この記事では、映画『エンド・オブ・ウォッチ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『エンド・オブ・ウォッチ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『エンド・オブ・ウォッチ』の作品情報

上映時間:109分
ジャンル:ヒューマンドラマ、フィルムノワール
監督:デヴィッド・エアー
キャスト:ジェイク・ギレンホール、マイケル・ペーニャ、アナ・ケンドリック、ナタリー・マルティネス etc
映画『エンド・オブ・ウォッチ』の登場人物(キャスト)
- ブライアン・テイラー(ジェイク・ギレンホール)
- ロサンゼルス市警の巡査でサヴァラと組んで日々命がけのパトロールを行っている。将来は大学の法学部に進学する夢を持っている。
- マイク・サヴァラ(マイケル・ペーニャ)
- ロサンゼルス市警でテイラーとコンビを組んでいる巡査。自分自身もメキシコ系の生まれであることから、黒人系ギャングたちに対しては躊躇しない。
- ジャネット(アナ・ケンドリックス)
- テイラーと交際、結婚した女性。テイラーと同じく白人系だが、サヴァラやギャビーたちのようなメキシコ系の人々にも偏見なく接する、心優しい女性。
- ギャビー(ナタリー・マルティネス)
- サヴァラの妻。彼と高校時代から交際し、卒業と同時に結婚。無事子供も生まれ、家族3人で幸せな家族生活を送るはずだった。
映画『エンド・オブ・ウォッチ』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『エンド・オブ・ウォッチ』のあらすじ【起】
アメリカ、ロサンゼルス州の犯罪多発地域で巡回パトロールの任務を担当する警察官、テイラーは相棒のサヴァラと共に日々命がけで犯罪者を摘発していた。
そんな危険な日々を送る中で、テイラーは大学の法学部に進学する目標を持っており、その入学試験のため自分たちの日々の業務を録画しているのだった。一方、サヴァラは高校時代から付き合っており、現在は妊娠している妻の機嫌が悪く、結婚生活の難しさを愚痴るのだった。
二人はパトロールの相棒というだけでなく、友人として堅い絆で結ばれており、犯罪摘出数も警察署内でトップクラスの成績を誇る優秀なコンビ。
彼らは少々素行が悪いものの、その腕前から警察署内でも一目置かれており、上司の巡査部長や警察署長にも信頼されている。
しかし、町では黒人系ギャングたちとメキシコ系の移民との間で日々抗争が激化しており、毎日のように銃撃戦が繰り広げられているだけでなく、そこには麻薬や人身売買などの犯罪も絡んでいるのだった。
映画『エンド・オブ・ウォッチ』のあらすじ【承】
ある日、いつものように車内でふざけ合いながらパトロールをしていた二人の元に、無線で指示が入る。
現場に駆けつけ通報した人物に話を聞くと、彼女の二人の子供が前日の夜から姿を消しており捜索して欲しいとのことだった。
しかし、彼女とその同居人の男性の様子が明らかにおかしいため、二人は家の中を捜索することに。反抗する二人をサヴァラが宥めている隙にテイラーが家の奥へと進むと、衣装部屋で拘束されている弱り切った二人の子供を発見する。二人を保護したテイラーとサヴァラは通報人とその同居人を逮捕し警察署に連行するのだった。
その後新たな指令が下り、メキシコ系ギャングたちのパーティーを取り締まりに向かった二人はそこでギャングのボスであるビッグ・イーブルという人物と出会う。好戦的なギャングたちを前に一触即発のムードが漂うものの、その日は何事もなく終わる。
翌日、サヴァラの妹の誕生日会に招待されたテイラーは、交際相手のジャネットやサヴァラの妻のギャビーと共に穏やかな休日を過ごすのだった。
映画『エンド・オブ・ウォッチ』のあらすじ【転】
昨日の一件以降、ビッグ・イーブルの周囲を捜索することにした二人が、彼の母親の家の前で張り込みをしていると、彼の手下と思われる人物が母親に荷物を届ける姿を目撃する。
手下の動向を怪しんだ二人が、彼を追跡し職務質問を行うと手下は突然発砲し、危うくサヴァラが銃撃されかける。彼を逮捕し車を捜索すると、大量の武器と現金を押収する。
