この記事では、映画『学校の怪談』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『学校の怪談』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。
映画『学校の怪談』の作品情報
上映時間:100分
ジャンル:ホラー
監督:平山秀幸
キャスト:遠山真澄、米澤史織、熱田一、塚田純一郎 etc
映画『学校の怪談』の登場人物(キャスト)
- 小向伸一(野村宏伸)
- 5年3組の担任で、どこか楽観的な性格。最初は幽霊等の怪奇現象には全くと言っていい程に真剣に取り合わず、生徒らを助けに向かった際もすぐに怪異に気付かない等、抜けた面も目立った。しかし、終盤にかけては生徒らを守るべく勇敢な教師として行動する。
- 篠田亜紀(遠山真澄)
- 5年3組。転校してきたばかりで、元より強気な性格も災いしてかクラスにあまり馴染めていない。ショートカットでボーイッシュな見た目をしている。妹を探しに旧校舎へ向かう。
- 篠田美夏(米澤史織)
- 亜樹の妹。亜樹とは違い友人も多く、明るい少女。絵の具を取りに学校へ戻った際に、幽霊に導かれ旧校舎へと入ってしまう。
- 中村研輔(熱田一)
- 母親が元ヤンの、5年3組の悪ガキ。亜樹の態度が気に入らないのか、彼女とは当初険悪であった。イタズラ目的で旧校舎へ入り、怪異に巻き込まれる。
- 瀬川将太(塚田純一郎)
- 研輔と仲のいい同じクラスの男子生徒。研輔と共に旧校舎へ向かったことから、怪異に見舞われる。その際に出会った少女・香織に恋をするが……。
- 千葉均(町田耕平)
- 気の弱い4年生。双子の弟・一が学校でゲロを吐いたことから皆から「ゲロ兄」と呼ばれる。無意識にだがテレパシー能力を持ち、一にそれを用いて旧校舎から助けを求める。
- 千葉一(町田昇平)
- 均の双子の兄だが、霊感が強いせいで学校へ行くと頭痛に襲われるため不登校らしい。均のピンチをテレパシーで知り、校舎の外から彼らを助けるのに力を尽くす。
- 小室香織(岡本綾)
- 6年生で、旧校舎の中で1人隠れていたどこか大人びた美少女。亜樹達に出会い、行動を共にする。彼女のみ旧校舎に入る描写が無く、謎めいた所がある。
- 中村由美子(杉山彩子)
- 研輔の母。夫は既に亡くなっている様子。ヤンキー上がりのためやや口は悪いが、生徒らを救うために奔走する。担任の小向とは、元同級生という間柄である。
- 用務員のおじさん(佐藤正宏)
- 旧校舎に突如として姿を見せる用務員の中年。研輔らが助けを求めても、それよりも掃除だと言い、彼らに真剣に取り合わない不審な面も。
映画『学校の怪談』のネタバレあらすじ(起承転結)
映画『学校の怪談』のあらすじ【起】
夏休みを控えた前日の終業式、旧校舎には幽霊が出ると言う噂で持ちきりだった。その日も、5年3組の教室の天井に血の手形が付いているのを見つけた生徒らは「花子さんの仕業だ」と担任の小向に大騒ぎするが、それは男子生徒・将太のせいであった。将太は友人の研輔と共に居残りしてそれを消す羽目になる。そんな時、校庭にあるゴミ捨て場近くにあった埴輪が、偶然サッカーボールが命中し壊れてしまう。
一方、帰宅中の篠田姉妹だったが妹の美夏が絵の具を忘れたため取りに戻ることにする。姉の亜樹に脅かされながら、美夏は教室へと戻り絵の具を持ち帰る。しかし、昇降口でサッカーボールが降ってくる。それを追いかけて行くうちに美夏は、取り壊しの決まっていた旧校舎へと入って行く。花子さんが出ると噂があるトイレで、美夏は何かに襲われる。亜樹は美夏が帰ってこないのを心配し、学校へと向かうが旧校舎の前で「退魔の魔法陣」を描いている少年・均に出会う。均には双子の弟・一がいるが、強い霊感を持つ一はこの学校に幽霊がいるからという理由で不登校だ。均は旧校舎の扉に掛けられた美夏の手提げ袋を見つけそれを指し、亜樹は旧校舎へと入る。美夏を探す亜樹だが、旧校舎内では先のいたずらっ子の研輔と将太が、理科室から持ち出した骨格標本を持ち出している場所に遭遇する。転校生の亜樹は、元々クラスに馴染んでいないのもあり2人と口論になりつつその場を後にする。
