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映画『ゴールデン・チャイルド』のネタバレあらすじ結末と感想。無料視聴できる動画配信は?

映画『ゴールデン・チャイルド』の概要:ジャレルは行方不明の子供を探す“探し屋”の仕事をしていた。ある日、チベット女性キーが訪れ、子供を探して欲しいと依頼される。その子供は特別な子供で、彼を助ける事が出来るのはあなたしかいないと言われる。

映画『ゴールデン・チャイルド』の作品情報

ゴールデン・チャイルド

製作年:1986年
上映時間:93分
ジャンル:アクション、コメディ、ラブストーリー
監督:マイケル・リッチー
キャスト:エディ・マーフィ、シャーロット・ルイス、チャールズ・ダンス、ヴィクター・ウォン etc

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映画『ゴールデン・チャイルド』の登場人物(キャスト)

チャンドラー・ジャレル(エディ・マーフィ)
アメリカで行方不明の子供を探す“探し屋”を営んでいる。おちゃらけた性格だが、女性や子供に優しい。“ゴールデン・チャイルド”を助ける事が出来る“選ばれし者”。
キー・ナン(シャーロット・ルイス)
チベットから来た女性で、誘拐された“ゴールデン・チャイルド”の救出をジャレルに依頼する。真面目な性格。武術の使い手。
サード・ナンスパ(チャールズ・ダンス)
“ゴールデン・チャイルド”を誘拐し、殺そうとしている。悪魔と通じている。
大僧正(ヴィクター・ウォン)
キーの父親。飄々としており掴みどころのない性格だが、深い愛情と優しさを持っている。
ゴールデン・チャイルド(J・T・リアート)
神秘の力を持つ子供。もし殺されれば、世界が地獄と化してしまう。
カーラ(シャクティ)
先祖が竜に犯され、下半身が異形の形をしている。年齢は300歳以上。

映画『ゴールデン・チャイルド』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『ゴールデン・チャイルド』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『ゴールデン・チャイルド』のあらすじ【起】

吹雪が吹き荒れるチベットの寺院に、神秘の力を持つ子供が居た。僧侶が死んだインコを運んでくると、子供は徐に手を翳しインコに触れた。すると、インコは元気を取り戻し、寺院を飛び回った。僧侶達が驚いていると突然扉が開かれ、屈強な男達が侵入してくる。僧侶達は倒され、子供が籠の中に捕らわれてしまう。子供は籠から手を伸ばし、1人の男の手に触れた。男は子供に操られ主犯格の男サードに襲い掛かるが、サードは瞬間移動をして難を逃れる。その間に別の仲間が矢を放ち、操られた男は殺されてしまう。子供は泣く事もせず、静かに運ばれるのを見ていた。そして、先程生き返らせた1羽のインコが、寺院を飛び立った。

ジャレルはアメリカで行方不明の子供を探す仕事“探し屋”をしていた。ワイドショーにも出演し、シェリルという16歳の行方不明の少女の情報提供を呼び掛ける。

ジャレルの元に、テレビを見たチベット女性のキー・ナンが訪ねて来る。キーはチベットで誘拐された子供の捜索をジャレルに依頼する。その子供は世界を救う特別な子供“ゴールデン・チャイルド”だと話し、400年前の賢者が予言した巻物をジャレルに見せる。そして、巻物に書かれているゴールデン・チャイルドを助ける男は、ジャレルの事だと話す。キーの突拍子もない話に、ジャレルは笑い飛ばし相手にしなかった。

ジャレルは刑事と共に、家の庭に放置された遺体のシェリルと対面する。刑事の話を聞きながら家の中へ入ると、壁一面に文字がびっしりと書かれていた。ジャレルが台所にあったオートミールをスプーンで押すと、中から血が溢れてきた。ジャレルは異様な家の中の様子を写真に収めていく。

ジャレルが捜査している姿を、キーは車に乗りながら見ていた。ずっと付いてくる彼女にうんざりし、ジャレルは声を掛けるとカフェへ連れて行く。シェリルの家の中の写真を見たキーは、壁に書かれている文字はゴールデン・チャイルドを閉じ込める為の呪いだと話す。彼はそうしないと星に行くと聞き、ジャレルは笑い飛ばす。だが、キーはあくまでも真剣だった。つまり、シェリル殺しとゴールデン・チャイルドの誘拐犯が同じ人物である可能性があった。だが、シェリルが殺された理由が分からないと話すキーに、ジャレルは言い難そうにオートミールの中に血が入っていた事を話す。それを聞いたキーは、とある人物に血の事を聞きに行くと言って席を立つ。

キーはジャレルを連れて知り合いの店を訪れる。ジャレルが中に入ると、男性から偉大な人物に会えて光栄だと言われる。戸惑いながらも先に店の地下へと降りて行ったキーの後を追い、衝立越しにカーラという人物に会う。ジャレルはゴールデン・チャイルドについてカーラに問い掛ける。カーラはゴールデン・チャイルドとは1000年に1度生まれる完璧な子供だと話し、彼が死ねば世界は地獄になると言う。そして、ゴールデン・チャイルドに血を飲ませようとしたのは、汚れた物で彼を汚してしまえば不滅の力が無くなるからだと話す。つまり、血を飲んでしまえば、ゴールデン・チャイルドは殺されてしまうのだ。

