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映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』の概要:50年の永久凍土から悪の天才科学者、Dr.ウィーローが復活した。彼はこの世で一番強い人間を求めており、そのターゲットとして武天老師を選んだ。連れて行かれた武天老師を救出する為に悟空は研究所へと向かい、Dr.ウィーローが付くり出した3人の凶暴戦士と戦いを繰り広げる。

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』の作品情報

ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ

製作年:1990年
上映時間:60分
ジャンル:アニメ、アドベンチャー、アクション
監督:西尾大介
キャスト:野沢雅子、田中真弓、古川登志夫、鶴ひろみ etc

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』の登場人物(キャスト)

孫悟空(野沢雅子)
この世で一番強いとされる戦士。幼い頃から修行に励み、かめはめ波や界王拳といった強力な技で敵を倒す。ピッコロとはかつて天下一武道会で死闘を繰り広げた仲であり、Dr.ウィーローにマインドコントロールされた彼と再戦する事になる。
孫悟飯(野沢雅子)
悟空の息子で高い戦闘力を秘めている。師であるピッコロを慕っており、彼から魔閃光といった技を習う。
ピッコロ(古川登志夫)
悟空のライバルである魔族の戦士。かつては世界征服を企んだが、悟空に敗れて悟飯の師になった。Dr.ウィーローに悪の部分を操られてしまう。
クリリン(田中真弓)
悟空が幼い頃に武天老師の元で修行を積んだ仲間。悟空の事を嫌っていたが、戦いを通していく中で仲良くなり親友となる。今では悟飯の兄貴分として彼に多くのアドバイスをする。
ブルマ(鶴ひろみ)
悟空が初めて出会った仲間。優秀な科学者でドラゴンボールの事にも詳しい。
ウーロン(龍田直樹)
悟空が初めてのドラゴンボール探しの旅の途中で出会った豚の妖怪。昔は悪さばかりをしていたが悟空に負けて改心した。
武天老師(宮内幸平)
悟空やクリリンに武道を教えた通称「武術の神」。かなりの老齢で亀仙人と呼ばれたりもしているが、まだまだ戦える実力者である。かめはめ波の生みの親でもある。
Dr.ウィーロー(中田浩二)
かつて人間を支配しようとした悪の天才科学者。50年前に永久凍土によって閉じ込められたがドラゴンボールの力によって蘇る。しかし本人は脳だけであって身体は機械という状態であった。その為、世界で一番強い悟空の力を手に入れようとする。
Dr.コーチン(矢田耕司)
Dr.ウィーローの助手でバイオテクノロジーと環境操作技術の天才。体はサイボーグ化しており左腕にガトリングガンを忍ばせている。
凶暴戦士<キシーメ(岸野幸正)、エビフリャー(山口健)、ミソカッツ(郷里大輔)>
Dr.コーチンによって作り出された戦士。高い戦闘力を誇り、武天老師やピッコロ、通常形態の悟空を苦しめる。キシーメは電撃、エビフリャーは凍結拳、ミソカッツは風船の様な体を活かして悟空に襲い掛かる。

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』のあらすじ【起】

ある日、悟飯はウーロンとドラゴンボールを探していた。氷河地帯に来るとそこに何かの研究所の様なものが現れた。ドラゴンボールによって永久凍土が溶かされたのだ。悟飯はそこへ近づこうとしたが不気味な凶暴戦士に襲われて気絶してしまう。そこへピッコロが駆け付け戦士達を一蹴するが、更に強い3人の凶暴戦士にピッコロは捕まってしまう。悟飯が目を覚ますとそこにピッコロの姿はなかった。

カメハウスに戻ったウーロンは悟飯と見た事を話せずにいた。そこへ例の凶暴戦士達が武天老師を訪ねに来る。彼らはDr.ウィーローという科学者の命令で武天老師を連れて行くというのだ。そこには助手のDr.コーチンも来ており世界で一番強いと言われている武天老師の強さに興味を持ったのだ。ブルマを人質に取られた武天老師は渋々彼らに付いて行く。

ウーロンはこの事を悟空に話す。悟空はすぐに武天老師とブルマを助けに向かう。悟飯は母親のチチに反対で留守番する事になるが、こっそりと家を抜け出して悟空の後を追った。

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映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』のあらすじ【承】

一方、氷河地帯にあるDr.ウィーローの研究所に連れて来られた武天老師は3人の凶暴戦士であるキシーメ、エビフリャー、ミソカッツを相手に戦う事になった。3人同時の攻撃に悪戦苦闘の武天老師。遂にはキシメンの電撃を受けて倒れてしまう。Dr.コーチンはその様子を見て天下の武天老師が呆気ない事に呆れている。ブルマは武天老師が強かったのは遠い昔の事であると話す。そこへDr.ウィーローがその真偽について問いかけた。科学者であるブルマはDr.ウィーローとDr.コーチンの事を聞いたことがあり、死んだ事を思い出した。しかし、彼らは永久凍土の中で生き続けドラゴンボールの力によって蘇り、人間を支配しようと企んでいたのだ。

