映画『グリンゴ最強の悪運男』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『グリンゴ最強の悪運男』のストーリー（あらすじ）をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。

また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。

映画『グリンゴ最強の悪運男』の作品情報
映画『グリンゴ最強の悪運男』の登場人物（キャスト）
映画『グリンゴ最強の悪運男』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）
映画『グリンゴ最強の悪運男』の感想・評価・レビュー
映画『グリンゴ最強の悪運男』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ

映画『グリンゴ最強の悪運男』の作品情報

出典：https://video.unext.jp/title/SID0048641

製作年	2018年
上映時間	110分
ジャンル	コメディ
監督	ナッシュ・エドガートン
キャスト	デヴィッド・オイェロウォシャーリーズ・セロンジョエル・エドガートンアマンダ・サイフリッドタンディ・ニュートンシャールト・コプリーユル・ヴァスケス
製作国	アメリカ

映画『グリンゴ最強の悪運男』の登場人物（キャスト）

ハロルド・ソインカ（デヴィッド・オイェロウォ）: 友人のリチャードの製薬会社で働いている。真面目に働き、家庭も大事にしているのだが、運のない男。しかし、明るくお人好しなため誰からも好かれる存在で、周囲の人々に助けられ不運を乗り越えていく。
リチャード・ラスク（ジョエル・エドガートン）: ハロルドの友人で、製薬会社の社長。口がうまく知恵もあるため色々と悪事を働いているが、成功した人生を送っている。女癖も悪く、いろいろな女性に手を出している。
エレーン・マーキンソン（シャーリーズ・セロン）: リチャードの会社の共同経営者。頭が良く、冷徹なキャリアウーマン。金儲けのことしか頭になく、女の武器を使いながらビジネスを成功させている。
エンジェル（ユル・ヴァスケス）: メキシコ現地の運転手。ハロルドに工場やレストランなどを案内してくれる。寡黙な男性であまり笑わないが、ハロルドとは仲が良い。
ミッチ・ラスク（シャールト・コプリー）: リチャードの兄。腕のいい元雇われ兵。昔は悪い仕事を請け負ったりしていたが、今は改心し、慈善活動をしている。聖書を熟読するなど、信仰心も深い。
マイルズ（ハリー・トレッダウェイ）: お金が欲しいため、運び屋の仕事を引き受けた青年。ギターを売る仕事をしている。
サニー（アマンダ・サイフリッド）: マイルズの彼女。誠実な女性。マイルズと同じギター屋で働いている。
ヴィリェガス（カルロス・コロナ）: メキシコの麻薬組織ブラックパンサーのボス。ビートルズが好きで、自分と嗜好の合わない人間には容赦せず、残虐行為を行う。

映画『グリンゴ最強の悪運男』のネタバレあらすじ（ストーリー解説）

映画『グリンゴ最強の悪運男』のストーリー（あらすじ）を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『グリンゴ最強の悪運男』のあらすじ【起】

ハロルドは、友人であるリチャードが経営する製薬会社で業務管理部長として働いていた。

ある日、友人のスチューからもうすぐ会社が買収されることを知らされ、「リチャードを信用するな」と忠告を受ける。

同じ頃、ハロルドの担当するメキシコ支部で医療用大麻の在庫問題が起こった。リチャードと会社の共同経営者であるエレーンとともに、ハロルドはメキシコに向かった。そこで、メキシコの麻薬組織ブラックパンサーに医療用大麻が売られていたことが発覚した。

一方、青年マイルズは2万ドルと引き換えに麻薬の運び屋を引き受ける。行先はメキシコ。彼女のサニーも旅行だと言って連れていくことにした。

メキシコでの夜、ハロルドは会社の買収話が本当であることを知る。友人のリチャードの裏切りに憤慨し、ネット通話で妻のボニーに愚痴をこぼした。しかし、追い打ちをかけるように「私不倫してるの」と離婚を言い渡されてしまう。

