「フラクチャード」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

フラクチャードの概要:放置された工事現場へ転落し怪我をした幼い娘を連れ、最寄りの病院へ駆け込んだ夫婦。検査のため、娘に妻が付き添って行ったきり、夕方になっても戻って来ない。夫は病院内で妻子を探し回り、恐ろしい現実と向き合うことになる。

フラクチャードの作品情報

フラクチャード

製作年:2019年
上映時間:100分
ジャンル:サスペンス
監督:ブラッド・アンダーソン
キャスト:サム・ワーシントン、リリー・レーブ、スティーヴン・トボロウスキー、アッジョア・アンドー etc

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フラクチャードの登場人物(キャスト)

レイ・モンロー(サム・ワーシントン)
リフォーム会社に勤務。規律を守る律義な性格だが、8年前はアルコール依存症で前妻を事故で亡くしている。6年前にジョアンと結婚し、ペリーを儲ける。精神疾患を患っているが、本人に自覚はない。
ジョアン・モンロー(リリー・レーブ)
レイの2人目の妻でペリーの母親。金髪の女性で夫婦仲はあまり良くなく、いつも喧嘩ばかりしている。娘を深く愛し大切にしている。
バートラム医師(スティーヴン・トボロウスキー)
ペリーの傷を診た老医師。温和で優しい印象がある。
アイザックス医師(アッジョア・アンドー)
バートラム医師と交代し、夜勤に入った医師。髭を蓄えている。
ペリー・モンロー(ルーシー・カプリ)
レイとジョアンの娘。幼いながらも非常に利発で可愛らしい。レイが大好き。

フラクチャードのネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『フラクチャード』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

フラクチャードのあらすじ【起】

感謝祭の日、レイ・モンローは妻ジョアンと幼い娘ペリーの3人で実家へ訪れた後、帰宅の途に就いていた。ジョアンとは大分前から夫婦仲はあまり良くなく、車中では口喧嘩が絶えない。ペリーが排泄を訴えたため、最寄りのガソリンスタンドへ寄ったが、トイレ後おもちゃのコンパクトがいなくなったと騒ぎ出す。ジョアンがトイレへ探しに向かっている間、レイは娘が座っている後部座席を探すことに。

ところが、そうしている間にペリーへと野良犬が迫る。すぐそばには建設途中の工事現場が放置されており、犬に怯える娘は後退りして今にも落ちそうである。レイは犬を追い払ったが、その拍子にペリーは工事現場へ落下。レイも娘を追って3メートル近くある工事現場の底へ転落してしまうのだった。

幸い、ペリーとレイに命の別状はなかったが、娘が腕の痛みを訴える。ジョアンも慌てて戻って来て、夫婦は急いで近くの病院へ向かった。しかし、病院は酷く混雑しており呼ばれるまで待てと言われる。

しばらく後、別室へ呼ばれ酷く事務的な質問を受けようやく診察へ。老齢なバートラム医師が娘を診てくれた。バートラム医師はとても優しかったが、転落時に頭を打ったことから医師は頭部スキャンをしたいと言う。レイは家族のためならどんなことでもすると断言した。

フラクチャードのあらすじ【承】

検査室へ向かう際、付き添いは1人しか許可できないと言われジョアンが付き添う。レイは待合室で待つことに。待っている間、転寝してしまったレイ。外はもう日が暮れそうになっている。いくら何でも時間がかかりすぎではないだろうか。受付に聞くとバートラム医師はもう帰ったと言う。しかも、ペリーの名前は患者として記録が残っておらず、CTスキャン室には午前以降、幼い少女の検査はしていないらしい。記録に残っていなければ、いないも同然である。

レイは隙を突いて診察室へ向かったが、看護師とアイザックス医師に止められてしまう。事情を話して調べてもらったが、モンローはいないと言われる。対応してくれた看護師を発見したため、話を聞くと頭部の怪我の治療に訪れたのはレイだけだったらしい。レイは動揺して暴れてしまい、催涙スプレーと鎮静剤を打たれ別室へ連行されてしまうのだった。

警備員が去った後、鎮静剤でふらつく自分を叱咤し、アドレナリンを探し出して自らへ大量に投与したレイ。どうにか意識を覚醒させ、部屋から脱出。すぐに追手がつけられ、レイは病院内を駆け回り外のゴミ箱に隠れて追手を撒いた。一旦、自分の車へ退避。一息ついた時、パトカーが見えたため、慌てて状況を説明した。

警官と一緒に再び病院へ向かったレイ。警官はレイの話を信じ、診察したバートラム医師を呼び出すよう命令。更にCTスキャン室は3階だとアイザック医師は言っていたが、妻と娘を見送ったレイはエレベーターが地下へ向かうのを見ていた。

フラクチャードのあらすじ【転】

ひとまずはCTスキャン室を見せてもらったが、診察記録はない。ようやくバートラム医師がやって来たため、彼から話を聞くとレイは確かに今朝、病院へ来たが、話す言葉に一貫性がなく検査を断って待合室で待つと言い張ったらしい。しかも、ジョアンではなく既に亡くなった前妻の名前を口走っていたらしい。

