映画『エクスペンダブルズ2』の概要:アクション界に衝撃をもたらしたエクスペンダブルズが再び!前回のキャスト陣に引き続き、更に有名アクション俳優を起用しパワーアップ。その豪華さから、アクション映画ファンはむせび泣く事必至。
映画『エクスペンダブルズ2』の作品情報
上映時間:102分
ジャンル:アクション
監督:サイモン・ウェスト
キャスト:シルヴェスター・スタローン、ジェイソン・ステイサム、ジェット・リー、ドルフ・ラングレン etc
映画『エクスペンダブルズ2』の登場人物(キャスト)
- バーニー・ロス(シルヴェスタ・スタローン)
- 傭兵集団エクスペンダブルズのリーダー。百戦錬磨の屈強な男性だが、荒くれ者どもをまとめる苦労人でもある。
- リー・クリスマス(ジェイソン・ステイサム)
- エクスペンダブルズの一員。バーニーの相棒的存在で、ややガサツだが頼れる存在。
- ガンナー・ヤンセン(ドルフ・ラングレン)
- 前回薬物中毒でエクスペンダブルズを追放されたが復帰。今回メンバー内一の学歴である事が発覚する。
- ブッカー(チャック・ノリス)
- バーニーの旧友。危機に陥ったエクスペンダブルズの前に現れる。
- ヴィラン(ジャン=クロード・ヴァン・ダム)
- 犯罪組織連合、サングのリーダー。かなりの実力派でもある。
- チャーチ(ブルース・ウィリス)
- 再びエクスペンダブルズに依頼を持ちかけて来たCIA。
- トレンチ(アーノルド・シュワルツェネッガー)
- バーニーと旧知の仲である男。かつては傭兵だったが、現在では大統領の座を狙っている。
映画『エクスペンダブルズ2』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『エクスペンダブルズ2』のあらすじ【起】
「エクスペンダブルズ」は荒くれ者どもが集う傭兵集団です。しかしただの傭兵集団ではなく、構成員の一人一人がいずれも高い戦闘能力を誇る実力者揃いでした。前作でも達成不可能と思われたミッションを見事成功させた実績もあります。そんな彼らに、前作からの間で仲間が一人増えていました。彼はビリーと言う名の若者で、年若くも義理堅く誠実な好青年です。
その頃エクスペンダブルズが抱えていた任務は、誘拐された中国人の富豪を助け出すと言うものでした。その任務には中国出身であるヤンが抜擢され、メンバーで彼を中国まで送り届けます。その後、ビリーがエクスペンダブルズを脱退したいと言い出したのでした。彼が自分の今後について真剣に考えた末のその決断を、メンバーは後押しします。
一方、その頃前作でエクスペンダブルズに難解な依頼を頼んで来たチャーチが再び姿を表します。今回の依頼内容は、バルカン半島にあるアルバニア山脈に墜落した飛行機の中に入っていた、データボックスを回収する事でした。
映画『エクスペンダブルズ2』のあらすじ【承】
前回の事もあり一度は依頼を断るバーニーでしたが、何とチャーチは、前回エクスペンダブルズがヴァレーナ島で暴れた事が器物損害に当たるといい、協力をしなければ彼らを逮捕すると言い出したのです。実はチャーチはCIAの人間だったのです。チャーチに脅され、バーニーは渋々その依頼を承諾しました。
ですが、CIAが傭兵集団に頼むほどの依頼、簡単なわけがありません。チャーチがバーニーに取り戻すように命じたデータボックスには、何とプルトニウムの埋蔵場所が記録されているのです。つまり、渡る手を間違えれば世界が滅亡しかけない代物なのです。
すぐさまアルバニア山脈に向かう一同でしたが、今回はエクスペンダブルズに加えマギーという女性も同乗しています。彼女はチャーチの部下で、暗号解除のスペリシャリストです。と、いうのもそのプルトニウムが入ったケースには暗号がかかっており、何と120秒ごとにその解除コードが変わるのでした。見事な手腕でケースを手に入れたエクスペンダブルズ、そして解除に成功したマギーでしたが、そんな彼らの前に犯罪組織連合サングが現れます。
映画『エクスペンダブルズ2』のあらすじ【転】
サングはビリーを人質に取り、ケースを渡すように脅しをかけて来ました。仲間を家族同然に思い何よりも大切にしているバーニーは、サング側の要求を飲みケースを手渡します。しかし、何とサングは約束を破り、そのままビリーを殺し、そのままケースを奪いさってしまったのです。
ビリーを殺されたエクスペンダブルズは怒りに燃え、サングに復讐を誓います。ケースに仕掛けておいた発信器を元にサングを追跡する一行は、ブルガリアに到着しました。しかし、そこではエクスペンダブルズの追跡を予想していたサングが待ち伏せていたのです。サングの猛追を受け危機に陥るエクスペンダブルズでしたが、バーニーの旧友であるブッカーに助けられ、何とかその場から逃げきります。