映画『ゴールデン・チャイルド』のあらすじ【承】

ゴールデン・チャイルドは男達に囲まれ、円陣の中に居た。血の入ったオートミールを出されるが、力を使いひっくり返す。そして、男達が見ていない隙に葉っぱを食べて飢えを凌いだ。

夜、ジャレルはキーに車で送られ、自宅のソファで眠っていた。すると、窓の外が明るく光っている事に気が付く。ブラインドを開けて外を覗くと、浮かんでいる子供の姿が一瞬見えた。その姿が消えると木にインコが留まっていた。ジャレルが戸惑っていると、電話が掛かってくる。シェリルの誘拐犯を知っているというタレ込みで、暴走族のアジトの場所を教えられる。電話の主の名前を問い掛けると、電話を切られてしまう。

次の朝、ジャレルはキーに送ってもらいアジトを訪れる。そこには昨日見たインコが留まっていた。何かあったら車で逃げるようにキーに言うと、ジャレルは拳銃を持って単身アジトに乗り込む。だが、ジャレルが男達に捕まり縛られていると、キーが助けにやって来る。彼女は男達を投げ倒し、ジャレルの紐を解く。ジャレルはまだ残っていた男達をやっつけると、女性が来る所じゃないとキーを怒る。ジャレルが暴走族の1人にシェリルの事を尋ねると、トンという人物に売ったと言われる。彼は悪魔との取引に娘の血が必要だと話していたらしい。それを聞いたキーの顔色が変わる。ジャレルは子供を売った男を殴り倒す。

映画『ゴールデン・チャイルド』のあらすじ【転】

ジャレルは再びキーに送ってもらい車で待つように言うと、トンが経営しているレストランを訪れる。従業員にトンの事を聞いていると、武器を持ったトンに襲撃される。そこへ、キーが現れ武術で反撃すると、トンは裏口から逃げてしまう。トンは物陰に潜みジャレル達をやり過ごすが、猫に化けていたサードが現れ殺されてしまう。そして、サードはネズミに変身して、その場を離れる。ジャレル達は殺されたトンを発見する。トンを見たキーは悪魔が絡んでいると予想をする。

サードはアジトへと戻ると、悪魔と会話をする。悪魔は裏切り者のトンを殺した事を褒めるが、ゴールデン・チャイルドがまだ生きている事を非難する。そして、見つからない内に移動させ、アジャンティの短剣で殺すよう指示する。アジャンティの短剣があれば血を飲ます必要は無いからだ。

ジャレルは自室のベッドで眠っていたはずが、見知らぬベッドの上で目を覚ます。戸惑いながら部屋を進んで行くと、サードが仲間達と共に現れる。しかも、彼らを見ている観客まで用意されていた。ジャレルは夢の中だと思い、観客の反応を楽しむ。サードは苛立ちながら話を進め、アジャンティの短剣と子供を交換する話を持ち掛ける。そして、忘れないようにとジャレルの腕に傷を付ける。サードが去りジャレルが部屋を進むと、トイレットペーパーで縛られたキーが居た。解いていると突然男達に襲われ、ジャレルは目を覚ます。そして、腕を見ると夢でサードに付けられた傷があった。

ジャレルはキーと共にカールの元を訪れる。夢の話をすると、サードに短剣を渡してはいけないと言われる。そして、ジャレルが短剣を手にすれば、ゴールデン・チャイルドを助ける事が出来ると言われる。ジャレルはまだ話を信じられず、“選ばれし者”だと言われても困惑する。そして、大僧正が管理する短剣を取りに、チベットへ行く事も拒む。

ジャレルはキーを部屋へ招き1夜を共にする。次の朝、1人でも行くという彼女の為、ジャレルはチベットへ行く事を決める。その頃、ゴールデン・チャイルドは籠のまま移送されていた。

映画『ゴールデン・チャイルド』の結末・ラスト(ネタバレ)

ジャレル達は無事チベットへ到着する。色々と手配する事があるというキーと別れ、ジャレルは1人チベットの町を散策する。見覚えのあるインコが飛んでいるのに気付き、後をつける。インコが留まった先には、露天商をやっている男がおりネックレスを買う事になる。だが、いつのまにか大金を取られ、違うネックレスを渡される。ジャレルは露天商の服を掴んで怒っていたが、ちょっと目を離した隙に男が忽然と消えてしまう。

ジャレルは怒りが収まらなかったが、キーに連れられて寺院へと向かう。すると、そこに居た大僧正は露天商の男だった。だが、僧侶達の手前、何も言う事が出来なかった。ジャレルは終始ふざけた態度をとっていたが、大僧正は心の清いものしか短剣を動かせないので試してみろと言う。

