この記事では、映画『神と共に 第一章:罪と罰』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『神と共に 第一章:罪と罰』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『神と共に 第一章:罪と罰』の作品情報
上映時間:140分
ジャンル:アクション、ファンタジー
監督:キム・ヨンファ
キャスト:ハ・ジョンウ、チャ・テヒョン、チュ・ジフン、キム・ヒャンギ etc
映画『神と共に 第一章:罪と罰』の登場人物(キャスト)
- カンニム(ハ・ジョンウ)
- 冥界の3使者のリーダーでやり手の弁護士。非常に思慮深く、人間だった頃は一国の将軍だった。千年で47人の亡者を転生させた実力の持ち主。
- キム・ジャホン(チャ・テヒョン)
- 消防士だったが、ビル火災にて死亡。ろうあ者で重い病を抱える母と判事を目指す弟のために必死に働いて送金しているが、幼い頃に一家心中を企てたことを悔やんでいる。非常に正義感に厚く、情愛の深い人格者。
- ヘウォンメク(チュ・ジフン)
- 冥界の3使者で警護を担当している。武力に優れる武人ではあるが、口が軽いところがありムードメーカーでもある。転生したくないと思っているが、実はカンニムに頼りにされていることを密かに喜んでいる。
- ドクチュン(キム・ヒャンギ)
- 冥界の3使者で補助弁護士。亡者の過去を透視して情報を得る能力がある。か弱い女性だが、非常に優秀。カンニムと同調することができ、裁きの場にて身体を貸すことがある。
- 閻魔大王(イ・ジョンジェ)
- 天倫地獄に座する最後の審判を下す大王。冥界の支配者でもある。カンニムへと下界に介入することを何度も問い、何かを変えようとしているようでもある。厳格ではあるが、公明正大。
- キム・スホン(キム・ドンウク)
- ジャホンの弟。最高裁判所の判事になることを夢見ている。現在は義務により軍役に就いているが、非常に心優しく上を敬い、下を励ます素晴らしい人格者。銃の誤射により上司の裏切りに遭い死亡。怨霊になってしまう。
- ウォン・ドンヨン(D.O.)
- スホンの部下。気が弱く体力もないため、落ちこぼれている。何かと気にかけてくれるスホンを兄と慕っている。
映画『神と共に 第一章:罪と罰』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『神と共に 第一章:罪と罰』のあらすじ【起】
2017年4月28日、消防士のキム・ジャホンはビル火災にて幼い少女を助けた折、脱出に失敗し死亡してしまう。そうして亡者となった彼の前に冥界の3使者と呼ばれるヘウォンメクとドクチュンが現れる。ジャホンは約400年振りの貴人であるらしい。
自分が死んだことすらよく分かっていないジャホン。ヘウォンメクは警護担当で、ドクチュンは補助弁護士だと言う。亡者は冥界にて49日間、7回の裁きを受けるが、その間の警護と弁護をするのが3使者である。ジャホンは自分の遺体を目にして、ようやく自分が死んだことを理解したが、母親に別れを告げることもできないまま有無を言わせず冥界へと連行されてしまうのだった。
冥界の入り口、初軍門(チョグンモン)にて3使者の最後の1人であるカンニムと相対。カンニムは千年で47人も亡者を転生させたやり手の弁護士で、3使者のリーダーであった。門での審査にて正義の亡者であることが証明される。正義の亡者は最も裁きを通過する可能性が高く、カンニムもヘウォンメクも余裕の表情であった。
殺人地獄と呼ばれる火湯霊道(ファタンヨンド)。現世の罪は裏切り、暴力、天倫、殺人、怠惰、嘘、不義の7つに分けられ裁かれる。正義の亡者であるジャホンがいきなり殺人の罪に問われるとは考えにくいが、裁判の順序は閻魔大王が亡者に合わせて決めている。審議の結果、最終判決では未必の故意による殺人容疑を晴らすことができた。
そうして、三途の川へと無事に到達。3使者は千年で49人の亡者を蘇らせたら現世へ復活できるらしい。ジャホンは48人目だった。次は怠惰地獄だが、ジャホンに罪はなく裁判ではこれまで必死に働いてきたことを朗読するだけで済む。一時、有罪になる危機があったものの最終判決では無罪が宣告された。
