この記事では、映画『キャメラを止めるな!』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『キャメラを止めるな!』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0087847
製作年 | 2022年 |
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上映時間 | 112分 |
ジャンル | コメディ ホラー |
監督 | ミシェル・アザナヴィシウス |
キャスト | ロマン・デュリス ベレニス・ベジョ 竹原芳子 グレゴリー・ガドュボワ |
製作国 | フランス |
映画『キャメラを止めるな!』の登場人物(キャスト)
- レミー/ヒグラシ(ロマン・デュリス)
- 映画監督。企業の宣伝ビデオなど、つまらない仕事ばかりしていることに不安に思っている。娘との関係にも悩んでいる。
- ナディア/ナツミ(ベレニス・ベジョ)
- レミーの妻。元女優という経歴を持つが、役に入り込み過ぎてしまい、周囲に迷惑をかけた過去を持つ。
- フィリップ/ホソダ(グレゴリー・ガドゥボワ)
- 高齢の男性俳優。落ち着いた性格。アルコール依存症であるが克服をしようと、最近では禁酒を始めている。
- ラファエル/ケン(フィネガン・オールドフィールド)
- 若手俳優で、若い世代からの支持も厚い。意識が高く、自分の納得のいく脚本じゃないと主演しない考えの持ち主。
- アヴァ/チナツ(マチルダ・ルッツ)
- 若手俳優。若い世代から人気があるが、自分勝手で我儘な性格。そのため彼女の我儘な発言で、度々現場を混乱させてしまう。
- アーメル/ヤマコシ(セバスチャン・シャサーユ)
- 男性俳優。おとなしい性格。仕事に真面目に取り組む青年で、与えられた仕事をしっかりとこなそうとする。
- ジョナタン/アキラ(ラファエル・クエナード)
- 男性俳優。真面目な性格だが、体調不良になりやすく、特にお腹が弱い。そのため、度々トイレに行ってしまう。
- ムニール(リエス・セーラム)
- 敏腕プロデューサー。プライドが高い。各方面にコネを持ち、日本のプロデューサーをレミーに紹介する。
- ロミー(シモン・アザナヴィシウス)
- レミーの娘。昔は、父と仲が良かったのだが、最近はギクシャクした関係になっている。ラファエルの大ファン。
映画『キャメラを止めるな!』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『キャメラを止めるな!』のあらすじ【起】
とある山奥にある撮影現場。ここでは、低予算のゾンビ映画が撮影されている。監督であるヒグラシは、主演女優のチナツに激しく怒っていた。ヒグラシを止めようとする恋人役で俳優のケンであったが、逆にヒグラシからビンタをされてしまう。撮影は休憩に入る。そこでチナツは、ケンとヘアメイクのナツミにある話をし始める。それは、この山奥で日本軍の研究者たちが人を蘇らせる研究をしていたというものであった。
すると、三人の目の前にゾンビとなったホソダが現れ、襲ってくる。逃げ回る三人であったが、そこへカメラを持ったヒグラシが興奮した様子で現れる。どうやら、ゾンビを作り出したのは、ヒグラシだったようである。
ホソダに加えて、ヤマコシやケンまでゾンビとなってしまう。ケンは、ナツミの頭に斧を叩きつけ、チナツの方へ迫ってくる。恐怖に叫ぶチナツだったが、手に取った斧をケンに振り下ろし、何度も切りつけた。
返り血を浴びたチナツは、地面に謎の模様が描かれた場所の中心に立ち、カメラは徐々に引いていく。そこで、「カット!」と声がかかる。
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映画『キャメラを止めるな!』のあらすじ【承】
撮影本番のひと月前。パッとしない仕事ばかりしていたレミーは、プロデューサーのムニールから、とある映画の企画を提案される。それは、日本で大ヒットしている映画のリメイクであった。ただし、カメラ1台を使い、30分間ワンカットで撮影するという条件であった。
レミーは、この仕事を当初は断ろうとしていた。ところが娘のロミーがケン役で出演予定のラファエルのファンということを知り、引き受けることになる。
本番の数週間前、撮影のリハーサルが始まる。ケンを演じるラファエルは、脚本に意見を言い、チナツを演じるアヴァは自分勝手な発言ばかり。さらにカメラマンのホソダを演じるフィリップは、アルコール依存症で、アキラ役のジョナタンは日ごろから体調が悪く、この日も腹痛だった。現場には、不穏な空気が流れていた。
さらにプロデューサーからは、原作の変更を一切禁止されてしまう。全員が作品に対して疑問を持ちながらリハーサルは進んでいく。
映画『キャメラを止めるな!』のあらすじ【転】
本番前日。レミーは、プロデューサーから役名も日本人の名前のままで行くことを伝えられる。そのことを知ったラファエルは激しく怒り、降板すると言い出す。さらに本番の直前にナツミ役の女優が交通事故で来られなくなってしまう。代役も見つからないまま、時間だけが過ぎていく。焦ったレミーは、自身が監督のヒグラシ役、たまたま現場に居た妻のナディアがナツミを演じることにする。ナディアは、もともと女優であったが、役に入り込みすぎてしまうという癖があった。
不安な要素を抱えたまま、本番が始まる。
物語の序盤、監督役のヒグラシは、これまでの不満を吐き出すかのように、チナツ演じるアヴァを罵倒する。チナツ、ケン、ナツミの休憩シーンになる。ところが、ホソダ役のフィリップが酒を飲み寝てしまっていることが分かる。三人は、ホソダが出てこないため、場を繋がなければならない。三人は、違和感のある会話を続けていくことになる。
映画『キャメラを止めるな!』の結末・ラスト(ネタバレ)
撮影が進み、ゾンビとなったヤマコシが襲ってくるシーンに入る。ナディアは、役に入り込み、目の前に本物のゾンビがいると信じるようになる。ナディアは、台本を忘れ、ゾンビ役のヤマコシを倒そうと追いかけて行ってしまう。
その後のシーンもスタッフ全員で協力しながら、場を繋いでいき、撮影はクライマックスまでたどり着く。返り血を浴びたチナツをカメラが引きながら撮影するシーンのみとなっていた。ところが引きで撮るためのクレーンが故障していた。
ロミーは、考えた結果、撮影スタッフ全員でピラミッドを作り、カメラを手から手へ受け渡していく方法を思いつく。最後に、娘のロミーがピラミッドの頂上でカメラを受け取り、無事に引きのシーンの撮影に成功する。
撮影は無事に終了し、全員が笑顔でやり切ることになる。レミーの台本を見ると、最後のページに幼いロミーとの写真があり、そこではロミーがレミーに肩車されているものであった。レミーは、この写真から人間ピラミッドを思いついたのである。この写真を見て、親子とも笑顔になるのであった。
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映画『キャメラを止めるな!』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『キャメラを止めるな!』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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