この記事では、映画『モデル連続殺人!』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『モデル連続殺人!』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0060918
製作年 | 1963年 |
---|---|
上映時間 | 88分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | マリオ・バーヴァ |
キャスト | エヴァ・バートック キャメロン・ミッチェル トマス・レイネル クロード・ダンテス |
製作国 | イタリア |
映画『モデル連続殺人!』の登場人物(キャスト)
- クリスティアーナ(エヴァ・バルトーク)
- オートクチュール「クリスチャン」のオーナー。侯爵夫人という身分だが、夫を亡くしたばかりの未亡人。所属モデルであるイザベラが殺されたことに驚くものの、気丈に仕事をこなし、モデルたちを慰める。
- モルラキ(キャメロン・ミッチェル)
- 「クリスチャン」の共同経営者。イザベラが殺されたあと、モデルたちとの関係性は薄いと警察には話していたが、ペギーが殺されたことで関与を疑われ、他の男たちと共に勾留されることになる。
- イザベラ(フランチェスカ・ウンガロ)
- 「クリスチャン」の所属モデル。夜道で何者かに首を絞められて殺され、第一の犠牲者となる。その後、日記が発見され、店の人間関係や秘密を握っていたことが明らかになる。
- ニコル(アリアンナ・ゴリニ)
- 「クリスチャン」の所属モデル。元恋人であるイザベラに見限られたフランコと交際しており、人目を忍んでコカインを渡している。イザベラの日記が見つかったあと、警察に届けるふりをして手中に収める。
- ペギー(メアリー・アルデン)
- 「クリスチャン」の所属モデル。イザベラと特に仲が良く、彼女の死に酷くショックを受ける。一方で中絶費用を彼女に借りており、秘密を握られている立場だった。事実を隠すため、ニコルのバッグからイザベラの日記を盗み出す。
- フランコ(ダンテ・ディ・パオロ)
- コカイン中毒の古美術商。イザベラと交際していたが、今はニコルと懇意の仲。イザベラが殺害された後、ニコルが自分の店で殺され、アリバイもなかったため容疑者として勾留される。
- シルヴェストリ警部(トマス・レイネル)
- イザベラの殺人事件を担当することになった刑事。イザベラの交際相手だったフランコを一旦は殺人容疑で連行するが、その後も「クリスチャン」のモデルたちが次々と犠牲になり、色情狂の内部犯行と推定して捜査を進める。
映画『モデル連続殺人!』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『モデル連続殺人!』のあらすじ【起】
多くのファッションモデルが働くオートクチュール「クリスチャン」。嵐が吹き荒れる夜、クリスチャンのモデルであるイザベラが何者かに殺され、店のクローゼットで発見される。共同でオーナーを務めるモルラキとクリスティアーナ。モデルのニコル、ペギー、グレタ、タオ・リー。そして、スタイリストのマルコ、デザイナーのチェザーレなど店の面々は、やって来たシルヴェストリ警部に各々取り調べを受ける。
チェザーレの話から、イザベラの元恋人である古美術商のフランコという男が浮かび上がり、シルヴェストリは彼の店を訪ねる。フランコがコカイン中毒であることを調べ上げた上で、イザベラの部屋でコカインが見つかったことを指摘するシルヴェストリ。しかし、フランコは関与を否定する。
一方、ショーの真っ最中にイザベラの日記が見つかる。ニコルは自分が警察に届けると言って、密かにフランコへ電話。日記を手に入れたと報告する。その後、フランコからコカインを持って来てほしいと電話が掛かって来る。仕方なくペギーの車を借りてショーを抜け出したニコルだったが、フランコの店に潜んでいた覆面の犯人に殺されてしまう。犯人はペギーの車を奪って逃走した。