大僧正は決して溢してはいけないとコップに入った水をジャレルに渡し、回路を進んで短剣を取って来いと話す。キーと大僧正に見送られながら、ジャレルは部屋の中へと入る。奥へと進むと、底無し床に所々円柱の棒が立っている場所に辿り着く。進んで行くと途中で大僧正の声が聞こえ、無事に戻った者はいないと言われる。ジャレルは怒りながらも勇気を出して前へと進む。無事に短剣の場所まで辿り着くが、火が邪魔をして取る事が出来ない。ジャレルは考え、溢さないように持っていた水を飲み干す。すると、火が消え無事に短剣を手に入れる事が出来た。

ジャレルは戻ってくるとキーの後姿を見ながら大僧正と会話をし、チベット流の結婚の申し込み方を尋ねる。大僧正は清く保つ事だと教え、君を愛する者を愛せと教える。そして、大僧正はキーの元を訪れる。ジャレルに操を捧げたと嘆く彼女に、ゴールデン・チャイルドを助ける手助けをし、心の赴くままに生きなさいと諭す。大僧正はキーの父親でもあり、ジャレルと結婚するのなら祝福すると話す。それを聞いたキーは、嬉しそうに笑顔を浮かべる。

ジャレルは飛行機の出国手続きをしていたが、短剣を持っていると絶対に検査に引っ掛かると焦っていた。そんな時、アメリカ人男性が目に入り、彼のポケットに短剣を忍ばせる。男性が検査ゲートを潜り、アラームが鳴ったのを見計らって取り押さえる。そして、ジャレルは盗難工芸品財団の者だと叫び、堂々と嘘をつく。そして、盗まれた物だと言いながら短剣を手にすると、飛行機の中へと持って入る。

ジャレル達が飛行機を降りるとサードが待っていた。ジャレルは子供を連れて来ないと短剣は渡さないと話し、何とかその場をやり過ごす。夜になり、ジャレル達は寝ようとするが、外の様子がおかしい事に気付き部屋を出る。サードの仲間達が襲って来た為、キーは応戦する。サードはジャレルに向けて矢を放つが、それに気付いたキーがジャレルを庇い背中から貫かれてしまう。キーはジャレルの腕に抱きとめられると、愛していたと言葉を残して息を引き取る。

ジャレルはキーをカールの元へと運ぶ。チャイルドの力で生き返ると言われるが、ジャレルはキーはもう死んだのだと怒り、カールの前にあった衝立を倒してしまう。すると、目の前に現れたカールの体はまるで蛇のようで、ジャレルは驚く。

ジャレルが車を走らせていると、インコが突然現れる。インコを追いかけると大きな屋敷に辿り着く。ジャレルは壁伝いに忍び込み、窓から屋敷の中へと侵入する。サードの仲間に襲われるが何とかやり返して倒すと、ジャレルはさらに奥へと進む。突然背後に男が現れ殺されそうになるが、ゴールデン・チャイルドに操られている男が助けてくれる。ジャレルはゴールデン・チャイルドの元まで案内してもらい、サードの居場所を教えてもらう。サードの部屋の中へと入ると、サードは骸骨のような姿に変身した。驚いたジャレルは、ゴールデン・チャイルドの手を取り慌てて車へと逃げる。車を走らせると、後ろから羽を羽ばたかせてサードが襲ってくる。ジャレル達は車を乗り捨て、古い塔へと逃げ込む。だが、サードが塔を薙ぎ倒し、地面は揺れ建物が崩れ出す。そして、中に侵入して来たサードに追いかけられるが、ジャレルはゴールデン・チャイルドを連れ必死に逃げる。車に再度乗り込むと、カールの店まで車を走らせキーを生き返らせようとする。すると、そこへサードがやって来て二人の前に立ちはだかる。ジャレルはゴールデン・チャイルドの力を借りながら短剣を刺すと、サードの体は弾け飛んで消えてしまう。

ゴールデン・チャイルドがキーの体に触れると、キーは無事目を覚ます。ジャレルとキーは微笑み合い、2人はそっとキスをした。

映画『ゴールデン・チャイルド』の感想・評価・レビュー

千年に1度だけ生まれる神秘の子”ゴールデン・チャイルド”が主役の作品。彼は善の塊であり平和の象徴である。裏を返せば、彼がいなくなれば世界が荒れてしまう。チャイルドの命を狙う組織とチャイルドを守る者。完全な善vs悪の構図である。そしておどろおどろしい音楽と共に悪魔が現れる。思ったよりキュートな悪魔が。そして、人気が全盛期だったであろう頃のエディ・マーフィが主演。設定も、キャラクターもしっちゃかめっちゃかなコメディである。(男性 20代)


私の中のコメディ映画の代表とも言える俳優はジム・キャリーと今作の主人公エディ・マーフィです。彼はディズニー作品でユーモアたっぷりの役どころを演じることが多いですが、今作でもかなり破天荒でハチャメチャなキャラクターを演じていました。
大きな力を持つ子供が出てくる作品は沢山ありますが、神の力を持った「ゴールデン・チャイルド」はとても珍しい設定で彼を守るストーリーはすごく面白いなと思いました。
子供が見ても理解できると思うので家族みんなで楽しめる作品です。(女性 30代)

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