「フォー・ハンズ」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

フォー・ハンズの概要:20年前、両親を強盗に殺害された姉妹。犯人が釈放されたことをきっかけに喧嘩となった姉妹は交通事故に遭ってしまう。そのせいで、姉を亡くした妹はピアニストとして新たな生活を送ろうとしていたが、記憶がない時間を死んだ姉に乗っ取られていることに気付く。

フォー・ハンズの作品情報

フォー・ハンズ

製作年:2017年
上映時間:94分
ジャンル:ホラー
監督:オリヴァー・キーンレ
キャスト:フリーダ=ロヴィーサ・ハーマン、フリーデリーケ・ベヒト、クリストフ・レトコフスキ、アグニェシュカ・グジコフスカ etc

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フォー・ハンズの登場人物(キャスト)

ソフィー(フリーダ=ロヴィーサ・ハーマン)
ジェシカの妹。危険を取り去ろうと頑なな姉に束縛されて育ち、辟易としている。姉から離れて1人になりたいと考えていた。ピアニストとして楽団に入団。ストレスによる喘息を患い、吸入器が手放せない。
ジェシカ(フリーデリーケ・ベヒト)
ソフィーの姉。20年前の強盗事件にて両親が殺害される場面を目撃。妹を守ろうと頑なになり、罪悪感も伴って心を病んでいる。病的なまでに妹を襲う危険に怯えている。背中に大きなタトゥーが入っており、暴力的な面が目立つ。
マーティン(クリストフ・レトコフスキ)
医師。穏やかなソフィーと良い関係になる。自らも兄を亡くした過去を持ち、大きな罪悪感を抱えながら生きている。
マリア(アグニェシュカ・グジコフスカ)
20年前、ソフィーとジェシカ姉妹の自宅へと強盗に入った犯人の1人。金髪の女性で相棒のクリンガーが殺人を犯すのを必死に止めていたが、共犯の罪により20年間、刑務所で過ごす。釈放後は工場で働いていた。
クリンガー(デレトフ・ボーズ)
マリアと共に姉妹の自宅へ強盗に入るも、偶然居合わせた両親を殺害。20年間、刑務所で過ごし釈放される。その後は妻子と共にスクラップ工場の隣の家に住んでいる。

フォー・ハンズのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『フォー・ハンズ』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

フォー・ハンズのあらすじ【起】

自宅に押し入った犯人に両親を殺害された姉ジェシカと妹のソフィー。犯人は男女2人組で姉妹は両親が殺害される場面を目撃した。
20年後、ソフィーはピアノ演奏者として楽団への入団オーディションを受けようとしていた。すると、そこへジェシカが現れ犯人が釈放されたと告げる。過去の事件によって心に深い闇を抱えていたジェシカは、ソフィーを強引に連れ帰ろうとする。姉妹はオーディション会場であるホールの地下駐車場で揉み合いになり、走行して来た車に轢かれてしまうのだった。

病院にて意識を取り戻したソフィーだったが、ジェシカは打ちどころが悪く命を落としていたことが分かる。この件は事故として処理されたものの、釈放された犯人に対しジェシカが脅迫文を送っていたことが判明。ソフィーは姉が単独でやったことで自分は関係ないと告げるのだった。

ところがその日の夜、ソフィーは喘息の発作にて病室で意識を失ってしまう。目覚めた彼女は病院から帰ろうとしたが、担当医師のマーティンに見つかってしまい病室に戻される。
その後、無事に退院したソフィーは入団オーディションを受け直して見事に合格。マーティンとは病院からの脱走失敗をきっかけにデートを重ねるようになっていた。

そんなある夜、マーティンとのデート中、口づけを交わしたソフィー。次に気付いた時には駅のホームにいた。昨夜から現在までの記憶がなく、帰るために現金を下げようと銀行へ寄ったもののあったはずの預金が全て無くなっている。バッグを探ると封筒に入った現金と、“オストパーク通り”と記されたメモが入っていた。どういうことなのか知るためにも、ひとまずはメモの場所へと向かうことにしたが、目的の場所に着いたところで次に何をするかが分からない。マーティンから着信が入ったため、一旦戻ることにした。

フォー・ハンズのあらすじ【承】

昨夜の出来事について記憶がないことを白状したソフィー。すると、マーティンは姉を失ったことによるショックを引き摺っているのだろうと察し、睡眠薬をくれる。帰宅したソフィーは自宅内の荒れ果てた様子を目にし、記憶がない間に自分が勝手に動いていることを知る。そこで、彼女は睡眠薬を服用し、スマホのGPSでルートの保存を設定して休むことにした。

しかし、目覚めた時にはなぜか警察の留置所の中。どうやら幼稚園に侵入し警官に襲い掛かって逮捕されたらしいことが分かる。ソフィーは喘息持ちであるが、医師によると彼女の喘息はストレスや恐怖による精神的なものが大いに影響していると言う。彼女は警察から解放されると、スマホのルートを検索。幼稚園とある家を訪ねてから帰宅した。