その後の火災事件で子供を救出した功労を讃えられ、二人は勲章を授与。勢いに乗ったテイラーは武器と現金を押収した事件に裏があると考え、サヴァラと共に事件の真相を追うことに。
翌日、パトロール中に悲鳴を聞きつけ、民家を捜索するとそこには大勢の移民が監禁されているのだった。再び手柄を立てたと喜んだのも束の間、現場にやってきた移民局の局員に事件に関わるなと警告を受ける。
一方プライベートでは、サヴァラの妻であるギャビーが子供を無事に出産すると、テイラーはジャネットと結婚し、身を固めるのだった。
映画『エンド・オブ・ウォッチ』の結末・ラスト(ネタバレ)
テイラーとジャネットの結婚式が盛大に行われ、サヴァラやギャビーだけでなく警察の上司も参列していた。心からテイラーを祝福していたサヴァラは、彼に自分の身に何かあったら妻と子の面倒を見るよう頼み、互いに命を預けるものとして絆を深めるのだった。
その後、通常通りパトロールをしていると、過去にサヴァラによって逮捕された黒人が二人にメキシコ系ギャングの標的にされていると忠告すると、何者かが自分たちを尾行していることに気がつく。
翌日、目の前で信号無視をした車両を追いかけ、容疑者を追ってマンションに入り込んだ二人は、待ち伏せしていたギャングたちに集中砲火を浴びる。
なんとかホテルから脱出したものの、その周辺はギャングたちが多く住む地域だったため、ホテルの外で待機していたギャングによってテイラーが被弾。
当たりどころが悪く、身動きが取れなくなったテイラーを守りながら援護を待っていたサヴァラだったが、追ってきたギャングたちによって集中砲火を浴び、殺されてしまうのだった。
駆けつけた警察官たちによってギャングたちは一掃されたものの、サヴァラは即死。テイラーは病院に搬送されなんとか一命を取り留める。
サヴァラの葬儀には、ロス市警全員が参加した。葬儀で、生き残ったテイラーは涙ながらに彼との絆を話すのだった。
映画『エンド・オブ・ウォッチ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
物語上、テイラーが胸にカメラを着けて日々の業務を記録するという設定だったので、カメラワークも主観的な撮影方法が撮られている点が印象的だった。
また、それ以外にも様々な視点から登場人物たちの動きを撮影しているため、臨場感を持って視聴できた。
テイラーとサヴァラがパトロール中に楽しそうに話す姿と、一切に犯罪現場に足を踏み入れる姿にギャップがあり、全体的に緩急が効いていた。(MIHOシネマ編集部)
本作は、麻薬ギャングやカーチェイス、銃撃戦といった犯罪が日々繰り広げられるロサンゼルスの安全を守るロス市警のブライアンとマイクのコンビを描いたアメリカのギャング作品。
自撮りカメラやパトカーのカメラの映像によって、危険な状況が臨場感たっぷりに映し出され、まるでドキュメンタリーを見ているかのようなリアリティーと緊張感に興奮が冷めなかった。
何と言っても、ジェイク・ギレンホールの演技とは思えない自然な演技が素晴らしかった。(女性 20代)
ジェイク・ギレンホールとマイケル・ペーニャがバディを組んで演じるのは「ロス市警のリアル」。彼らの日常が淡々と描かれていますが、その日常がかなりイカれています。
毎日をのんびり過ごしている私からすると、こんな生き方は絶対したく無いと思うような危険な毎日。しかし、その危険から市民を守る彼らのような「警官」がいるからこそ街の安全が保たれるのだと感じました。
マイケル・ペーニャがめちゃくちゃ良い役です。彼の存在がジェイク・ギレンホールを更に引き立てていて見応え抜群でした。(女性 30代)
ロス市警の協力を得て撮影されたモキュメンタリー。悪を懲らしめる痛快アクションではなく、リアルな警察官の日常を徹底的に見せています。残忍、過酷、危険が溢れかえったロスで、命懸けで働く警官は神のようでした。銃社会ですから、毎日戦場で闘っているようなものでしょう。ハンドカメラとPOV撮影を巧妙に使い分けており、生々しい現場を肌にヒリヒリと感じます。テイラーとザヴァラ両巡査のジョークを交えた車内での会話は、ほっと安らぎます。(女性 30代)