隣村にサングを敵対視し、抵抗を続けている団体がいることを知ったエクスペンダブルズは、彼らに合流する事にしました。そして今度は自分達がサングを待ち伏せ、彼らの乗る飛行機を墜落させる事に成功したのです。
映画『エクスペンダブルズ2』の結末・ラスト(ネタバレ)
しかし一足早く、サングは既にその飛行機から脱出していました。そして、かなりやり手であるサング達に逆に嵌められたエクスペンダブルズは、とある鉱山に取り残されてしまうのでした。行き詰まったエクスペンダブルズ達の前に現れたのは、部下であるマギーの救出の為現れたチャーチと、バーニーと旧知の仲であるトレンチという男です。
トレンチはかつてはバーニーと肩を並べる程の実力を持つ傭兵でしたが、今では大統領の座を狙っているという掴み所のない男性です。彼らの協力を得て、エクスペンダブルズは鉱山から脱出を果たします。そして、エクスペンダブルズとブッカー、チャーチとトレンチは共にサングのアジトへと乗り込んだのでした。
苦戦を強いられながらも勝利をもぎ取ったエクスペンダブルズ側は、ビリーの仇を討つ事に成功します。その少し後、ビリーが傭兵をやめるきっかけとなった人物、彼の婚約者の元にある箱が届きます。その箱の中にはビリーの写真、そして大金が入っているのでした。
映画『エクスペンダブルズ2』の感想・評価・レビュー
人気アクション俳優総出演アクション映画の第二弾。エクスペンダブルスが新たな脅威に立ち向かう姿を描く。本作ではアーノルド・シュワルツネッガー、ブルース・ウィリスが本格参戦。
前作以上にスケールアップしたアクションシーンはもちろん見ものだが、若くして犠牲になったビリーの仇を討つ為に皆が一丸となって戦う姿に心打たれる。ところどころで織り込んでくる各俳優がかつて演じた作品にまつわるジョークも見どころ。(男性 20代)
なかなか配役が覚えられなかったりするが、配役だけで相変わらずテンションが上がる作品である。
前回ブルース・ウィリスとシュワルツネッガーの出演に肩透かしを食らった感じがしたが、今回は出番が少し増えてて安心した。同時に前作があまり自分の中で盛り上がらなかったのは、この二人の出番が少ないことだと理解した。
かつての自分たちの出演作品をネタにしたセリフが飛び交って思わずニヤついてしまう。私もスタローンに「ボクシング習ったほうが良いよ」と言ってみたいものだ。
これはぜひ吹き替えでなく字幕で楽しんで欲しい作品だ。(女性 30代)
豪華スターが共演する「消耗品」の2作目。監督からは退きましたが、やっぱり主演はシルヴェスター・スタローン。前作よりも更にパワーアップしたアクションシーンから目が離せません。
今作の悪役を演じるのはジャン=クロード・ヴァン・ダム。悪役なのにかっこいい。めちゃくちゃ渋いです。ストーリーもしっかりあるのですが、あまりにも豪華なキャストに俳優陣の肉体やアクションを観ているだけでお腹いっぱい。
過去の色々な作品を意識したセリフも沢山あり、映画ファン必見です。(女性 30代)
オープニングから、洗車とガンアクションがかなり勇ましいです。今作もキャストが豪華です。出し惜しみをしないところが『エクスペンダブルズ2』の魅力といえます。監督は今作はシルヴェスター・スタローンではありませんが、大満足のクオリティでした。一人の善良な仲間が亡くなってしまってから、復讐心を内に秘めたメンバーのアクションがたまりません。バーニーとクリスマスが女性について会話するシーンは、毎回面白くて仕方がありません。(女性 30代)
まさか続編があったのか、というくらい前作の印象は薄かった。しかしこの続編、1作目よりもすっきりさっぱり楽しめた。ストーリー自体は1作目以上にありきたりな気がしないでもないのだが、それぞれが期待されることをやりきってくれているので清々しいのだ。特にシルベスター・スタローン、ブルース・ウィリス、アーノルド・シュワルツェネッガーについては、それぞれの代表作での役どころをイジるような台詞にニヤリとしてしまう。若い観客にどこまで響くかは分からないが、主要俳優陣の若い頃の作品が好きならば楽しめる一本。(男性 40代)
みんなの感想・レビュー
本作は年齢66歳のスタローンがあまり活躍しません。その代わり、アーノルド・シュワルツェネッガー、ブルース・ウィリス、そしてジョークの素材として愛される存在になったチャック・ノリスが参戦し、その穴を埋めています。しかも、悪役がヴァン・ダム。役名が「悪役」という、相変わらず知能が欠落した人たちが制作していることを隠そうともしない潔い姿勢を見せている製作陣が頑張っていました。
強いて言えばジェット・リーが開始早々退場するのがもったいなかったですね。本作のクライマックスで活躍のしようがなかったからしょうがないとも言えるんですが……。