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映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

この記事でわかること
  • 『フォレスト・ガンプ 一期一会』の結末までのストーリー
  • 『フォレスト・ガンプ 一期一会』を見た感想・レビュー
  • 『フォレスト・ガンプ 一期一会』を見た人におすすめの映画5選

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』の作品情報


出典:U-NEXT

製作年 1994年
上映時間 142分
ジャンル ドラマ
監督 ロバート・ゼメキス
キャスト トム・ハンクス
サリー・フィールド
ロビン・ライト
ゲイリー・シニーズ
製作国 アメリカ

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』の登場人物(キャスト)

フォレスト・ガンプ(トム・ハンクス)
本作の主人公で幼少期は足に矯正補助具をつけていて知能指数も低くいじめられてばかりだったが、とても芯が強く勇敢です。彼はベンチでバスを待っている人々に自分のこれまでの人生について語り始めます。
ジェニー・カラン(ロビン・ライト)
フォレストの親友であり将来の妻。幼馴染でフォレストがいじめられているのを助けようとする。大人になり自分のことを思い続ける彼が本当に自分を大切にしてくれる存在であることに気がつきます。彼の子を宿すが、不治の病に侵されてしまいます。
バッバ・ブルー(ミケルティ・ウィリアムソン)
フォレストの戦友であり生涯の親友。フォレストの助けも空しく戦死してしまいます。

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』のあらすじ【起】

バス待ちの人に自分の半生について話し始めます。

フォレストは幼少期から個性的でした。背中は曲がり、足も矯正器具無しでは上手く歩けません。知能指数も低く、養護学校へ行くことを勧められる程です。けれどもフォレストの母は他の子と同様に一般学校へ入学させたのです。フォレストは女手一つで育ててくれた母のことを本当に尊敬していました。

フォレストは学校である少女と出会います。ジェニーと言う名前のその少女は、フォレストのことをいつも助けてくれていました。いじめを受け、走って逃げていると、急に矯正器具が無くとも走ることが出来る様になっていました。それも、とてつもなく速く、誰よりも速い足になっていました。

純粋で勇敢なフォレストの心に彼女も案していたのでしょう。いつも夜遅くまで二人は一緒に過ごしました。その頃実はジェニーは、父親に性的虐待を受けていたのです。
父親は逮捕され、ジェニーは他の家族に引き取られる事に。近くに越してきたフォレストは嬉しそうでした。

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』のあらすじ【承】

フォレストは高校に入っても同級生からのいじめは止むことはありませんでした。走って追いかけても、自転車で追いかけても、フォレストの足の速さには敵わなかったので、今度は車です。いじめっ子がフォレストを追い詰めるととっさに試合中のアメフトコートに突入します。この時、コーチはそのフォレストの足の速さを見てこいつは使えるぞと思ったようです。

高校卒業すると、今度は、アラバマ大学へ入学しました。もちろんあの時のチームへ加入しました。アメフトの試合では、どんどん好成績を収めていきました。その成果もあって、全米代表に選ばれたフォレストはケネディ大統領と会うことになります。

一方、ジェニーは女子大へ進学してボーイフレンドもいましたが、フォレストはお構いなしにジェニーにコンタクトを取り続けてジェニーに邪魔ばかりしてしまいます。ジェニーが助けを呼んでいる様に見えたからでしょう。

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』のあらすじ【転】

大学の卒業式、フォレストは陸軍から入隊しないかとの誘いを受けます。特に何か将来のことについて計画が無かったフォレストは入隊を決意します。

アメリカ陸軍の訓練行きのバスの中でも浮いてしまったフォレストはそこで生涯の親友と出会います。そのアフリカ系アメリカ人は、自らをバッバと名乗り、将来は家業であるエビ漁師を継ぐことを夢見ています。

陸軍に無事入隊することの出来たフォレストは、言われた通りに動くだけのこの仕事がとても生に合っており天職の様に感じていました。とても優秀な兵士になることを期待されていました。訓練が一通り終わり、ストリップ劇場でシンガーを夢見るジェニーに再会します。裸を見せろと観客達の声がするのを見てフォレストはジェニーを助けようとします。残念に思ったジェニーはフォレストから離れていってしまいます。

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』の結末・ラスト(ネタバレ)

フォレストは、軍の任務でベトナム戦争に出征します。そこでは、親友のバッバも一緒です。フォレストは中尉の指示の元に行動していましたが、敵兵の陣地へ入り込み、激しい攻撃を受けてしまいます。そこで、フォレストはバッハと離れ離れになり、必死に探すもバッハは戦死し、中尉は両足をなくしてしまいます。。帰還すると、中尉が自分を助けてくれたフォレストのことを怨んでいました。「なぜ、あの時、死なせてくれなかったんだ。」と。例え両足が動かずとも自分の部下を置いていけなかったのです。

