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映画『ファースター 怒りの銃弾』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『ファースター 怒りの銃弾』の概要:刑期満了し出所したドライバー。かつて兄の銀行強盗業を手助けしたがその際、何者かの策略にとって兄を殺されていた。出所した彼はいま、兄の復讐をするべく動き始める。

映画『ファースター 怒りの銃弾』の作品情報

ファースター 怒りの銃弾

製作年:2010年
上映時間:98分
ジャンル:アクション、サスペンス
監督:ジョージ・ティルマン・Jr
キャスト:ドウェイン・ジョンソン、ビリー・ボブ・ソーントン、オリヴァー・ジャクソン=コーエン、カーラ・グギーノ etc

映画『ファースター 怒りの銃弾』の登場人物(キャスト)

ドライバー(ドウェイン・ジョンソン)
かつて兄の泥棒稼業を手伝ったことで逮捕されていた。刑期満了となり兄の殺しに関わった人間への復讐を始める。
コップ(ビリー・ボブ・ソーントン)
定年間近の刑事。仕事に対しての取り組む姿勢からあまり刑事内の評判は良くない。ドライバーを追う。
シセロ(カーラ・グギーノ)
コップと一緒にドライバーを追う女刑事。
キラー(オリヴァー・ジャクソン・コーエン)
何者かの指示によってドライバーの殺害を依頼された暗殺者。心理カウンセリングを受ける等、暗殺業を離れたい気持ちもある中、任務に取り組む。

映画『ファースター 怒りの銃弾』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ファースター 怒りの銃弾』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ファースター 怒りの銃弾』のあらすじ【起】

10年前に銀行強盗を行った罪で服役していたドライバー。過去に強盗成功後、隠れ家にて分け前の計算をしていた。その際、何者かの襲撃を受け、ドライバー以外のメンバーは殺害され、警察に捕まっていた経緯を持っていた。

ドライバーは刑期満了し出所日を迎える。ドライバーは知人に預けていた高級車を取りに行く。ドライバーはエンジンをかけ車を走らせる。

ドライバーはベイカーズフィールドにあるセントロカル通信社のオフィスに向かう。オフィス内に入ったドライバーはある男を見つけた瞬間、躊躇せず銃を向け男の頭を撃ち抜く。男は即死しドライバーはその場を後に逃走する。

ドライバーの殺人事件はすぐ警察にも情報が入る。ドライバーの捜索案件の主担当として女刑事のシセロが任に就く。その相棒にもうすぐ定年を迎えるコップが就任する。コップの仕事ぶりは刑事内でも悪いほうで評判になっており、なぜコップが相棒になったか疑問を持ちながらもシセロは受け入れるのであった。

その頃、ドライバーは情報屋として働く男が経営するお店を訪れる。かつてドライバーの兄の殺害に関与した人間たちのリストを貰ったドライバーは、先日殺害した男以外にも復讐するため動き始めるのであった。

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映画『ファースター 怒りの銃弾』のあらすじ【承】

その頃、暗殺者として働くキラーは恋人と楽しいひと時を過ごしていた。楽しい日常を送る中、暗殺業を引退することを考えていた。そこへクライアントからドライバー暗殺の指令が入る。武装準備を整えたキラーは恋人へこの任務を最後にする意思を伝えるのであった。

一方、ドライバー確保のため過去の捜査記録を見直していたシセロは、10年前ドライバーたちが強盗成功後に敵グループから受けた襲撃の映像記録を見つける。映像はドライバーたちを襲ったグループの人間が撮影していたと思われ、その映像をヒントに捜索を始める。

ドライバーはシセロが先ほどまで見ていた犯行映像を撮影した人間を殺害するべくマンションの一室に向かっていた。その頃、ドライバー暗殺のため尾行していたキラーもマンションの下で様子を伺っていた。

マンション内で撮影者を見つけ殺害したドライバー。そこへキラーも参戦し交戦となる。撃ち合いになるもドライバーはキラーから逃げきりその場を去る。

映画『ファースター 怒りの銃弾』のあらすじ【転】

コップは別居中の妻の家を訪れる。息子との時間を過ごしたい気持ちからで一泊だけしたいという要望に妻はヤクをやっていないか問い詰める。ヤク中でもあったコップは、その場で持っているヤクを捨てて一泊する許可を貰う。

その頃、ドライバーは次のターゲットが潜伏するクラブに向かう。クラブに着きトイレにてアイスピックで刺す。男は息子に遺言を伝えてほしいとドライバーへ伝え息を引き取る。ドライバーは男の息子へ電話をかけ、遺言を伝える。

だが、アイスピックで刺された男は病院で治療を受けていた。生きていることを知ったドライバーは病院へ侵入し今度こそ殺害する。クラブで起きた事件がドライバーによるものと一人だけ気が付いていたコップは一人病院へ急行する。

病院でドライバーを見つけるがドライバーに優位を取られるコップ。だが、兄の殺害に関与した人以外殺害する意思はなく、コップは命拾いをする。

その頃、キラーはドライバーへ固執していた。一度相まみえたとき、ドライバーの躊躇なく殺した気迫を見て、嫉妬に駆られていた。キラーは最後の仕事をするべくドライバーを追う。

映画『ファースター 怒りの銃弾』の結末・ラスト(ネタバレ)

ドライバーは次のターゲットを殺すため、海に隣接する宗教施設へ向かっていた。そこで牧師としての仕事をする男を見つけ2人で話をする。

ドライバーの兄の殺害後、自分の過ちを認めた男は宗教の信仰によって自分と同じような間違いを犯さないよう人々を導くことを仕事としていた。

過ちを認め、死ぬことも受け入れた男の姿に感化されたドライバーは、彼を生かすのであった。

全ての復讐を終えたと思っていたドライバーのもとへキラーが駆けつける。戦うよう促すもドライバーにはその意思がなかった。だが、キラーは10年前の事件には、兄を殺したグループを指揮していた本当の黒幕がいることを告白する。

そこへコップが現れドライバーは撃たれる。本当の黒幕はコップであった。ドライバーが出所し復讐を始めたことで、自分の過去が暴露されることを恐れキラーにも暗殺を依頼していたのであった。

キラーは暗殺から足を洗うことを決め、その場を去る。コップも全てが終わったと安堵したが生きていたドライバーによって射殺される。

コップの暗躍に気が付いていたシセロは現場に到着するが、ドライバーの姿はなかった。

映画『ファースター 怒りの銃弾』の感想・評価・レビュー

ロック様ことドウェイン・ジョンソン主演作。今回セリフは少ないながらも心の中で抱える復讐心を迷いなく実行していく姿はかっこいい。当然やっていることは褒められることではない。だが、映画というフィクションの中では、このくらい自分の道を突き進む主人公がいても良い。黒幕の存在はすぐにわかってしまうのでサスペンス要素より、主人公の迷いない行動力を楽しむことをおすすめする。(MIHOシネマ編集部)

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