あの頃警察になりたいなんて軽々しく口にした自分を戒めたい。銃社会だからこそ、イメージしていたより遥かに危険な任務を行っているLA警察のリアルを知った時、日本は全く狭く平和だと痛感した。
POVカメラで追求したリアルさは潜入捜査を間近で見ているような迫力があり、この映画最大の見所でもある。どんな役でもこなしてしまう演技派のジェイク・ギレンホールの正義感溢れる役柄が観れるのもファンとしてはとてもエキサイティングだった。(女性 20代)
ロサンゼルスの警官コンビの日常を描いたこの作品は、観ているうちにまるで実際のパトロールに同行しているような感覚になります。ブライアンとマイクの軽口を叩き合う関係がとても自然で、二人の友情が物語の核になっていると感じました。前半はパトロール中の出来事や小さな事件が中心で、警官の現場のリアルが丁寧に描かれています。しかし後半になると麻薬カルテルとの衝突が深刻化し、物語の緊張感が一気に高まります。ラストの銃撃戦でマイクが命を落とす展開は衝撃的で、残されたブライアンの悲しみが強く伝わってきました。友情の重さを強く感じる映画でした。(30代 男性)
警察映画の中でもかなり臨場感のある作品だと感じました。ブライアンが映像制作の課題としてカメラを回している設定のおかげで、事件現場やパトロールの様子がとてもリアルに伝わってきます。最初は二人の軽い会話や日常の出来事が多く、どこか温かい雰囲気すらあります。しかしカルテルの犯罪に関わる事件をきっかけに、二人の周囲に危険な影が迫っていきます。観ている側としては「この先きっと大きな事件が起きる」と感じながら見守るしかありません。最後の銃撃戦でマイクが倒れる場面は本当に辛く、ブライアンの叫びが胸に残りました。(20代 女性)
相棒同士の絆をここまでリアルに描いた警察映画は珍しいと思いました。ブライアンとマイクは常に冗談を言い合いながらも、お互いを深く信頼していることが伝わってきます。パトロール中の小さな事件や危険な現場を通して、警察官という仕事の過酷さが少しずつ描かれていく構成も印象的でした。物語の後半で麻薬カルテルとの関係が深まり、危険が現実のものになっていく展開はかなり緊張しました。ラストの銃撃戦でマイクが撃たれてしまう場面は衝撃的で、ブライアンが生き残ったことがせめてもの救いだと感じました。(40代 男性)
最初は警察官の何気ない日常を描いた映画という印象でした。パトロール中の会話や事件対応など、細かな描写がとてもリアルで、二人の関係も自然に感じられます。ブライアンとマイクのやり取りにはユーモアもあり、観ていて楽しい場面も多いです。しかしカルテルに関係する事件をきっかけに状況は一変し、物語は一気に緊張感を帯びていきます。終盤の銃撃戦は迫力があり、まるでその場にいるような臨場感でした。マイクが命を落とす結末は悲しいですが、二人の友情が最後まで描かれていて強く心に残りました。(30代 女性)
パトロール中の出来事を積み重ねながら物語が進む構成がとても印象的でした。ブライアンとマイクの会話は本当に自然で、実際の警官同士のやり取りを見ているようです。日常の中でさまざまな事件に遭遇する描写は緊張感があり、警察官の仕事の危険さを強く感じました。やがて麻薬カルテルとの衝突が表面化し、二人が危険な状況に巻き込まれていく流れは非常にスリリングです。最後の銃撃戦でマイクが倒れてしまうシーンは衝撃的で、ブライアンの悲しみが観ている側にも伝わってきました。(20代 男性)
映画『エンド・オブ・ウォッチ』を見た人におすすめの映画5選
トレーニング デイ
この映画を一言で表すと?
理想と現実がぶつかり合う、ロサンゼルス警察の“地獄の一日”を描いた衝撃作。
どんな話?
新人警官ジェイクは、ロサンゼルス市警の麻薬捜査官アロンゾのもとで研修を受けることになる。街の犯罪と戦う憧れの仕事に胸を躍らせるジェイクだったが、アロンゾの捜査方法は想像を超える過激さだった。法律すれすれ、時には違法な手段さえ使う彼のやり方に戸惑いながらも、ジェイクは次第に警察という組織の裏側を目の当たりにしていく。理想と現実の狭間で葛藤する一日の物語。
ここがおすすめ!