そこで、待合室の監視カメラ映像を確かめることに。しかし、カメラは古く映像は飛ぶし、カメラのアングルも固定でレイは映っているが、ジョアンとペリーが映っている映像はない。これでは家族がいたという証拠にはならない。そこで、レイはガソリンスタンドの売店の女が見ていたはずだと言う。その前に診察室でペリーのマフラーを発見。そこへ、軍の精神科医が呼ばれレイと共にジョアンとペリーを捜そうと言ってくれる。

周囲は誰もが、レイは精神異常をきたしていると思っている。前妻は交通事故で亡くなっており、その時レイはアルコール依存症でもあった。それは8年前のことでジョアンと結婚したのが6年前のこと。事故以降、レイは断酒し規程速度もきっちり守っていた。
ひととおり、レイの話を聞いた精神科医は事故現場へ向かってみた方が良いと進言。一行はパトカーにてガソリンスタンドの工事現場へ向かった。

警察犬にペリーのマフラーの匂いを嗅がせ捜索開始。すると、工事現場の穴の底でペリーのおもちゃのコンパクトが見つかり、更に大量の血痕も見つかった。レイは自分の血だと言い張ったが、精神科医はレイへと事故の前の状況をもっときちんと思い出せと言う。話を聞いた精神科医は、全てはレイが作り上げた妄想ではないかと話した。ジョアンとペリーはレイが殺したのではないかと。

フラクチャードの結末・ラスト(ネタバレ)

詰め寄られたレイは茫然自失となり、警官に逮捕されてしまう。しかしその時、警察犬が激しく吠える。レイはペリーが穴に落ちたのは現実に起きたことだと思い直し、警官から銃を奪い精神科医を人質に取った。それから近くの倉庫へ警官と精神科医を閉じ込め、パトカーを奪って病院へ。

レイは銃を手に裏口から中へと入った。見舞客を装って中を進む。8年前の事故当時の記憶が頭を過ったが、その後は白衣を着用し医師に成りすました。ところが、エレベーターで地下2階へ向かおうとしたが、鍵がなければ行けないことに気付く。そこで、レイは警備員を銃で脅し緊急停止したエレベーターの中で乱闘。どうにか警備員の意識を奪って鍵を入手し、目的の地下2階へと向かった。

ある部屋に入ったレイはそこで臓器を奪われた患者の遺体を発見。事務的な質問の中でも臓器提供に登録しろとしつこく言っていたことを思い出す。内臓の全てを奪われた患者は今朝、頭部外傷で救急搬送されて来た若者だった。他にも両目を取られた遺体もある。どうにか落ち着きを取り戻したレイは先に進んだ手術室で、今にもペリーが手術されそうになっている現場を発見。レイは銃を手に部屋へ飛び込んだ。すぐそばには意識を奪われたジョアンもいる。

アイザック医師と看護師は日中、レイが騒いだ時に対応した者達だった。レイは威嚇のつもりで銃を発砲。弾丸はガス管を破損させた。妻と娘を助けたレイだったが、隙を突いて看護師が飛び掛かって来る。レイは危うく鎮静剤を打たれそうになったが、ガス管に引火し軽い爆発が発生。医師や看護師は吹き飛ばされた。

ジョアンとペリーを車に乗せ早々に脱出。夜明けが近い。レイは童謡を唄い始めたが、後部座席には手術中だった青年が横たわっており虫の息である。ペリーと共に穴へ転落したレイは、頭部を強打し一時的に錯乱状態だった。ペリーはその時点で、すでに亡くなっておりジョアンもまたレイに突き飛ばされ飛び出ている杭で命を落としていた。

レイはショックのあまり、自ら記憶を作り出し妻と娘の遺体を車のバゲージヘ運び入れ、その記憶すらも自ら消し去ったのだ。病院が不法に臓器売買をしていた事実もなく、全てがレイの妄想である。彼はルームミラーに映るジョアンとペリーに話しかけながら、車を走らせるのであった。

フラクチャードの感想・評価・レビュー

NETFLIXにて配信されたアメリカのスリラー映画で、主演はサム・ワーシントンが務め、素晴らしい演技力を披露している。彼の演技力があったからこそ、今作がより面白くなっていると評価されている。

主人公は8年前、前妻を事故で亡くしており、その時に身籠っていた子供も亡くなっている。しかも、当時は彼自身アルコール依存症であったことから強い後悔を抱え、精神的にも危うい状態だった。再婚した後、多少は精神的に安定していたのだろうが、転落事故で娘が亡くなったことで精神状態が均衡を崩す。ストーリー上はその事実が巧妙に隠され、主人公の混乱した思考状態で進む。ラストシーンで真実が明らかになるため、サム・ワーシントンの演技力がいかに高いかが証明される仕組みだ。なかなかに面白い作品。(MIHOシネマ編集部)

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