この記事では、映画『エスケーピング・マッドハウス』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『エスケーピング・マッドハウス』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0055771
製作年 | 2019年 |
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上映時間 | 88分 |
ジャンル | スリラー |
監督 | カレン・モンクリーフ |
キャスト | クリスティナ・リッチ ジュディス・ライト ジョシュ・ボウマン アンニャ・サヴィッチ |
製作国 | アメリカ |
映画『エスケーピング・マッドハウス』の登場人物(キャスト)
- ネリー(クリスティナ・リッチ)
- 心神喪失状態で精神病院に収容された女性。名前以外の全ての記憶を失っている。ふとした瞬間思い出す、断片的な記憶を頼りに自分が何者であるのかを探究している。
- グラディ(ジュディス・ライト)
- 精神病院の寮長。治療と称し、患者にひどい仕打ちをする。何かと口出しをしてくるネリーのことが気に食わない。
- ジョサイア(ジョシュ・ボウマン)
- 元々いた医師の後任で精神病院に赴任してきた若き医師。ネリーの主治医であり、ネリーの記憶が戻るよう手助けをし、支えている。
- ロッティー(アンニャ・サヴィッチ)
- 新しく入院してきた患者。名家の出であり、気高さと自尊心を高く持っている。産後うつを発症しているのか、乳飲み子を残したまま収容された。
映画『エスケーピング・マッドハウス』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『エスケーピング・マッドハウス』のあらすじ【起】
ネリーは心身喪失状態であるところを、精神病院に連れてこられた。ネリーは自分の名前しかわからない。
彼女の身寄りを探すが、彼女の元へ現れるのは好奇心を満たそうと訪ねてくるものばかりだ。記憶を取り戻す手助けをしたいと主治医のジョサイアは語る。
ネリーはジョサイアに少し記憶が戻ったことを話す。それは愛情であり、バットという男性の記憶であったと。
ネリーが置かれている環境は劣悪であった。寮長のグラディたちが豪華な食事をする一方、ネリーたちは質素な食事を与えられている。患者たちは治療以前の記憶がないらしい。
ネリーは寮でロッティーという女性に出会う。彼女はホリスター家の出身であることを語る。ネリーはホリスターをきっかけにまた断片的な記憶が蘇る。ロッティーに、以前に会ったことはあるかと問うが、心当たりはないそうだ。
ネリーはジョサイアに寮でのひどい暮らしについて訴えている。ジョサイアはグラディの治療のおかげで、ネリーは正気に戻っていると諭すのであった。ネリーは靴がきつすぎて思考が霧散するというと、ジョサイアは毎日受診にくれば靴を緩めてやるという。しかし鍵を持っていることは秘密だと約束させるのであった。
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映画『エスケーピング・マッドハウス』のあらすじ【承】
ある日ネリーはグラディが席を外した隙を狙って、グラディの机から取り上げられたロッティーのブランケットを探す。ブランケットを探す際に日記を見つけたネリーは、それを機にまた断片的な記憶を取り戻す。看護師のフェントンに見つかってしまうが、この日記は私物であるため、見逃してほしいと懇願する。その言葉を聞いたフェントンは、あんたが謎の女なのねとブランケットと日記を盗む手助けをするのだった。
ネリーたちは石を運ばされていた。その行為に意味などなく、グラディの気が済むまで運ばされ続けるだけだそうだ。作業終了後、ネリーがブランケットをロッティーに渡すと、彼女はとても喜んでいた。
ジョサイアに日記を見せるネリー。グラディの机から盗んだことを聞き、日記はジョサイアが預かることになる。
その日の就寝時、他の患者がロッティーからブランケットを奪い取るところを目撃したグラディは、ロッティーを問い詰める。覚えていないというロッティーにしつけを与えるという。見かねたネリーは私がやったと白状するのであった。ジョサイアを誘惑して、自分が医者にでもなったつもり?とグラディはネリーにヒルを用いて辱めを与えるのであった。
映画『エスケーピング・マッドハウス』のあらすじ【転】
食事の時間、ロッティーが身体を揺らしている。ネリーはロッティー個人へのしつけを避けるため、皆に腕を組んで身体を揺らすよう指示する。看護師は怒鳴りつけるが、しつけなら皆を連れていけとネリーはいうのであった。
グラディは今回の騒動はシラミのせいだといい、全員の髪を切ることを提案する。手始めにネリーの髪を切ろうとしたその瞬間、ジョサイアが現れ、治療の際は全て私の許可を取るようにというのであった。シラミの治療には油がいいとジョサイアは提案する。
ジョサイアのいうとおり油で頭を洗い流される患者たち。油をかけられたロッティーは笑っている。そしてグラディが手に持つパイプを奪い取るのだった。危ないからやめてというネリーに、指図されるのはもううんざりだとロッティーはいう。そしてロッティーは、パイプをさかさまにして火だるまになってしまうのであった。
ドリスコルがジョサイアを訪ねてくる。彼は謎の女を追ってきたそうで、ネリーという女性を探しているそうだ。人生で最愛の女性であり、彼女からはバットと呼ばれていたと。
それを聞いたジョサイアは謎の女は残念ながら昨日施設を出たと告げるのであった。
映画『エスケーピング・マッドハウス』の結末・ラスト(ネタバレ)
病院では舞踏会が開催されている。フェントンはネリーに逃亡しようと持ちかけ、急いで外へと向かう。そして、フェントンは逃亡者がいると大声をあげネリーを裏切るのであった。
ネリーを預かるというジョサイアに、グラディはジョサイアの過去について暴露する。ジョサイアは過去に何度も患者に手を出していたようだ。ここでネリーは全ての記憶を取り戻す。
バットの元にネリーからの手紙が届く。そこにはネリーが危険な潜入捜査をしていることが書かれていた。ネリーは心神喪失状態を装い、精神病院への潜入した記者であったのだ。
全ての記憶が戻ったことがわかると、グラディは再び記憶を失くすためネリーを水へ沈めるのであった。そこへバットが現れる。水に沈められたネリーを急いで引き上げ、ネリーはなんとか意識を取り戻すのであった。
この施設の実態を世界に伝えると皆に別れを告げるネリー。
ネリーが去ったあと、精神病院に捜査のメスが入ったようだ。ネリーは精神病院での日々を書籍化し、それは瞬く間にネリーの名を世界に広め、彼女は女性初の有名記者となった。
後の捜査報道の先駆けとなり精神ケアの改善に繋がったそうだ。
映画『エスケーピング・マッドハウス』の感想・評価・レビュー
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映画『エスケーピング・マッドハウス』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『エスケーピング・マッドハウス』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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