病院内では、初めて卓球に出会います。玉を打ち返すことが彼にはとても合っていました。卓球で次々に成果をあげ、全米チームに選ばれるとジョンソン大統領に勲章をもらうまでになります。

帰国後は、ブラックパンサー同盟に加入していたジェニーに再会し自分の思いを告げるがまたもやフォレストの元を去ってしまいます。

卓球チームは解散し、亡き親友バッバとの約束したエビ漁師の仕事をはじめ、途中、中尉も加わり成功を収めます。母の病状を知り、故郷に戻りますが、帰らぬ人になってしまいます。突然、ジェニーが姿を現し、自宅へと案内すると小さな男の子がいました。その男の子はフォレストとの子どもでした。ジェニーは不治の病にかかり余命も僅かということを告げられるとフォレストはジェニーからプロポーズを受けます。ジェニーが亡くなり子どもと二人の生活が始まります。子どもの名前はフォレストです。

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

人生ってこんなにも美しくて、予測できなくて、でも愛おしいんだと実感できる映画。フォレストの目を通して見るアメリカの歴史はとてもリアルで、彼の純粋な心が多くの人の人生を動かしていく様子に胸が熱くなった。ジェニーとの再会、そして彼女の死という別れが切なかったが、最後に息子と並んでバスを待つシーンには穏やかな感動があった。何度も観たくなる作品。(30代 女性)


フォレストは知的障害があるけれど、誰よりも誠実でまっすぐな生き方をしていた。それが多くの人の心を打ち、奇跡のような出来事を次々に引き寄せていく。その人生はまさに“一期一会”の連続で、何気ない選択が未来を変えていくことを教えてくれた。ジェニーとの関係にはやるせなさを感じたけど、彼が彼女を一途に愛し続けたことに心が動いた。(40代 男性)


最初に観たのは学生時代だったけれど、大人になって改めて観ると、まったく違う感情が湧いてきた。フォレストは自分が正しいと信じた道を進み、人に優しく接し、時に笑われても気にしない。そんな彼の姿は、社会の中で忘れがちな“まっすぐさ”を思い出させてくれる。ジェニーとの切ないラブストーリーも含めて、人生について深く考えさせられる映画。(50代 女性)


こんなに“善良さ”だけで突き進む主人公って他にいるだろうか?フォレストは他人に影響されることなく、自分の価値観と心で生きていた。戦争、スポーツ、起業と彼の人生は波乱万丈だけど、それを大げさにせず淡々と描くのがまた良い。ジェニーが死んだときには涙が止まらなかった。最後に残された息子と彼の未来に希望を感じた。(20代 男性)


フォレストの行動一つ一つが、偶然のようでいて、まるで運命だったように思えてならない。ババ・ガンプ・シュリンプや、ピンポンでの成功、ランニング…どれも普通ならありえない展開なのに、フォレストがやると“ありえる”ように感じさせてしまう。ジェニーの生き方と彼の対比がとても切なく、最後に息子と出会ったシーンがこの映画の救いだった。(30代 男性)


昔から好きな映画だけど、子どもが生まれてから改めて観ると涙の止まらない場面がいくつもあった。特に、ジェニーが亡くなってから、フォレストが息子に「君はとても賢いんだ」と言うシーンは、親としての愛情があふれていて心が締めつけられた。人生はチョコレートの箱という名言も、何が起きるか分からないからこそ前向きでいようというメッセージに聞こえた。(40代 女性)


戦争映画としても、ラブストーリーとしても、ヒューマンドラマとしても、すべてが高いレベルで融合している映画。トム・ハンクスの演技がとにかく自然で、フォレストの“知的な純粋さ”が偽りなく伝わってくる。ジェニーとの関係は複雑だけど、彼女もまた愛を探していた一人だった。ラストの羽根が舞うシーンは、人生そのものの儚さを象徴していて美しかった。(50代 男性)


若い頃はフォレストがただの“いい人”に見えていたけど、年を重ねてから見ると、彼の選択の一つ一つに重みを感じるようになった。普通の人が諦める場面でも、彼は疑問も持たず進み続けた。そしてそれが結果として周囲の人を変える。愛する人を亡くしても、息子と未来を見据える彼の姿に、強さと優しさを感じた。人生とは選択の連続だと教えてくれる作品。(60代 女性)


