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映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』の概要:ミーファン帝国の大臣である鶴仙人は、ドラゴンレーダーを作らせた。それは、7つ集めればどんな願いでも叶える、ドラゴンボールを集めるために必要な機械だった。鶴仙人は自分の野望のためにドラゴンボールを集めようとしていた。

映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』の作品情報

ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険

製作年:1988年
上映時間:46分
ジャンル:アクション、アドベンチャー、アニメ
監督:竹之内和人
キャスト:野沢雅子、古谷徹、鶴ひろみ、宮内幸平 etc

映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』の登場人物(キャスト)

孫悟空(野沢雅子)
大食漢。物欲は薄く、褒美などは興味がない。心優しい少年。武術に優れている。
亀仙人(宮内幸平)
悟空の師匠。女の子が大好き。武術の神として名前が広く知られている。
鶴仙人(永井一郎)
ミーファン帝国の大臣。皇帝の座を狙っており、自分の野望を叶えるためにドラゴンボールを集める。
天津飯(鈴置洋孝)
餃子の付き人。鶴仙人の弟子。本当は心優しい人物だが、鶴仙人に逆らうことができない。餃子にテレパシーを教える。
餃子(江森浩子)
ミーファン帝国の皇帝。幼いため、鶴仙人に騙されていることに気づいていない。
桃白白(大塚周夫)
武術の達人。殺し屋。非情な性格。鶴仙人の弟。
ボラ(銀河万丈)
カリンという町で、息子のウパと暮らしている。屈強な体の持ち主。

映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』のあらすじ【起】

この世にはドラゴンボールと呼ばれる珠があるという言い伝えがあった。そのドラゴンボールは、7つ揃えば何でも望みを叶えてくれると言われていた。ピラフ、シュウ、マイはミーファン帝国に頼まれ、ドラゴンボールの在処が分かるドラゴンレーダーを開発した。だが完成した直後、殺し屋の桃白白に襲われることになる。

悟空とクリリンは亀仙人の下で修業を行っていた。亀仙人は悟空達の実力を試すため、東の国・ミーファンで行われる武道大会に出場させることにした。ミーファンは色んな武術が生まれた場所で、強い人物が集まっていると言われていた。

ミーファンの皇帝陛下の花嫁である黄黄が行方不明になっていた。町人の1人は、鶴仙人が大臣になってからロクなことが起きないと嘆いた。その頃、鶴仙人は黄黄の居場所を探すため、神龍(ドラゴンボールを7つ集めたときに現れる)に頼もうと皇帝陛下・餃子に進言していた。幼い餃子は鶴仙人に任せようとするが、ブルー将軍に止められる。ブルー将軍は鶴仙人が餃子のためにドラゴンボールを使うとは思っていなかった。それに、鶴仙人の部屋の捜索ができておらず、黄黄を隠している可能性があった。しかし、ブルー将軍は桃白白に殺されてしまう。

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映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』のあらすじ【承】

ミーファンの兵士は現地の住人を銃などで脅しながら、ドラゴンボール探しを行わせていた。作業を行っていたウパと父のボラは、ドラゴンボールを見つけていた。しかし、ボラは珠を渡した後住人が皆殺しにされたという噂を聞いたことがあったため、兵士に渡さなかった。2人はミーファンに行ってみることにした。

亀仙人・悟空・クリリン・ランチ・ウミガメと一緒にミーファンのレストランで食事をしていると、兵士が現れカリンという町から来た親子を取り囲んだ。その親子は、ウパとボラだった。ボラはウパを逃がし、兵士達と戦おうとした。悟空達はそれに巻き込まれてしまう。悟空が巨大なメタリック軍曹と戦うと、相手の首が取れた。メタリック軍曹はロボットだった。そこに、桃白白が駆けつける。桃白白は逃げようとしたボラを引き止め戦おうとした。しかし、亀仙人に止められる。武道大会に出場する者は、昔から皇帝陛下直々の客人として丁重に扱わなければならなかった。亀仙人はボラも出場者だと話し、戦うのを止めさせた。

亀仙人達はボラから何があったのか話を聞いた。ボラは武道大会で勝利し、皇帝に頼んで村人を救おうとしていた。悟空達もボラに協力することにした。一方、餃子は自分が殺される夢を見て恐怖を抱き、テレパシーを使って付き人の天津飯を呼び寄せた。明日の武道大会で何か良くないことが起きる気配を感じていた。餃子が頼れるのは、天津飯だけだった。

映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』のあらすじ【転】

武道大会当日。悟空達は友人のブルマに声を掛けられる。ブルマは宮殿にあるドラゴンボールを探し求めて来たのだった。ヤムチャ・ウーロン・プーアルもブルマと一緒に来ていた。ヤムチャは武道大会に出場する予定だった。

試合が開始された。ブルマはウーロン・プーアル・ランチに手伝ってもらい、宮殿にあるドラゴンボールを盗むことにした。その頃、ボラはヤムチャと戦っていた。亀仙人は声を掛けてヤムチャを油断させ、ボラを勝利させた。

桃白白がボラと戦い、ボラを殺した。餃子は止めさせたかったが、天津飯は動いてはくれなかった。さらに、鶴仙人が黄黄を探すためにドラゴンボールを集めていた訳ではないことを知ってしまう。餃子は自分が騙されていたことに気づき悲しんだ。怒った悟空は桃白白と戦うが、攻撃され吹き飛ばされてしまう。しかし、悟空は生きていた。ボラから預かっていたドラゴンボールのお蔭だった。

悟空が吹き飛ばされた場所に、仙人のカリンがいた。カリンはお腹が空いている悟空に仙豆を渡した。仙豆とは1粒食べれば元気を取り戻せる、ありがたい豆のことだった。悟空は半信半疑ながら仙豆を食べた。すると、たちどころに元気になった。

映画『ドラゴンボール 摩訶不思議大冒険』の結末・ラスト(ネタバレ)

カリンは心を読むことができたため、悟空の現状を理解していた。悟空が戻るのを引き止め、戦う上でのアドバイスを送った。桃白白がやって来たため、悟空は空を飛ぶ雲・筋斗雲に乗って迎え撃つことにした。しかし、突然木が飛んできて、桃白白に当たってしまう。

ブルマ達はドラゴンボールを盗んだのがバレて、兵士達から追いかけられていた。鶴仙人に攻撃され殺されそうになるが、ヤムチャに助けられる。その時、ドラゴンボールが池の中の裂け目に落ちてしまう。

桃白白に木を投げたのは、ペンギン村に暮らす則巻アラレだった。アラレは無邪気に桃白白に悪戯を仕掛けた。桃白白が攻撃をしても、アラレには全く効かなかった。そんなアラレに驚きながら、悟空は桃白白と戦った。桃白白は謝罪をして油断させ、悟空からドラゴンボールを奪った。ミサイルを放つが、悟空とアラレに撃ち返され自爆してしまう。

天津飯は鶴仙人から餃子を殺すよう命じられる。しかし、餃子が泣いているのを見て、手を出すことはできなかった。天津飯は餃子を殺そうとした鶴仙人を攻撃して吹っ飛ばした。天津飯は隠し持っていた黄黄を餃子に返した。黄黄とは人形のことだった。餃子は自分を助けてくれた天津飯を許した。

悟空は池の中にドラゴンボールを投げ入れ、神龍を呼び出した。そして、ウパに父を生き返らせて欲しいと願わせた。ボラは無事に生き返った。

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