映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』の概要:未来のヒューストン。月旅行に向けて、乗客を乗せたシャトルが飛び立とうとしていた。だが、そのシャトルは欠陥品で、途中で故障する恐れがあった。テストパイロットを行ったテッドは問題を指摘するが、誰も聞いてくれなかった。
映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』の作品情報
上映時間:84分
ジャンル:コメディ、ラブストーリー
監督:ケン・フィンクルマン
キャスト:ロバート・ヘイズ、ジュリー・ハガティ、チャド・エヴェレット、ウィリアム・シャトナー etc
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映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』の登場人物(キャスト)
- テッド・ストライカー(ロバート・ヘイズ)
- 戦争中、飛行中隊の部下を死なせた過去がある。戦後は翼ノイローゼに陥った。シカゴで機長の代わりに飛行機を着陸させた経験を持つ。シャトルのテストパイロットを行い機体の問題点を指摘するが、上の圧力により病院に強制入院させられる。
- エレイン(ジュリー・ハガティ)
- シャトルのコンピューター係としてメイフラワー号に搭乗する。テッドに愛想を尽かし、サイモンと婚約する。
- サイモン(チャド・イベレット)
- エレインの婚約者。打算的な性格。
- オーバー船長(ピーター・グレイブス)
- シャトル(メイフラワー号)の機長。
- マクロスキー主任管制官(ロイド・ブリッジス)
- 宇宙管制室の主任管理官。故障したシャトルを操縦するテッドに指示を送る。
映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』のあらすじ【起】
未来のヒューストン。
空港では月旅行に向けて、乗客達の搭乗手続きが始まっていた。サイモンは恋人のエレインに、月旅行を祝して指輪を贈った。2人は月旅行が終わった後、結婚する予定だった。エレインはコンピューター係として、サイモンと共にシャトル(メイフラワー号)に搭乗した。
今回の月旅行は政治家の思惑も絡んでおり、失敗のできないものだった。エレインは元恋人であるテッドの報告書を見て、シャトルの安全性に不安を抱いていた。だが、サイモンはデッドの言うことなど気にしておらず、心配はいらないとエレインを励ました。その頃、テッドは“ロナルド・レーガン・精神病院・旧式治療法”に入院していた。新聞にメイフラワー号の打ち上げの記事が載っているのを見て、テッドは嵌められて入院させられたことに気付く。テッドの主治医は治療の一環として今までの経緯を説明させた。
テッドは戦争中、飛行中隊の部下を死なせた過去があった。戦後は翼ノイローゼに陥り、シカゴで機長の代わりに飛行機を着陸させるまで症状が続いた。だが、シカゴの件以降は名も売れ、仕事が舞い込むようになった。しかし、シャトルが墜落してしまい、裁判で負け入院することになったのだ。
サージはシャトルの点検を行い、所長に検査をパスした電線がショートしていることを報告した。発射まで時間がなく、所長はすぐに修理を行うよう指示を出した。サージはテッドの報告通りシャトルに不備があることを確信し、部下と共に急いで修理を行った。
映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』のあらすじ【承】
男は売店で爆弾を購入すると、“月旅行搭乗券”を取り出した。その頃、テッドは病院を抜け出し、空港に向かっていた。エレインを見つけると、シャトルの打ち上げを中止するように説得した。だが、考え過ぎだと言われ相手にしてくれない。
テッドは怪しい男からチケットを購入すると、シャトルに搭乗した。再度エレインを説得するが、エレインはテッドの話しを信じなかった。発射準備が完了してしまい、テッドは渋々座席に座った。
オーバー船長は宇宙管制室の指示の元、シャトルを発射させた。テッドは過去の裁判に思いを馳せながら、隣に座る老婦人に悩みを打ち明けた。テッドはメイフラワー号のテストパイロットをしていた。その時、シャトルが不時着してしまい、責任を擦りつけられて裁判を起こされてしまう。操縦能力に問題が有ったのではないかと疑われるが、テッドは船に原因があったと反論した。再突入の高熱で配線がショートしていたのだ。しかし、テッドの精神鑑定を行ったストーン医師が、治療が必要だと証言したことで強制入院が決定してしまう。傍聴していたエレインは倒れてしまい、サイモンが寄り添い看病した。
映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』のあらすじ【転】
