海外ドラマ『GIRLS/ガールズ シーズン5』の概要:オハイオからニューヨークに戻ってきたハンナはマーニーの結婚式や新しい恋人のフランとの生活で忙しくも充実した人生を送っていた。しかし全てが順風満帆かというとそういうわけにもいかず、家族の問題をはじめとする人間関係には悩まされていた。そして彼女の周りを取り巻く友人たちにもいろいろな変化が訪れ、女性としてそれぞれ成長した姿を見せる。
海外ドラマ『GIRLS/ガールズ シーズン5』の作品情報
話数:全10話
ジャンル:ラブストーリー、コメディ
海外ドラマ『GIRLS/ガールズ シーズン5』の登場人物(キャスト)
- ハンナ・ホーバス(レナ・ダンハム)
- ニューヨークに戻り教師として働く道を選ぶが、相変わらず個性は強くそれが原因で悩みが増えてしまうことも。
- マーニー・マイケルズ(アリソン・ウィエリアムズ)
- ハンナの親友。デジという男性と結婚する。生真面目すぎる性格が周りとの確執を生んでしまうこともあるが、ハンナとの友情は何よりも大切にしている。
- ジェッサ・ヨハンソン(ジャマイマ・カーク)
- 依存症のセラピーに通い続けるハンナの友人。ハンナの元交際相手であるアダムとの新しい関係を持つ。
- ショシャンナ・シャピロ(ゾーシャ・マメット)
- ジェッサの従姉妹。大学を卒業したのちに日本で働くハンナの友人。日本色にすっかり染まってしまい、アメリカに帰りたくないほど新しい生活を好んでいる。
- アダム・サクラー(アダム・ドライバー)
- ハンナの元交際相手。役者として生計を立てる彼はいよいよ俳優のキャリアを積み始める。
- イライジャ・クランツ(アンドリュー・ラネルズ)
- ハンナの元交際相手で元同居人。ゲイであることからハンナとは特殊な友情関係を持つ。
- フラン・パーカー(ジェイク・レイシー)
- ハンナの新しい交際相手。彼女の過去の交際相手に比べるとまともで癖が弱い。
- ヨシ(水嶋ヒロ)
- ショシャンナの上司。彼女に好意を抱いている。
海外ドラマ『GIRLS/ガールズ シーズン5』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
第1話 結婚式は嵐の予感
マーニー(アリソン・ウィエリアムズ)は結婚式場で式の準備をしていた。雨が降りそうだと心配するマーニーを友人たちが慰めるが、彼女は心配が治らない様子であった。そこにハンナ(レナ・ダンハム)の彼氏であるフラン(ジェイク・レイシー)が訪れると、マーニーは花嫁の待合室に男性がいることは不謹慎だと怒り、彼に出て行くように伝える。マーニーに追い出されたフランは男性の待合室に移動することになるが、そこでアダム(アダム・ドライバー)と鉢合わせてしまう。違和感に満ち溢れた空気になってしまうが、お互い嫌うような素振りはなくただただぎこちないやり取りであった。
一方女性陣の待合室ではマーニーが全員のメイクなど細々としたところまで細かい指示を出していた。ジェッサ(ジャマイマ・カーク)はいつも通り友人たちと離れたところで喫煙していると、アダムもちょうどタバコを吸いに来ていた。フランに会った感想をジェッサが尋ねると、彼は彼女の幸せを願うだけでネガティブな印象はないと伝える。すると突然彼らはキスをしてしまうのだった。
男性の待合室ではデジ(エボン・バックラック)は発狂していた。結婚が怖いことで婚約を今更破棄したいというのだ。それを聞いたフランは冗談混じりにデジの婚約破棄と婚約指輪は元交際相手用に用意したものだとハンナに伝えると、彼女はマーニーに伝えなくてはいけないと言い出す。そのタイミングでマーニーが心配していた雨が降り出してしまい、雨は次第に強くなっていった。
雨が降り出したことに加え、メイクがうまく決まらないことに腹を立てたマーニーは激怒し、待合室を去ってしまう。ハンナは追いかけて慰めようとすると、マーニーは結婚が間違いかと尋ねる。ハンナは彼女を勇気付け、ジェッサがすべてのメイクを担当する。
そうこうしている間に天気も回復し、全員の表情も雨の後の天気のように晴れ渡っていた。
第2話 ただの友達
ハンナはいきなりベッドから飛び起きると、泥棒がいると言い出す。フランに確認するように指示すると、そこにいたのは同居人のジェイコブだった。彼は芸術作品を自分の体の地図として描く計画を彼らに説明すると、ハンナが彼の芸術をバカにしてしまう。それに激怒したジェイコブは叫び散らすが、ハンナはひるむ様子もなかった。
アダムのアパートではキャロライン(ギャビー・ホフマン)が自分の赤ん坊に授乳していた。アダムは叔父になったのだ。依存症のセラピーではアダムはキスをしたジェッサに言い寄っていた。最初はハンナの手前彼のアプローチを断るが、結果的には友達としての関係をキープしながら距離を縮めることで話がついた。
教師としての職業を選んだハンナは子供の授業の教材にセックスを含む本を使用したことが問題になっていた。そこに父親からの電話を受ける。彼は電話口で聞き取れないほど号泣していた。
心配し、ハンナは父親の元を訪れると彼はネットで知り合ったゲイの男に会いに行ったら写真とは全く違う相手だったことを嘆いていた。それに加えて彼は相手の部屋で脱いだ際に財布を落としてきたので取りに行って欲しいという。父親に呆れながらも、財布を取りに行くと、相手の男は彼の言うほど悪い人間ではなかった。とことん落ち込む父親を見かねてハンナはイライジャ(アンドリュー・ラネルズ)に助けを求めるが、彼は泣き崩れるハンナと父親を見て助けずに去ってしまう。お先が真っ暗だという父親に対して自分がついていると力強くハンナは慰めるのであった。
第3話 JAPAN
カラフルで近代的な部屋で敷き布団の上で横たわるショシャンナ(ゾーシャ・マメット)の姿があった。彼女は元気に日本語を喋りながら出社していた。
職場ではショシャンナはヨシ(水嶋ヒロ)という上司と良い雰囲気になっていた。スーパー銭湯で彼女は同僚たちと汗を流していると、同僚たちはショシャンナとヨシをくっつけようと囃し立てていた。男湯ではヨシとその同僚もショシャンナとの関係を語り合っていると、ヨシは彼女に交際相手がいることを気にかけているようだった。
翌日、ショシャンナはアメリカの本社から連絡を受けていた。日本に来て大喜びをしている彼女に対して、突然解雇が言い渡されてしまったのだった。彼女は取り乱し、電話を切ってしまう。その夜に同僚たちに自身のクビを居酒屋で同僚に相談するが、根本的には解決には繋がらなかった。そこで彼女はアメリカに帰ることを考え始める。しかし彼女はヨシのことが気がかりで仕方がなかった。すると偶然訪れたライブハウスでヨシに会うと、男性の同僚たちとSMプレイの店に連れて行かれることになる。全員で彼女に軽いSMプレイを強要することに怒りを覚えたヨシは彼女を店の外まで連れ出して心配する。するとショシャンナの方からヨシにキスをするのだった。
翌日彼女は引越しの準備をしながらも未だにアメリカに変えるべきかを迷っていた。しかし結局日本で暮らし続けることを決意した彼女は交際相手に別れを告げるのだった。
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