映画『花より男子ファイナル』の概要:2008年公開の日本映画。原作は人気少女漫画・花より男子であり、本作品は2から4年後を描いている。結婚が決まった道明寺司と牧野つくしに降りかかる数々のトラブルを、ラスベガスや香港ロケを用いた壮大なスケール感が魅力の作品である。
映画『花より男子ファイナル』 作品情報
- 製作年:2008年
- 上映時間:131分
- ジャンル:ラブストーリー
- 監督:石井康晴
- キャスト:井上真央、松本潤、小栗旬、松田翔太 etc
映画『花より男子ファイナル』 評価
- 点数:80点/100点
- オススメ度:★★★★☆
- ストーリー:★★★★☆
- キャスト起用:★★★★☆
- 映像技術:★★★☆☆
- 演出:★★★★☆
- 設定:★★★★☆
映画『花より男子ファイナル』 あらすじネタバレ(ストーリー解説)
映画『花より男子ファイナル』のあらすじを紹介します。※ネタバレ含む
映画『花より男子ファイナル』 あらすじ【起・承】
道明寺司と牧野つくしが婚約発表をした。
世界の道明寺財閥の後継者である道明寺らしくそのニュースは世界中に発信。
結納の日。
司の母である楓から、道明に代々受け継がれている100億もする高額なティアラを送られたつくしは感激していた。
その夜のこと。
ゴージャスなホテルで宿泊しようと部屋に着いた2人は、何者かに部屋を荒らされティアラが盗まれていることに気がつく。
非常事態に困惑する2人だったが、まずティアラを探し出さないと結婚さえ危ぶまれ、大変なことになると判断。
すると宿泊しているホテルのオーナーもグルであることが明らかになる。
すぐさま2人はオーナーがいるというラスベガスに向かった。
しかしオーナーは何も知らないということが判明。
そんな時だった。
ラスベガスに残りのF3が集結してくれた。
そこで道明寺はことの一部始終を説明し相談に乗ってもらう。
すると美作が、そのティアラが香港の闇オークションに出品されることになったという情報を入手。
5人はすぐさま香港に向かった。
映画『花より男子ファイナル』 結末・ラスト(ネタバレ)
香港に移動した5人。
いよいよ闇のオークションに参加し、ティアラの出品を確かめた彼らは600億円で見事落札する。
この金額のすごさに道明寺との身分の違いを思いしったつくしは、本当にこの結婚が正しいのか悩み始める。
そんな時だった。
1人休んでいたオークション会場の屋上からふっと下を見ると、花沢類の姿が。
しかも一緒にいるのはあのティアラを盗んだ男だった。
この行動を怪しく思うつくしは思いきって道明寺に相談する。
しかし親友を疑ったつくしに怒りをあらわにした。
香港からプライベートジェットに乗った二人は、まだきまずいままである。
しかし着いた場所は日本では無く無人島だった。
どういうことか理解に苦しむ二人だった。
だが喉も渇くし、食事もとりたい二人は次第に歩み寄り仲直りする。
そしてこの無人島での何も無いサバイバル体験で、お互いの有り難みや愛を実感することになった。
そんな時1台のヘリコプターが現れる。
中にいるのはティアラを盗んだ男であった。
連れて行かれたのは京都、そこにいたのはある初老の男だった。
彼は道明寺の母の古い友人であり頼まれたのだという。
母親の行動に頭にくる司だったが、実は依頼したのはつくしの両親だったのだ。
あまりに身分の違う結婚に本当に幸せになれるのか不安に思い、相談したのだという。
今回のことで結婚する意思が強くなったという道明寺。
改めてつくしの両親に誓うのだった。
ついに結婚式。
思い出の恵比寿で純白のドレスに身を包んだつくしは、大事な人たちに見守られ司と誓いのキスをした。
1年後。
思い出の無人島にいる二人、お腹には家族がもう一人増えていた。
映画『花より男子ファイナル』 感想・評価・レビュー(ネタバレ)
映画『花より男子ファイナル』について、感想・レビュー・解説・考察です。※ネタバレ含む
松本潤のプロモーションビデオ
何を見せられているのだろう?と疑問に持つような松本潤が大好きな人へ送る仕様になっている。
花より男子ファンには要らないサービスで、映画を少しでも嵐や彼自身のファンに見に来て欲しいという嫌らしさが全開である。
特に無人島でのシーンには、不必要な体の露出も多くやめてほしかった。
それよりも登場人物の絡みやドラマをもう少し組み込めなかったものかと言いたいところである。
結婚するところまでのラスト
本作品の良いところ、それはこの二人が結婚するところまで描いているところである。
原作が漫画だと意外にも単純でいかにものオチは待っていないことが多く、あとは観客にお任せします的なものに頭に来ることがある。
しかし本作品は違う。
あくまで少女漫画の世界を大事にし、ファンの心理を汲み取っている。
そう、観ているものはハッピーエンドを願っているのだ。
いかにもすぎる展開結構。
このエンディングはかなり良かった。
登場人物の薄さ
全編に渡りF4での出演が少ない。
ドラマとしての続編としてみると勿体なく、もっと絡んで欲しかった。
俳優として見たいというよりも、この作品に置いてはキャラクターの辛みが楽しみなのである。
そこが残念極まりないという感想である。
キャストがより豪華になっていますが、ストーリーとしてはツッコミどころは多いです。ホテルのガラスが割れ、後ですぐ元通りになっているシーンや、つくしが熊を倒すシーン、類たちは真相を知っていたのかなど。
滋や先輩などこれまで出てきたキャラクターがちょっとでも登場するのは嬉しいですね。司とつくしはあまりに価値観が違い、結婚後はやっていけるの?という疑問があったのでこういうストーリーはコミックの補完のようで良いです。(女性 30代)
映画化&ファイナルに相応しい豪華な作品だった。突っ込みたくなる部分はあったものの、コミカルな作品なのでそこも含めておもしろかった。
道明寺司と牧野つくしがきちんと結ばれる結末を迎えることができて幸せな気持ちになったのと同時に、もう二人の姿を見ることができないのかと寂しい気持ちにもなった。原作の漫画にピッタリと嵌まるキャスティングは、見事だったと思う。さすがに映画だけでは楽しめないと思うので、ドラマ版を含めて見て欲しい作品。(女性 30代)
映画『花より男子ファイナル』 まとめ
人気漫画の原作作品は外れが多い。
これは鉄板である。
しかしこれを裏切ったのが本作品のドラマ版だった。
あまりの人気ぶりに映画ができ、そこで完結させるスタイルはかなり好意を持てる。
女子のファンが多いF4のキャラクターに違和感無くぴったりの俳優をキャスティングしたことで非常に話題をさらった。
しかも調子にのって次を作らなかったのが良いところだ。
お金もうけでどんどん出したいところだが、しなかった。
そのおかげでいつまでもこの作品は落ちぶれずに済んでいる。
みんなの感想・レビュー
まつじゅんに本当にキュンキュンする
なかなか面白い。でもまだ謎がいっぱいF43人はすべて知っていたのか?知っていたうえでラスベガスにいったのか?オークションにF4が来てるのは予定外と話してたし類に聞いてといったが類は道明寺からはっきり盗まれたことは聞いていない。その前に仕掛け聞いてたのか他の二人も知ってて類から聞いたと話したのかが無人島に熊いないと思う。殴って倒せる訳がないしドラマの質がおとるのでは、無人島で食べものがろくにないのにあんなに泳ぐ力があるだろうか痩せていくはす、水も汚い飲み水だろうし、生きているからすごい❗最後なぜ無人島?船でいくの?ヘリコプターは砂浜無理だよ❗