シャトルのコアが過熱して、警報ランプが点滅した。エレインがコンピューターを操作して原因を突き止めようとするが、コンピューターが反乱を起こし制御不可能だった。航空士達が直接確認を行い、コアから火花が出ているのを確認する。消火器を使って火を消し止めるが、コンピューターが邪魔をして損傷部分の撤去が容易ではなかった。しかも、コンピューターがドアを勝手に開き、航空士達は風圧で外に吸い込まれてしまう。
シャトルが大きく揺れた。火災でコンピューターが損傷し、シャトルが進路を逸れて小惑星にぶつかってしまったのだ。オーバー船長が必死に操縦するが、厳しい状況だった。しかもキャビンアテンダントが、航空士達が宇宙に飛んでいったことと、コーヒーの在庫がなくなったことを報告した。絶望的な状況にオーバー船長は頭を抱えた。エレインはオーバー船長に指令システムの分離を提案する。
宇宙管制室ではメイフラワー号が太陽に進んでいることを確認し、絶望していた。管制官はマクロスキー主任管制官を呼ぶよう指示を出した。マクロスキー主任管制官は到着してすぐに部下に指示を出し、現状を報告させた。
オーバー船長はシステムの分離を行うが、コンピューターの反撃にあい毒ガスを噴射される。サイモンはエレインにシャトルを捨てて逃げようと提案するが、エレインには乗客を見捨てることはできなかった。テッドが真実を話していたことが分かり、エレインはサイモンに別れを告げてテッドの元に急いだ。
映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』の結末・ラスト(ネタバレ)
エレインはテッドに謝罪して、力を貸してくれと頼む。テッドはストレスに耐えられないと断るが、乗客の子供を助けるために勇気を出して操縦室に向かった。エレインはテッドの勇気ある行動に心を打たれ、愛していると告白して微笑んだ。
エレインは現状をテッドに説明した。テッドは宇宙管制室に連絡を取り、装置が壊れていて何もできないことを報告した。マクロスキー主任管制官はテッドのことを知っており、動揺して無線を切ってしまう。しかし、再度通信を再開させると、テッドを必死に励ました。だが、具体的な解決策はなく、シャトルは太陽に進路を向けたままだった。
シャトルの件は新聞やニュースでも大々的に報じられた。マクロスキー主任管制官はシャトルのコンピューターを手動にするため、プログラムを部下に調べさせた。その時、警部が訪れる。シャトルの乗客であるジョーが、自殺をするため爆弾を持ち込んでいることが発覚したのだ。マクロスキー主任管制官達はただ驚くしかなかった。
太陽に近づいており、シャトルの中は高温になっていた。テッド達は必死に耐えていたが、マクロスキー主任管制官から爆弾魔が搭乗していることを教えられ言葉をなくす。なんとか気を取り直すと、テッドは操縦室を飛び出し、ジョーを説得して爆弾が入った鞄を取り上げようとした。だが、説得を失敗してしまい、鞄が2人の手を離れて宙を舞った。たまたま乗り合わせて犬が鞄を咥え、事なきを得る。
テッドは爆弾を使ってコンピューターを破壊し、ワープ0.5(光速の半分のスピード)を使って逃げる計画を立てる。マクロスキー主任管制官は危険だと止めるが、テッドは忠告を無視して爆弾を取りつけた。爆破は見事成功し、テッドの操縦の元、シャトルは月へと向かった。
月の基地にメイフラワー号の件が報告される。そこに所属する大尉はテッドの戦友だったが、部下を死なせたテッドを恨んでいた。だが、大尉は乗客のために、恨む気持ちを抑えた。大尉はテッドに操縦を指示するが、テッドは操縦桿を壊してしまう。エレインのヘアピンを使って機械をショートさせ、減速させることには成功したが、シャトルが爆発する恐れがあった。テッドは必死に操縦を行い、月面に激しくぶつかりながらも何とか着陸を成功させる。テッドとエレインは微笑み合ってキスをした。
映画『フライングハイ2 危険がいっぱい月への旅』の感想・評価・レビュー
『フライングハイ』の続編。
今回は未来のヒューストンを舞台に、スペースシャトル「メイフラワー号」で月旅行に飛び立つという話。そのシャトルには欠陥が見つかり、事態はへんてこな方向に進んでいく。
前作同様にあらゆる有名な映画のパロディーだが、その上斬新で奇抜な笑いが詰め込まれているので可笑しくてしょうがない。
もちろん、元ネタの知識がなくても充分楽しむことができる。
スペースシャトルといいながら、前作と同じセットを使用しているところもツボだった。(女性 20代)
地球を飛び出しても繰り広げられるのは前作同様、操縦士のドタバタ劇です。役者人は顔なじみで、下らないギャグも相変わらず。舞台が宇宙という事もあり、スターウォーズやスタートレックなどのSFネタが多いです。パロディネタも前作よりパワーアップを感じますが、何だか物足りません。どうやら製作スタッフに変更があったみたいです。今作の笑いのセンスが自分と合っていないだけなのかもしれませんね。しょぼいゴジラは思わず笑ってしまいました。(男性 20代)
関連作品
前作 フライングハイ
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