学校の前で魔法陣を描いていた均は、何かに呼ばれ旧校舎へ入ってしまう。2階へ駆けあがる赤い服の少女を目撃し、均は彼女が美夏かと思い呼びかける。すると、旧校舎の扉が閉まり、均は何かに襲われる。同じ頃、双子の弟・一は均の危機をテレパシーで察知しすぐに学校へ向かう。
映画『学校の怪談』のあらすじ【承】
亜樹は結局、美夏を見つけられず再び研輔と将太に会うが、2人が何やらロッカーの前で騒いでいるので近づいていく。見れば、ロッカーが勝手に動いており、中から声が聞こえる。怖がる将太をよそに研輔が戸を開くと、中から均が飛び出してくる。均はしきりに「祟りですよ。弟がここには幽霊がいるって言ってました」と訴え、何かに襲われここへ隠れていたらしい。そして、均から美夏が2階へ向かったのを見たと聞き、亜樹は2階へ向かう。
研輔、将太、均は旧校舎の扉へと向かうが鍵が閉まっていて開かない。その頃、教師達が次々帰って行く間、戸締りを任された小向の元へ将太の母から電話が掛かって来る。小向は、彼ならもう帰ったと伝えるが、そこへ均を心配して学校へやってきた一と出会う。
亜樹は美夏を探している最中、大人びた少女・香織と出会う。香織は6年生らしく、1人で旧校舎にいて怖かったと言う。突然現れた香織に驚いた亜樹の悲鳴を聞いた研輔達も合流する。その時、亜樹が妙な違和感を察知し、将太の背後に妖怪テケテケが現れたのを亜樹達は見てしまう。悲鳴と共に逃げ出すが、やはり、旧校舎に閉じ込められてしまったようだ。
小向と共に一は旧校舎へ向かうが、小向は旧校舎は戸締りしたと言い、鍵も閉めてあるのを確認する。しかし、一は均が残した魔法陣を見て不思議がる。旧校舎の中から亜樹達は小向の姿を見つけ必死に助けを求めるが、こちらの声が届かない。仕方がなく、研輔達は理科室で灯りとして蝋燭に火を点ける。亜樹が美夏を探しに行くと言うと香織もついていくと言い、彼女に一目惚れした将太はついて行こうとするのだが、亜樹と折り合いの悪い研輔は行かなくていいと突っぱねる。
映画『学校の怪談』のあらすじ【転】
亜樹と香織は美夏を探しに向かう途中で、巨大な脚に追いかけられ、逃げる際中で離れ離れになってしまう。亜樹は隠れていた用具入れから謎の穴に落ちたことで、偶然学校の外へと出ることになる。そこへ、丁度研輔の母・由美子がバイクで息子達を探しに来ており、小向、一も一緒になる。亜樹は旧校舎で起きたことを説明するが、小向は当然信じるわけもない。しかし、旧校舎に研輔達がいることを知った由美子は旧校舎へと向かうことにする。一は均が残して行った退魔の魔法陣に関する本のページを亜樹に渡し、一同は旧校舎へ向かう。小向が旧校舎の鍵に触れると勝手に扉が開く。亜樹がすぐに中へ入り、小向もその後を追うと扉が勝手に閉まってしまう。由美子と一は扉を開こうとするのだが、開かない。
その頃、理科室にいた研輔達に人体模型や剥製達が一斉に襲い掛かってくる。逃げ回っていると、用務員の中年が現れ、部屋に電気が灯る。用務員に助けを求めるが、用務員はそれよりも掃除が先だと言い、どこかへ消えてしまう。研輔らは冷静になり、あんな人物見たことないと怯えるが均はとりあえず探した方がいいと提案する。
小向を連れた亜樹は研輔達と合流するが、小向の背後にテケテケがいるのに気付き生徒達はバラバラになって逃げてしまう。将太は逃げ込んだ音楽室で香織と出会うが、そこでもベートーベンの幽霊に遭遇し逃げ出す羽目に。均は1人隠れた図工室にて、粘度達でできた手に襲われる。均はテレパシーで一に助けを求め、一は由美子のバイクのミラーを通じ均の念を受け取る。均は「校庭にある何かが壊れたせいであいつらが暴れている」と言い残し、そこでミラーが割れテレパシーは途絶える。一は校庭に、均が残して行った本に書かれた魔法陣を石灰で運動場に描き始め、由美子はヤンキー仲間達を連れ戻って来る。ヤンキーらは校庭で壊れた物を探すため行動する。