3つめの裁きは嘘を審判する嘘地獄で剣が茂る剣樹林(コムスリム)へ。ヘウォンメクとドクチュンは転生が決定した暁には、夢枕に立って最後に挨拶ができることを教える。母親に別れを告げられなかったことが心残りだったジャホンは、夢枕に立つために奮起。ようやくやる気を漲らせるのだった。
しかし、裁判所へ向かう際、突如として剣の林が牙を剥き鬼が発生。これは肉親の誰かが怨霊になった証拠である。カンニムとヘウォンメクが攻防を繰り返し、どうにか事なきを得た。これは家族の誰かが死んだということでもあり、怨恨を抱えて怨霊になってしまったということでもある。そのせいで冥界に影響が現れているのだ。

映画『神と共に 第一章:罪と罰』のあらすじ【承】
そこで3使者はジャホンに目隠しをして、カンニムが下界へ降り怨霊と対峙することに。このままでは鬼が絶えず発生し、時間が早まり49日の間に裁判を突破することができなくなる。裁判は補助弁護士のドクチュンが行うことになった。
下界へ向かったカンニムはジャホンの弟スホンとろうあ者である母親がいる家へ。母親と弟の記憶を遡った。現在、スホンは義務により軍役に就いていたが、そこでスホンが怨霊になっていることを突き止める。逃走するスホンを追ったカンニムだったが、隙を突かれて奴の姿を見失ってしまう。
その頃、鬼の群れに囲まれてしまったジャホンと使者たちの前に閻魔大王が現れる。どうやら怨霊となったスホンのせいで、冥界が荒れていることを危惧してジャホンの元へやって来たらしい。ジャホンは怨霊になった者が母親かもしれないと考えており、閻魔大王は怨霊を早々に消滅させろと憤っていた。
カンニムが軍でスホンの死の真相を探っている頃、嘘地獄の裁きが開始される。私文書偽造の罪である。危うく舌を抜かれそうになったところで、カンニムが下界からドクチュンを通じて最終弁論。ジャホンの嘘の手紙によって、病に苦しむ母や父を失った少女が生きることに前向きとなったことを明かした。このことにより、裁きは無罪判決で通過。
次の地獄へ向かう前、カンニムは下界からジャホンへと母親とスホンが無事であることを告げたが、仲間の使者にはスホンが怨霊になってしまったことを明かした。
スホンは軍役にて気の弱い部下ウォン・ドンヨンの面倒を良く見ていたが、2人で夜間警備任務へ赴いた折、ドンヨンが誤って銃を発砲。スホンは腹部に銃弾を受けてしまう。彼は上司の中尉へと極秘裏に通信をするようドンヨンに伝え意識を失った。駆け付けた中尉は翌月に大尉への昇進を控えていたため、空の薬莢を隠してスホンを山に埋め、この不始末を隠蔽したのである。ところが、この時スホンはまだ生きていたのだ。
映画『神と共に 第一章:罪と罰』のあらすじ【転】
不義地獄を無事に通過しその後、次の地獄へ向かう際、過去の記憶についてドクチュン、ヘウォンメクと会話をしていたジャホン。その時、ヘウォンメクが口を滑らせスホンが怨霊になってしまったことを明かしてしまう。だが、ジャホンは母親の夢枕に立つことを願い、2人の使者に助けを求めるのだった。
その後、裏切り地獄である天地鏡へやって来た一行だったが、正義に生きたジャホンはこの裁きも通過を許された。
一方、下界にて中尉から強制的に休暇を言い渡されたドンヨンを追っているカンニム。ドンヨンには怨霊となったスホンが纏わりつき、事ある毎に殺害を企てていた。カンニムはスホンを追ってようやく捕縛。カンニムはスホンの深い恨みを知ったが、反撃されて奴を逃がしてしまう。
スホンの話によるとジャホンは高校を卒業後、15年間実家に帰省していない。必死に働いて母と弟のために送金していたようだ。冥界へ戻ったカンニムだったが、ジャホンから弟を救って欲しいと頼まれる。亡者の復活を願うことはできるが、そのためには怨霊を消滅させなければならない。
良心の呵責に苛まれたドンヨンが、スホンの遺体を埋めた場所に印をつけた地図を母親の家へ投げ入れた頃、暴力地獄である真空深穴(チンゴンシミョル)へ到達した一行。カンニムは再び下界へと向かいスホンや関係者の動向を調査。真空深穴は罪質によって深さが決まる。ジャホンは貴人であるため、すぐに底へ着くと思われた。
