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映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』の概要:松前緒花は祖母が女将を務める温泉旅館「喜翆荘」で仲居として働いていた。ひょんなことから古い業務日誌を見つけ、若かりし頃の母と亡き父の姿を垣間見る。そこには、緒花と同じように将来や恋に悩む母の姿があった。

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映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』の作品情報

劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME

製作年:2013年
上映時間:66分
ジャンル:ヒューマンドラマ、アニメ
監督:安藤真裕
キャスト:伊藤かな恵、小見川千明、豊崎愛生、戸松遥 etc

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』の登場人物(キャスト)

松前緒花(伊藤かな恵)
女子高生。奔放な母のことが理解できずにいる。父親は他界している。現在は祖母が女将を務める温泉旅館「喜翆荘」で仲居として働いている。
鶴来民子(小見川千明)
温泉旅館「喜翆荘」で板前見習いとして働いている。素直じゃない性格で、言葉がきつい。
押水菜子(豊崎愛生)
温泉旅館「喜翆荘」で仲居のアルバイトをしている。両親が働いているため、妹達の面倒を見ている。
和倉結名(戸松遥)
温泉旅館「喜翆荘」のライバル旅館、「福屋」の1人娘。天然なところがあり、周囲をよく振り回している。天真爛漫な性格。
松前皐月(本田貴子)
緒花の母。フリーライター。緒花の父とは温泉旅館「喜翆荘」で出会った。母のスイとは折り合いが悪く、現在勘当されている状態。

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』のネタバレあらすじ(ストーリー解説)

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』のストーリー(あらすじ)を結末・ラストまでわかりやすく簡単に解説しています。この先、ネタバレを含んでいるためご注意ください。

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』のあらすじ【起】

高校生の松前緒花は、祖母である四十万スイが経営する温泉旅館「喜翆荘」で仲居として働いていた。仕事に慣れてきたのは良かったが、働き始めた頃に思っていた「輝きたい」という気持ちが薄れてきていることに複雑な思いを感じていた。

緒花のクラスメイトで、「喜翆荘」のライバル旅館「福屋」の1人娘である和倉結名が、女将修行をするために「喜翆荘」で働くことになった。緒花は祖母に頼まれ、結名の面倒を見ることになる。結名の天然なところに振り回された緒花は、厄介ごとを押しつけられたように感じ肩を落とした。

緒花は蒲団のシーツの敷き方を結名に教えた。だが、結名は上手くすることができなかった。「喜翆荘」の仲居頭である輪島巴は2人の様子を見かね、コツを教えた。すると、結名は上手にシーツを敷くことができた。喜んだ結名は、うっかり不用意な発言をして巴を怒らせてしまう。

「喜翆荘」で仲居のアルバイトをしている押水菜子は、両親が仕事で不在のため家のことをして妹の面倒も見ていた。緒花はそんな菜子に、理想の母親像を重ねる。緒花の母の皐月は参観日には来てくれず、緒花の気持ちを汲んでくれるような人物ではなかった。緒花も奔放な母のことが理解できず、2人の関係にはどこか溝があった。

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映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』のあらすじ【承】

結名は古くなった浴衣を倉庫に片付けようとして、転けてしまい滅茶苦茶にしてしまう。窓を開けて換気をする際、木の手入れをしているのが見えた。派手な仕事がしたいと思っていた結名は、倉庫を片付けるのを放っておいて木の枝の伐採を行った。

緒花は滅茶苦茶になった倉庫の中で、「喜翆荘」の営繕担当である助川電六(通称、豆じい)がつけている古い業務日誌を見つける。そこには、まかないやお客さんのことまで細かく記されていた。そして、皐月が上京しようとした際、スイと衝突して「輝きたい!」と言っていたことが書かれていた。

スイは夫を亡くした後、女将として身を粉にして働いていた。一方、女子高生の皐月は家を出ることを望んでおり、東京の大学に行こうとしていた。このまま家にいれば自分は腐ってしまい、「輝くこと」ができないと思っていた。皐月はスイとそのことで口論になってしまい、酷い言葉を言ってしまう。

緒花は業務日誌に書かれている内容だけでは若い頃に母に何があったのか理解できなかったが、自分と同じように「輝きたい」と思っていたことに驚く。そして、業務日誌に書かれていたお客のカメラマン(松前綾人)が、亡くなった自分の父親だと気づく。緒花の両親は「喜翆荘」で出会っていた。