悟空はDr.ウィーローの研究所に到着した。その様子を確認したDr.コーチンは悟空にミソカッツを送り込む。悟空は風船のような体を持つミソカッツに苦戦。寒さのせいで力も入らずなかなか勝てない。そこで悟空は界王拳を使う。パワーとスピードを何倍にもし、ミソカッツの胴体を貫いたのだ。

ミソカッツを倒した悟空へ次に襲い掛かったのはエビフリャーとキシーメだった。悟空は肉弾戦でエビフリャーを圧倒。しかし、キシーメの電撃を受けて動きが鈍った瞬間にエビフリャーの凍結拳をくらい、体を凍らされてしまう。絶体絶命の悟空の所へ悟飯とクリリンがやって来る。2人はエビフリャーの攻撃を凌ぐが、続くキシーメの電撃を受けてしまった。そして悟空と同様に凍らされてしまう。その間に悟空は界王拳で熱を発し体を纏っていた氷を弾く。その勢いでエビフリャーとキシーメを倒した。

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』のあらすじ【転】

悟空は悟飯とクリリンと共にブルマの元へ急ぐ。ブルマはバリヤーに囲まれており手の鎖を外せない状態だった。それを作ったのはDr.ウィーローであった。彼は病に倒れ脳だけでも生かそうとDr.コーチンが機械に移植していたのだ。その為、彼らは世界一強い人物の体を乗っ取る事を目的としていた。そのターゲットは当初、武天老師であったがこれまでの戦い振りから悟空に代わっていた。悟空はいつの間にか鎖に繋がれ体をコントロールされそうになる。それを止めさせようと悟飯やクリリンがDr.ウィーローに近付こうとするが目の前にピッコロが立ちはだかる。悟空は何とか鎖を引きちぎった。そしてピッコロと対峙する。

いつもは悟飯に優しいピッコロ。しかし、この時のピッコロは違った。Dr.ウィーローがピッコロの悪の部分をコントロールし、自分の配下に収めていたのだ。コントロールされているピッコロは悟空に攻撃を仕掛ける。ライバル同士で実力にほとんど差のない悟空とピッコロはお互いにダメージを減らしていく。しかし、コントロールされている分、ピッコロの戦闘力が上がっており悟空は苦戦を強いられる。大好きな2人の戦いを目にする悟飯。その怒りが爆発する。衝撃波を繰り出しDr.ウィーローやDr.コーチンを圧倒する。そしてピッコロをコントロールするシステムを破壊し、ピッコロは目を覚ます。クリリンもブルマの救出に成功し、Dr.コーチンは目を覚ました武天老師の攻撃を受けて倒れた。

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』の結末・ラスト(ネタバレ)

一連の様子を見ていたDr.ウィーローは笑っていた。自分の乗っ取るべき人物の強さを目の当たりにし、ますます欲しくなったのだ。機械の巨体を起こしたDr.ウィーローの気は悟空も怯むほどの恐ろしいものだった。ピッコロは自分を操っていた怒りからDr.ウィーローに攻撃を仕掛ける。しかしDr.ウィーローは物ともせずピッコロに打撃を与える。悟空は武天老師とクリリンとかめはめ波を放つ。しかし、Dr.ウィーローには全く効かず武天老師、クリリン、そして悟飯が倒されてしまう。ピッコロはDr.ウィーローにエネルギー弾を連発するがやはり効かない。逆に手痛い一撃をくらい、倒れてしまう。悟空はDr.ウィーローを倒すには界王拳しかないと考え、限界に挑む。攻撃を与えられるがそれでも互角。悟空は意を決して4倍界王拳のかめはめ波を放つ。かめはめ波に押されたDr.ウィーローは地球の外まで飛ばされるがまだ諦めていない。悟空は止めの元気玉を溜めるもDr.ウィーローの攻撃を受けて気絶してしまう。その様子を見ていた悟飯とピッコロ、クリリンはDr.ウィーローを食い止めようとする。意を付いた攻撃は成功するも落ち着きを取り戻したDr.ウィーローに死角はなかった。そして彼は地球もろとも消そうとエネルギー波を放つ。悟空は残った僅かな元気から元気玉を作り出してそれを空に放つ。放たれた元気玉はエネルギー波を破り、Dr.ウィーローに直撃。Dr.ウィーローの脳は完璧に破壊された。

悟空はボロボロになりながらも何とか生きていた。その様子に安堵する悟飯達。ピッコロも悟空や悟飯にエールを送りその場を去った。

映画『ドラゴンボールZ この世で一番強いヤツ』の感想・評価・レビュー

ピッコロが悪の科学者Dr.ウィーローに捕まり、洗脳され、悟空達と相まみえるという内容となっている。ピッコロは大体の作品でクールに現れ、序盤は優勢に事を運ぶが、中盤になると徐々に押され始め、退場するという流れが定番化しており、本作品は特に洗脳されてしまうという大失態を犯してしまう。この作品では天下一武道会で優勝している事もあり、悟空が世界一強いという位置付けになっているが、瞬間的なナポテンシャルではご飯が上回っているようなシーンもあったりする。ドラゴンボールの映画作品の中では、中の中位の出来栄えだと感じる。(男性 30代)

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