亜樹達は均を除き合流し、小向は先程の用務員に案内され亜樹達を見つける。小向は用務員が怒っているのを聞き亜樹達に説教しようとするが、用務員が怪物に変異したためそこでようやく怪異に気付く。逃げ込んだ先の教室でもテケテケに出会い、怪奇現象に見舞われるが亜樹が一から受け取っていた魔法陣の描かれたページを取り出すとそれは止んだ。破れたページは蝶に姿を変え飛び立っていき、亜樹は出口に導いてくれるかもと蝶の後を追う。
映画『学校の怪談』の結末・ラスト(ネタバレ)
蝶の向かった先では、均と美夏が閉じ込められていた。亜樹達が急いでそれを助け出すが、美夏は気絶したままだ。そこへ、またあの用務員が現れ、完全に怪物化して襲い掛かってくる。小向はパニックに陥る生徒達を何とかまとめ、逃げるように指示を出す。怪物に襲われかけた亜樹を研輔が消火器で救い、小向は出口の鍵を何とか開けようとその強固な錠前を壊そうとする。そのすぐ背後には怪物が迫っており、生徒達はバリケードで応戦する。小向のお陰で何とか扉は開いたものの、そこに広がっていたのは深い穴だった。亜樹は1度外へ出られた時、この穴に落ちたような気がすると言い、これが出口に繋がっているかもしれないと言う。小向は覚悟を決め、美夏を連れ飛び込む。次いで亜樹、研輔、均も穴へと飛び、将太と香織が残っていた。香織は怪我は無いから行って、と将太に言い、一緒に行こうと将太は言うが、その時、香織の身体が透けてしまう。香織は微笑み、「私を忘れないでね」と将太に言い、将太は香織を連れて行こうとするも穴に吸い込まれてゆく。
運動場で魔法陣を描き終えた一は、ヤンキーが見つけてきた壊れた埴輪を手に円の中央に置く。すると、円が輝き始め途端に地響きが起こり始めた。魔法陣の力が発動し、学校の怪異は埴輪によって浄化される。怪物と化していた用務員も元の姿に戻ると、廊下は走るなと言い残し校舎の奥へ消えてしまう。穴に落ちた小向達は学校のプールへと落ち、美夏も無事目を覚まし子供達も生還する。しかし、将太は香織だけがいない、と旧校舎へ急ぐ。香織の名を聞き、由美子が「小室香織さんのこと?」と聞き返す。どういうことなのか尋ねると、先程職員室に小室香織という生徒の親から彼女が入院中に亡くなったと電話が入ったと言う。亜樹達と行動中に香織は病院で息を引き取り、彼女は幽霊であったと判明する。
無事に生還を果たした小向と生徒達だったが、夏休みに入った今も将太は未だ香織のことが忘れられずにいた。研輔に将太は好きだと言えば良かったと零すが、そこへ亜樹と美夏が向日葵を持って現れ、均と一の双子も揃い、旧校舎の前に集合する。向日葵を置いて、生徒らは改めて香織に自己紹介し、それから、亜樹の家へと遊びに行くのだった。
映画『学校の怪談』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)
大人が見ても十分楽しめる、夏を舞台にしたどこかノスタルジックな趣を残した良作ホラー。出てくる幽霊達は怖さの中にコミカルさがあり、憎めない……が、子供向けだと思い油断していると、かなりグロテスクな造形の怪物も殺意高めで襲ってくるので侮れない。生徒と大人達が一致団結して心を近づけてゆく人間ドラマも一緒に楽しみつつ、ラストは物悲しさを残し終わる。丁度、夏休みが終わってしまった後のような何とも切ない気持ちにさせてくれる。(MIHOシネマ編集部)
小学生の頃、夏休みにお友達の家で「お泊まり会」をした時に見たこの作品。その時は本当に怖くて目を覆いながら指の隙間から見ていた記憶があります。そんな思い出が懐かしくなり、大人になって再度鑑賞すると小学生の頃のみんなでワイワイしながら見ていた記憶が蘇り、とても楽しめました。
