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映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』の概要:2001年公開の日本アニメーション映画。劇場版ドラえもんシリーズとしては22作目の作品であり、鳥人が住むパラレルワールドから人間の世界に迷い込んだグースケとの出会いをきっかけに、物語が展開していく。

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』の作品情報

ドラえもん のび太と翼の勇者たち

製作年:2001年
上映時間:91分
ジャンル:ファンタジー、アニメ
監督:芝山努
キャスト:大山のぶ代、小原乃梨子、野村道子、たてかべ和也 etc

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映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』の登場人物(キャスト)

ドラえもん(大山のぶ代)
22世紀からタイムマシンに乗ってやって来た未来の猫型ロボット。のび太の子孫の家にいたが、のび太の未来を変えるために未来から来ており、四次元ポケットから出すひみつ道具を使い、のび太の手助けをする。
のび太(小原乃梨子)
弱虫で泣き虫という欠点もあるが、誰にでも優しく接することができる少年。ドラえもんに頼ることが多いが、時には自分の力で奮闘する。
しずか(野村道子)
将来のび太と結婚する運命にある少女。意気地なしののび太にも優しく、みんなの憧れの存在。
ジャイアン(たてかべ和也)
いつものび太をいじめるガキ大将。気に食わないことがあると、何でも暴力で解決しようとするが、友人が困っている時には力を貸すなど男気がある。
スネ夫(肝付兼太)
ジャイアンの取り巻きの少年。家がお金持ちであることから、いつも新しいおもちゃなどを見せびらかしてのび太を馬鹿にしている。
グースケ(頓宮京子)
人間世界とは別の世界である鳥人が住むバードピアの少年。ひょんなことから人間世界に迷い込み、のび太達に助けてもらう。鳥人であるが、過去のトラウマから自分の翼で飛ぶことができない。

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』のあらすじ【起】

人間が出す温室効果ガスや原油などの影響により、フラミンゴやペンギンなどの鳥類が苦しんでいた。そんな鳥たちが一夜にして姿を消してしまう。のび太達は、そんなニュースをテレビで眺めており、不思議な現象に興味を惹かれていた。

のび太は、鳥たちがいなくなったのは宇宙人にさらわれたのだと言うと、ジャイアンとスネ夫に馬鹿にされた。しかしながら、世界各地で鳥人の存在がほのめかされていることから、宇宙人の仕業であるというのもあながち間違えではないのかもしれないと考え始める。

鳥人の話を聞いたのび太は、鳥人になりたいと憧れる。いつもならすぐに、ドラえもんにどうにかしてもらおうとするのび太だが、今回は自分の力で鳥人になろうとする姿に、ドラえもんは感銘を受ける。

図書館でいろいろ調べたのび太は、翼を自作して早速裏山で練習を始めた。なかなかうまくいかないのび太が諦めかけた時、しずかちゃんが逃げ出したペットのカナリアを探しながら裏山にやって来る。しずかちゃんに協力するために、タケコプターを使いカナリアを探すのび太の前に突如黒い穴が現れ、そこから出てきた物体にのび太がぶつかってしまう。

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』のあらすじ【承】

のび太に追突したことで墜落したその物体は、飛行機のような自転車で、それを運転していたのは、翼が生えた鳥人であった。飛行機をひみつ道具で隠したドラえもんは、気を失っている鳥人を家に連れて帰った。

目を覚ました鳥人は、のび太達を警戒し、裏山へと逃げていく。鳥人は飛行機を探したが、ドラえもんが隠してしまったため見つからなかった。そこにのび太とドラえもんがやって来て、隠していた飛行機を出してあげるが、その飛行機は壊れていた。

その鳥人はグースケと名乗り、鳥人であるが自分の翼で飛べないため、飛行機を乗っていると話した。可哀想に思ったのび太はグースケに協力し、飛行機を直すことにした。その頃、裏山に何かあると睨んでいたジャイアンとスネ夫は、裏山に来ていた。

そしてグースケの飛行機が直り、飛び立つのを目撃したジャイアン達は、グースケの飛行機に飛び付いてしまい、グースケと一緒に黒い穴に吸い込まれて行ってしまう。それを見たドラえもん、のび太、しずかの3人は急いで後を追いかける。

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』のあらすじ【転】

黒い穴を通り抜けた先は、鳥人達が暮らす世界バードピアであった。そこでは様々な鳥人達が人間のように暮らしており、人間のことを敵対視していた。そのため、ジャイアンとスネ夫は警備隊に捕まってしまう。

のび太達も、警備隊に追われることになるがどうにか逃げ延び、ジャイアン達を助けに行くことにする。ドラえもんのひみつ道具バードキャップを被ることで、見た目を鳥人とそっくりに変化させた3人は、ジャイアンとスネ夫を助け出すことに成功する。

ジャイアン達にもバードキャップを被せ、鳥人になりきったドラえもん達は、少しバードピアを見て回ることにする。バードピアでは人間の世界で苦しんでいる鳥達を助けていた。一夜にして弱ったフラミンゴやペンギンが消えたのもバードピアの鳥人達の仕業であったのだ。また、バードピアの警備隊の長官は、過去に人間に銃で撃たれたことから人間を酷く恨んでいることなどを知る。

そんな中、渡り鳥パトロール隊の入隊試験のイカロスレースが開かれる。グースケも飛行機で参加し、見事ゴールまでたどり着くが、自分の翼で飛んでいないため失格になってしまう。さらに悪いことに、落ち込んだグースケが、お世話になっている博士の家に行くと、博士が連れ去られていた。

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』の結末・ラスト(ネタバレ)

博士はバードピアに住む怪物フェニキアの謎を解き明かしたため、その力を利用しようとした長官に連れ去られてしまったのだ。長官はフェニキアを復活させ、人間の世界を破壊しようと計画していた。

それに気づいたグースケは、バードピアの英雄イカロスを訪ねる。イカロスはすぐに協力してくれることになり、長官を止めるべく動き始める。長官のもとへ向かう道中、ドラえもん達は偶然にも22世紀の映像を発見する。

バードピアはパラレルワールドであり、別の世界線の地球であった。22世紀から来た未来人が、未来の道具を使い、鳥達の楽園を作り出したものが今のバードピアだった。バードピアの真実を知ったドラえもん達は、急いでフェニキアのもとへ向かった。

フェニキアの力は強大で、ドラえもんのひみつ道具を使ってもどうすることもできなかった。そこでのび太達は、ある作戦を考える。そして、未来人が乗って来たタイムマシンを使い、フェニキアをまだ地球ができる前の宇宙空間に飛ばすことに成功する。

こうしてバードピアを危機から救ったのび太達は、人間であるにもかかわらず、鳥人達に認められる。そしてのび太達は、戦いの最中にトラウマを克服して自分の翼で飛べるようになったグースケに別れを告げ、人間の世界に帰っていった。

映画『ドラえもん のび太と翼の勇者たち』の感想・評価・レビュー

人間の世界に暮らすのび太達と、鳥人の世界に暮らすグースケの友情が描かれている。人間による環境破壊などで苦しめられた鳥類を救う活動をしている鳥人達は、人間のことを嫌っていたが、最終的にはのび太達に感謝する。何事も忌み嫌ったりせず、本質を理解することで、それまでとは見方が変わってくるのである。また、グースケが過去のトラウマを乗り越え、空を飛べるようになる姿には感動させられた。ドラえもん映画は全てに当てはまるが、最後には苦難を乗り越え、ハッピーエンドになるので、安心して観ることができる作品である。(MIHOシネマ編集部)

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