映画『モデル連続殺人!』を無料視聴できる動画配信サービスと方法については、以下の記事をご覧ください。
映画『モデル連続殺人!』のあらすじ【承】
一方ペギーは、ニコルが置いていったバッグからイザベラの日記を盗み、歩いて帰宅する。そこへペギーに好意を持つマルコがやって来て言い寄ってくるが、ペギーは体よくその誘いを断った。その後、シルヴェストリ警部から、乗り捨ててあった車のことで話を聞きたいと電話を受けるペギー。マルコは警察に会いたくないと言って去っていった。
イザベラの日記には「妊娠して困っているらしいのでペギーに金を貸した。仕方ないのであの男から金をせしめよう」と記されていた。事実を葬り去るため、ペギーは暖炉に日記を投げ入れて燃やしてしまう。その直後、やって来た覆面の犯人に襲われ、「日記はどこだ?」と手帳にメモ書きをして問い詰められる。燃えてしまったと分かると、ペギーに平手打ちを喰らわせて気絶させた。そこへ警察がやって来たので、犯人はペギーを連れ去っていく。
ペギーは犯人によって椅子に縛り付けられて尋問を受ける。結局彼女の話は聞き入れられず、ストーブに顔を押し付けられて焼き殺されてしまった。
映画『モデル連続殺人!』のあらすじ【転】
シルヴェストリ警部は、モデルの連続殺人という点から、異常性嗜好を持った内部の男性の犯行であると推定。店の男たちを連行して、面通しを行うことにする。ペギーの家のメイドが呼ばれ、ペギーと会っているのを見たことがある人物を指差すように警部が指示する。メイドがモルラキ、チェザーレ、マルコを見たというと、急にマルコが持病の発作を起こし運ばれてしまう。残ったモルラキとチェザーレ、アリバイがないフランコが逮捕されることとなった。
不安を募らせるモデルたちだったが、容疑者は勾留されたので各々帰路に着く。グレタも帰宅するが、到着して車のトランクを開けるとペギーの死体が入っていた。動揺しながらもひとまず階段下に死体を隠すグレタだったが、犯人が現れて絞め殺されてしまった。
容疑者が勾留される中、新たな犠牲者が出たため、警察の捜査は振り出しに戻ってしまう。疑いが晴れた男たちは釈放される。返却される手荷物の中には、ペギーを尋問する際に犯人が使った手帳があった。その持ち主はモルラキだった。
映画『モデル連続殺人!』の結末・ラスト(ネタバレ)
モルラキは、イザベラ、ニコル、ペギーを殺害。アリバイを作るためにクリスティアーナがグレタを殺したのだった。モルラキとクリスティアーナは不倫関係にあり、共謀してクリスティアーナの夫を事故に見せかけて殺していた。そのことをイザベラに知られ、脅迫されていたことが殺害の動機だった。
しかし、このままだといずれまた自分に疑いが向くことを恐れたモルラキ。そこで最後にもう1人殺し、その人物に罪を着せようと考える。自分は警察にマークされているのでクリスティアーナに実行を依頼。最後のターゲットなったタオ・リーは、自宅の浴室でクリスティアーナに溺死させられる。しかし、犯行後に突如ドアをノックする音に驚いたクリスティアーナは、逃げる途中で誤って二階から転落する。
奇跡的に助かったクリスティアーナは、モルラキにはめられたと直感して彼の元に向かう。モルラキを愛していたクリスティアーナだったが、財産目当てで近づいて来たと確信。彼を拳銃で撃ち殺し、警察に通報した後、泣き崩れるのだった。
映画『モデル連続殺人!』の感想・評価・レビュー
この映画の感想・評価・レビューはまだ投稿されていません。
映画『モデル連続殺人!』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『モデル連続殺人!』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
映画『モデル連続殺人!』を見逃した人やもう一度見たい人のために、以下の記事では映画『モデル連続殺人!』を無料で視聴できる動画配信サービスと方法について紹介しています。
ぜひ、以下の記事もご覧いただき、映画『モデル連続殺人!』を視聴してみてはいかがでしょうか。
みんなの感想・レビュー