地図を投げ入れたドンヨンはその後、軍の倉庫にて首を吊って自殺を図ってしまう。だが、そこでスホンがドンヨンを助けて欲しいとカンニムへ頼み込む。冥界が下界へ介入することは許されていなかったが、スホンが言うことを聞くと言うため、やむなくドンヨンを助けることにした。
そのせいで、冥界ではジャホンが大変なことに。どうにか穴の底へ到達したジャホンだったが、裁きの場にて栄養失調だった弟を無暗に殴ってしまったことが明らかになる。母親は重い病でほとんど寝たきりで、幼い子供達では満足に生活もできなかった。ジャホンは罪を問われ有罪の危機に晒されるが、カンニムは合算処罰で勝負しろと言う。
この件に関しては天倫地獄とも関連しているため、そちらでの裁きも影響してくる。ジャホンの罪が天倫地獄で無罪とならなければ、罪が合算され加重処罰を受けるというものだ。加えて弁護を引き受けた使者もまた全ての資格をはく奪される。よほど自信がなければできない方法だった。
映画『神と共に 第一章:罪と罰』の結末・ラスト(ネタバレ)
スホンを遺体へ一旦、戻し魂の修復を行ったカンニム。一方、ジャホン一行は親不孝の罪を問う天倫地獄がある千古砂漠を進んでいた。兄が弟を殴った理由。それは病気の母を殺そうとしていた兄を弟が止めたことにある。カンニムは下界にてスホンからそのことを聞き、千古砂漠ではドクチュンがジャホンの過去を透視していた。
あの日、ジャホンは母を殺し弟に睡眠薬を飲ませ、自らも命を絶つという一家心中の計画を立てた。だが、計画は弟によって阻止されてしまう。正気に戻ったジャホンは自分がやろうとしていた事の重大さに気付き、家出を決行。そうして、母と弟のために必死に働いて送金していたのだった。
その頃、下界ではドンヨンから地図を受け取った母親が軍へ。現在、スホンは軍から脱走し行方不明ということになっている。しかし、母親は中尉によって押し返され意識を失ってしまう。その場面に遭遇したスホンは中尉への怨みを募らせ再び怨霊化。下界での騒動が発生中、冥界へも影響が発生。カンニムは慌ててヘウォンメクを下界へ呼び寄せたものの、そのせいで時空に穴が開きジャホンも引き寄せられてしまう。
そのことに気付いたスホンをカンニムが即座に捕縛した。しかし、そこへ天倫地獄が現れる。裁きの場へと召喚されたジャホンは閻魔大王により、有無を言わず有罪を言い渡される。だが、ドクチュンは必死に言葉を募り浄玻璃の鏡にて真相を垣間見た。当時、意識不明だと思われていた母親が実は覚醒しており、全てを受け入れていたのだと。ジャホンは膝をつき泣きながら罰を受けると告げた。
ところが、そこでカンニムは一計を案じる。スホンを母親の夢枕に立たせたのだ。スホンは夢だった判事となって天国へ向かうため、もう会えないと告げる。そうして、幼い頃にあったことを涙ながらに話した。すると、母親は2人の息子へと生まれて初めて言葉をかけ、どちらも心から愛していると告げるのだった。
その光景を目にした閻魔大王は、有罪の書簡を破棄してジャホンを無罪とし転生の許可を与える。光に包まれたジャホンは3人の使者に礼を述べて天国へと向かった。
下界では残されたスホンについてカンニムとヘウォンメクが口論。スホンもまた貴人であった。カンニムは閻魔大王がいる天倫地獄へと直接赴くことにする。その前にジャホンから母への最期のプレゼントと手紙を届けた。
スホンを連れて天倫地獄へ。奇しくもスホンで49人目である。カンニムはヘウォンメクと共に地獄を守る鬼どもへと立ち向かうのだった。
映画『神と共に 第一章:罪と罰』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
韓国映画史上、初めて続編と併せて2作同時に制作され、歴代3位となる観客動員数を記録した人気作の第1作目。亡くなった亡者を転生させるため、地獄巡りと現世にて奮闘するという内容。
日本でも古来より地獄巡りの詳細が歴史書に残されているが、韓国でもほぼ同じ流れなのだと驚いた。今作はもっと現代風にアレンジされており、戦闘シーンも素晴らしく迫力がある。内容も濃くキャラクターそれぞれの懊悩を描き、家族の愛の深さを描いている。人気を得るのも頷ける大作。(MIHOシネマ編集部)
