「英国総督 最後の家」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

英国総督 最後の家の概要:1947年、300年にも及んでインドを支配していたイギリスが主権譲渡を宣言。円滑な独立をするため、新たなインド総督が就任する。だが、ヒンドゥー教徒とムスリムの確執にイギリスが去ることの不安から未曽有の暴動が発生してしまう。

英国総督 最後の家の作品情報

英国総督 最後の家

製作年:2017年
上映時間:106分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:グリンダ・チャーダ
キャスト:ヒュー・ボネヴィル、ジリアン・アンダーソン、マニーシュ・ダヤール、フーマ・クレシー etc

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英国総督 最後の家の登場人物(キャスト)

マウントバッテン卿(ヒュー・ボネヴィル)
新インド総督。インドの独立を円滑に進めるため、就任する。公正な人物で人種差別もせず、インド人のために苦心する。
エドウィナ・マウントバッテン(ジリアン・アンダーソン)
総督の妻。夫と同様にインドのことを考え、必要な措置を早急にとる。分離独立について抵抗を示していたが、暴動で苦しむ人々のことを思い承認する。
ジート・クマール(マニーシュ・ダヤール)
元警官。インド人の青年でマウントバッテン卿の側仕えになる。総督の心意気に感服し、慕うようになる。2年間、アーリアに片思いをしており求婚する。
アーリア(フマー・クレシー)
総督の娘の秘書。ムスリムで盲目の父親のために働いている。父親が決めた婚約者との結婚を控えていたが、ジートへと密かに恋心を抱いていた。

英国総督 最後の家のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『英国総督 最後の家』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

英国総督 最後の家のあらすじ【起】

1947年、インドのデリー。約300年インドを支配していたイギリスが主権譲渡を宣言。そのために新たなインド総督が派遣されることになった。
総督邸には500人のインド人が使用人として働き、総督一家の世話を行っている。総督邸で働く友人の紹介で、元警察官のジート・クマールが新たに雇われることになった。彼は総督付きの使用人となることが決定。一方で新総督の娘の秘書として、半ば無理矢理担当にされたアーリア。2人は廊下でばったり遭遇し、挨拶もなくすれ違う。
実は以前、刑務所に勤めていたジートは、収監されていたアーリアの父親の世話をしたことがある。その関係でアーリアのことを知っており、彼女へと思いを寄せていたのだった。

そうして、新たなインド総督マウントバッテン卿一家が到着。前任の総督はとても厳格でインド人を見下していたが、マウントバッテン卿はとても快活で分け隔てなく接してくれるのだった。

それもそのはず。マウントバッテン卿は最後のインド総督なのである。彼の任務はインドを円滑に独立させることだった。しかし現在、インドでは統一を求める国民会議派と少数のムスリムが望むパキスタンの分離独立派で意見が割れている。情勢を聞いた新総督は、意見が割れていようとインド全体では、独立を望んでいるはずだと言うのであった。

朝食時、総督の妻エドウィナがインドは独立国としては、とても未熟な国だと夫に訴える。エドウィナは独立を進めるなら、問題を多少なりとも解決するべきだと進言。けれども、朝から仕事の話をされた総督はげんなり。その時、エドウィナの秘書が使用人に触れられたくないと発言したことで、総督夫婦は秘書をイギリスへ帰国させてしまう。インドは今後、独立すれば1つの国となる。そのため、現時点での人種差別は軋轢を生むことになるからだ。

マウントバッテン卿がインドの情勢について会議をしている頃、エドウィナは厨房へと異例の訪問をしていた。現在、臨時で料理長を務めるインド人の専門は欧州料理だったが、エドウィナは今後、様々な信仰を持つインド人を招待するため、彼らに合わせて料理を作れと言う。その言葉に料理人たちは唖然としてしまうのだった。

英国総督 最後の家のあらすじ【承】

友人の結婚式へ祝福に訪れたジークは、アーリアの父親と2年ぶりに再会する。和気藹々と会話を交わしていたところへ、娘のアーリアが遅れて到着。だが、彼女には父親が決めた婚約者がいて、じきに式を挙げると言う。しかし、ジートは彼女を諦めるつもりはなかった。

学校や本などにより識字率を上げるための用意が進む中、ムスリムの総裁との会議が決定。マウントバッテン卿はムスリムの要求について思い悩み、インド人の友人から話を聞くことにする。総督自身、国を分離したいとは考えていない。インド人の友人は、それなら総裁を説得しろと言うのだった。

そうしていよいよ、会議の日。総裁はパキスタンに拘りを見せ、ムスリムが軽んじられることを酷く危惧していた。その意思はとても強く、容易に説得できそうにない。そこで、総督は自らの家系図を見せ誰かの理想郷は、他の誰かが犠牲になっていることを教える。だが、総裁は頑なに意見を曲げなかった。

後日、独立運動指導者と面談。総督は彼に平和をもたらす方法を問うた。すると、指導者はインド統一の際、初代首相をムスリムの総裁に任命すればいいと言う。その案はとても大胆な案であったが、指導者は道理を説けば宗派が違っても、愛という一点で通じるはずだと言うのだった。

その頃、ジートと心を通わせたアーリアは、婚約破棄をすることができずにいた。だが、婚約者は熱心なムスリムでパキスタンへ行こうと誘ってくる。その2人のやりとりをジートは総督邸の2階から見下ろしていた。

