「ゲームの規則」のネタバレあらすじ結末と感想。動画フルを無料視聴できる配信は?

ゲームの規則の概要:上流貴族の恋模様に使用人のいざこざを交えて、破滅への騒動を描いている。巨匠ジャン・ルノワールの最高傑作。伯爵は愛人と別れたいと考え、その妻は若い飛行士に恋心を寄せられ困っていた。伯爵の食客は狩猟イベントで全員を集め、問題を解決しようと考える。

ゲームの規則の作品情報

ゲームの規則

製作年:1939年
上映時間:106分
ジャンル:ヒューマンドラマ
監督:ジャン・ルノワール
キャスト:マルセル・ダリオ、ジャン・ルノワール、ノラ・グレゴール、ローラン・トゥータン etc

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ゲームの規則の登場人物(キャスト)

ロベール・ラ・シュネイ(マルセル・ダリオ)
伯爵でクリスチーヌという美しい妻がいながら、別の女性と不倫をしている。趣味は自動演奏楽器の収集。妻を愛するが故、幸せを願いアンドレに託そうとする。
オクターブ(ジャン・ルノワール)
ロベールの食客で、アンドレとは友人。クリスチーヌとは両親からの付き合いがあり、彼女の世話を何かと見ている。それぞれにアドバイスをしたり、アイデアを授けたりする。実はクリスチーヌに思いを寄せているが、自分の身分や年齢はきちんと把握している。
クリスチーヌ(ローラン・トゥータン)
ロベールの妻でアンドレに恋心を寄せられている。移り気で惚れやすい。貴族然とした女性。アンドレに言い寄られ始めは拒否しているが、やがて彼の申し出を受け入れるようになる。オクターブとは友人。
アンドレ・ジュリュー(ローラン・トゥータン)
飛行機のパイロット。大西洋の単独飛行を成功させ、一躍有名人となる。ロベールと同等の身分を持つ。クリスチーヌに執心しており彼女一筋。
リゼット(ポーレット・デュボスト)
クリスチーヌの使用人。主人を慕い、離れるくらいなら森番を務める夫と離婚するとまで話す。クリスチーヌと同様に移り気。

ゲームの規則のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ゲームの規則』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

ゲームの規則のあらすじ【起】

単独飛行にて大西洋を渡り切ったことで、パイロットのアンドレ・ジュリューは一躍、時の人となる。彼は命を懸けたこの挑戦を、たった1人の女性のために成功させたと言う。その女性とは伯爵ロベール・ラ・シュネイの妻クリスチーヌであったが、彼女はアンドレとの関係を煩わしく思っているようで、帰国の歓迎パーティーにも顔を見せないのであった。

アンドレの友人オクターブは、クリスチーヌとは旧知の仲で彼女がパリに来てから何かと助けている人物であった。彼は伯爵の妻に恋をすることは、アンドレにとって良いことではないと忠告。だが、恋に狂っているアンドレはオクターブの忠告には聞く耳を持たない。

クリスチーヌの夫ロベールは美しい妻クリスチーヌがいるにもかかわらず、社交界で知り合った別の女性と不倫をしていた。だが、愛人は気が強く野心家であったため、辟易としており愛人と別れることを考えているのであった。

アンドレがクリスチーヌと会えないなら、死んだ方がマシだと言うため、オクターブはクリスチーヌの元を訪れ問題解決の相談をする。彼は上流貴族が集まるコリニエールにアンドレを呼ぶことにし、同時にロベールが抱える問題をも解決しようと考えるのだった。

ゲームの規則のあらすじ【承】

コリニエールとは上流階級の人々による伝統的な狩猟イベントである。これには遠方から参加する貴族もいるため、それぞれの好みを把握し料理や飲み物を準備しなければならない。今回はロベールが主催なので、妻のクリスチーヌは準備と歓待で大忙し。そこへ、オクターブと共にアンドレが到着。

アンドレがクリスチーヌに懸想しているという話は、貴族間では有名な話であり誰もが彼をクリスチーヌの情人だと思っている。だが、クリスチーヌにしてみれば、全くの見当違い。確かにアンドレは良い男ではあるのだが。

貴族達がアンドレの参加を歓迎したので、ロベールは1週間後に仮装パーティーを開くことにした。それまでの間は猟を楽しむことにする。

翌日は狩りへ。獲物はウサギとキジである。森を管理する森番の指示の元、狩子たちが木を叩きながら獲物を追い込む。追い込まれた動物が姿を現したところを、貴族達が狩るのだ。
アンドレは夫と仲睦まじい様子のクリスチーヌを目にし、嫉妬で夜も眠れず苛立っていた。オクターブは恋とはそんなもので、いずれ時が解決すると励ます。

猟は大成功を収め多くの獲物を狩ることができた。だがそんな中、ロベールは愛人に呼び出されクリスチーヌに関係を明かすと脅される。ロベールはとうとう愛人と別れることを決意し、最後に熱烈な口付けをするのだった。