韓国の大人気Webコミックが原作である今作。前・後編同時公開され、本国では大きな話題となった作品です。
近年韓国のWebコミックが映像化されヒットすることが多くなってきたため漫画も注目され始めましたが、死後の世界や転生と言ったテーマを描いたファンタジーな今作はウェブコミック界でも異彩を放っています。
死んだ人間は49日間に7つの裁判を受け、全てで無罪を勝ち取った者は生まれ変わることができるという設定なのですが、違和感や宗教的な要素は全く感じずすんなりと受け入れることができました。
かなり骨太なストーリーであの世とこの世での物語が分かりやすく描かれているので140分と言う長めの作品ですが、あっという間に感じました。(女性 30代)
消防士として命を落としたキム・ジャホンが、死後の世界で裁きを受ける旅に出るストーリーが本当に胸を打ちました。特に兄弟愛にフォーカスされた後半は、涙なしには見られません。アクションの迫力とファンタジー要素が絶妙に融合していて、韓国映画のレベルの高さを改めて実感しました。個人的には地獄のビジュアル表現がとても好きで、CGも違和感がありませんでした。(20代 男性)
家族を守ろうとするキム・ジャホンの気持ちが痛いほど伝わってきて、終盤はずっと泣いていました。途中、裏切りや罪に直面するシーンもありましたが、それらを乗り越えていく強さに感動しました。人は完璧じゃない、でも愛があれば救われるというテーマが優しく胸に残ります。キャストの演技力も本当に素晴らしくて、最後まで引き込まれました。(30代 女性)
ビジュアルの迫力に惹かれて観ましたが、思った以上にストーリーが深かったです。特に「家族」という普遍的なテーマを軸にして、主人公の罪と後悔を描いていく構成は見応えがありました。チュ・ジフン演じる護衛の存在もかっこよくて、シリアスな中にユーモアもあり、重すぎないバランスがよかったです。続編もすぐに観たくなりました。(10代 男性)
ファンタジー世界の美しさと、人間ドラマの切なさが絶妙にマッチしていて、最初から最後まで没入して観ました。キム・ジャホンの弟への想いに胸が苦しくなり、兄弟の絆に涙。韓国映画ならではの情感豊かな演出も良かったです。少しテンポが速く感じる部分もありましたが、そこも含めてエンタメ作品として完成度が高いと思いました。(40代 女性)
死後の世界をここまで壮大かつエモーショナルに描くとは思いませんでした。7つの裁判を通して明かされる主人公の過去がどれもリアルで、特に母親とのエピソードには泣かされました。アクションと感動のバランスが絶妙で、エンターテインメントとしても、ヒューマンドラマとしても楽しめる傑作。劇場で観て正解でした。(30代 男性)
ストーリーの構成が本当に見事でした。死後の世界で裁きを受けながら、生前の後悔や愛情を掘り下げていく展開に引き込まれました。特に「過ちを犯しても、人は救われるのか」という問いかけが胸に刺さります。地獄のシーンは圧巻で、VFXのレベルの高さにも驚きました。これは多くの人におすすめしたい作品です。(20代 女性)
観終わった後、深く考えさせられる映画でした。家族を守るために嘘を重ねたキム・ジャホンの苦悩、そして赦しへの道のりがとても重かったです。ファンタジーと聞いて軽く構えていましたが、感情の振れ幅が大きく、何度も泣かされました。主演俳優の演技も圧巻で、映像の迫力だけでなく心に残る作品でした。(50代 男性)
この映画は単なるファンタジーではありません。人間が生きる上で避けられない「罪」とどう向き合うかを問う、深いテーマを持った作品です。死者の裁きの旅という設定ながら、最後には温かい気持ちにさせられました。特に弟に対する兄の想いが切なすぎて、涙腺崩壊。韓国映画の底力を改めて感じさせられました。(40代 男性)
映画『神と共に 第一章:罪と罰』を見た人におすすめの映画5選
Along with the Gods: The Last 49 Days(神と共に 第二章:因と縁)
この映画を一言で表すと?