子供の頃怖いと感じていたのは完全に「雰囲気」のせいで、ストーリー自体は怖いと言うよりも驚かせてくる感じ。誰かがキャーと言って走り出すと、その叫び声が怖くなり一緒に走り出すあの感覚と似ています。
1995年の作品ですが、独特の懐かしさが残っていて今の小学生が見ても楽しめるのではないでしょうか。(女性 30代)
小学生のときに観て以来、トラウマレベルで怖かった作品。当時はトイレの花子さんが出てくるシーンや、どこまでも追いかけてくる霊に本気で震えました。今観ると特撮のチープさもあるけど、それが逆に独特の不気味さを生み出していて味があります。子どもたちが知恵と勇気で立ち向かう姿に成長を感じられるのも良かったです。大人になった今でも色あせない、名作ホラーのひとつです。(30代 男性)
子ども向けホラーと思って侮っていたら、意外としっかり怖くて驚きました。特に理科室の骸骨や、トイレの花子さんのシーンは音響と演出が絶妙で背筋がぞくっとしました。だけど、怖いだけじゃなくて友情や家族愛、仲間を信じる力などが描かれていて感動的な要素もあります。終盤で無事に学校から脱出できたときは、思わずホッとしました。夏に観るのにぴったりな1本です。(20代 女性)
小学生の頃、映画館で観たときの衝撃が今でも忘れられません。とにかく怖かった。特に、時計塔に向かうラストの展開は手に汗握るスリルと緊張感が続いていて、当時夢にまで出てきました(笑)。でも、今思えば、仲間と協力して困難を乗り越える少年少女たちの姿にワクワクさせられたのかもしれません。ホラーというよりも、冒険ものに近い魅力もあり、今観ても楽しめます。(30代 女性)
息子と一緒に観たのですが、自分も子どもの頃にこの映画にハマっていたので懐かしい気持ちになりました。トイレの花子さんや理科室のガイコツなど、昔ながらの“学校の怪談”がふんだんに盛り込まれていて、日本的ホラーの原点を見るようでした。子どもたちの純粋さが物語をより怖く、同時に温かくしているのが印象的。怖いけどまた観たくなる、不思議な魅力のある作品です。(40代 男性)
昔観たときは怖くて途中で目をそらしてしまったけど、大人になって改めて観ると、映像や音響の工夫に気づけて面白かったです。特に、階段がどこまでも続く演出や、空間が歪んでいく描写は、現実離れしていて本当に不気味でした。子どもたちがパニックにならずに協力し合って進んでいく姿に感動すら覚えます。90年代邦画ホラーの良さが詰まっている作品ですね。(20代 男性)
小学生の娘と一緒に観たのですが、「怖い怖い!」と言いながら最後まで釘付けでした。特にトイレの花子さんのシーンでは、娘がトイレに行けなくなりました(笑)。子ども視点で描かれているからこそ、子どもにも伝わりやすく、でもしっかり怖い。親としては、子どもたちが助け合って困難に立ち向かう姿に胸が熱くなりました。ファミリーホラーとしてもおすすめです。(40代 女性)
90年代らしい特殊効果や演出が逆に新鮮で、今のCGに慣れている世代には逆にリアルに映るかもしれません。怖がらせ方が直球で、理科室や音楽室など、身近な場所が異世界化していく過程がとても怖かった。キャラクターも子どもながらに個性があって、成長物語としても楽しめます。ホラー初心者にもおすすめの作品だと思います。(10代 男性)
テレビ放送で観て以来、しばらく学校のトイレが怖くて仕方なかったのを思い出しました(笑)。日本独特の学校文化と怪談の組み合わせが絶妙で、まさに「和製ホラー」の入門作品としてぴったり。家族や仲間との絆も描かれているから、単なるお化け映画ではなく、心に残るドラマとしても楽しめました。時代を超えて語り継がれるべき1本です。(50代 女性)
映画『学校の怪談』を見た人におすすめの映画5選
妖怪大戦争(2005年版)
この映画を一言で表すと?
