映画『ドラゴン・ファイター』の概要:タクシー運転手のチェンは、ガラの悪い男達に追いかけられている女性を車に乗せた。警察に行くことを勧めるが、その女性が指定した行先は病院だった。チェンは追手を振り切って病院に到着するが、女性は既に息絶えていた。
映画『ドラゴン・ファイター』の作品情報
上映時間:88分
ジャンル:アクション
監督:チュン・チー
キャスト:ジャッキー・チェン、チャーリー・チン、チャールズ・チン、カム・カーファン etc
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映画『ドラゴン・ファイター』の登場人物(キャスト)
- チン・チェン(チャールズ・チン)
- タクシー運転手。大学を卒業している。正義感が強く、優しい性格。
- ホー・メイワー(ユン・チウ)
- 警察官。早くに両親を亡くしている。姉のメイフォンは悪い奴らと付き合いがあり、次第に疎遠になる。
- 男(ジャッキー・チェン)
- 犯罪組織の用心棒。用心棒達の間で、リーダー的存在。顔に大きなホクロがある。
映画『ドラゴン・ファイター』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『ドラゴン・ファイター』のあらすじ【起】
犯罪組織の用心棒達は、ベンチに座っていたカップルを襲った。そして、男から金目の物を奪い、逃げようとした女を襲った。ある日、用心棒の仲間である女性が逃げ出した。タクシー運転手のチェンはその女性に呼び止められ、車に乗せることになる。警察に行くか尋ねるが、その女性が指示した行先は病院だった。チェンが訝しむ間もなく、用心棒達が車に乗って追いかけてきた。その間に、女性が突然苦しみ始めた。チェンは気づいていなかったが、女性はタクシーに財布を隠していた。チェンは病院に到着し医師を呼び行くが、女性は既に亡くなっていた。
チェンは新聞記者に、タクシーに乗せた女性について質問される。だが、チェンは女性とはしゃべっておらず、何も知らなかった。実は、その新聞記者は犯罪組織の用心棒が化けた姿だった。犯罪組織の者達は、チェンが財布を持っていると思っていた。犯罪組織のボスは財布を取り戻した者に10万ドルのボーナスを渡すと伝え、チェンから取り返すよう指示を出した。
チェンは新聞記者の男性に呼び止められて車に乗せるが、他の用心棒達も一緒に乗ってきて車を走らせろと指示される。用心棒に財布の在処を尋ねられるが、チェンには何のことか分からなかった。身の危険を感じたチェンは、無線を利用してこっそり助けを求めた。チェンはコンテナ場に連れて行かれボコボコに殴られるが、彼らがタクシーの中を探っている間に逃げ出した。だが、追いつかれ再び暴行を受ける。そこに、チェンの同僚達がやって来た。チェンはタクシーを運転して用心棒達を轢こうとするが、逃げられてしまう。
映画『ドラゴン・ファイター』のあらすじ【承】
チェンは警察に行き、被害届を出した。襲ってきた男達については何も知らなかったが、1人顔に大きなホクロがついていた男がいたのでそのことを話した。フン刑事から病院に行くことを勧められるが、今日は収入が得られていなかったため、チェンは仕事に戻った。
チェンが家に帰ると、友人から警官が来て家探しをしていたと言われる。その警察を見た友人の妻の話を聞くと、警察官と名乗った男の顔にはホクロがあったことが分かった。チェンはすぐに自分を襲ってきた男達だと気づく。
チェンは同僚達に相談した。すると1人の同僚がチェンの家に泊まり、用心棒の役割をすると名乗りを上げた。チェンは同僚を家に泊めることにした。次の日、ホー・メイワーと名乗る女性が家を訪ねてくる。チェンのタクシーで亡くなった女性(メイフォン)の妹だった。メイワーに聞かれ、チェンはメイフォンの死に際について話した。話を聞いたメイワーは、涙を流し姉の死を悲しんだ。メイワーは落ち着いた後、チェンに財布の在処を尋ねた。チェンは財布の在処を知らなかったので、見つけたときのためにメイワーに電話番号を聞いておいた。