英国総督 最後の家のあらすじ【転】

総督邸でパーティーが催された夜、ムスリムがヒンドゥー教徒を焼き討ちし、大虐殺が発生したという報せが入る。パーティーにはムスリム総裁も参加しているが、総裁にはおかしな様子は見られない。被害は相当数に上り、暴動は治まらず。そこで、総督は一家で暴動地域を訪問しその深刻さを目の当たりにした。

再びの会議にてムスリム総裁を初代首相にするという案が提案された。だが、この案には誰もが反対で、会議は揉めに揉める。最終的に分離に反対する指導者が孤立する形になったが、彼は分離することは更なる争いを生むことになると告げる。この会議の行く末を気にしていた使用人たちもムスリムとヒンドゥー教徒とで騒動が勃発。仲裁にて事なきを得たが、この反目は根が深いものと思われた。

インドを分離することで一先ずは意見がまとまり、総督は政府に助言を求めるため、一旦英国へ。だが、エドウィナは分離には反対で夫婦もまた口論となってしまう。そうして数日後、総督は分離独立案を持ってインドへと戻った。

国民会議派とムスリム総裁が会議のために総督邸へ呼ばれる。だが、その場に独立運動指導者の姿はなく、彼は飽くまでも分離に抵抗を示していた。国境に関してはイギリスの弁護士が双方の意見を聞きながら公平に定めることになった。このことにより、主権譲渡が10カ月も早まり8月15日と決定。

だが、これらが告知されても暴動は治まらず、過激さを増す一方だった。イギリスがインドから去ることの不安と、ムスリムとヒンドゥー教徒との確執が原因である。そこで、総督夫妻は使用人たちへ暴動に関わった者は即刻解雇とし、家族もろとも退去を命じる。分離に関してインドが80パーセント、パキスタンが20パーセントの割合となるため、総督邸でも同様の割合となる。そして、インド人は国民全員がインドかパキスタンの国籍を選ぶことになった。

恋人同士のジートとアーリアもまたヒンドゥー教徒とムスリムであった。それぞれの宗派で国を選べば、国際的にも離れてしまう。恋人たちは互いに苦難を抱えることに。
総督邸の家財一式も次々に分けられていく。準備は早急に進められた。

英国総督 最後の家の結末・ラスト(ネタバレ)

そうして、分離独立を迎えるまで残り4日に迫った夜、アーリアがパキスタンへ行くことに。ジートは彼女を引き止めたが、アーリアは盲目の父親を守りたいと決意を固めていた。ジートはアーリアの父親と挨拶を交わし、愛する人がアーリアであることを明かす。すると、父親は愕然としたままパキスタンへ向けて出立するのであった。

その頃、国境を定める弁護士は音を上げていた。彼はインドを分けようとすると、どこに行っても壁に当たってしまう。自分1人ではとてもできないと言う。故に、国連へ頼りたいと言うも、ここで側近が2年前にチャーチルが定めた政策と、前総督が書いたインドの地図を出した。弁護士はこの資料に驚愕し、マウントバッテン卿にどうするべきかを問うた。

各地で暴動があったため、避難民が総督邸へと押し寄せている。そんな中、アーリアが乗ったはずの列車が暴動に襲われ、生存者はいないと新聞に掲載される。ジートは故郷の村も暴動に遭い、家族の行方も分からない上にアーリアまでもを失ったことで、悲嘆に暮れる。

政策と地図によるとムスリム総裁は、以前からパキスタンの譲渡を約束されていたようだ。総督は指導者たちの裏切りだと憤怒。イギリスは利益を守るため、元から統一など目指しておらず、分離独立を促したのだ。それを知らずに総督へと就任したマウントバッテン卿はこのまま分離独立を成立させてしまえば今後、インド人から恨まれることになるだろう。
それを体現したのはジートだ。彼はインドが分離することで暴動が起こり、相当数の被害が上った全ての責任は総督にあると言って辞職していった。

そうして、分離独立の日。総督邸は官邸となり、マウントバッテン卿はパキスタンの首都を訪れていた。主権譲渡を無事に行い、ムスリム総裁はパキスタンの首相となった。
インドでも独立が祝われ後に国境線も正式に発表される。暴動により焼き出された人々は難民キャンプへと身を寄せたが、流行り病や過酷な移動過程で更に命を落としていく。

そんな中、マウントバッテン卿は難民キャンプにて、救済活動を行っていた。ジートもまた難民キャンプにて人々の救済に手を貸していたが、運び込まれた女性が奇跡的に助かったアーリアであることに気付かなかった。アーリアは彼の姿を目にし、必死に名前を呼ぶ。そうして、恋人同士は奇跡の再会を果たすのであった。

この分離独立により史上最大規模の大移動が発生。各教徒が暴動などにより合わせて100万人が亡くなった。

英国総督 最後の家の感想・評価・レビュー

ムスリムとはイスラム教を信仰する人々だが、イスラム教でも友愛を唱えているはずなのに、初回の暴動はムスリムから仕掛けている。ヒンドゥー教徒もムスリムも信仰心が高いため、互いに反目し合っている。こうなるように仕掛けたのは、イギリスだと作中で何度も総督が責められる。

独立のために就任した総督は人柄も良く、人種差別をしない公平な人物。奥様も同様でインドのために苦心し、必要な措置を早急に行っている。暴動が起こらなければ、もっと時間をかけて会議を重ね、双方の蟠りが解けたに違いない。(MIHOシネマ編集部)

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