記憶障害のせいで楽団のリハーサルにも行けず、楽団員としての席も危うくなっている。帰宅したソフィーは録音機器を目にし、何かが録音されていることに気付いた。再生するとジェシカの声で犯人の1人の居場所を突き止めたと残されている。姉は妹を守るべく、釈放された2人の犯人に復讐しようとしていた。恐らく、ソフィーに記憶がない間、ジェシカが身体を乗っ取って行動しているのだ。

そこで、彼女はあらゆる可能性をネットで調べ、ジェシカが行動できないよう現金を全て隠した。そしてその夜、マーティンと会ったソフィー。ジェシカが現れる気配を察知し、急いで外へ出ようとしたが、失敗。ジェシカは妹の身体を使ってマーティンに警告。ソフィーが現金を隠してしまったので、姉は薬品を奪って逃走した。

フォー・ハンズのあらすじ【転】

車の運転中に気が付いたソフィー。助手席にはナイフと薬があり、トランクルームから女性の声が聞こえる。恐らくは犯人の1人、マリアではないかと思われる。ソフィーは気を落ち着けるため、吸入器を使いマリアに声をかけた。彼女の話によると背後から薬を嗅がされ拘束された様子。ソフィーはマリアに目隠しをした後、20年前の強盗事件について詳細を聞くことにした。

事件のあらましを聞いたソフィーは、マリアに町を出ろと脅しつけてから図書館へ。20年前の強盗事件の記録を調べることにした。
姉妹の父親は歯医者で母親はピアニストだった。比較的裕福な家庭であったためにマリアともう1人の犯人、クリンガーに目を付けられてしまう。2人は姉妹が通う幼稚園へ向かいジェシカと接触。彼女から必要な情報を聞き出した。そのせいで、悲惨な事件が発生してしまい、ジェシカは罪悪感に苛まれ危険から妹を守ろうと強い意思を持ち病んでいったのだ。

ソフィーはジェシカの暴走を防ぐべく自らを鎖で拘束しベッドに横たわった。ところが、ジェシカは拘束をいとも簡単に外し、スタンガンを手にマリアの職場へと向かう。しかし、マリアはソフィーの脅迫によりすでに退職して町を去っていた。
そこで、ジェシカは突き止めていたクリンガーの家へ。彼は釈放後、妻子と共にスクラップ工場の横にある家に住んでいた。

フォー・ハンズの結末・ラスト(ネタバレ)

家に侵入したジェシカはシャワー中であるクリンガーを狙って背後に迫る。だが、気付かれてしまい即座に逃走。殺害は失敗に終わった。
翌朝、ベッドに拘束されたまま気が付いたソフィー。傍らには録音機があり、再生すると妹が普通の生活を送るには危険を無くさなければならないとジェシカの声が録音されている。ソフィーはダイヤル式の鍵の開錠を地道に試み、3時間かけて開錠。マーティンを頼ることにした。

彼へと全てを明かしたソフィー。マーティンは彼女が限界だと察して病院へ。その際、ソフィーは自分が正常なら付き合い続けていたか聞いたが、彼はタトゥーがある彼女に惚れた時点で自分も正常ではないと言うのだった。
そこで違和感を覚えたソフィー。タトゥーを入れていたのはジェシカで自分ではない。彼女はふと背中を振り返り、ジェシカと同じ場所にタトゥーがあるのを確認。すぐさま帰宅し姉妹が事故に遭った際のファイルを開いた。すると、なんと死んだのはジェシカではなくソフィーだった。

ソフィーは身体を拘束し再び、ベッドへと横たわる。次に気が付くと傍らにクリンガーがいた。奴によってビニール袋を被せられ窒息させられそうになる。彼女は手元のダイヤルを回し、密かに開錠。誰かが自宅を訪ねて来た。焦ったクリンガーはソフィーを殺害しようとしたが、そこへマーティンが現れクリンガーと揉み合いになる。

勢いで床に倒れたソフィーはベッドの下からその姿を目にしたが、そこへジェシカも現れる。姉妹は互いに頷き合い電気スタンドでクリンガーを攻撃。奴を倒すことに成功した。ジェシカは事故のファイルを見て、妹がすでに亡くなっていることに気付く。絶望した彼女は自殺を図ろうとしたが、録音されていたソフィーの言葉を再生し自殺を諦めることにした。

2か月後、ソフィーを墓地に埋葬したジェシカ。マーティンと再会し、今後については考え中だと答える。帰宅した彼女はピアノを弾き始めたが、姿見に映った姿はソフィーなのだった。

フォー・ハンズの感想・評価・レビュー

ドイツ発のマインドハック・ホラー。数々の映画賞にノミネートされ、推理小説で使われる叙述トリックを利用したストーリーが高い評価を得ている。監督・脚本のオリヴィエ・キーンルが満を持して制作した長編映画第2作目。

叙述トリックというのは、文章の表現上の仕掛けで読者のミスリードを目論む方法である。今作はこの方法により、視聴者を見事に騙している。姉は明らかに病んでいたため、妹を思うあまり自分の中に妹の人格を作り出してしまったということなのだろう。終盤にてそのことが分かるため、非常に衝撃を受ける。かく言う自分も騙された口だが、非常によく出来た作品であり、高い評価を得ているのも頷ける。(MIHOシネマ編集部)

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