映画『ドラゴン・ファイター』のあらすじ【転】
チェンのタクシーが壊され、同僚が強盗被害に遭う。用心棒達の仕業だった。社長はチェンのことをトラブルメーカーだと叱った。同僚はチェンを庇い、助けるべきだと社長に進言した。社長は警察に相談に行くようチェンを怒鳴りつけた。チェンは警察署に行くが、犯人の名前も居場所も分からないので逮捕できないと言われる。代わりに、フン刑事は自分への連絡先をチェンに渡し、何かあれば連絡してくるよう伝えた。
チェンの元に、ホー・メイワーと名乗る女性が現れる。それは先日来たホー・メイワーとは別人だった。チェンの同僚は偽物だと思い追い出そうとするが、逆に手を捻られ痛めつけられる。今日来たホー・メイワーこそが本物で、彼女は警官だった。チェンが先日来たメイワーに連絡を取ってみると、アクシス・フィルムという会社に繋がった。そこに、メイワーはいなかった。
チェンと同僚はメイワーからメイフォンの話を聞くことになった。メイフォン姉妹は早くに親を亡くしており、幼い頃から自分達でお金を稼がなければいけなくなる。だが、メイフォンは働くのが嫌で、悪い奴らと付き合い始めた。それから姉妹の間で、連絡が途絶えてしまっていた。メイワーは姉の死を聞き、真相を知るためにチェンに会いに来たのだ。
映画『ドラゴン・ファイター』の結末・ラスト(ネタバレ)
チェンがメイフォンの墓参りに行くと、女性が用心棒達に攫われていくのが見えた。チェンはタクシーで後をつけながら、無線でフン刑事に連絡を取るよう頼んだ。フン刑事達警察官は、用心棒達が立て籠もった建物を包囲し突入した。だが、建物の中は無人で、フン刑事達は帰ってしまう。
チェンはメイワーに連絡を取り、一緒に建物の中を確認した。すると、用心棒達がおり捕まってしまう。そこは彼らの隠れ家で、秘密の隠し通路があった。メイワーはボスの元に連れて行かれる。メイワーは姉が死んだ理由を尋ねた。すると、ボスはメイフォンが1等に当選している宝くじを盗んで逃げたことを話した。そして、宝くじ欲しさに、チェンがメイフォンを殺したのではないかと疑いを持っていることを明かした。メイワーが動揺している隙に、ボスは彼女の鞄を奪った。ボスはメイワーが警察官であることを知る。
メイワーは部屋の中に閉じ込められる。ボスはサオ・メイに、メイワーから財布の在処を聞き出すよう指示を出した。薬物中毒者のメイは、薬欲しさに命令を承諾した。だが、結局財布の在処を聞き出すことはできなかった。逆にメイワーはメイの態度から、ボスや用心棒達が姉を殺したのではないかという疑いを持つ。
メイワーはメイから姉の身に何が起こったのか話を聞いた。メイフォンはボスに乱暴されてから自分がいかに愚かな場所にいたのか気づき、足を洗おうとしていた。だが、何度も連れ戻されてしまい、失敗に終わる。ある日、メイフォンはボスがある男を消そうとしていることを知り、車に細工を施しているところを写真に収めた。そのことがバレてしまい、毒を飲まされたのだ。メイはメイフォンが逃げる手助けをしていた。
メイワーとメイは窓ガラスを割り、外に飛び出した。メイワーはメイに通報を頼むと、敷地内に留まった。一方、チェンは縄を切って解くと、見張りを倒してタクシーまで戻った。そして、無線で同僚達に助けを求めた。同僚達は社長が止めるのを聞かず、チェンを助けに行くことを決める。
チェンとメイワーはそれぞれ用心棒達と戦った。そこに、チェンの同僚達とメイから通報を受けたフン刑事が助けに現れる。財布は見つかり、ボスや用心棒達は逮捕されることになった。
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