とにかく“人として大切なこと”を思い出させてくれる映画。フォレストは決して賢くないかもしれないけど、誰よりも正直で優しくて、一途だった。成功も失敗も、彼にとっては経験のひとつにすぎない。ジェニーとの関係は切なくて悲しいけれど、彼女がフォレストの子を産み、命を繋いだことで救われた。何度観ても涙が出る、名作中の名作。(20代 女性)


トム・ハンクスの演技がとにかく素晴らしい。フォレストの純粋さ、無垢さ、そして決して曲がらない心が、観ているこちらを浄化してくれるような感覚になる。歴史の名場面の中を駆け抜けていく演出も面白いけど、やっぱり一番刺さったのはジェニーへの想い。彼女の死後、子どもと向き合う姿には大きな成長が見られて、涙が止まらなかった。(30代 男性)

映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『フォレスト・ガンプ 一期一会』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。

グリーンブック

この映画を一言で表すと?

人種を越えて育まれる友情と希望を描いた心温まるロードムービー。

どんな話?

1960年代、黒人ピアニストと彼の運転手として雇われたイタリア系の男が、差別が色濃く残る南部を巡る演奏ツアーに出る物語。最初は反発し合う二人が、旅を通して理解を深めていく過程が丁寧に描かれています。

ここがおすすめ!

実話をもとにした感動作で、笑って泣けて、最後には心が温かくなる。『フォレスト・ガンプ』同様、社会的背景と個人の生き方を重ね合わせながら、深いメッセージを届けてくれる秀作です。

ショーシャンクの空に

この映画を一言で表すと?

絶望の中にも希望はある――人生を変える名言と奇跡のドラマ。

どんな話?

無実の罪で収監されたアンディが、理不尽な刑務所生活の中でも希望を失わず、やがて自由を手にするまでの物語。友情や信念、人生における希望の意味を力強く描いた不朽の名作。

ここがおすすめ!

希望を持ち続けることの大切さ、そして人間の尊厳を信じ抜く強さが感動を呼びます。『フォレスト・ガンプ』と同様、困難の中でも希望を抱く主人公の姿に励まされること間違いなし。

ビッグ・フィッシュ

この映画を一言で表すと?

父と子の心を繋ぐ、幻想と現実が交錯するファンタジードラマ。

どんな話?

現実離れした話ばかりを語る父に反発してきた息子が、父の死を目前に彼の過去を追いながら、“嘘”の中に隠された真実を見つけていく物語。現実と幻想が交錯する独特の映像世界が魅力です。

ここがおすすめ!

『フォレスト・ガンプ』が人生の波を淡々と描くのに対し、『ビッグ・フィッシュ』は人生を一つの“物語”として捉える作品。泣けるけれど笑えて、美しくて深い。親子関係に悩んだことがある人には特に響きます。

キャスト・アウェイ

この映画を一言で表すと?

孤独と再生を描いたトム・ハンクス渾身のサバイバルドラマ。

どんな話?

飛行機事故で無人島に漂着した男が、極限状態の中で生き延びる方法を見つけ、やがて社会復帰するまでの壮絶な体験を描いた作品。文明との断絶と再接続が人生観を問う物語です。

ここがおすすめ!

主演のトム・ハンクスがほぼ一人で物語を牽引し、無言のシーンでも感情を伝える名演技が光ります。『フォレスト・ガンプ』とはまた違った形で、人間の生命力と精神の強さが感じられる感動作です。

アバウト・タイム ~愛おしい時間について~

この映画を一言で表すと?

人生の一瞬一瞬を大切に思える、タイムトラベル系ハートフルドラマ。

どんな話?

過去に戻れる能力を持つ青年が、愛する人との人生をより良いものにしようと奮闘する物語。時間を操る力を通して、“今この瞬間”をいかに大切にするかを教えてくれる心温まる作品です。

ここがおすすめ!

人生は思い通りにいかないけれど、だからこそ美しい――そんな『フォレスト・ガンプ』と同じテーマが根底に流れています。ユーモアと感動が絶妙に絡み合った、優しさに満ちた一作です。

この記事の編集者
影山みほ

当サイト『MIHOシネマ』の編集長。累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家です。多数のメディア掲載実績やテレビ番組とのタイアップ実績があります。平素より映画監督、俳優、映画配給会社、映画宣伝会社などとお取引をさせていただいており、映画情報の発信および映画作品・映画イベント等の紹介やPRをさせていただいております。当サイトの他に映画メディア『シネマヴィスタ』の編集長も兼任しています。

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