたくさん登場するので、原作が好きな人もそうでない人も楽しめる内容になっている。(MIHOシネマ編集部)
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