映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の概要:日本の伝説的コミック、『DRAGON BALL』が、なんとハリウッドで実写映画化!原作とは異なる、オリジナルストーリーが展開される。もう一つのドラゴンボール、ここに誕生。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の作品情報
上映時間:87分
ジャンル:アクション、アドベンチャー
監督:ジェームズ・ウォン
キャスト:ジャスティン・チャットウィン、エミー・ロッサム、ジェームズ・マースターズ、ジェイミー・チャン etc
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の登場人物(キャスト)
- 孫悟空(ジャスティン・チャットウィン)
- 幼い頃に地球へやってきた異世界人。悟飯に武術を習いながら一般人として生活していたが、悟飯を殺されたことで戦いの覚悟を決める。
- ブルマ(エミー・ロッサム)
- ドラゴンボールを追い求める科学者。悟空がドラゴンボールとピッコロを探すことに協力する。
- 亀仙人(チョウ・ユンファ)
- 悟飯の師匠。悟空がピッコロを倒せるよう、彼に修行をつける。
- ピッコロ(ジェームズ・マースターズ)
- 長年封じられていたが、再び世界に解き放たれた悪党。ドラゴンボールを集め、この世を支配しようとしている。
- 孫悟飯(ランダル・ダク・キム)
- 悟空を拾い、育ててくれた人物。ピッコロに殺されてしまう。
- チチ(ジェイミー・チャン)
- 悟空が憧れていた女性。実は優れた武術の使い手で、悟空と共に旅をすることになる。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』のあらすじ【起】
孫悟空は、地元の高校に通う平凡な高校生である。しかし、実は彼には秘密があった。悟空は地球人ではなく、幼い頃に遠い銀河の惑星から地球へと送られた異世界人だったのである。そして、孫悟飯という武術家に拾われた悟空は、悟飯のもと日々厳しい修行を積んできた。
圧倒的な力を持つ悟空であったが、普段はその力を隠し、一般人として生活していた。密かに憧れているクラスメイト、チチからパーティに誘われ、浮き足立っていた悟空。悟空が楽しい時間を過ごしていた頃、悟飯は一人で家にいた。そして、突然何者かが悟飯の前に現れた。その人物とは、ピッコロ大魔王。彼は今まで長年に渡り封印されていたのだが、この度解放され、そして、復讐のため世界を我が物にしようと考えていたのだ。
世界を掌握するために、ピッコロ大魔王が狙っていたのはドラゴンボールという不思議な宝だった。世界に散らばるそのドラゴンボールを全て集めれば、どんな願い事でも叶えてくれるというのだ。悟飯はピッコロを止めようとするが、強大な力を持つピッコロには敵わず、反対に殺されてしまうのだった。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』のあらすじ【承】
パーティから帰ってきた悟空は、悟飯の死を知る。自分の大切な人を奪われた怒りに燃えた悟空は、ピッコロへの復讐を誓い、旅に出るのだった。一人で旅を続けていた悟空。しかし、悟空は道中でブルマという科学者に出会う。彼女もまた、なんでも願いを叶えてくれるドラゴンボールを探していたのだった。さらに、亀仙人という強い武闘家との出会いも果たす。なんと、亀仙人はあの悟飯の師匠であるというのだ。盗賊のヤムチャという仲間も得て、大所帯となった悟空達は、共にドラゴンボールを追い求めることになる。
ピッコロはドラゴンボールを探しているため、ドラゴンボールの行方を追えばいずれピッコロにたどり着くと考えたのだ。ブルマが開発したドラゴンボール探知機を用い、一行は旅を続ける。ピッコロと対峙した時のため、悟空は亀仙人に修行をつけてもらっていた。そして、そんな旅の最中、なんと悟空はチチと再会を果たすのだった。近々、大規模な武道会が開かれる予定で、チチはそれに参加しようと考えていたのだ。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』のあらすじ【転】
そして、チチも加わり、旅はますます賑やかになっていく。一行は順調にドラゴンボールを回収していたが、しかし、本命であるピッコロ大魔法には未だ会えずじまいだった。
そして、悟空達一行は、とある場所に立ち寄ることとなる。そこは亀仙人の師匠であるシフ・ノリスが構える寺院であった。亀仙人の修行で強くなった悟空は、さらなる力を手に入れるためシフ・ノリスに教えを請うことになる。そこで悟空が学んだのは自分の周りをとりまく『気』の使い方だった。なかなか苦戦を強いられる悟空だったが、仲間達のサポートもあり、徐々に力の使い方をマスターしていく。
しかし、その矢先のことだった。ピッコロ大魔王の部下が、寺院に攻め入ってきたのである。チチが応戦するものの、結局刺客は捕らえられず、そのまま姿を消してしまうのだった。さらに、最悪なことに、なんと、今まで集めてきたドラゴンボールを奪われてしまったのである。これで、ピッコロがドラゴンボールを集めきるまでに猶予がなくなってしまった。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の結末・ラスト(ネタバレ)
手段を選んでいられない亀仙人は、シフ・ノリスからとある壺を受け取った。その壺があれば、ピッコロを封じ込めることができる。しかし、その壺を使用すれば使用者の命もないのである。
そして、とうとうピッコロがドラゴンボールを全て手に入れた。ピッコロが願いを叶えようとした時、ピッコロを止めるべく悟空達が駆け込んでくる。そして、激しい戦いが幕を開けようとしていた。
しかし、そんな時、悟空に異変が起こる。日食が起こると共に、悟空は巨大な猿へと姿を変え暴れ始めたのだ。そして、なんとその力で亀仙人を殺してしまう。悟空はようやく我に返り、ピッコロとの最終対決が始まった。そして、激しい戦いの末、なんとか悟空が勝利を収めたのだった。脅威は過ぎ去り、その場には7つのドラゴンボールが残された。悟空はそのドラゴンボールの力で、亀仙人を蘇らせるのだった。
再び、ドラゴンボールは世界に散らばっていった。悟空達の活躍のおかげで、再び世界には平穏が訪れた。しかし、実はピッコロは、密かに生き延びていた。
映画『DRAGONBALL EVOLUTION』の感想・評価・レビュー
大人気アニメ、ドラゴンボールの実写版映画。ピッコロ大魔王との対決までを描いている。とはいえ、キャスト全てが海外俳優で構成されていたり、原作の世界観とはかけ離れているので、どうしても違和感は拭えないが、割り切ってしまえば、これはこれでそこそこ楽しめる作品である。正直ドラゴンボールファンが作り上げた別作品のような印象を持ってしまった。アクションシーンは、何故かカンフーよりだがそれなりに楽しめた。ストーリー展開はシリアスさが多く、少し無理矢理な感じがしてしまう。(男性 30代)
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