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』のあらすじ【転】

皐月はスイに酷い言葉を言ってしまったことを後悔していた。そして、「輝きたい」と言いながらも、東京で何がしたいか分からずに悩んでいた。皐月は苦しんでいる胸の内を綾人に話した。綾人は皐月を撮った写真を渡し、たくさん悩んでいる過程でも綺麗に輝いているのだと教えた。皐月は綾人への思いが溢れ、告白してキスをしてしまう。恥ずかしくなった皐月は、その場を逃げ出した。その時、綾人にプレゼントされた写真をその場に忘れてしまう。綾人は東京に帰ることになり、皐月の弟の縁に写真を託した。

皐月は綾人と一緒に働くため、編集者になることを決意する。スイに頭を下げ、夢を追いかけさせて欲しいと頼んだ。古い業務日誌には「皐月がやりたいことを見つけた」と書かれていた。業務日誌を読んでいた緒花は、大人だと思っていた母にも悩んでいた時期があることを知り衝撃を受ける。

緒花は母が恋をしていた事実を知り、幼馴染の種村孝一のことを思い出す。孝一は緒花に思いを寄せていたが、緒花は恥ずかしさからなかなか素直になれずにいた。一方、板前見習いの鶴来民子は、先輩の宮岸徹からダメ出しを受け練習をしていた。しかし、なかなか満足いくような料理を作ることができなかった。

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』の結末・ラスト(ネタバレ)

工事のため、今日一日電気を使うことはできなかった。しかし、大きな混乱もなく、「喜翆荘」の業務は終わろうとしていた。結名も「喜翆荘」での仕事に慣れ、周囲と息の合った働きをしていた。緒花はそんな結名の様子を見て安堵する。

周囲一帯の電気工事は終わったが、アクシデントにより「喜翆荘」は引き続き電気が使えなくなる。従業員達が混乱する中、スイは今できることをするよう指示を出した。菜子は家のことが気にかかっていたが、現在の状況で1人だけ帰ることはできなかった。そんな時、妹の行方が分からなくなったと、弟から菜子の携帯に連絡が入る。菜子は妹を探すために飛び出していった。スイは菜子の傍にいるよう緒花に指示した。

菜子の携帯に母から連絡が入った。母は仕事で抜け出せないため、警察に連絡を取っていた。菜子は母がいなければ意味がないのだと責め、傍にいて欲しいと泣きながら思いを伝えた。緒花はそんな菜子の様子を見て、母に放っておかれて悲しかった幼き日々を思い出す。

その後、緒花達は菜子の妹を無事に見つける。「喜翆荘」に戻ると、電気の代わりにろうそくを並べて照明代わりにしていた。そのアイデアを考えたのは、結名だった。客達はろうそくの灯りを喜んでいた。一方、菜子の携帯に母からメールが入る。そこには、菜子の妹の遠足に一緒に行けるようになったことが書かれていた。

緒花が板場に行くと、民子が菜子の妹のためにお弁当を作っていた。それを見て、菜子の妹のことがきちんと考えられていると思った。民子はその言葉を聞き、今まで食べる相手のことを考えて料理を作っていなかったことに気づく。徹がダメ出ししたのは、それが原因だった。

緒花と名付けたのは、綾人だった。ハワイの言葉で「家族」という意味の「オハナ」からつけられた名前だった。

映画『劇場版 花咲くいろは HOME SWEET HOME』の感想・評価・レビュー

悩みながらも一生懸命前向きに頑張る主人公の松前緒花が可愛かった。2011年に放送されていたアニメの劇場版作品のため、アニメを見てからの方が登場人物達の関係性がよく分かると思う。話がコンパクトに纏められていて見やすかったが、緒花と皐月が話しているところや、皐月と綾人の恋愛部分など、色んなシーンがもっと見たかったなと思う。緒花の祖母のスイの厳格だけれども従業員に慕われているところが、女性としてカッコいいなと思った。(MIHOシネマ編集部)


TVシリーズの続編なので、これ単品で見たら登場人物の感情に寄り添いきれないのが残念なところ。物語としてはTVシリーズで完結してしまい、時間を戻しての追加エピソードなので続編を希望していた自分としては残念ポイント。

主人公というより、主人公のお母さんに焦点を当てた話だった。緒花の活躍があまりないのも物足りないところ。とは言え、今より若かった頃のキャラクター達の姿が見れるのでエピソード0としては楽しむことができた。(男性 30代)

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