ゲームの規則のあらすじ【転】

しかし、その光景をクリスチーヌが目撃してしまう。
その日の夜、ロベールの愛人が早々に帰り支度を始めたため、クリスチーヌは彼女の部屋を訪れ、率直な話をする。

ロベールと愛人の関係は、すでに周知の事実だった。当然、妻であるクリスチーヌも承知しており、彼女は貴族の妻として夫がすることに口出ししなかった。それが、貴族の妻たる嗜みだったからである。故に、愛人に対して妻に気兼ねすることはないと言うのだ。妻であるクリスチーヌから許されたことで、愛人は一安心し邸に残ることにした。

1週間後、最後の夜として皆で代わる代わる演劇を行い、使用人たちもこぞって観劇。そんな中、クリスチーヌが別の貴族男性と良い仲になり別室へ消えてしまう。アンドレはそんな彼女を探して歩き、ロベールは妻の行動に苛立ち愛人と喧嘩。オクターブは熊の着ぐるみを脱ぎたいのに誰も手伝ってくれないため、助けを求めてうろついていた。

そして、とうとうクリスチーヌの姿を見つけ出したアンドレ。彼は嫉妬から相手の貴族男性と口論。腹を立てた貴族男性がアンドレに対し、決闘を申し込んでしまう。貴族は何より尊厳を傷つけられることを嫌う。貴族男性とアンドレの喧嘩はとうとう殴り合いに発展し、アンドレが勝利を収めるのだった。

見事にクリスチーヌとの時間を得たアンドレは、彼女から愛していると本心を明かされ、夢のような気分を味わう。彼女を独占したいがためにアンドレはロベールと話をつけると言う。

だがその時、使用人たちの間でリゼットの取り合いから、夫である森番が暴走。森番はリゼットの浮気相手を追いかけて大騒動。宥めるためにロベールもやって来るが、騒動の流れでアンドレとクリスチーヌが逢瀬している場面に遭遇してしまう。

ゲームの規則の結末・ラスト(ネタバレ)

浮気シーンを目撃したロベールは激怒し、アンドレと殴り合いを展開。クリスチーヌは現れたオクターブに助けを求め、ひとまずは避難した。だが、アンドレとロベールの喧嘩に愛人までもが頭を突っ込み、大騒動は治まらない。

他の貴族達はダンスを楽しんでいたが、この騒動も余興の一つと受け取ったのか、傍観するばかり。森番は激情に駆られ、客の前で銃を発砲する始末。
どうにか騒動は治まったが、ロベールは後始末に一苦労する。幸い、怪我人はいなかった。
ロベールは騒動の主要人物である森番を解雇。更にその発端となった使用人も辞めさせることにした。

その後、アンドレとも冷静に話し合いを行ったロベール。伯爵は妻が幸せならそれで良いと言う。ただ、彼女は今まで裕福な生活を送ってきたため、生活水準は落として欲しくないとアンドレに頼む。幸いだったのは、アンドレがロベールの身分とそう変わらないことだ。ただ、飛行士には危険が付きものであるため、事故で亡くなった時のことを心配するのだった。

一方、クリスチーヌを慰めていたオクターブだったが、彼女から愛を告白されその気になってしまう。2人は庭の散歩へ出て温室へ。
その姿を解雇されて邸を去ろうとしていた森番と使用人が目撃してしまう。しかも、クリスチーヌはリゼットのコートを借りて外へ出てしまったため、森番は彼女がリゼットだと勘違い。

オクターブはロベールの食客だったが、貴族ではなく平民だった。故にクリスチーヌを連れて逃げても、彼女を養うことはできない。それでも、オクターブは彼女の希望を叶えるために連れて逃げようと決意し一旦、クリスチーヌのコートを取りに邸へと戻った。

しかし、彼はリゼットから説得され、諦めてしまう。代わりにアンドレを温室に行かせた。だが、温室へやって来たアンドレを森番が銃殺してしまう。全ては勘違いのせいであった。使用人は温室から出て来たのが、リゼットではなくクリスチーヌであることを知り驚愕。すぐに邸へ戻ってアンドレが亡くなったことを主人に報告した。知らせを聞いたロベールとオクターブは愕然としてしまう。

オクターブはこのことに責任を感じ、ひっそりとロベールの邸から去るのであった。

ゲームの規則の感想・評価・レビュー

第二次世界大戦前の1939年に制作された、巨匠ジャン・ルノワールの作品だが、ストーリー展開やテンポの良さ、人間関係などを余すところなく表現できているのは、さすがと言わざるを得ない。

作品はモノクロ映画だが、俳優たちの演技が生き生きとしている。これをカラーで見られたらと思うと、また違った味わいがあるのだろうが、モノクロ映画だからこそとも思う。貴族の恋愛模様を描くも、それぞれが一方通行で相思相愛にはならず。ミュッセの戯曲『マリアンヌの気まぐれ』が着想の元となっているが、正にバロック音楽の精神に則っている。(MIHOシネマ編集部)

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