この記事では、映画『シアター・ナイトメア』のストーリー(あらすじ)をネタバレありで結末まで起承転結で分かりやすく簡単に解説していきます。
また、映画ライターや読者による映画感想も数多く掲載中または掲載予定です。
映画『シアター・ナイトメア』の作品情報
出典:https://video.unext.jp/title/SID0012000
製作年 | 2014年 |
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上映時間 | 89分 |
ジャンル | サスペンス |
監督 | フィル・ホーキンズ |
キャスト | ロバート・イングランド フィン・ジョーンズ エミリー・バリントン マラカイ・カービー |
製作国 | イギリス |
映画『シアター・ナイトメア』の登場人物(キャスト)
- スチュアート(ロバート・イングランド)
- 25年間映写技師の年老いた男。真面目でこだわりが強い。映画をこよなく愛しており、今まで仕事で培ってきたものに誇りと自信を持っている。融通の利かない性格のため、デジタル化を進める会社や上司と衝突し、厄介者扱いされている。
- マーティン(フィン・ジョーンズ)
- アリーと付き合っている若い男。アリーと肉体関係を持ちたいと思っているが、なかなか関係が進まないのでじれったく思っている。根は真面目で正義感もあり、アリーを大切にしている。
- アリー(エミリー・バーリントン)
- マーティンの彼女。頭が良く口達者で、マーティンとの関係の主導権を握っている。小さなことにはこだわらないタイプで、映画好き。
- クライヴ(マラカイ・カービー)
- スチュアートの勤める映画館の支配人で、年下上司。映画館を時代に合わせ進化させようと尽力しているも、スチュアートが言うことを聞かないため手を焼いている。
映画『シアター・ナイトメア』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)
映画『シアター・ナイトメア』のあらすじ【起】
スチュアートは映写技師を長年務めてきた男。彼にとって映画は、人生の一部であり誇りであった。しかし今は、映画のデジタル化により仕事を追われ、年下の若者ともに掃除や売店の仕事をさせられている。スチュアートが長年培ってきた技術やノウハウは時代遅れだと否定され、 彼は会社の新しい方針にも反抗的な態度をとるため、映写室を立入禁止にされていた。
彼は、日々の鬱憤や屈辱感をはらすため、誰もが驚くような「本物」のホラー映画を作ることを考えるようになっていった。
ある日、若いカップルのマーティンとアリーが、レイトショーをみるためスチュアートの勤める映画館にやってきた。
2人は映画の前に売店に行き、スチュアートに注文をする。彼は、ポンプが壊れているから味見して、と言いながら飲み物をアリーに渡した。彼女は少し飲んで、確かに変な味がすると言って返し、2人はそのまま劇場へ入った。
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映画『シアター・ナイトメア』のあらすじ【承】
上映が始まり、スチュアートは上司のクライヴの連絡も無視し、決意したように何かの作業を進めていた。
スチュアートが作業していたところにクライヴがやってきて、2人は言い合いになった。憤慨するクライヴをスチュアートはビデオカメラで撮影した。そして、クライヴを襲い、薬で眠らせてしまった。
一方、マーティンとアリーは貸し切り状態で映画を楽しんでいた。しかし、映画は中断されてしまい、2人は劇場の外に出た。
その後、アリーは気分が悪いと言いトイレへ行ったまま帰ってこず、映画館内の人影は消え、出入り口も閉鎖されてしまう。心配になったマーティンはアリーを探した。
マーティンがアリーを探して劇場の中に入ると、突然、アリーと自分が映画館に入る前から今までの様子が映画のように編集され、スクリーンに映し出された。そして、最後に捕らわれたアリーの姿が現れ、映画の主役は君だと伝えられる。
マーティンはスクリーンに映し出される指示に、次々と従わされた。そして、指定された映画館の座席の下から、弾が一発だけ入った拳銃を手に入れる。
映画『シアター・ナイトメア』のあらすじ【転】
マーティンは、アリーを探し回るも見つからない。逆上する彼にスチュアートは、ロビーで会おうと指示を出す。
ロビーで待っていたマーティンの前に現れたのは、フラフラになったクライヴだった。彼は絞殺される役として、気絶する寸前のところまで撮影され、解放されたのだった。
マーティンはクレイヴを犯人だと思い込んでもみ合いになった末、射殺してしまう。
うろたえるマーティンにスチュアートは、すべて録画しているとロビーのスクリーンに表示し、さらに支配していった。「アリーの居場所を教えてやるから」と、クライヴの財布を抜き取らせ、レジから金を盗ませた。マーティンは、もはやスチュアートの指示どおりにするしかなかった。
アリーを見つけ出したマーティンは、盗んだ財布と大金を彼女に見られてしまう。さらにアリーに薬を飲ませて暴行しようとしたと勘違いされ、2人は言い合いになる。
突然、「マーティンは殺人犯なので注意するように」と館内放送が流れた。アリーは混乱し、マーティンをさらに激しく責め立てた。格闘する2人のもとにスチュアートが背後から現れ、マーティンを殴り気絶させた。
映画『シアター・ナイトメア』の結末・ラスト(ネタバレ)
スチュアートはアリーを介抱し、マーティンが射殺した瞬間の映像も見せて、彼女の信頼を得ていった。
意識の戻ったマーティンは、アリーを探して歩きだした。スチュアートはアリーに警察に電話させている隙に、「10分後に彼女を殺す」と時計のカウントをモニターに表示し、それをみたマーティンを精神的に追い詰めていった。そして、屋上までアリーを追いかけてくるよう仕向けた。
屋上への道筋、マーティンを発見したスチュアートは彼を挑発する。弾を入れた拳銃を置いておき、銃をもって自分を追いかけさせるよう仕向けたのだ。
スチュアートの思惑通りにマーティンは、銃を持って追いかけてきた。警察も駆け付け、マーティンは銃をもった殺人犯だと認識されてしまう。
スチュアートとアリーを追い詰めたマーティンは、警察に銃を捨てるよう説得されるが、焦るあまり撃とうとしてしまう。そしてマーティンは、警官に射殺されてしまったのだった。
スチュアートは警察に疑われることもなく、警察にもアリーにも感謝された。
彼はその後、カメラに収めた映像を編集し、完成した映画をひっそりと楽しんだのだった。
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映画『シアター・ナイトメア』のネタバレあらすじ結末と感想まとめ
以上、映画『シアター・ナイトメア』のネタバレあらすじ結末と感想について紹介しました。
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