「子どもが妖怪たちと力を合わせて世界を救う、夢と冒険の大スペクタクル」
どんな話?
普通の小学生・稲生タダシが、選ばれし「麒麟送子」として妖怪たちと共に邪悪な魔人との戦いに挑むファンタジー冒険活劇。日本全国の妖怪が総出演し、少年の成長と友情を描く感動のストーリー。
ここがおすすめ!
実写とVFXを融合させた迫力ある映像は、大人も子どももワクワクさせられます。妖怪たちの個性や文化的背景が丁寧に描かれていて、日本ならではのファンタジーホラーが味わえる名作。『学校の怪談』が好きな人にはドンピシャです。
怪談レストラン
この映画を一言で表すと?
「子どもでも楽しめる“ちょっぴり怖い”怪談のフルコース!」
どんな話?
人気児童書シリーズを映画化。謎のレストランで語られる3つの怪談を軸に、現実と怪異が交差するホラーファンタジー。怪人・アオイホノオの登場で、物語は思わぬ方向へと展開していく。
ここがおすすめ!
怖すぎず、でもしっかり不気味で緊張感もある“ちょうどいいホラー”。子ども視点で描かれるので、共感しやすく、ビジュアル面も楽しいです。シリーズを読んで育った人にも、初めて触れる人にもおすすめ。
おろち(2008年)
この映画を一言で表すと?
「美しさの裏に潜む狂気――血で継がれる恐怖の系譜」
どんな話?
楳図かずお原作のサスペンスホラー。謎の存在「おろち」の視点で描かれる、美と狂気に支配された一家の物語。母から娘へと継がれる“美への執着”が恐ろしい結末を招いていく。
ここがおすすめ!
美しくも不気味な映像美、そして静かに狂気が増していく構成が見どころ。怪異よりも人間の内面にある恐怖を掘り下げた心理ホラーで、大人になった『学校の怪談』ファンにも刺さる濃厚な作品です。
リング(1998年)
この映画を一言で表すと?
「観た者は7日後に死ぬ…そのビデオテープの正体とは?」
どんな話?
呪いのビデオを巡る連続死の謎を、ジャーナリストが追い詰めていくジャパニーズホラーの金字塔。都市伝説と現代技術が交わる世界観で、怨霊・貞子の存在が全世界に衝撃を与えた。
ここがおすすめ!
本格的に“和製ホラー”に触れてみたいなら必見。緊張感のある演出と、静かに迫る恐怖が背筋を凍らせます。『学校の怪談』でホラーに興味を持った方には、次のステップとして絶対に観てほしい名作です。
世にも奇妙な物語 映画の特別編
この映画を一言で表すと?
「日常のすぐ隣にある“奇妙な世界”がじわじわと侵食してくる」
どんな話?
テレビでおなじみの『世にも奇妙な物語』がオムニバス形式で映画化。短編ながらどれも印象的なストーリーと強烈なオチが用意されており、笑い・驚き・恐怖が交差する不思議な世界観が広がる。
ここがおすすめ!
「怖すぎず、でも不気味」が好きな人にはうってつけの1本。1話ごとにテイストが違うので飽きずに観られ、想像力を刺激する展開が続きます。怪談や都市伝説に惹かれる方には間違いなくハマります。
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