デンゼル・ワシントンがアカデミー賞主演男優賞を受賞した名作で、カリスマ的な悪徳警官の演技が圧倒的な存在感を放っています。新人警官の視点を通して、警察の現場の厳しさや危険な世界がリアルに描かれている点も魅力です。物語はほぼ一日の出来事で構成されており、終始緊張感が途切れません。警察映画としての迫力と心理ドラマの面白さを兼ね備えた作品です。
ザ・シューター/極大射程
この映画を一言で表すと?
国家の陰謀に巻き込まれた狙撃手の戦いを描く、スリリングなアクションサスペンス。
どんな話?
元海兵隊の伝説的スナイパーであるボブ・リー・スワガーは、山奥で静かな生活を送っていた。ある日、政府関係者から大統領暗殺を阻止するための協力を依頼される。しかしその任務は罠で、スワガーは暗殺犯として追われる立場になってしまう。無実を証明するため、そして巨大な陰謀を暴くために、彼は自ら反撃を開始する。孤独な男の戦いを描いたスリリングな物語。
ここがおすすめ!
リアルな銃撃戦や戦術描写が魅力のアクション映画で、主人公の冷静な判断力とサバイバル能力が見どころです。国家規模の陰謀に立ち向かうストーリーはスリリングで、テンポよく展開していきます。銃器や軍事の描写も細かく、リアリティの高さが作品の魅力をさらに引き立てています。緊迫感のある物語を楽しみたい人におすすめの一本です。
ヒート
この映画を一言で表すと?
犯罪者と刑事、二人のプロフェッショナルの宿命の対決を描く名作クライムドラマ。
どんな話?
ロサンゼルスで大胆な強盗を繰り返す犯罪者ニールと、その犯行を追い続ける刑事ヴィンセント。互いに優れたプロフェッショナルである二人は、やがて直接対峙する運命に導かれていく。犯罪者として生きる覚悟を持つ男と、職務にすべてを捧げる刑事。対照的な立場でありながら、どこか似た価値観を持つ二人の関係が物語の軸となる。
ここがおすすめ!
アル・パチーノとロバート・デ・ニーロという二大スターの共演が話題となった名作です。ロサンゼルスの街を舞台にした銃撃戦や犯罪計画の緊張感は圧巻で、クライム映画の金字塔とも言われています。特に市街地での銃撃戦シーンは映画史に残る名場面。犯罪者と刑事の人間ドラマが丁寧に描かれ、観終わったあとに深い余韻が残ります。
ボーダーライン
この映画を一言で表すと?
麻薬戦争の最前線で繰り広げられる、極限の緊張感を描いたリアルな犯罪ドラマ。
どんな話?
FBI捜査官ケイトは、メキシコの麻薬カルテルを壊滅させる極秘任務に参加することになる。アメリカ政府と特殊部隊が連携して進める作戦は、通常の捜査とはまったく異なる危険なものだった。国境地帯で繰り広げられる過酷な任務の中で、ケイトは麻薬戦争の現実と、その裏にある複雑な政治や権力の構造を知っていく。
ここがおすすめ!
デニス・ヴィルヌーヴ監督による重厚な犯罪ドラマで、終始張り詰めた緊張感が続く作品です。国境を越えた麻薬戦争の現実がリアルに描かれており、銃撃戦や潜入作戦のシーンは圧倒的な迫力があります。善と悪が単純に分けられない複雑な世界観も魅力で、観る者に強い印象を残します。社会派サスペンスとしても見応えのある一本です。
パトリオット・デイ
この映画を一言で表すと?
実際のテロ事件をもとに描かれた、警察と市民の奮闘を描く緊迫のドラマ。
どんな話?
2013年のボストンマラソンで起きた爆破テロ事件を題材にした物語。爆発によって多くの被害者が出る中、警察やFBIは犯人を追跡するため大規模な捜査を開始する。街全体が混乱する中で、捜査官たちはわずかな証拠をもとに犯人を特定しようと奔走する。市民と警察が協力しながら危機に立ち向かう姿を描いた緊迫のドラマ。
ここがおすすめ!
実際の事件を基にしたリアルなストーリーが大きな魅力です。爆破事件の衝撃や、その後の大規模な捜査の様子が臨場感たっぷりに描かれています。警察官や捜査官、市民それぞれの視点が交差しながら物語が進むため、事件の全体像を立体的に感じることができます。緊張感のある展開と人間ドラマの両方を楽しめる作品です。



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