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映画『グリンゴ最強の悪運男』のあらすじ【承】

お金もなく、仕事も妻も失いそうなハロルドは、自身が誘拐され身代金を会社に要求するという誘拐事件を思いつく。

暴行されている風に装うため青年2人を雇い、ハロルドは会社に電話をかけて必死に助けを求めた。しかし、リチャードとエレーンは「何とかする」とだけ言って電話を切ってしまう。だがリチャードは「ハロルドに500万ドルは高すぎる、メキシコ工場に警察が来られては困る」と結論を出し、代わりに元雇われ兵であった兄ミッチに捜索を依頼した。ミッチは活動資金100万ドルと引き換えに承諾した。

誘拐工作が失敗に終わったと思ったハロルドは、バーで飲み倒していた。そして、次のバーへ行こうと誘ってきたブラックパンサーの手下2人に拉致されてしまう。彼らは、医療用大麻の在庫問題でこれ以上取引ができないと言われたため、薬の製造法が保管されている金庫を開けるためのハロルドの指紋を狙っていたのだった。

命からがら捕らわれていた車から脱出したハロルド。彼を助けたのは、旅行中のマイルズとサニーだった。2人は彼をホテルまで連れていき介抱した。

映画『グリンゴ最強の悪運男』のあらすじ【転】

ホテルで手当てを受け、元気を取り戻したハロルドだったが、再び突然ブラックパンサーの男たちが襲ってきた。

しかし、連れていかれそうになったハロルドを、今度はミッチが突入してきて助け出した。そしてミッチは、誘拐が虚言であることを見抜く。

もはや何もなくなったハロルドは、「帰る意味がない、一緒に身代金をだまし取ろう」とミッチに持ち掛けた。

ミッチも計画に乗り、リチャードにネット通話で身代金の話をした。するとリチャードは、「身代金は払わない、代わりにハロルドが死んだら会社に生命保険金が入るから、彼を殺してくれ」とミッチに頼んできたのだった。

殺しの報奨金欲しさに、ハロルドを殺すことを引き受けたミッチだったが、すんでのところで良心が痛み、思いとどまった。

ハロルドとミッチが話し合っていると突然、車が突っ込んできてミッチは海へ突き落されてしまう。
そしてハロルドは車に乗せられ、ブラックパンサーのボス・ヴィリェガスのところへ連れていかれた。そこで、製薬工場へ行って麻薬の製造方法を手に入れてくれば無事に帰してやると言われ、ハロルドは恐怖のあまり従うしかなかった。

映画『グリンゴ最強の悪運男』の結末・ラスト（ネタバレ）

製薬工場につくと、警察隊が駆け付けてきた。現場は、麻薬組織と警察組織の争いとなった。
銃弾が飛び交う中、命からがら車に乗り込むハロルドを手助けしたのは、メキシコで運転手をしてくれたエンジェルだった。彼は実は麻薬局の人間で、麻薬組織を調査しておりハロルドの工場も調査していたというのだ。
エンジェルとハロルドは必死で逃げるが、乗っていた車が横転してしまう。2人が這いつくばって車から脱出すると、すぐさま敵に銃で狙われるが、車で駆け付けたミッチに命を救われる。しかし、ミッチは射殺されてしまう。
起き上がる気力もないまま、地面に横たわるハロルドとエンジェル。ハロルドはエンジェルに、リチャードのパソコンから抜いたデータを渡して、これがあれば彼を逮捕できると伝えた。
そしてハロルドは、ミッチの乗ってきた車に乗り込み、その場から姿を消したのだった。
その後、ブラックパンサーのボスは逮捕され、またリチャードもハロルドの証拠のおかげで逮捕された。エレーンは警察に、「怖い思いをした」と泣く芝居をして逮捕を免れた。
ハロルドはというと、メキシコの地で、新たな人生を歩んでいるのだった。

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