壮大な死後の世界の謎がさらに深まり、感動と衝撃が押し寄せる続編!
どんな話?
第一章で描かれた死後の裁きの旅の続き。新たな49日間の裁きと、護衛三人組の過去が明かされていきます。前作以上にドラマティックな展開と家族愛の深掘りがあり、壮大な死後世界がさらに広がります。涙腺崩壊必至の感動作です。
ここがおすすめ!
第一章で抱いた疑問が次々と明かされる展開が見事!護衛たちそれぞれのバックストーリーも切なく、さらに深い感情移入ができます。死後の世界と現世が絡み合う壮大なスケールに圧倒されながら、また違った形で涙すること間違いなしです。
コクソン(哭声)
この映画を一言で表すと?
善と悪の境界が曖昧になる、不気味で圧倒的なサスペンススリラー!
どんな話?
韓国の田舎町で不可解な連続殺人事件が発生。警察官ジョングは事件の真相を追ううち、村に住み着いた謎の男にたどり着きます。正義と悪、信仰と疑念が交錯する恐怖と緊張感の中で、観る者を混乱と絶望に叩き込む驚異の作品です。
ここがおすすめ!
観る者の「何を信じるか」を根本から揺るがすストーリー展開が最大の魅力。圧倒的な映像美と演出力に加え、緻密に練られた脚本で、最後まで結末が読めないスリリングな体験ができます。衝撃のラストを体感してほしい一作です!
ビューティフル・デイ(原題:You Were Never Really Here)
この映画を一言で表すと?
魂を削りながら正義を貫く男の、痛みと救済の物語。
どんな話?
元軍人で心に深い傷を抱えるジョーは、少女を人身売買組織から救い出す仕事を請け負います。しかし、次第に巨大な陰謀に巻き込まれていきます。静かな狂気と救いを描く、静謐ながらも凄まじい緊張感に包まれた作品です。
ここがおすすめ!
ホアキン・フェニックスの圧倒的な演技力が光る孤高のヒーロー像に心を打たれます。暴力描写を派手に見せず、心理描写で観る者に衝撃を与える演出が絶品。心に深く突き刺さる余韻を味わいたい人にぜひ観てもらいたいです。
グリーン・マイル
この映画を一言で表すと?
奇跡と救いを描く、涙なしでは見られない不朽の名作。
どんな話?
死刑囚の監房で働く看守たちが、ある不思議な力を持った囚人と出会い、彼の無実を信じるようになる物語。愛と希望、そして別れを描いたヒューマンドラマで、観る者の心を優しく、そして力強く揺さぶります。
ここがおすすめ!
人の善悪を超えた純粋な「救い」というテーマが胸を打ちます。トム・ハンクスの名演技と、マイケル・クラーク・ダンカンの圧倒的な存在感が作品全体に温かくも切ない色を加えています。感動の涙を流したい人にぜひおすすめです!
秘密の森(ドラマシリーズ)
この映画を一言で表すと?
腐敗した世界の中で真実を追う、静かで熱いサスペンスドラマ!
どんな話?
感情を持たない検事ファン・シモクが、警察官ハン・ヨジンとともに、検察内部の腐敗を暴くために奔走する物語。冷静な推理と複雑な人間ドラマが交錯し、誰もが何かを隠している世界で真実に迫ります。圧巻のミステリー!
ここがおすすめ!
緻密な脚本と、リアリティあふれる演技が見事な韓国ドラマの最高峰。単なる勧善懲悪ではない、グレーな人間たちの戦いがリアルで胸を打ちます。サスペンス好きなら絶対ハマるので、じっくり腰を据えて楽しんでほしい作品です!
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